いん の う 水腫 手術。 子どもの陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)とは? その3 陰嚢水腫に対する手術の方法は? │医師YYのブログ

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いん の う 水腫 手術

患者さんは5年前から陰嚢に水が溜まり、3か月に一度注射器で水を抜いてもらっている。 漢方で何とか治らないかと言って受診に来られた。 睾丸は胎児の時は腹腔内にあって、成長とともに陰嚢の中に降りてくる。 そして腹腔との通路は遮断される。 しかしその通路が完全に閉まらない場合は、その通路を通じて腸が陰嚢の中に入り込んでくる。 これを脱腸と言う。 また腸が通るほどの隙間はないが細くてつながっている場合は腹水が溜まってくる。 これを陰嚢水腫という。 腹腔内には正常時でも50cc ほどの腹水があり、これが腸の摩擦を防いでいる。 この水が陰嚢の中に溜まる。 成長期にある赤ん坊にはこの2つの病気が多い。 老人になると腹筋が弱って脱腸が起こってきたりする。 この患者さんの場合は陰嚢水腫がおこってきた。 手術をして通路を塞げば治る病気だから手術をしなさいと勧めたが、漢方で治したいという。 漢方には五苓散(ごれいさん)という水を出す薬があるが、ほとんど効かない。 ある漢方医から聞いた話だが、肝硬変で腹水が溜まっている患者さんが五苓散を2週間分投与された。 その患者さんは自殺目的で、1日ですべての薬を飲むと、すっかり腹水が消えたという。 それほど五苓散の効果は弱い。 そもそも五苓散は、含まれる5つの生薬を粉末にして合わせて飲むのが正しい飲み方だ。 だが保険漢方薬は煎じているので効果がさらに低くなる。 漢方医が五苓散を投与する場合、薬研(やげん)で粉にして投与するのだが、間に合わない場合は5つの生薬を煎じて出すこともあった。 この場合、五苓散とは言わず、五苓散料という。 保険エキス漢方の名前には煎じたものだと分かるように必ず料という文字が入っていたが、今では表記されていないようだ。 五苓散は元々熱病に伴う尿閉に使われた薬で、陰嚢水腫のような体腔に溜まった水を抜くのには向いていない。 こういった水を抜くには大腹皮や灯心草が必要だ。 私はこれらの生薬の入った独自の丸薬を作って治療している。 この患者さんの経過はとてもよい。 過去に2度ばかり、脱腸の手術をしたくないので、漢方で何とかならないかと相談を受けたことがあるが、通路が腸のはまり込むほど広くなったものは手術しか方法がない。

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陰嚢水腫について、教えてください。

いん の う 水腫 手術

概要 陰嚢水腫とは? 陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)とは、睾丸(こうがん)を包み込む陰嚢(いんのう)に水がたまり膨張した状態をさします。 こうしたことは新生男児によくおこります。 貯まっているものは腹水とよばれる水で、痛みもなく、命に関わることもありません。 男性器である睾丸がつくりだす精子は、熱に弱い性質があります。 体温が少しでも低い環境にしようと、胎児のころにおなかのあたりで形成された睾丸は、股の付け根 鼠径部:そけいぶ へと移動していきます。 こうして皮膚と筋肉がぶら下がって袋状になっている陰嚢におさまります。 しかし、移動時に腹膜が鼠径部の方に引っ張られ、腹膜鞘状突起(ふくまくしょうじょうとっき)が形成されることがあります。 これが残って、鼠径管と呼ばれる通路から陰嚢に腹水が入り込んでしまった状態が陰嚢水腫です。 先天的な交通性陰嚢水腫と、後天的な非交通性陰嚢水腫の2種類がありますが、陰嚢が大きくなっている場合は一度泌尿器科専門医を受診しましょう。 悪性の病気や、感染症であることもあるので、自己判断は控えましょう。 女児の場合も同じような現象があります。 女児の場合は陰嚢がないため、鼠径部に水が溜まる「ヌック水腫」がおこります。

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陰嚢水腫(精巣水瘤)(いんのうすいしゅせいそうすいりゅう)とは

いん の う 水腫 手術

陰のう水腫の基礎知識 POINT 陰のう水腫とは 陰のうとは精巣を収めている袋のことで、陰のう水腫 いんのうすいしゅ は精巣の周りに液体が溜まり膨らんだ状態のことです。 陰のう水腫は、乳幼児から成人まで幅広くおこり、診断は主に超音波検査で行います。 乳児期の陰のう水腫は様子をみますが、成人の陰のう水腫で症状がある場合は陰のうに針を刺して中に溜まった水を抜きます。 たびたび陰のう内に水が溜まる場合には手術によって水が溜まらなくするようにします。 陰のうが腫れてきて中身が液体だと感じるときは陰のう水腫の可能性があるので 泌尿器科を受診してください。 必要に応じて外来で水を抜く処置などをしてもらえて症状が軽くなります。 交通性陰のう水腫と非交通性陰のう水腫では治療をする条件や手術法が違う• 交通性の治療• 主に子供の陰のう水腫の原因で非交通性と異なり、注射器で液体を抜くなどのことはしない• 交通性精巣水瘤ではほとんどの場合1年ほどで治る、つまり液体が溜まらなくなる• 2歳になっても元に戻らない場合や陰のうが大きくなったり小さくなったりする場合は手術する• ソケイ ヘルニアを 合併している場合には早期に手術をする• 手術は足の付け根(鼠径部)を切開して手術をする• 腹膜症状突起という部分見つけ出して周りから切り離して縛る• 非交通性陰のう水腫の治療• 超音波検査で部位を確認しながら、注射針を刺して内部に溜まった水を抜く• 根本的な治療のためには、過剰な精巣固有漿膜を取り除く手術を行う• ウィンケルマン(Winkelmann)法とバーグマン(Bergmann)法という2つの術式がある。 治療成績に差はない• 交通性陰のう水腫・非交通性陰のう水腫ともに手術後には再発することはほとんどない 陰のう水腫の経過と病院探しのポイント.

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