ヘリウム ガス 不足。 ヘリウムガスの販売停止について(第二報)

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ヘリウムの特徴としてよく挙げられるのは「貴ガス」であることです。 まずはこの貴ガスについて解説していきます。 貴ガスは周期表の一番右側の列にあるヘリウム、ネオン、アルゴンなどのことです。 貴ガスが持つ最大の特徴は反応性が非常に乏しいことになります。 貴ガスは他の物質と混ぜても原則として反応することはなく、非常に安定です。 このような性質から、貴ガスは不活性ガスと呼ばれることもあります。 この呼び名は貴ガスの性質をよく表していているために現在でもよく使われますが、元素番号54のキセノン Xe が他の元素と化合物をつくることが発見されて以来は適切な呼び名ではなくなってしまいました。 とはいえ、キセノンも特別な条件下でなければ化合物をつくることはなく、安定な気体です。 また、貴ガスは「希ガス」と書かれることも多くあります。 こちらの表現の方が馴染みがある、という方も多いのではないでしょうか?以前は「珍しい気体」という意味で「希ガス」と呼ばれていましたが、実はそこまで珍しいものでもありません。 みなさんは、大気中に含まれる気体のうち3番目に多いものは何だと思いますか?1位窒素、2位酸素の次は二酸化炭素だとよく勘違いされますが、実は貴ガスのアルゴンなのです。 このような理由から、現在では希ガスという表記は適当ではないとされています。 ヘリウムは貴ガスの中でも最も軽い気体であるという特徴があります。 ヘリウムが周期表の中でどこにあるか思い出してみましょう。 ヘリウムは周期表の1番右上に位置していて、その原子番号は2になります。 原子番号はおおよそ、その原子の重さ(原子量)の順です。 すなわち、 ヘリウムは2番目に軽い元素ということになります。 多くの気体は水素 H2 や酸素 O2 のような2原子分子です。 そのため原子番号の順だけで気体の重さの順を決めることはできません。 しかし気体分子の構造まで加味しても、 ヘリウムは水素について2番目に軽い気体として知られています。 ヘリウムを入れた風船が大気中で浮いているのはこような理由からだったのですね。

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【2019年

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お疲れ様です。 ミスター高圧ガスと申します。 ポイントを整理すると以下のようになります。 (1)ヘリウムは天然物で合成ができません。 すべて天然ガス田から天然ガスと一緒に自然に発生するものを捕集しているだけです。 産地は北米に集中しています。 これは新聞には書いてありませんが事実です。 (2)ヘリウムの生産量は約1億6800立方メートル(2010年)。 うち約75%を米国が占める。 日本は世界の需要の1割弱を占める。 日本ではヘリウムが採掘できないので全量を輸入に頼っている。 95%は米国からの輸入。 (3)2000年以降、中国やインドなどの新興国を中心にMRIの医療用や工業用の需要が急増。 ここ10年でヘリウムの輸入価格は3倍以上に高騰している。 (4)さらに今年は米国の天然ガス生産設備の不具合があり需給がさらに逼迫している。 世界的な需給の改善は早くても来週以降となるとみられている。 ヘリウムは水素に次いで軽い気体のため、風船やバルーン飛行船などに使われていますが、すべての気体の中では最も沸点が低くMRIや低温の実験用に使用されています。 重要性の高いところに供給が優先されるので、今後風船などに使用するヘリウムガスの供給はかなり厳しい状態が続くでしょうね。 以上のことからもわかるように、原因については複合的なものであり発端は何かというものではありませんね。 また、天然資源であり、現在の科学技術では人工的に作り出すことができるわけではないので、供給については残念ながら今後も改善される見込みは少ないと考えていいかと思います。 まず私はバルーンアーティストで、ヘリウムガス問題の直撃を受けている当事者と申しておきます。 原因ですが、一般的に伝えられているのはアメリカのプラントが定期検査中にトラブルが見つかり、その修理が長引いているうえに、別のプラントでもトラブルが見つかり、さらに先日のハリケーンによるトラブルがまた別のプラントで起きた、ということらしいです。 そもそもの発端はアルジェリアのプラントのトラブルで、アルジェリアに依存していたヨーロッパのヘリウム需要がアメリカに殺到して逼迫していたところに、アメリカのプラントのトラブルが同時多発的に発生した、というのが事の真相のようです。 来年春には収まる、という見方がありますが、これはカタールの新プラントが稼働した場合です。 この新プラントは日本のとあるサプライヤーが2010年の段階で優先供給の契約を結んでいます。 しかしこれが遅れに遅れているようです。 そもそもこのプラントは来年1月稼働開始の予定でした。 予定通り来年1月に稼働開始ていれば、12月分の需要は国内在庫で乗り切れたはずで、それが遅れているがゆえにこの問題になっています。 新たな予定が来年5月ごろ、ということだそうですが、これも当てになりません。 そうなると変化を強いられるのがイベント業界やブライダル業界で、これまで見られたバルーンリリースやバルーン演出が一気に廃れてしまうことになります。 何らかの代わりのものにとってかわられるでしょう。 私は来年の春3月ごろがこの問題のめど、と考えています。 来年3月ごろまでに5月ごろからの安定供給のめどが立たない、と判断した場合、今やっているバルーンアートの仕事を廃業・清算する方針です。 市場が縮小するのですから、撤退はやむを得ません。 MRIの超伝導磁石は今はニオブチタンで液体ヘリウムじゃないと冷却できないが ヘリウムが大変もったいない 最近液体窒素で冷却できるビスマス系などが開発されてる しかし、セラミック系の高温超伝導はコイルにするのが難しくて引っかかってた しかし、コイルもぼちぼちできてきたから 新しいMRIはそっちへ切り替わると思うけど 買っちゃったMRIはヘリウムを食い続けるでしょうね・・・ 磁石の交換ができる仕様で設計されてるといいけど 多分あふぉな設計者が磁石交換不能な仕様で作ってるだろうな モナズ石というトリウム鉱石がインドで産出するんだけど レアアースと核燃料とリンの集合体の上、焼くとヘリウムが出てくる これが有効活用されるといいんですけどね ヘリウムガスのひっ迫した状況は当分続くとみておいた方がいいのかもしれませんね。 現在の世界のヘリウム生産能力は年間1億7千万立方m強。 でも需要も年間1億7千万立方m近くで、ガスの貯蔵には ほとんど回らない状況。 一方で、消費は2010年時点でアメリカは7040万立方m、日本は1440万立方mでアメリカに次ぐ第2の消費国。 また、中国は900万立方m、韓国は720万立方mですが、今後の予測として日本は今後も消費は横ばいの一方で 医療用MRIの冷却用液体ヘリウムや半導体・光ファイバー製造用途などで今後中国をはじめとするアジア地域の 需要の拡大で、特に中国は年8-9%の伸びで、2016年には中国は日本の消費量を追い抜くほか、韓国や台湾も 日本以上に消費が伸びる恐れもあるとみられています。 (岩谷産業の推計で中国における医療用MRIの導入数は約2000台。 日本では医療用MRIは約4000台だが、 中国が日本の人口の約10倍いることを考えると今後も、医療用MRI導入に伴う液体ヘリウムの消費の増大の 可能性が高い。 ) ヘリウムガスの供給取引は基本は長期契約なので、世界的規模のヘリウムガスの需要の拡大で、医療用MRIや 半導体工場など定期的で重要な分野への供給が優先され、ガス業者が消費者の単発(スポット)受注にこたえられない事例も 出てくるのかもしれません。

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ヘリウム枯渇危機、一気に解消か タンザニアに巨大ガス田 初めて探知・発見に成功

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2019年11月、日本物理学会などのヘリウムを研究で使用する学会らが国をあげてヘリウムの安定供給に取り組むよう緊急声明を発表しました。 ヘリウムは半導体や光ファイバーなどの工業製品の製造や研究開発、またMRIなどの医療機器など多くの場所で利用されています。 そんなヘリウムは10年前よりも輸入価格が3倍に上昇し、研究開発用のヘリウムが不足している状況です。 このままでは半導体や光ファイバーなどの研究開発に大きな影響がでることや、さらにヘリウム不足が深刻化すれば一部の医療機器の使用が困難になってしまう可能性が考えられます。 今回はなぜこのようなことが起きているのか?また日本ではなぜヘリウムは生産されていないのか?解説していこうと思います。 ヘリウム ヘリウムは無味、無臭、無色で水素に次ぐ軽い気体であり、貴ガスの一種です。 その軽さから気球や小型飛行船に使われたり、身近なところではパーティ用の声を変える道具としても使われていますよね。 そんなヘリウムは大気中にはわずか5 ppm(0. 005%)しか含まれておらず、空気から単利することは難しく、天然ガスより分離、精製されるのです。 また、ヘリウムは太陽を構成する元素であると考えられたため、名前の由来はギリシャ神話の太陽神である「ヘリオス」からきています。 ヘリウムがなぜ不足しているのか? 先ほども言った通り、ヘリウムは空気中に微量しか含まれておらず、空気中から単離することは極めて困難です。 そのためヘリウムが多く含まれている天然ガスから単離する必要があります。。 そして、このヘリウムが多く含まれる(0. 5%~1%)天然ガスの井戸は地球上の一部の地域に偏在しており、一部の地域でしか生産できないのです。 残念ながら日本にはヘリウムを多く含む天然ガスの井戸は無く、ヘリウムを生産することはできません。 現在ヘリウムの生産量第1位はアメリカであり、その生産量は世界の60%を占めており、カタール、アルジェリア、ポーランドやロシアなどが続いています。 日本は自国で生産ができないため、完全にこれらの国からの輸入に頼り切っている状況であり、アメリカの状況が変化しつつあるためヘリウムの供給が不足しているのです。 アメリカ政府の管理下にあった世界最大のヘリウム貯蔵施設がまもなく民営化されるということ。 また、アメリカがこれまでの天然ガスではなく、シュールガスの生産にに力を入れだしたことによる生産量の低下が大きな原因として挙げられます。 シュールガスとは頁岩と呼ばれる堆積岩の層から採取される天然ガスで化石燃料の一種です。 そして、さらには中国などが研究によるヘリウムの需要が大きくなり、需要が増えたにも関わらず生産が減っているので、ヘリウムが不足しているのです。 さいごに ヘリウムは研究だけでなく医療現場にも欠かせない存在です。 そのため不足が深刻になれば大変な問題となると考えられます。 これから再利用するための技術を確立したり、国内に大きな貯蔵施設を作る必要があるということです。 ただ、生産量世界2位のカタールやロシアがアメリカに代わり大きくヘリウムの生産に力を入れるという動きもあり、不足はいずれ解消されるとも言われています。 今後ヘリウムがどうなるか気になるところですね。 パーティーなどでヘリウムを使う機会があれば、ふとこのような問題のことも考えてみてはいかがでしょうか?.

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