神浄の討魔 ss。 #とある魔術の禁書目録 #神浄討魔 神浄討魔 召喚詠唱

新約とある魔術の禁書目録22巻リバース 感想・ネタバレ 第四章

神浄の討魔 ss

22巻リバース第四章の感想をあげたいと思います。 前回の内容 内容 行間 三 1 『』は、自身の顔の傷を見ていた。 色んな人間に傷つけられたが、あいつからはもらっていない。 彼は、とあるものを求めていた。 それは ドラゴン。 地底の支配者にて番人。 をまたいだ奇妙な記号性。 そしてそこには、とある目標があった。 彼らは倫理・規範・正義に基づいた行動する。 ただし前の時代で作られた善悪を裁くルールが絶対に正しいとは限らないことも知っている。 不足を感じた場合はあらゆる法規や条約を覆し、正義の修復をしなけらばならない。 「まさか、ただカラフルな外殻を操れる程度の正体だなんて思っていないだろうな。 」 さあ、観測者の主観を丸ごと入れ替えよう。 第四章 自己という関門を乗り越えろ 1 〖〗と「」の勢力がぶつかり合う。 浜面とフォーチュンがアニェーゼ部隊を鎮圧していく。 一方通行とホレグレスが背中を合わせて戦う。 一方通行と浜面は、揺動だった。 その隙をついて、〖〗とオティヌスがに侵入する。 「ここだけは、俺がやらなきゃ意味がない」 2 に侵入する〖〗。 ステイルと交戦しようとする。 そして、神裂も襲い掛かる。 〖〗は、フォーチュンに神裂と戦うように指示をする。 〖〗はステイルと戦う。 ステイルのイノケンティウスに抵抗する為に、硫化系の粉末を投げる。 粉末によってステイルの目や鼻を奪う。 〖〗は『』がいるであろうへ向かう。 3 滝壺とリメエアは、重火器を使って遠距離から援護する。 4 『』は、食蜂に指示をする。 美琴とインデックスを操れるように。 食蜂は、美琴を操ろうとするが、AAAが暴走する。 AAAから身を守ろうとして、インデックスを操る。 しかし、インデックスの『自動書記』使って、対抗しようとするが制御を失敗する。 食蜂は、思わず安物のホイッスルに手を伸ばす。 5 に大きな振動が走る。 6 に笛の音が響き渡る。 〖〗はへ走る。 そこには、食蜂が倒れていた。 インデックスと美琴が戦っていた。 〖〗は、食蜂に走る。 食蜂は、屈託を見せない笑み。 どこか夏の日差しを連想させる、明るい笑み。 それは忘れられることが決まっている、刹那の表情だった。 オティヌスは、食蜂を治療する。 そして、オティヌスはとある事に気が付く。 「パナケアだ」 「その妙薬は『薔薇十字』の達人にも当てはめられた。 世界の病を治すため、必要があればガラスの棺を砕いて外の堺を旅して、しかし目的を果たせば自分から再び元の場所に戻る。 貴様の右腕からでてきのも、そういうモノではないかとな」 「……だが、違ったんだ」 「おそらくとは、ロードの隠れ家を管理していた『黄金』で語られていた究極の霊装や世界の基準点……だけではなかった。 今はもういないアレイスターは、貴様の右手の中に全く別の何かを見出している!!」 〖〗は、吐き捨てるように言う。 今は俺の話なんてどうでもいい。 そういうのはアイツを倒せば分かる。 〖〗は全員を救う。 様々な失点があったが、〖〗は絶対に見失ってはいいけないコアの部分は見えている。 助けを求めることができない少女がいる。 だけど手を伸ばすのはこちらの自由。 だからこそ、この一点だけは譲れない。 絶対に何があっても。 そこに『』が現れる。 「……ここで『心理掌握』を失うかよ。 まったく、つくづく、こいつを持ってると不幸ってヤツが押し寄せてきやがる」 〖〗は怒る。 『不幸』、この一言があれば丸く収めて納得できてしまうのか 「ならどうして!!ご自慢の力でこの子を守ってやらなかったんだァァああああああああああああああああああああああ」 『』とは、異能の力と直面した時初めて真価を発揮する。 能力だけではない。 そいつをどう振るうかを含めて、その人間の全てをさらけ出す。 7 第三王女ヴィリアンを探す浜面。 浜面は、イギリス側の混乱を薄める為にヴィリアンを探していた。 そんな浜面に女王エが襲い掛かる。 「だが二度目はない、速やかにを解除して投降しろ。 許可なく女王の城へ踏み込む事、それ自体が罪だと知れ」 浜面は、諦めかける。 その時、一方通行が現れる。 「学市第一位・一方通行。 これでも一応、俺だって科学サイド全体の目標となるべき誰かサンだ。 その上で質問ってのをさせてもらうぜ。 さあ、しっかりお勉強させてくれよ。 てっぺンに立つべきもののお作法ってヤツを!!」 一方通行とエの戦いがはじまる。 8 『』をする『』とドラゴン化する〖〗が戦っている。 9 フォーチュンと神裂の戦い。 神裂の『聖人』の特徴を利用して神裂を倒す。 10 〖〗は、戦いが終われば食蜂を今すぐ助けられると主張していた。 本来なら「心理掌握」でインデックス達を操れるはずだった。 右手を正しく使えば、アレイスター達はあんな結末をむかえていなかった。 根底が回る。 人間が能力を見ているのか、能力が人間を見ているのか。 もしも、能力が人間を見ていたら? を丸ごと横断する存在。 『神浄の討魔』? 「俺は望まれてここにいる。 だからこんな形になった。 祈っただろ、。 とりとめがないと分かっていても、あの戦争をどこかで。 もっとスマートにを扱えたら、無くした記憶のどこかにそんな操縦方法は埋もれていなかったか。 お前がそんな未練を持たなければ!!俺はなくした記憶を頼りにと成り変わって、もっとスマートに振る舞おうだなんて事を考える必要さえなかった!!!!!!」 アレイスターは育てたかったのは『』ではなかった? 「そんな安い言葉で説明できるだなんて思ってるんじゃねえよ、クズ」 11 一方通行とエの戦い。 一方通行は、学市第一位としての能力だけではなく、学市統括理事長としての力を使って、エを倒す。 「手前勝手な理屈を並べてウチの生徒に手ェ出しておいて、無傷で帰れるなンて思ってンじゃあねェだろォなァッッッ!!!???」 そして、ヴィリアンを見つける。 そして、外交の窓口としての役割を依頼する。 12 〖〗と『』は、戦う。 相手の欠点を突きながら。 「「俺は!!テメェが許せないッッッ!!!!!!」」 そして、〖〗は『』を倒す。 「そうか。 だからアレは、お前を運んで……外から飛来し……」 「俺は望まれてここにいる。 テメェは、分かりやすい答えを蹴ってでも我を通すって示したんだ。 もう死なせるな……。 テメェがきちんと『こいつ』を使っていりゃあ、『黄金』の連中は助かったかもしれない。 少なくともアレイスターのヤツが娘を置いてくたばる必要なんてなかったんだ。 あんなミスは、二度と許さねえぞ」 そして、〖〗に『』戻る。 善も悪もどうでも良い。 世界の行方じゃない、人類の未来でもない。 もっと小さなもののためでも、少年は命を賭ける事ができる。 「決着をつけても悲劇は止まらない。 どこにでもいる平凡な高校生になんか何も変えられない。 「自動書記」の攻撃に当たりかける。 しかし、AAAの支援によって助けられる。 そして、インデックスの懐に入る。 「……もう終わらせよう、インデックス」 「大丈夫。 みんなで笑って、学市に帰ろうぜ」 決着の音が鳴り響いた。 白い、羽が降り注ぐ。 の頭に当たる直前、「」を使って消す。 「言ったろ、もう終わりだ」 終章 黄金と薔薇 打ち止め達は、学市に帰ってくる。 「おかえり、ってミサカはミサカは一番乗りで言ってみる 「おう。 戻ったぜ」 常盤台中学生も帰ってきた。 美琴も食蜂も。 麦野も絹旗も帰ってきた。 浜と合流した。 そして、浜面はとんでもない人脈を手に入れて帰ってきた。 「なんかとんでもない事になりそうだぜ、学市」 自宅に帰ってきた一家。 「おー。 何だかお久しぶりな感じなんだよ」 に滞在している土御門。 土御門にアレイスターからのメッセージが来る。 『学市は「私」の手を離れた。 統括理事はよそへ譲った以上、アレイスター=の影響はもうない』 『つまり「私」は科学の外を歩いているという意味でもある。 本当の本当に「私」とかち合いたくなければ、むしろ科学サイドの中心、学市に帰りたまえ。 』 『Ungrundを超えた者が現れた。 アレはむしろ外から学市を取り込んで侵食を進めていく事だろう。 』 『つまり、元となる何かが変わったのさ。 此度の一件、全てはそのためのアクションだった』 『ホルスの時代でも予測できなかった何かだ。 あの女が今度の今度こそ「雲」だの詐欺師だのでない場合は、正真正銘の十字と薔薇、男と女の象徴が世界を埋めていくぞ』 イギリス清教としての最大教主として就任する事になるフォーチュン。 学市統括理事長として就任宣言する一方通行。 「それじゃあ注目、学市統括理事長の一方通行です。 挑むように言う。 結局、「神浄の討魔」とはをまたいだ存在ってことでいいんですかね? 能力が人を見た。 善でもなく悪でもない。 それが 「神浄の討魔」? 今回の戦いでアンナ=シュプリンゲルは、 「神浄の討魔」が勝つ。 そんな風に考えていましたけど外れましたね。 「神浄の討魔」が負ける。 アンナ=シュプリンゲルは勝つことによって何かを得ようとしていました。 なんでしょうか? 想像もつきません。 それにドラゴン。 エイワスのコードネームもドラゴンでした。 ドラゴンとは 「神浄の討魔」と同じく善悪を超えた存在。 アレイスターは、「計画」でどうこの二つを使うつもりだったんでしょうか? それに『』。 新しい価値が出てきました。 今までは魔術サイド視点での解釈が多かったですので、そろそろ科学サイドからの解釈が欲しいです。 合わせて読みたい記事 そして、『薔薇十字団』について調べてみたので是非とも読んでください。 無料期間中に解約すれば料金がかかりません。 最新の情報はU-NEXTのサイトで確認してください。 tako931.

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新約とある魔術の禁書目録22巻リバース 感想・ネタバレ 第四章

神浄の討魔 ss

初出の第1巻では神裂火織が「 神浄の討魔ですか。 良い真名です」と何気なくこの単語を使っているが、鎌池は「神浄には意味がある」とコミカライズのコミックガイドで早くから言及しており、14巻あとがきでも神の右席が目指した「 神上」と対比されている。 第22巻でが目指す到達点? と深く関係することが判明。 における「オシリスのアイオーン」 十字教支配下の旧時代 では到底説明出来ない概念らしく、この事から「ホルスのアイオーン」 人が神となる新時代 の概念に分類されると推測する事が出来る。 「」や「」に深く関係すると予想されるが…? ドラゴン 新約22巻リバース 以下NTR22 では上条から発生したドラゴンの本質的な姿を持つ存在を「神浄の討魔」と呼んだ。 旧19巻ではがドラゴンと呼ばれており、やとの関連性も疑われる。 : マクロな宇宙とミクロな人体は互いにリンクする。 これは『』と『』を貫いてる共通の理屈だ。 ……つまり、拡大解釈さえできるなら人間に効く薬を作れば世界を癒す事もできるという理屈になってしまう。 人間、私が言っている普遍の薬とはそういうモノだよ。 彼女は幻想殺しを錬金術の万能薬「パナケア」に例えた。 そこに「マクロコズムとミクロコズムの照応」という、もはや基礎の基礎と言うべき自然魔術の理論を合わせたのがパナケア仮説である。 つまり、 「 人体の小宇宙を以て天体の大宇宙を癒す・異物を除去する」 かつてという実在が怪しまれる秘密結社が歴史に名を残した。 薔薇十字 特に錬金術と救済思想 、幻想殺し、マクロコズムとミクロコズムの照応を組み合わせたのがオティヌスによるパナケア仮説となる。 以前、オティヌスはが生きていれば予想に確信を付与できたと言っていたが、確かに「生命や魂の普遍的価値」を探求した彼ならば献言出来た事だろう。 だがNTR22でオティヌス自らこの説を否定している。 正確には 何か引っ掛かっているがそれが分からずに行き詰まってるらしく、この説自体を全否定しているわけではない。 アンナが待ち望んでいた神浄の討魔 の思想に「君主政治を打倒して哲学者の収める国を作る」という物がある。 同じく古いサナギを破って能力が新たな自己を獲得すれば「 逆に能力が人間を定義できる」という事に。 ただし本作だと肉の器を持って実在する設定だが…。 は古いサナギを破る事に注目しており、は「のセフィロトに準えた位階構造で魂を昇華させていくこと」かと聞いたが、「愚鈍」と一蹴された。 : 重要なのはそこじゃない。 我々 魔術結社が、新参者のために門を開くのはどうして?単なる親切心でやっているだなんて考えているとしたら、よっぽどのお人好しね。 現金も土地も毟り放題だわ、妻を共有しろって神託を受けてそのまんま自分の女を友人に差し出してしまうと同じくらいに ひとまずは『リバース』での「神浄の討魔」は「上条当麻」に負けたことで期待外れに終わったらしいが、今後この概念がシュプレンゲル嬢の目的に関わってくるのか、肝心の シュプレンゲル嬢と上条当麻の関係と併せて気になる所。 「神浄の討魔」はやはり上条当麻の真名で、「事象の中心」は彼にこそ有るらしい。 と言っても この説は魔神の主観全開であり、やらの発言を額面通りに受け取るのだけは躊躇われる。 だが、「事象の中心」という解釈に関してはと一致しているので、案外この説にも正解が隠されているのかもしれない。 能力と自己 NTR22においてを持ち、さらに上条の能力と記憶を宿す謎の存在が登場 後述。 「神浄の討魔」はこの存在を指すと推測されるが定かではない。 これについて公式で予想が提示されている。 どちらかと言うと? これこそがのプランの真実ではないか、という説。 それは21世紀に復活した彼女たちの再現人格が証明している事である。 は本作でも聖守護天使だが、19巻ではドラゴンとも呼ばれていた。 魔術的記憶 史実の関係に「魔術的記憶」という言葉がある。 NTR22でがドラゴン 神浄? を説明するにあたって引用した言葉で、ドラゴンが上条の記憶を有していた事と関係すると推測できる。 ただし、NTR22時点では肝心のドラゴンが謎のヴェールに包まれている為、魔術的記憶を引用した意図は不明。 : 段階を経て記憶を遡っていくと、ある一転を境に別人、あるいは前世の記憶を獲得するという考え方だろう。 確かの瞑想法をアレンジしていたか。 特に、アレイスターは受精卵の発生後数ヶ月以内に魂が定着すると信じていたから、有名な魔術師の死亡指定時刻と新生児の霊魂定着の猶予期間が重なるケースを重要視していた。 まんま、生まれ変わりの可能性があるとな。 史実のクロウリーはムーンチャイルドのや魔術師の記憶、すなわち前世の記憶を獲得していた。 現実に存在する書籍『魔術 理論と実践』 第4の書3章 において、クロウリーがレヴィの生まれ変わりである8つの論拠が提示されている。 なおこの様は、現実では愛人を麻薬漬け・霊媒にして高次元存在と接触した年にも長期にわたる魔術の隠棲を行い、「エリファス・レヴィ」「」「」「」といった錚々たる面々の記憶を引き出したとか。 NT22でが変質した。 (尚、上条の右肩の断面から現れたものが上条の姿を象る前に、謎の三角柱が出現しており、上条はその三角柱を見た際、の体の内側に見られたものを連想していた。 ) 上条と比較すると少し粗暴で言葉遣いも荒い。 作中では、本来の上条当麻はこうあるべきだと言わんばかりに記憶喪失前の上条の言動・人格を持ち出してくる。 ただ、上条も上条で路地裏に目ざとい不良という一面等があるので、人によっては五十歩百歩に映る可能性も否めない。 幻想殺しや、自身と上条の不幸体質に対する自己分析は、良くも悪くも上条より少し上な節があり、それが強かさやシニカルな発言などに反映されている時もあるが、斜に構えた厄介な救済行動に出てしまう要素につながってしまう時もある模様。 どうやら今は思い出せないとの出会いと、記憶できないはずのの事を覚えているようで、インデックスにキスを迫っている。 未遂に終わったが、インデックスの方も拒絶する素振りすら見せていない。 食蜂の背信行為 もし 記憶の有無で上条を線引するなら、食蜂にとって本物の上条とは誰になるのか。 上条 ドラゴン の言葉は、彼女にそう思考させるには充分すぎた。 食蜂は捕縛されかけた上条 ドラゴン を助けるためにウィンザー城で能力を半暴走状態で発揮させ、ウィンザー城の全てを支配してしまう…。 元ネタ 不明。 現状では「ドラゴン」としか言いようがない。 外殻の色に関しては上琴怪文書もとい上条ハディート説で説明できる を参照 が、神秘主義的フィルターを通しても現段階では根拠に乏しい。 もちろんのように、単純に元ネタもない鎌池オリジナル高次元存在という線も捨てきれない。 関連イラスト.

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幻想殺し (いまじんぶれいかー)とは【ピクシブ百科事典】

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「・・・1つ聞いてもいいか?」 「何かな?」 右手を見つめるのをやめると、上条当麻は真剣な面持ちでアレイスターと向き直り、自分の右手を目の前に突き出しその疑問を問うた 「俺の『コイツ』は一体なんだ?」 「・・・ふむ、どこから説明したら良いものかな…」 アレイスターが衝撃の杖を持つ手とは逆の左手を顎に当てて考え始めた 「『全ての男女は星である』」 そう言ってアレイスターは今自分達を取り囲んでいる宇宙の星々を見上げながら呟いた 「・・・それは元々お前の残した言葉だろ」 「おや、既に存じ上げてくれているとは光栄だな」 「詳しい意味は小萌先生も教えてなかったけどな」 「言ってしまえばこの世界に無駄はなく、全ての物事が絡み合って組み上げられている…ということを説明しているだけさ」 「・・・・・」 「そう…君の幻想殺しが、今ここで私の前にまた現れたようにね…」 「・・・『また』?」 「ソレは元々は私の持ち物だったのだよ」 「なっ!?」 「・・・『鏃は骨、矢羽は革、矢柄は蠟…それもまた、血肉が蠟と化した死蠟』……」 そう言うとアレイスターは杖を二度軽く突く。 すると上条当麻の目の前にホログラムが現れる。 それは『たった一本の矢』であった。 しかし、それは矢というにはあまりにも異質で、矢先は本来の役目を放棄し、先端が歪な五つ又に分かれていた。 まるで何かを掴もうとする掌のような矢だった 「『幻想殺し』。 とある聖者の右手を素材に製造された究極の追儺霊装」 「!!!!!」 その言葉を聞いた瞬間、少年は思わず自分の右の掌へ目を落としていた 「その効果は、元は『召喚失敗の際に退却せぬ者を魔法陣の向こうへ追い返す』…という代物だ」 アレイスターがまた杖を突くとホログラムは一瞬で消え、歪な手の形をした矢は消え去った 「・・・コイツが…霊装…?」 上条当麻はそれと同じ「霊装」の名を称する物を何度か耳にし、時には目の当たりにしてきた。 リドヴィアの「使徒十字」、そして魔術に関わる日々のきっかけとなった少女が身につけていた「歩く教会」。 しかし、それらとは似ても似つかない。 なぜなら、今その霊装はこうして自分の右手に宿っているからだ 「そう、前世の幻想殺しは私の持ち物だった。 だがそれは次第に失われた。 時代の流れと共にね……」 「・・・そりゃ嫌でも運命感じちまうわな…こんな運命の赤い糸でも打ち消しちまうようなモンにこうしてまた巡り会えるってんならなおさら…」 「だが、霊装なんて物は所詮は効果をもたらす形でしかない。 幻想殺しにはそれを形づくらせる相応の意味とその役割が込められている」 「・・・意味と…役割?」 「幻想殺し…その正体は『この世に存在する全ての魔術師達の怯えと願いが集約したもの』だ」 「魔術を極めれば世界を思いのままに歪めることが出来る。 一見すれば魅力的な話だ。 だが、もしかしたらその世界を歪めた時に弊害が生じるかもしれない。 そしてその時に元に戻そうとしても『元の世界』を思い出せなくなってしまうかもしれない」 「・・・・・」 「だがもしそこに、『魔術の影響』を受けない物があれば、例え世界が元の影も形もないほどに変貌していたとしても、ソレだけは元の姿を保ったままだ…だからソレを基準にして元の世界を思い出していくことが出来る」 「・・・それが『コイツ』か」 「そう…それが幻想殺し本来の役割。 『世界の基準点』とでも言うべき力…かな」 「世界の…基準点……」 「その役割はいつどんな時代も変わらなかった。 幻想殺しが矢に宿った時でも、壁画に宿った時も、英傑達の武器として手に取られた時も、洞窟という形で試練として宿った時も、それが誰かの『右手』であった時でも」 「・・・・・」 「そう、今世の幻想殺しは君を『選んだ』んだよ。 そこにただ役割として存在するのではなく、徐々に徐々に主観が歪んでしまったこの世界を救えると感じた…それをもってあらゆる魔術師の願いが君に集約した。 君の『魂の輝き』に惹かれてね…」 「俺の…魂の輝き…?」 「その通りさ。 『神浄の討魔』」 アレイスターはその指で空中に何かを書く。 するとその指先でなぞった空間に火花がほとばしり、書かれた文字が形を作る。 それは上条当麻の元へと浮遊していき、そこには自分の名前と同じ読み方であるのに全く違うある名が書かれていた 「神浄の討魔……」 「それが君の真名…魂の輝きであり、君の本質さ…」 アレイスターの言葉の終わりと共に、火花の文字がフッと消えた 「先ほども述べたが、既に自分で気づいているのだろう?自身の持つ能力の本質とも呼ぶべき『モノ』と『もう一つの能力』について…」 「・・・・・」 「十字の丘での一方通行との戦いの時には右腕をもぎ取られ、その肩口から噴出したその『莫大な力』を他の何でもない自らの『意志』でもって抑え込んだ」 「・・・あぁ、俺の中に幻想殺し以外の『何か』があるってのは確かに自覚はしてる。 でも『ソレ』が一体何なのかは知らねぇ」 「・・・元々、君という存在は『十字教程度』の尺度で説明のいく代物ではない…」 「・・・俺の存在…?」 「・・・古来より…」 ほんの一瞬の沈黙を置き、語り始めるアレイスターの様子と口調が今までとは異なるものに変わる。 妙に古めかしく己にとって疎遠な話のようで、しかしそれでいて何処か身近に思えてしまうような、そんな前置きの言葉から話し始めた 「神話とは、神々を中心とした話であり、その物語の舞台のほとんどが神々の住む『神界』をはじめとした位相の中で起こったものだ…」 「しかし、今日まで伝わる全ての神話の中でただ一度だけ、神界を含む全ての位相から我々の住む『人間の世界』に身を落とした文字通りの『神』が存在した」 「・・・・・」 「その神の名を…『素盞嗚尊』」 「・・・スサノオノミコト?」 「神話においてスサノオは一度人間界に落ちたものの、人間界での功績を認められ、もう一度神界へと戻った」 「・・・しかし、スサノオが人間界に一度落ちたことで、そこにスサノオの残留思念が残った。 『神』という存在は無限の容量を持つ存在だ。 本人が意図せずともただそこに『在る』だけで世界に多大な影響を残してしまう」 「そして永遠とも言える時の流れの中で、スサノオがこの世に残した思念はやがて『生まれ変わった』。 そう、その魂を……」 「『神浄の討魔』として」 「!?!?!?」 「つまり、今の君の魂には紛れも無い神話の存在の『神』が宿っていると言っていい」 「は、はぁぁぁ!?」 上条当麻にとってはあまりにも突拍子のない話だった。 自分が神と同義だと言われたのと同じだったからだ。 まるでいきなり顔に水をぶちまけられたような気分だった 「そう…君はこの世界で唯一、その身に『神』を宿した存在なのだよ」 「じょ、冗談だろ…?」 「自分でもにわかには信じがたい話であろう?だが、それは紛れも無い真実であり、運命の歯車はこんなことでは止まりはしないのだよ」 「・・・・・」 「スサノオはこの人間界である偉業を成し遂げた。 その身体を8つの竜頭に分けた自然の化身『八岐大蛇』をその手で討ち果たした」 「・・・日本神話だろ?何となくなら聞いたことある」 「そのヤマタノオロチとの戦いでスサノオが自身の武器として用いた剣は『十握の剣』の一振り…通称『天羽々斬』と呼ばれる霊装だった」 「・・・霊装…」 その言葉にまた上条は無意識に自分の右手に視線を落とす 「その名前こそ違えど、当時の『幻想殺し』はこの『天羽々斬』に宿っていた」 「!!!!!」 「その天羽々斬でスサノオはヤマタノオロチを討ち果たした。 だが、天羽々斬に宿った幻想殺しがヤマタノオロチの尾に当たった瞬間に刃先がこぼれ、天羽々斬もまた壊れてしまった」 「こ、壊れた?霊装ってそんな簡単に壊れちまうもんだったか?」 「壊れたというよりも、その力の質が『変わった』という方がむしろ正しいな。 天羽々斬の刃が通らなかったヤマタノオロチの尾をスサノオが調べたところ、そこからまた新たな剣…もとい霊装が現れた。 その剣の名は…」 「・・・『天叢雲剣』」 「おや、既に名前を知っていたか…まぁ有名な神話だからな…その通りだ。 その剣の名は『天叢雲剣』。 天羽々斬に次ぐ新たな『幻想殺し』であり、その力の奥に新たな『もう一つの能力』を宿した究極の霊装」 「も、もう一つの能力…?」 「そう、幻想殺しの効力をそのままに『ヤマタノオロチそのもの』をその奥に封じ込めた新たな力の法則を持った幻想殺し。 その新たな力の正体は至ってシンプルで分かりやすい」 「・・・・・」 「『異能の力』のみならずこの世の全て『森羅万象の力』を喰らい尽くす圧倒的な力…その姿形、力は世界の神話や伝承と同義…」 「・・・『アレ』か…」 「その名を『竜王の顎』…と、我々はその力をそう呼んでいる」 「・・・『竜王の顎』…」 そう呟いて上条当麻はその右手をまるで何かを掴むようにして握りしめた.

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