天使と悪魔 世界の終わり。 黙示録のラッパ吹き

天使と悪魔 / SEKAI NO OWARI ダウンロード・試聴

天使と悪魔 世界の終わり

悪魔概論 本編に入る前にまずは、悪魔とは何かを説明したいと思います。 悪魔とは何か 悪魔とは一言で言い表すと 「この世の悪の人格化」です。 一神教のキリスト教では、この世界は絶対的善の神によって導かれているのですが、 そうなるとこの世になぜ悪がはびこっているのか説明ができません。 そこで、 悪徳や退廃が起こる原因を悪魔のせいにして、唯一神の完全性を守ろうとしました。 それは同時に宗教的権威や正当性を守ることでもありました。 何でたくさんの悪魔がいるのか 善の神が1人なら、じゃあ悪魔も1人でいいじゃんって思いますが、何でたくさんいるんでしょうか。 いくつか理由があって、まずは1つ目。 旧約聖書や新約聖書には 異教の神がたくさん登場しますが、後世の聖書研究者はそれを総じて悪魔と断罪して悪徳や退廃の原因とした。 2つ目。 旧来の宗教を捨ててキリスト教に帰依した人たちが、 旧権威を否定するために前に崇拝していた神様を悪魔にしてしまった。 3つめ。 聖書を解釈するときに出てくる矛盾点や意味不明点を説明するのに、 悪魔のせいにするのが簡単だった。 というところが、悪魔がたくさんいる理由と言えると思います。 では、実際の悪魔たちを紹介していきます。 魔王・サタン 神の力に匹敵する力を持った大魔王 サタンは全ての悪魔を統括する、悪魔の大親分的な存在。 配下の悪魔はいっぱいいてそれぞれ悪さをしているから、つまるところ、 この世の全ての悪の責任はサタンにある、ということになります。 サタンの能力は神にも匹敵し、この世が終わるまでサタン悪の軍団を引き連れ、神の天使たちと飽くなき戦闘を続けているそうです。 元は神様の小間使い 旧約聖書では、人間に不幸をもたらす神様の小間使いにすぎませんでしが、 新約聖書ができるまでの間に書かれた文書で、悪の権化として表現されるようになってしまいました。 堕天使・ルシファー 元・エリート天使の悪魔 ルシファーは元々は神様の配下にいた、最高の天使の1人でした。 しかし自らの力を過信し、傲慢な振る舞いをしたため 神様によって天上から追放され、悪魔になったとされます。 旧約聖書のとある表現が悪魔に 旧約聖書イザヤ伝14章12節に、 ああ、お前は天から落ちた、明けの明星・曙の子よ お前は地に投げ落とされた、もろもろの国を倒した者よ という表現があり、実はこれは時の権力者を暗喩するものだったのですが、 後にこれは「天使の堕天」を意味すると解釈され、色々と尾ひれがついて、悪魔ルシファーとなってしまいました。 堕天使・アゼザル この世に悪徳をもたらした悪魔 「エチオピア語エノク書」の中でアザゼルは、 神の命令で地上に降りて、人間を指導する天使だったのですが、 何を思ったか人間と結婚し、 天使の知識や技術を人間に教えて周ります。 男には武器、女には化粧を教えたころ、男たちは互いに殺し合い、女たちは男をたぶらかすように。 純朴だった人間は、悪に染まってしまいます。 元々は砂漠の神様 元は、ユダヤ人がまだ多神教だったころの砂漠の神様の1人だったのですが、 ユダヤ教が成立し、ヤハウェが唯一神として君臨して以降、この世の悪徳の原因すべてを負わされたのがアゼザルだったそうです。 かわいそうに。 PR 4. 魔王・マステマ 神のお墨付きを貰って悪いことをしている 神様が悪魔たちの悪行三昧に腹を据えかね、フルパワーで全員地獄へ突き落とそうとしたことがありました。 あせったマステマは神様に言います。 主よ、創造主よ。 彼らのうち何人かはわたしに残してください。 わたしのいうことを聞かせ、わたしが彼らの命ずることをすべて行わせたいのです。 マステマは神様からのお墨付きをもらったので、自由に悪行を行った、とのことです。 闇の天使・ベリアル サタンと同等の悪の力の持ち主 ユダヤ教の一派エッセネ派は、ペルシアのゾロアスター教の「善と悪による最終戦争」の物語に影響を受け、それを自分たちの教えに取り入れます。 それによると、ユダヤの神ヤハウェは、この世界に光の道と闇の道という2つの道を作った。 そして、世界はこの2つのうちどちからを選ばなくてはならず、2陣営は世界の終わりの瞬間まで、互いに争いを続けるのだそうです。 その、 闇の陣営を率いるのがベリアル。 ベリアルは、闇の天使と人間を率い、天使ミカエルが率いる光の軍と戦い、最終的に敗れてしまい、この世には光の世界が訪れるそうです。 蠅の王・ベルゼブブ サタンと同一視される悪霊の支配者 「ソロモン王の遺言」 や新約聖書外伝「ニコデモ福音書」に、 悪霊の支配者や地獄の王として登場し、しばしサタンと同一視されます。 17世紀のミルトンの「失楽園」では、サタンの次席の悪魔として登場。 蠅は病気をもたらす存在で、イコール災いをもたらすと考えられました。 元々は「至高の王」 元々ベルゼブブは、カナン地方にあったペリシテ人に祀られていた至高の王「バアル・ゼブル」という名前でした。 ところがユダヤ教が普及した後、 「ゼブル」を「ゼブブ」=「蠅」と言い換えて、悪魔にしてしまいました。 ほとんどダジャレですね。 繫ぎ 前編終わりです。 もともと普通の神様だったり、天使だったり、小悪党だったりしたのに、 人間の都合で極悪非道に仕立て上げられてしまってます。 旧権力の否定を庶民に分かりやすく表現したり、聖書の不明点を悪魔のせいにして、 それが独り歩きしてしまった結果なんでしょうね。 このシリーズあと2回続けます。 中編 ユダヤ・キリスト教の悪魔たち20体【中編】 - 歴ログ -世界史専門ブログ- ・関連書籍.

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世界の終わり

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悪魔概論 本編に入る前にまずは、悪魔とは何かを説明したいと思います。 悪魔とは何か 悪魔とは一言で言い表すと 「この世の悪の人格化」です。 一神教のキリスト教では、この世界は絶対的善の神によって導かれているのですが、 そうなるとこの世になぜ悪がはびこっているのか説明ができません。 そこで、 悪徳や退廃が起こる原因を悪魔のせいにして、唯一神の完全性を守ろうとしました。 それは同時に宗教的権威や正当性を守ることでもありました。 何でたくさんの悪魔がいるのか 善の神が1人なら、じゃあ悪魔も1人でいいじゃんって思いますが、何でたくさんいるんでしょうか。 いくつか理由があって、まずは1つ目。 旧約聖書や新約聖書には 異教の神がたくさん登場しますが、後世の聖書研究者はそれを総じて悪魔と断罪して悪徳や退廃の原因とした。 2つ目。 旧来の宗教を捨ててキリスト教に帰依した人たちが、 旧権威を否定するために前に崇拝していた神様を悪魔にしてしまった。 3つめ。 聖書を解釈するときに出てくる矛盾点や意味不明点を説明するのに、 悪魔のせいにするのが簡単だった。 というところが、悪魔がたくさんいる理由と言えると思います。 では、実際の悪魔たちを紹介していきます。 魔王・サタン 神の力に匹敵する力を持った大魔王 サタンは全ての悪魔を統括する、悪魔の大親分的な存在。 配下の悪魔はいっぱいいてそれぞれ悪さをしているから、つまるところ、 この世の全ての悪の責任はサタンにある、ということになります。 サタンの能力は神にも匹敵し、この世が終わるまでサタン悪の軍団を引き連れ、神の天使たちと飽くなき戦闘を続けているそうです。 元は神様の小間使い 旧約聖書では、人間に不幸をもたらす神様の小間使いにすぎませんでしが、 新約聖書ができるまでの間に書かれた文書で、悪の権化として表現されるようになってしまいました。 堕天使・ルシファー 元・エリート天使の悪魔 ルシファーは元々は神様の配下にいた、最高の天使の1人でした。 しかし自らの力を過信し、傲慢な振る舞いをしたため 神様によって天上から追放され、悪魔になったとされます。 旧約聖書のとある表現が悪魔に 旧約聖書イザヤ伝14章12節に、 ああ、お前は天から落ちた、明けの明星・曙の子よ お前は地に投げ落とされた、もろもろの国を倒した者よ という表現があり、実はこれは時の権力者を暗喩するものだったのですが、 後にこれは「天使の堕天」を意味すると解釈され、色々と尾ひれがついて、悪魔ルシファーとなってしまいました。 堕天使・アゼザル この世に悪徳をもたらした悪魔 「エチオピア語エノク書」の中でアザゼルは、 神の命令で地上に降りて、人間を指導する天使だったのですが、 何を思ったか人間と結婚し、 天使の知識や技術を人間に教えて周ります。 男には武器、女には化粧を教えたころ、男たちは互いに殺し合い、女たちは男をたぶらかすように。 純朴だった人間は、悪に染まってしまいます。 元々は砂漠の神様 元は、ユダヤ人がまだ多神教だったころの砂漠の神様の1人だったのですが、 ユダヤ教が成立し、ヤハウェが唯一神として君臨して以降、この世の悪徳の原因すべてを負わされたのがアゼザルだったそうです。 かわいそうに。 PR 4. 魔王・マステマ 神のお墨付きを貰って悪いことをしている 神様が悪魔たちの悪行三昧に腹を据えかね、フルパワーで全員地獄へ突き落とそうとしたことがありました。 あせったマステマは神様に言います。 主よ、創造主よ。 彼らのうち何人かはわたしに残してください。 わたしのいうことを聞かせ、わたしが彼らの命ずることをすべて行わせたいのです。 マステマは神様からのお墨付きをもらったので、自由に悪行を行った、とのことです。 闇の天使・ベリアル サタンと同等の悪の力の持ち主 ユダヤ教の一派エッセネ派は、ペルシアのゾロアスター教の「善と悪による最終戦争」の物語に影響を受け、それを自分たちの教えに取り入れます。 それによると、ユダヤの神ヤハウェは、この世界に光の道と闇の道という2つの道を作った。 そして、世界はこの2つのうちどちからを選ばなくてはならず、2陣営は世界の終わりの瞬間まで、互いに争いを続けるのだそうです。 その、 闇の陣営を率いるのがベリアル。 ベリアルは、闇の天使と人間を率い、天使ミカエルが率いる光の軍と戦い、最終的に敗れてしまい、この世には光の世界が訪れるそうです。 蠅の王・ベルゼブブ サタンと同一視される悪霊の支配者 「ソロモン王の遺言」 や新約聖書外伝「ニコデモ福音書」に、 悪霊の支配者や地獄の王として登場し、しばしサタンと同一視されます。 17世紀のミルトンの「失楽園」では、サタンの次席の悪魔として登場。 蠅は病気をもたらす存在で、イコール災いをもたらすと考えられました。 元々は「至高の王」 元々ベルゼブブは、カナン地方にあったペリシテ人に祀られていた至高の王「バアル・ゼブル」という名前でした。 ところがユダヤ教が普及した後、 「ゼブル」を「ゼブブ」=「蠅」と言い換えて、悪魔にしてしまいました。 ほとんどダジャレですね。 繫ぎ 前編終わりです。 もともと普通の神様だったり、天使だったり、小悪党だったりしたのに、 人間の都合で極悪非道に仕立て上げられてしまってます。 旧権力の否定を庶民に分かりやすく表現したり、聖書の不明点を悪魔のせいにして、 それが独り歩きしてしまった結果なんでしょうね。 このシリーズあと2回続けます。 中編 ユダヤ・キリスト教の悪魔たち20体【中編】 - 歴ログ -世界史専門ブログ- ・関連書籍.

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セカオワ天使と悪魔の歌詞から学ぶ他人と上手く付き合うための考え方

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天使と悪魔 そもそも天使と悪魔は一体どのような存在なのでしょうか。 彼らは人間ではなく、人が認知できる次元よりも高度な次元に存在するものです。 神と同様、人知を超えた存在です。 彼らは、太陽と月があるように、それぞれが陰と陽のエネルギーを司っており、それぞれがお互いに影響をあたえることでこの世界やこの宇宙のバランスを保っています。 天使の実態 天使は、陽のエネルギーを持つ高次元の存在です。 神に使える存在で、人間の存在する次元と神や悪魔の存在する次元とのパイプラインの役割を果たしています。 天使は、キリスト教やイスラム教などあらゆる宗教上で登場します。 役割に多少の違いはあるものの、ほとんどは上記の役割を果たしています。 パイプラインとしての具体的な仕事には、神からのお告げを人間に伝令すること、人間を正しい方向へと導くこと、見守ることが挙げられます。 また、天使は膨大な数存在しており、その個々に個性があると言われています。 中には、その天使しか持ち得ない能力や役割があります。 大天使として有名な「ラファエル」は、その名が「癒し」を意味するように、動物や人間などこの世の生き物の傷や病気を癒してくれる役割があります。 神が最初に作り、最も強大な力を与えたとする大天使ミカエルはこの世の全ての恐れを消し去る能力があるため、地球上から邪気や毒気などを消し去るという役割も持っています。 天使の中には「守護天使」という概念もあります。 守護天使は、現世に一度も生まれたことがないため、祖先などが自分たちを見守ってくれるような「守護霊」とは別物になります。 霊的存在であることに変わりはありませんが、あくまでも天使であるため、持っている能力が異なります。 守護天使は、守護する人がこの世に産み落とされてから息を引き取るまで永遠にその人を見守り続ける役割を持っています。 世界の終焉を告げるラッパの音「アポカリプティックサウンド」を奏でるのも天使の役割です。 七人の巨大な天使が一人ずつラッパを鳴らすことで、7段階の災いが起き、世界は終わりを迎えるのです。 天使と悪魔は双子の兄弟 悪魔は、天使と逆の陰のエネルギーを司る存在です。 人間をそそのかしたり、悪の方向へと導いたり、地獄での処刑人としての役割を持っています。 悪魔は、悪魔として生み出されたわけではなく、天使が神に逆らったことで地下に落とされた「堕天使」が変化したものです。 神は、自らの使いや自身を崇めさせるために、天使を生み出したと言われています。 その天使の中で、最初に作られたのが、最強の力を与えられた双子の天使、兄ルシファー(誕生時の名はサタナエル)と弟ミカエルです。 ルシファーとは「光をもたらす者」を意味し、天使たちの中で最も美しいと言われていました。 一方のミカエルは「神に似た者」という名前を持ちます。 熾天使という最も位の高い天使として存在していますが、大天使として名が知られているのは、大天使という位が、もっとも高い階級だった頃に彼が有名になった名残です。 ミカエルは、神の第一の戦士とも言われていたため、神から甲冑や剣を与えられていました。 ルシファーは、天使の中でも強大な力を持っていたため、いつしか自分が自身の創造主である神に成り代わり、世界を支配しようと考え始めます。 そして、存在する天使の3分の1を従え、神に反乱を起こすのです。 しかし、弟であるミカエルは神を守る天使軍の長であったため、悲しくも兄弟間で戦うことになります。 ミカエルが神から与えられていた剣は全てを切り裂く剣であったため、ルシファーはミカエルによって叩き切られてしまい、その勢いで地下まで落とされてしまいます。 ルシファーに従っていた天使らも彼と同様追放され、堕天使となります。 この時、ルシファーが落とされた事によってできた地下世界が地獄なのです。 そして、ここで活動する存在を悪魔と呼ぶようになったのです。 つまり、悪魔として誕生した悪魔は存在するものの悪魔の起源は天使だったのです。 その後、ルシファーは悪魔、地獄の長となり、絶大な力を誇るようになりました。 悪魔がサタンと呼ばれることがあるのは、ルシファーがサタナエルという名を持っていたことから来ています。 また、彼は蛇に化けて、楽園で暮らしていたアダムとエヴァを誘惑したとも言われています。 天使の階級 天使には多くの階級が存在します。 高い階級から順に見ていきましょう。 熾という字が意味する通り、から全体が燃え上がっているのが特徴です。 3対6枚と沢山の翼を持っているのが特徴であり、2枚で頭、もう2枚で身体を隠し、残りの2枚で羽ばたいています。 ミカエルやルシファーもこの階級の天使であり、天使だった頃のルシファーは群を抜いて美しかったため、特別に12枚の翼を持っていたと言われています。 その姿は熾天使と違い、ややおぞましく、ライオン、牛、鷲、人間の4つの顔を持っていたと言われています。 また翼は4本生えており、身体の近くには必ず2重の車輪があったため、自由自在に移動でき、神を運ぶ役割を持っていました。 また、アダムとエヴァが追放された後の楽園の番人としての役割も持っていたため、かなりの重役であったと言えます。 その為、多くの場面で車輪の姿で描かれています。 彼らは「スローンズ」と呼ばれ、有名な天使ラファエルもこの階級に属していました。 人間に神の威厳を知らしめる義務があり、その目的のために様々な働きをしています。 私たちがイメージする天使に最も近い天使ではないでしょうか。 大天使ガブリエルはこのくらいに属しており、英雄らに勇気を与えていたと言われています。 イエス・キリストが天に召される時には彼らが寄り添っていました。 アダムとエヴァの息子であり、人類史上初めて人を殺し、嘘をついたとされる人間カインが誕生する時にも彼らは付き添い役を務めたと言われています。 人間よりも4次元上の霊的な意識を持っており、宇宙の秩序や均衡を保つ、全人類を導くという役割も負っています。 能天使は、悪魔との戦いにおいて第一線で戦う義務があり、悪魔との接触の機会が多く、堕天しやすい天使です。 ルシファーの反乱時に、ルシファー側についた天使の中では、この階級の天使が最も多かったと言われています。 国の権力者などが無事、国を統治できるのか見守り、彼らをそそのかす悪魔を退治する役割も持っていました。 天界の中枢としての役割を担っており、世界の終焉を知らせるラッパを吹くのもこの大天使です。 我々ももっとも親しみが深く、人間に数々の告知をしてくれる天使です。 以上、天使と悪魔の概要や階級についてでした。

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