右 室 肥大 心電図。 肺高血圧症~肺性心の心電図|各疾患の心電図(9)

【心電図の見方】ストレインパターンとは

右 室 肥大 心電図

UpToDate Contents 全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe. ecg tutorial chamber enlargement and hypertrophy• echocardiographic evaluation of the right ventricle• cor pulmonale• clinical features and diagnosis of pulmonary hypertension in adults• pathophysiology and clinical features of isolated ventricular septal defects in infants and children Japanese Journal• 総肺静脈還流異常症 TAPVR 特集 これが大切! 1カ月以内の新生児疾患 -- 見落としてはならない重症疾患・対応に迷う疾患• 中西 敏雄• 小児科診療 74 4 , 593-597, 2011-04• HP-159-1 ラットの大量肺切除後に生じる 右室肥大をG-CSFは軽減させる 肺 基礎研究 ,ハイブリッドポスター,第109回日本外科学会定期学術集会• 松本 真介,岩田 尚,白橋 幸洋,丸井 努,水野 吉雅,松井 雅史,竹村 博文• DP-061-7 ラット右肺3葉切除後の 右室肥大に対するG-CSFの効果 第108回日本外科学会定期学術集会• 松本 真介,岩田 尚,白橋 幸洋,石田 成吏洋,真鍋 秀明,杉本 琢哉,村上 栄司,竹村 博文• Related Links• 2002年10月26日... 私は21歳・女です。 今月10月の健康診断の安静時心電図の結果に「不完全右脚 ブロック・軽度な右室肥大(ただし、右軸偏位)」とありました。 自覚症状もないし、「安静 時... これらの所見の中では、偽陽性率が低く、陽性率が高い項目はQRS波の高電圧である ため、心室肥大の心電図診断基準としてはQRS波の電圧基準が広く用い..... 右室肥大 の心電図診断基準 下記の3項目の内、何れか1つを満たせば右室肥大と診断します。 心電図所見から考えにくい疾患はどれか• a -• b -• c -• d -• e - 「 英 , 同• 図:PT. 268,279 心臓の構造と興奮伝導系• 心電図の読み方:PHD. 108 概念• 心臓全体の電気的活動を体表面から経時的に記録したもの。 特殊心筋の活動電位は記録されない。 固有心筋の活動電位のみ 医学大事典より• 心臓は拍動のたびに電気を発生し、これを心起電力 cardiac electromotive force と呼ぶ。 心起電力により体表面に電流が流れると四肢や胸壁など、体表面の異なった部位間に電位差が生じる。 この電位差を導出するための装置を心電計と呼び、心電計により時間軸に沿って記録された電位の変化を心電図という。 心電図は心臓の電気的興奮の伝達を記録したものである。 P波は心房の脱分極を、QRS波は心室の心筋細胞の脱分極を表す。 T波は心室の再分極を表す。 つまり心筋の異常がある場合何かしらの変化が心電図上に表れるということである。 心電図は身体に侵襲的な影響を及ぼさない検査である。 このことはこの検査を心臓の疾患を疑ったら即行ってよいということである。 心電図は、不整脈、心筋梗塞、心筋虚血、心膜炎、心房負荷、心室肥大・心室拡大、電解質異常などの判断に有用である。 施行する目的• 心臓疾患疑い 狭心症・心筋梗塞・不整脈など• スクリーニング 学校検診、職場検診など 心電図の種類• 臨床では一般に標準12誘導心電図が良く用いられる 電極の部位による分類• 体表の誘導• 体内の誘導• 食道内心電図• 心腔内心電図• ヒス束心電図 表現形式による分類• ベクトル心電図:心起電力をベクトル環として三次元的に描く• スカラー心電図:時間軸に沿った電位の記録 心電図の記録サイズ• 2s 標準12誘導心電図• 5改変 V1 右第4肋間 赤 V2 左第4肋間 黄 V3 V2とV4の中点 緑 V4 左第5肋間かつ鎖骨中線 茶 V5 V4と同じ高さで前腋窩線との交点 黒 V6 V4と同じ高さで中腋窩線との交点 紫 心電図の波 6つの棘波よりなる• :心房の電気的興奮。 12-0. 20s 3-5mm• QRS複合:心室の電気的興奮: 0. 06-0. 15s :正常; 0. 06-0. 08s 1. 5-2mm , ; 0. 08-0. :心室の再分極 心室筋興奮の回復過程 :• 心電図の波の間隔• :房室間伝導遅延: 0. 12-0. 20s• RR:心臓の一周期• TP:心臓の弛緩期 正常心電図における波• 536• 心臓における興奮の発生と伝達の過程を可視化 1. 心臓内の興奮伝導の障害 ex. 不整脈:脈拍のリズムと心拍数の異常 ex. 、 3. 冠循環の異常 ex. 血漿中の電解質濃度の異常 各誘導で取りやすい所見• 第II誘導:P波の描出• V5誘導:虚血性変化 特徴的な所見• V6Q :、、、、、後壁側壁梗塞 QB. C-377 新生児・幼小児の心電図 SPE. 428-• :小児では顕著。 吸気時に心拍数増加、呼気時に心拍数減少• :新生児~乳児では肺血管抵抗がまだ高いために右室肥大が持続。 心電図と心疾患• :血液が不足する状態• :心内膜側での虚血、ST低下• 心臓を栄養している血管が急激に閉塞するため、全く血液が供給されない状態。 急性期と慢性期では異なった心電図をとる。 異常Q、ST上昇、冠性T• 心臓に器質的疾患を持たないにもかかわらず、心電図上でQT時間の延長 QT時間が0. 46秒以上 を認める病態。 疾患と心電図• aVR, V1を除いたST上昇。 いくつかの電極でPR部の低下 PR segment depression• :肺性P、不完全右脚ブロック、右軸偏位、V1-V3のT波陰転・平坦化、II,III,aVFでST低下。 肺高血圧、最初の3つは右室負荷を反映• :ST-T変化 ストレイン型の陰性T波は、上に凸のST低下を伴い、非対称性陰性T波。 Sv1, Rv5の増大。 QRS時間の延長。 :PR延長、不完全右脚ブロック、右軸偏位。 右心系の容量負荷による遠心性心肥大。 :右側胸部誘導 V1-V2 V3 のST上昇 coved型あるいはsaddle back型。 完全あるいは不完全右脚ブロック様QRS波形 つまり、V1-V3でJ波が見られる。 :V1,V2でrsR'• :V1,V2でQSパターン• PQ短縮、QRS延長。 V1に特徴的変化「A型: 高いR波。 左室自由壁」「B型: rS型。 中隔」• 胸をさらすことになるので、女性の患者では特に配慮する。 誘導の電極が正しい位置に貼られていないと記録される結果が異なってくるので、正確な位置に貼る。 また、心電図は筋肉の活動も拾ってしまうので、筋緊張を和らげるため患者にはリラックスしてもらい、リラックスできる状況を作ることを心がける。 [display] 「 英 同 国 関 、 まとめ• 肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大が四徴とされており、漏斗部中隔が右前方へ偏位したために生じた大きな心室中隔欠損と漏斗部狭窄が病態の核心である。 出生後は体重増加正常であるが、生後数ヶ月後より徐々にチアノーゼが出現、次第に増悪していく。 無酸素発作が出現するようになり、小児期には蹲踞の姿勢をとるようになる。 聴診上、2-3LSBに駆出性雑音を聴取、またII音は単一II音として聴取される。 低酸素血症の持続により、バチ指、多血症、鉄欠乏性貧血を来す。 合併症として脳血栓、脳膿瘍、感染性心内膜炎に留意する。 文献 2 YN. C-121 SPE. 452 原因• 225• の微少な欠損が関係する PHD. 391 四徴• 、、、 病態 肺動脈狭窄• 左室の心筋収縮による駆出圧が、心室中隔欠損により右室壁に加わる PSと大動脈騎乗を伴う心室中隔欠損• 391• 心奇形を合併しうる PHD. 391• origin of the left coronary artery 症状• 息切れ、易刺激性、チアノーゼ、頻呼吸、ときに失神、痙攣。 子供は全身の血管抵抗を上げるためにしゃがむようになる。 呼吸困難、意識消失を来す。 午前中の覚醒時に起きることが多い。 右室流出路狭窄の増強が引き金となり、肺血流の低下が起こる。 3ヶ月頃から出現。 身体所見• バチ指:低酸素血症の持続による 聴診 PHD. 393• RV :右室肥大• そのためA2成分のみS2として聴くことになる。 左右の胸骨縁に収縮期雑音:右室の駆出路で乱流が発生することで生じる 肺動脈までの流路が狭窄しているから• 最強点:• 2LSB:肺動脈弁狭窄• 3LSB:漏斗部狭窄• 心室中隔欠損症 VSDによる雑音は生じない。 欠損している部分が 大きすぎるため 検査 胸部単純X線写真• :左第二弓陥凹、左第四弓突出• 肺血管陰影の減弱 心エコー• 大動脈騎乗、心室中隔欠損、右室内腔拡大 心電図• 右室肥大所見 high RV1, deep SV6 心カテーテル検査• 診断目的のみに施行することはない 右室造影• 術前検査に有用 治療• 全ての症例が手術適応 内科療法• PED. 919 薬物療法• 鉄欠乏性貧血、無酸素発作の予防が目的。 918 手術療法• 新生児期において動脈管依存性の重症例では、プロスタグランジンE1の持続投与を行い、 を行う。 ガイドライン1。 動脈管非依存性の場合、1歳頃に頻回の失神発作、無酸素発作をきたす例に対して YN. C-122 、内科的に無酸素発作のコントロールが困難な症例や著しい肺動脈低形成に対してを行う ガイドライン1。 合併症• 、、 ガイドライン• 先天性心疾患の診断、病態把握、治療選択のための検査法の選択ガイドライン [display] 国試• 、 症例• 2歳男児。 運動後にチアノーゼが見られるため来院した。 家族の話によると、うずくまっていることが多くなってきたという。 胸骨左縁第2肋間に駆出性収縮期雑音を聴取する。 「 英 、 同 関 、、、 : 約 21,600 件 全肺静脈還流異常症 : 36 件 NSU. 387 まとめ• 先天的な心奇形であって、左心房に還流すべき肺静脈血が右心系に流入する病態である。 生存に心房中隔欠損か卵円孔開存が必要であり、病態によっては肺静脈閉塞による肺うっ血を来す。 右心系の容量負荷により右室肥大、不完全右室ブロックをきたす。 チアノーゼ性心疾患であり、多くの場合、生後一ヶ月以内にチアノーゼ、右心不全、肺うっ血による呼吸困難を来す。 治療は緊急的に、 BAS やを行う。 SSUR. 370 YN. C-115 疫学• 370 病型• I型:上心臓型:垂直動脈から無名静脈、あるいは下大静脈に灌流還流• II型:心臓型:右房、冠静脈洞• III型:下心臓型:横隔膜を貫いて下降し、下大静脈、門脈に灌流 病態• 右心系への容量負荷、右室への容量負荷? 、、、• III型では肺静脈の還流路に狭窄 , を来しやすく、肺うっ血を来しやすい SSUR. 370• 心陰影: 次の構造によって8の字 雪だるま が描かれる 上大静脈 腕頭静脈 無名静脈、垂直静脈 右心室 左心• 肺野:すりガラス陰影:肺うっ血による 治療• 心房中隔欠損、卵円孔開存が存在しなければ、緊急に BAS 、を施行• I型:共通肺静脈管を左心房に吻合。 垂直動脈結紮切除。 心房中隔欠損の閉鎖。 II型:右心房にパッチを当て、肺静脈血を左心房に流出させる。 III型:共通肺静脈管を左心房に吻合する。 372• 372• 「 英 , 関 定義• 健常者では、安静臥位にて平均肺動脈圧は15mmHgを超えず,加齢による上昇を考慮しても20mmHg以上にはならない• 従って、一般には、安静臥位での平均肺動脈圧が25mmHgを超える場合、また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、特発性間質性肺炎といった肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、肺胞低換気症候群では平均肺動脈圧が20mmHgを超える場合に、肺高血圧症と診断される。 病態生理• 強皮症が最も高頻度で、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病が次ぐ 検査 の所見 II誘導に巨大なP波を認め、右房負荷が示唆される 肺性P。 I,aVFから右軸偏位が示唆される。 V1-3? でストレインパターン。 V1で若干Rが高い。 ガイドライン• Guidelines Pulmonary Hypertension JCS2006. pdf• 肺高血圧症治療ガイドライン(2006年改訂版) [display] 国試• 、 「 英 同 ST下降、ST部分下降 関 、 病態• QRS幅正常• 高いR• 未分類:• QRS幅延長• 二次的ST低下• 未分類• ST上昇の鏡像 形態による分類 心電図の読み方パーフェクトマニュアル p. 219,239• 下降型傾斜型 down-sloping type• 水平型 horizontal type• 緩徐上行型 slowly upsloping type 図:LAB. 1520• junctional depression• slow-rising depression• horizontal depression• Master2段階試験のdouble test判定基準では、以下のST低下で陽性としている。 5mm異常のischemic depression 1. , 2. 08以上• トレッドミル検査では1mm以上の虚血性ST変化の出現 1. または2. でendpointとしている。 ST低下は心筋の虚血を表す場合があるが、この場合虚血が起こっている場所を同定できない。 労作性狭心症で虚血する心筋は殆ど下壁といった末梢領域であるためらしい 「 英 ラ 関 、• 組織や臓器が反応性に一定以上に容積を増すこと。 「 英 関.

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【心電図の見方】ストレインパターンとは

右 室 肥大 心電図

この記事の目次• 右軸偏位とは 心臓は右心房上部にある洞結節という組織から電気刺激が発せられ、興奮・拍動しています。 この電気信号の流れは右心房から左心室、つまり前を向いた時に右上から左下へと流れます。 電気信号は洞結節から発せられますが、その後、房室結節という部分を通過し全体へ行きわたります。 心電図では、これら電気の流れを感知し、波形として表します。 この電気の流れを電気軸といい、心室筋心房興奮が起こります。 右軸偏位はこの電気の流れが右側に寄ってしまっている状態をいいます。 右軸偏位は心電図上に特徴的な波形を示しますが、何かの病気であることは稀なので、過度に心配する必要はありません。 反対に左に寄っている状態を左軸偏位といいます。 右軸偏位が示す意味とは 心臓は通常、胸の中心にあります。 そして、基本的には縦になっています。 右軸偏位が検出された人は、心臓が傾いていることがあります。 心電図で電気の流れの方向に異常があるのはそのためです。 心臓に傾きがあるだけならば病的な問題は全くありません。 一方で右軸変異が検出されたとき、病気の可能性があるなんてこともあります。 非常に稀ではありますが、自覚症状等がある場合は詳しい検査をする必要があるでしょう。 詳しい検査が必要な場合は、心電図以外の心臓検査などで異常があるときです。 血液検査でも異常がみつかると、心臓に何かしらの負担がかかっていることがありますから、注意したほうがいいでしょう。 どんな人にみられる? 右軸変異は高齢者、子供によくみられます。 健康診断で心臓について指摘されると心配になってしまいますが、心臓の傾きに関することなので、心配する必要はありません。 また、痩せ型の人にもよくみられます。 痩せ型の場合、心臓の収まるスペースが小さくなるため、心臓が傾きやすいという特徴があるためです。 このケースについても心配する必要はないでしょう。 心電図と心拍の測定について 心電図を測定するとき、体の四肢、胸部に検査機を装着します。 中学生の時の健康診断でベットに横になり、検査をしたという記憶がある人も多いでしょう。 四肢の表面から心臓の電位を読み取る電極をつけますが、これを四肢誘導といいます。 四肢に誘導される電位にはそれぞれ名前があります。 右手:aVR、左手:aVL、左足:aVFとなります。 右足はアースです。 ちなみに誘導とは心臓の興奮ベクトルをどこの方向から見るかということです。 興奮ベクトルはいわば電気信号の伝わる方向と大きさ。 興奮ベクトルは角度によって長さや大きさが違うように見えます。 四肢ともう一つ胸部にも電極をつけ、電位を図ります。 これを胸部誘導といいます。 胸部誘導では第4肋間胸骨、第5肋間胸骨という部位に電極を6つ貼り付けます。 体の各部位に電極を貼り付けることで、様々な角度から心臓を検査することができます。 つまり、より詳しい心臓の状態を確認することができる、ということですね。 四肢誘導の意味:双曲誘導法 四肢や胸部に電極を貼ることで、心臓の状態を正確に測ることができる心電図。 各部位で計測される波形には様々な意味があります。 具体的には以下があります。 I誘導 左心室の側壁の状態を見ることができます。 対象者の左側から心臓をみているということですね。 心臓の電気信号は左下の方向へ流れるため、I誘導の波形はとても重要な意味を持っています。 II誘導 心臓は左下に向かって尖っている形をしています。 II誘導ではこの心尖部から見ることができます。 I誘導同様、電気信号の流れを詳しく知る重要なポイントとなります。 III誘導 心臓の右心室側面、左心室下壁を見ることができます。 測定しても、個人によって大きく変わる波形を示します。 そのため、III誘導には決まった波形はありません。 以上の3つ誘導を四肢誘導の双曲誘導法といいます。 四肢誘導の意味:単極誘導法 単極誘導法とは基準となる場所から身体上の1点の電位を測定する方法です。 具体的には以下の3つがあげられます。 aVR誘導 心臓を右肩の方向から見ることができます。 具体的には右心房・右心室を観察するのに効果的です。 aVL誘導 心臓を左肩の方向から見ることができます。 具体的には左心室の側壁を観察するのに効果的です。 aVF誘導 心臓を真下の方向から見ることができます。 具体的には左心室の下壁を観察するのに効果的です。 心電図の見方 右軸偏移は心電図の所見でみられる症状でした。 心電図は心臓の電気的な活動を波形として表してくれます。 では、その波形にはそもそもどういう意味があるのでしょうか。 普段何気なくみている波形を詳しくみていくことにしましょう。 波形の意味とは 心電図波形ではいくつか山や谷が存在します。 これは心臓の各部位の興奮・収縮を意味しています。 では、具体的な名称や意味についてみていきましょう。 P波 P波は心房部の興奮・収縮を表します。 心電図に見られる最初の山の部分です。 少し低めの波形が見られるはずです。 この幅は心房が興奮〜収縮までの時間を表しています。 電気信号が伝導し、心房筋が興奮することで収縮を起こします。 QRS波 QRS波は心室部の興奮・収縮を表します。 マイナスの電極から始まるため、波形は一旦マイナス軸方向へ表示され、そして最も高く鋭い山を作りそして、またマイナス軸方向へ表示されます。 R波同様、QRS波の幅は興奮〜収縮までの時間を表しています。 T波 T波は心臓が収縮し、その後回復する際に見られる波形です。 QRS波のあと少し低めの波形がみられます。 この部位に異常が見られると、深刻な病気の可能性があります。 U波 T波の後にさらに小さな山が心電図波形に表示されます。 これはU波と呼ばれます。 どうしてこの波形が出ているのかは現在でもわかっていませんが、心室に関係した現象と考えられています。 波形の間隔にも意味アリ 上記の波形はそれぞれの部位の興奮・収縮を意味していました。 一方で、波形と波形の間隔にも、心臓の状態を知るために重要な情報が隠されています。 PP間隔 P波から次のP波までの間隔をPP間隔といいます。 心臓の興奮・収縮の間隔ですね。 より詳しく言えば心房の興奮から次の心房の興奮までの間隔です。 心房を興奮させる電気信号は洞結節という部分から発せられます。 PP間隔はこの洞結節のリズムということもできます。 PQ間隔 心房の興奮 P波 から心室の興奮 QRS波 までの間隔です。 この幅によって心房から心室へ伝わる電気信号の速さがわかります。 間隔が短ければ伝導は速く、反対に長ければ伝導は遅いということになります。 RR間隔 心室の興奮 QRS波 から次の心室の興奮 QRS波 のまでの間隔を表します。 1分間あたりの心室の興奮を心拍数といいますが、このRR間隔を調べることでこれを算出することができます。 QT間隔 心室の心筋細胞が電気的にオンになっている時間間隔です。 この間隔が長いと徐脈 脈拍が遅い と判断でき、反対に短いと頻脈 脈拍が早い と判断することができます。 右軸偏位と病気の可能性 心電図で右軸偏位が見つかっても、多くの場合問題がありません。 医者自身もそんなものがあるよ、とかなり軽い気持ちで通達することがあるでしょう。 一方で右軸偏位以外に他の症状を発症しているときは、何かしらの病気の可能性があります。 心臓に異常があると、それだけでかなり注意しなければなりません。 では、具体的にどのような病気があるのでしょうか。 右室肥大 その名の通り、右心室部の肥大が起きている状態です。 右心室は肺に血液を送る手前の部屋です。 この部分の肥大が起こるのは肺に何かしらの異常が起きていることが推察されます。 右心室の血液は肺へ供給され、肺を循環します。 その循環の間で、血液には酸素が取り込まれます。 そして、再び心臓へ戻り、全身へ送り出されます。 右心室は高い血圧に耐えられるようにはできていません。 そのため、一度右室肥大を起こしてしまうと、戻ることはありません。 症状が進行すると、全身症状に発展することがあります。 ただ、自覚症状はほとんどありません。 心電図検査で右軸偏位や右心肥大を指摘されたときは、詳しい状態を調べるために精密検査を受けた方がいいかもしれませんね。 心房中隔欠損症 心房は左右に左心房・右心房があります。 この部屋を区別する壁が心房中隔という組織です。 この病気はその名の通り、心房中隔に欠損がみられます。 具体的には小さな穴が開いてしまいます。 心電図でしばし右軸偏位を検出します。 それほど珍しい病気ではないということですね。 心臓に穴があいているといっても、重篤な症状を発症するために手術をし、ほとんどの方が完治します。 幼児期の症状として体重が増えない、風邪をひきやすいなどがみられます。 また、呼吸困難といった重篤な症状が起こることあり、この場合では手術を検討する必要があります。 詳しくは、を参考にしてください! 肺性心 肺の血液循環に異常が起こり、右心室に悪影響を及ぼしている状態です。 具体的には右心室肥大・右心室不全などが起こります。 病気が進行すると様々な症状を発症するようになります。 具体的な症状として咳や痰の増加、血痰、浮腫などがみられます。 症状が重度となると呼吸困難、肝腫大、腹水などが起こります。 早急な治療が必要とされるでしょう。 肺の血液循環が阻害される原因は結核の感染、血栓塞栓症、高血圧などがあります。 超音波検査やX線検査によって、肺の状態を確認し、診断していきます。 詳しくは、を参考にしてください! 閉塞性肺疾患 肺性心の原因の1つに慢性閉塞性肺疾患があります。 これは喫煙を主とした有害物質を長期間吸引することで、肺に炎症性の疾患を発症している状態です。 喫煙者の生活習慣病ともいえるでしょう。 十分な酸素を吸引できなくなるため、ちょっとしたことで息切れを起こしたり、疲れやすくなります。 咳や痰がみられるもの特徴です。 体が疲れやすくなったというのであれば注意が必要です。 喫煙によって肺の細胞が破壊されてしまうと、呼吸機能がそれ以上回復することはありません。 現時点が最良の状態なのです。 このことを強く認識する必要があるでしょう。 右軸偏位と左軸偏位 右軸偏位は電気的な信号が右の方向へ流れてしまう状態でした。 病気の可能性は非常に稀であるため、それほど心配する必要がない状態でしたね。 一方で左軸偏位という状態もあります。 右軸偏位と同様に、電気的な信号が左の方向へ流れてしまう状態です。 では、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。 どんな人にみられる? 左軸偏位は肥満の方、妊婦、そして高齢者に比較的よくみられます。 症状単体では問題ありませんが、高血圧やなどがみられるようであれば心臓に何かしらの異常が起きていることがあります。 どんな病気が考えられる? 左軸偏位では左室肥大が起こっていることがあります。 左心室に継続的な負担がかかっているのですね。 特に肥満の方であれば、高血圧が引き金になることがあるでしょう。 このため、食生活をあらため、症状を改善していく必要があります。 心臓は24時間365日、休みなく鼓動しています。 1つ1つの負担は小さくても、これだけ続けているとやはり負担になってしまうのです。 血圧が高い。 そう指摘されている人は今後、左室肥大をはじめとする心臓の病気にならないために注意が必要でしょう。 こんな自覚症状には注意 健康診断で左軸偏位と診断される人は少なくなりません。 しかし、ほとんどの場合、無視できるほど症状は軽微なものです。 実生活に影響を及ぼすということもありません。 ただ、心臓に何かしらの負担がかかっていることは推測できます。 胸痛や動悸が起きているなどの胸部の異常があるようであれば、一度詳しい検査を受けた方がいいかもしれません。 その他の心臓の異常 右軸偏位や左軸偏位のほか、心電図でわかる心臓の異常には様々な種類があります。 時として重篤な症状を発症していることもありますから、注意が必要です。 具体的には以下があげられます。 異常Q波 心電図の波形で最も高いQRS波。 この部分に異常が出ると異常Q波という波形を示します。 心臓の拍動で最も大きな波形ですが、その分重篤な症状を発症していることがあります。 代表的な疾患として心筋梗塞があります。 心臓を動かす心筋への血液供給が絶たれてしまい、心臓が小刻みに震え、やがて壊死してしまう病気です。 このような時、波形に2つの異常が起こります。 1つは山の高さが低くなる。 そしてもう1つが波形の幅が広くなるということです。 早急な対応を必要とされる状態です。 陽性T波 心電図でT波部分が高い山形になる状態です。 具体的には高陽性T波といいます。 左右の心室に何かしらの異常が起こっている可能性があり、注意が必要です。 具体的には高血圧、血液の逆流などが起こっている可能性があります。 ただ、検査時の緊張などの影響で波形が乱れることもあり、慎重な検査が必要です。 陰性T波 T波が心電図横軸より下に示されてしまう状態です。 心電図ではT波が最も変化が起こりやすいといわれています。 この波形の異常は狭心症や心筋梗塞の可能性が示唆されます。 一方で過呼吸や精神的なストレスがあると、波形に出やすいことがあります。 このため、診断時には年齢や健康状態を総合的に判断する必要があります。 房室ブロック 心臓の電気信号に遅延がみられる状態です。 遅延そのものは問題がありません。 心臓機能を高めている運動選手等によくみられます。 進行するとめまい、たちくらみなどを発症することがあります。 期外収縮 不整脈の1つで脈拍が一時的に不規則になる状態です。 自覚症状はなく、重篤な症状を発症することもありません。 ただ、生活環境の中でストレスが心身にかかっている可能性があります。 睡眠不足、疲労、たばこといった外部要因が心臓に負担をかけてしまうと、期外収縮を好発します。 この状態が長く続くことは、もちろん好ましい状況ではないため、体を休ませることが大切です。 詳しくは、を読んでおきましょう。

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3.心電図の読み方-(3)(4)|誰でも分かる「心電図の簡単な読み方」

右 室 肥大 心電図

心電図所見 健診のは、ほとんどがコンピューター診断です。 最近のコンピューターは、だいぶん賢くなっていて「異常なし」と判定された場合は、ほぼ正常といえるようなレベルになっています。 ただ、いろいろ異常所見が書いてある場合は、まだまだおかしな面もたくさんあって、特に 異常Q波の診断や、ST変化の判定などが苦手なので、人間の目で確認する必要があります。 たつの市では、と言って、小学校1年生と中学校1年生、約1600人の検査を行っていますが、コンピューター診断をそのまま二次検診に回していると、保険診療がパンクしてしまうので、循環器専門の委員が判定を行って、しっかりオーバーリードして本当に異常なものだけを二次検査に回すようにしております。 さて、あなたのの結果、どういった所見が書いてありますか? 所見は、医学用語なので意味不明ですよね。 簡単に、説明しています。 (自検例ではありません。 他人のふんどしで相撲をとっているのであしからず) 詳しくは、かかりつけの先生に聞いて下さいね。 しかし、 実臨床で最も多いのは、コンピューターの過剰診断です。 本当に異常Q波ですか?ということと、異常Q波の出ている 誘導がどこかということが大事なのです。 QRS波形の最初の上向きの波(陽性波)をR波と言います。 aVRは、異常Q波が出るのが正常です。 健康者を主たる対象とした集団健診において、異常Q波と診断される大多数は健常者です。 異常Q波とは、 幅が0. その診断には、Q波の測定は正確を期す必要がありますが、実際の臨床では、異常Q波なんて、だいたいでいいという感触はありますよね。 Q波の測り方 異常Q波の正常例を示します。 40歳 男性 生来健康で、健診で異常Q波を指摘されています。 特に幅の狭い尖鋭なQ波、T波の陰転を伴わない場合は、正常と言ってもいいでしょうか。 (心臓の位置がやや横位から縦になって、電気軸が変わるからでしょうか) 42歳 男性。 本症例は、移行帯がV5V6になっており、 時計軸方向回転によってQ波が見られています。 時計軸方向回転が起こると、前額面では、ベクトル環の上下が入れ替わり、興奮ベクトルはまず左上を向いてから左下、右上と回ります。 との鑑別には、下壁梗塞では、初期ベクトルが下方へ向かわないで、右上に向かうので aVRの初期r(rS波)で始まるはずである。 健常者(時計軸方向回転) 41歳 男性 BMI29の肥満体です。 この症例も aVRで終末R波が認められることから下壁梗塞は否定できそうです。 健常者(肥満) では、本当に病気があって、異常Q波になっている症例です。 75歳 男性。 V1〜V3のQSが目立ちます。 との鑑別には、Q波の起始部にスラーやノッチがなく、ST-Tも異常を認めない。 また、V5V6でR波の電位が小さいので、肺気腫の可能性が高い。 QS波形が、肺気腫により滴状心となり、心臓より相対的に高い位置で記録された結果なら、1〜2肋間下方で記録することで、rS波が記録されるはずである。 (もし、なら同じQS波形のままで記録される) 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫) 36歳 女性。 V1〜V3に見られるスラーやノッチは、たとえ小さくても(異常Q波の診断基準を満たしていなくても)陳旧性に見られる特徴的な所見ですが、年齢からは、虚血性心疾患は考えにくい。 ST変化もエストロゲンによるジキタリス様効果の可能性が高い。 また、別の機会に記録したと比較することも有用です。 トリは、主役のですが、誰にでもわかるようなものはおいといて、あえて「ん〜 どうかな」という症例を出してみます。 65歳 男性。 高血圧の初診のである。 もしこれが、集団健診でのだったら、文句なく「異常なし」と判定されてしかるべきものであろう。 しかし、1年前に狭心症を思わせる胸痛の既往があったため「ん〜 どうかな」となったわけです。 V1〜V3のQSは、きれいであり、肺気腫も疑われますが、V5V6のR波の振幅が減少していない点が合いません。 V1のJ点がわずかにあがり、STがわずかに上昇しながら、陰性Tに移行( T terminal inversion=心筋症でも見られる)している部分にのなごりが残っています。 心エコーで、前側壁と心尖部に運動低下を認め、冠動脈造影で左前下行枝seg6に90%の狭窄を認めました。 での変化を示します。 まず、T波が増高し、ST上昇を認めます。 胸が痛くなって、すぐに来院された場合は、この時点でのにお目にかかることが多いようです。 その後、異常Q波が出現し、数日かけてSTが下がってきてT波が陰転し、最終的には、異常Q波と冠性T波が残ります。 では、心臓のどこの部位の血管が詰まると、12誘導のどこの部分にST変化や異常Q波、陰性T波が出るというパターンがあります。 R波の増高不良 poor r progressionのみで、他にST-T異常を伴わない場合は、異常なし。 電気軸は、加齢によって左に偏位すると言われている。 よって、30歳以下の左軸偏位、40歳以上の右軸編位に注目すればよい。 左軸偏位 右軸偏位 S1S2S3パターン S1S2S3パターンとは、文字通りに解釈すれば、I、II、III誘導のすべての誘導にS波が認められるパターンを指します。 教科書的には、S1S2S3パターンが見られる場合として、 右室の肥大(大血管転移症、Fallot四徴症、心室中隔欠損症) 肺気腫、、自然気胸、漏斗胸、Straight back syndromeなどが疾患が記載されていますが、検診レベルの集団においては、S1,S2,S3パターンは、健常者(若年者、無力性体質者) がほとんどで、 臨床的な意義はなく、放置可でOKとされていることが多いようです。 肺疾患をで見つけたいのならば、S1S2S3パターンよりは、肺性PやS1,Q3,T3、右脚ブロックなどの所見の方が有用でしょう。 上記のは、 広義のS1S2S3パターンです。 狭義では、I、II、III誘導のすべての誘導で、R波よりもS波が大きいときを言います。 広義のS1S2S3パターンでは、正軸も含め、いかなる電気軸もとりうることになります。 I、II、III誘導のすべての誘導で、R波とS波がほぼ等しい場合、前額面に対して垂直なので電気軸を測定することが困難となり、 不定軸と呼ばれます。 狭義では、 極端な軸偏位、-90度から-150度になります。 高電位 右室肥大 右室の慢性的な圧負荷によって生じ、原発性肺や二次性肺を招く、僧帽弁狭窄症、慢性症、ファロー四徴症、肺動脈弁狭窄症、慢性閉塞性肺疾患などで観察される。 V1V2でR波増高の鑑別診断 反時計方向回転 移行帯がV1V2に来るだけで、STT変化を伴わない。 後壁梗塞 V1〜V3のT波増高。 (結構、難しい)本症例は、回旋枝の完全閉塞でした。 左室肥大 診断基準として Sokolow&Lyonらの、 V1のS波+V5orV6のR波>35mmが有名です。 心エコー所見からの Cornell criteriaでは、 V3のS波+aVLのR波>28mm(男)>20mm(女)というものもありますが、若年者に当てはめるとみんな左室肥大になってしまうので、 35歳以上という条件付けが一般的です。 ST-T異常は、後述する「ストレイン型パターン」になりますが、虚血との鑑別は難しいところですが、やはりR波高が大きい場合は、虚血を絡んでいるにしろ左室肥大が濃厚です。 左室の圧負荷で心筋が肥大している場合に、ストレイン型を示す場合が多く、容量負荷の典型例では、T波は陽性のまま増高していることが多い。 ST-T異常 45歳 女性。 BMI18のやせ型。 集団検診で異常でチェックされました。 なんの自覚症状もありません。 V5V6のST低下が目立ちます。 軽いストレイン型ST低下のパターンで、左室肥大や虚血を疑うST変化ですが、どうでしょうか。 V5のR波が2. 6mVぎりぎりですが、やせ型なのでありかなって感じです。 高血圧もありません。 ストレイン型にしては、T波の終末に陽性相あり(一般的には、陰性T波に引っ張られてSTが下がって基線にもどるので、陽性相はないと言われている)陰性T波が浅い割には、J点からST低下が大きいので虚血の方が疑われそうですが、動脈硬化のリスク因子はひとつもありません。 健常者(神経循環無力症) よく模式図的に示されているような真っすぐなSTがあって、ぴょこっと左右対称のT波が盛り上がっているような場合は、prolongation of ST segmentもしくは、sharp angle of ST-Tと表現され、ちょっと虚血の臭いがするというわけです。 陰性T波 変化の中で最も頻度が高いのは、T波の変化です。 その中で、T電位の減少は女性に多く、そのほどんどが健康者です。 陰性T波の臨床的意義判定に当たっては、年齢、性別、誘導の情報が必須です。 健常者でも、過呼吸、食事、精神的要因で起こることも知られています。 陰性T波とは、T波が陰性(下向き)で、0. 5mV以上のものをいうことが多く、臨床的に問題となる最も多いものは、虚血性(狭心症や)の疾患で、同時にQRS波の異常やST部分の異常を伴うことが多い。 元来、V1V2で陰性T波を示すことはしばしばあり、特に女性ではV3まで及んでも正常範囲として良いと思われます。 一般的に陰性T波の正常限界は-5. 0mmである。 心尖部肥大型心筋症(深くて左右対称で幅が狭くて限局的 10mmを越えることも) 脳卒中(巨大陰性T波、T波の幅も広い) 陽性T波 左右対称で高いピンっと尖ったテント状 Kが高くなるほど高くなる Kが低くなると テントの布が余って、U波が高くなる(低K血症) 平低T波 変化の中で最も頻度が高いのは、T波の変化です。 その中で、T電位の減少は女性に多く、そのほどんどが健康者です。 平低T波や二相性T波の臨床的意義判定に当たっては、年齢、性別、誘導の情報が必須です。 健常者でも、過呼吸、食事、精神的要因で起こることも知られています。 2秒以上)状態です。 ただ遅れるだけでP波の後に必ずQRS波が続きます。 迷走神経が亢進している若年者や運動選手ではよく見られる変化で、進行しなければ心配ありません。 症状がなければ、経過をみましょう。 完全左脚ブロックは、重篤な心臓病が見られ予後も悪いと言われるが(左室全体が刺激伝導系を通っていないので、背後になどの異常が隠れていてもわからないので、全例精査が必要)経過も良い場合も少なくない。 また、同じ完全左脚ブロックでもV1〜V3がQS型を示す例とrS型を示す例がある。 心室内ブロック 心室全体への興奮の広がりが遅くなり、QRS波の幅が広くなっています。 心筋の異常が原因となっていることもあるので、一度、心エコー検査をしてみましょう。 上室性期外収縮 期外収縮とは、本来予想されていた(期待されていた)タイミングよりも早く収縮が起こることを言います。 本来の洞結節(内科師長から出た命令)から起こった収縮ではないため、異所性の興奮(他の病棟の師長が出した命令)でP波の形が異なっています。 つまり、心房から発生した電気刺激で、洞結節からの規則正しいリズムから逸脱して、やや早いタイミングで心臓の収縮が起こったを上室(心房)性期外収縮といいます。 上室(心房)性期外収縮は、ほとんどの方が自覚症状がないことが多く、ではじめて指摘されることもめずらしくありません。 原因は、睡眠不足や過労、精神的、肉体的ストレス、たばこなどが引き金になっていることが多く心配ありませんが、 頻発するようなら、まれに心疾患を伴う場合もありますので、原因の病気がないかを一度は調べてもらったほうがよいでしょう。 心室性期外収縮 期外収縮とは、本来予想されていた(期待されていた)タイミングよりも早く収縮が起こることを言います。 本来の洞結節(内科師長から出た命令)から起こった収縮ではないため、異所性の興奮(内科病棟のスタッフのひとりが勝手に出した命令)でP波がありません。 つまり、心室から発生した電気刺激で、洞結節からの規則正しいリズムから逸脱して、やや早いタイミングで心臓の収縮が起こったを心室性期外収縮といいます。 心室性期外収縮は、ほとんどの方が自覚症状がないことが多く、ではじめて指摘されることもめずらしくありません。 原因は、睡眠不足や過労、精神的、肉体的ストレス、たばこなどが引き金になっていることが多く心配ありませんが、まれに心疾患を伴う場合もありますので、期外収縮があるといわれたら、原因の病気がないか、また期外収縮から危険なに移行する可能性がないかを一度は調べてもらったほうがよいでしょう。 房室接合部調律 洞性頻脈 心拍数 正常 60〜100 100〜250 頻脈 250〜350 粗動 350〜 細動 促進性心室固有調律 心電図では、PQ時間が次第に短縮して行き、ついにはP波に重なるようにQRS波が出現している。 このことから心房の興奮と心室の興奮の同期が失われ、P波をQRS波が追い越そうとしている様子が読み取れる。 心拍数は約75で正常範囲であり、この見掛け上のPQ時間の短縮は、促進性心室固有調律による房室解離が原因であることが分る。 異常自動能による代表的な不整脈として見られる促進性心室固有調律です。 心拍数は100以下で正常です。 どうしてこのような不整脈がでたかの原因を調べることが大事です。 最も多いのは、心臓外科手術後、ジキタリス製剤服用中、心筋虚血時などに見られます。 上室性頻拍 narrow QRS tachycardia(幅の狭いQRSで規則的な頻拍症) リエントリー回路のサイズによって、分類される。 (2)房室結節回帰性頻拍 房室結節付近に二重伝導路が存在し、これをリエントリー回路とする頻拍を生じる。 リエントリー を起こす原因のひとつに、リエントリー(副伝導路)と呼ばれる機序があります。 正常な心臓は、一本の指令系統で動いていますが、正常な刺激伝導系とは別に、もう一本の伝導路が存在することがあります。 これを副伝導路と呼びます。 この副伝導路に、一方向にしか流れない性質と伝導がゆっくりになる性質があると、いつまでも電気信号がぐるぐる回り続けてしまうようなことが起こり、頻脈性になってしまうのです。 洞性徐脈 健康な心臓は、洞結節から発せられる電気刺激で、1分間に60回〜100回程度の規則正しいリズムで、収縮を繰り返して全身に血液を送り出しています。 これを正常洞調律といいます。 洞性徐脈は、心臓の拍動リズムの規則性は保たれていますが、回数が、遅くなる状態で(1分間に60回未満)ほとんどは、自律神経(迷走神経)によるもので、運動すれば増えるので、病的意義はありません。 しかし、や息切れ、体のだるさ、失神などの症状を伴う場合や、極端に少ない場合(1分間に40回以下)などは、洞停止や洞房ブロックなどを伴う可能性もありますので、精査が必要です。 洞 洞不全症候群は、ペースメーカー埋め込みによる予後の改善はない。 QOL改善のため。 このr波の増高がなかなか進まず移行帯がV5付近にずれ込んでいるのを時計方向回転(足の方向から見上げて)と言います。 しかし、時計方向回転は、胸部誘導での体の横断面での電気軸の変化を表しており、前額面上での電気軸(左軸偏位、右軸編位など)とは関係ありません。 電気軸上の概念であり、必ずしも実際に心臓がその方向に回転している訳では有りません。 ST上昇 高いT波 心室頻拍 リドカインでは、洞調律に戻るのは、10%もない。 アミサリンが使われることが多いが、血圧が低ければ、心室細動になってしまうかも。 当院では、静注の抗薬は置いていないので、そのまま救急搬送して、意識レベルが落ちた時点で、除細動となります。 特発性心室頻拍は、カテーテルアブレーションの適応になるが、原因不明は、ICD、後24時間以内は再発しないので、経過観察 QT延長 日常診療で、このような異常を見る場合は、 抗不整脈薬や向精神病薬の副作用、 (低K血症、低Ca血症, 低Mg血症 )など後天性のものがほとんどで、その他、循環器疾患、神経系疾患でみられる。 一方、明らかな原因が無く、 先天性(遺伝性)QT延長症候群があります。 最近、心筋細胞膜のイオンチャネルの遺伝子異常が原因であることがわかってきました。 「QT延長症候群」の遺伝には2つのタイプがあります。 子供4人のうち3人が病気になる優性遺伝( Roman-Ward症候群)と子供4人のうち1人しか病気にならない劣性遺伝(Jervell and Lange-Nielsen症候群)です。 劣性遺伝の患者さんの場合は、生まれつき両耳の聴力が低下しています。 そのため生まれつき耳の不自由な方では1,000人に2~3人の割合でこの病気が見つかると言われています。 Roman-Ward症候群(先天性QT延長症候群の90%がLQT1〜3で占められる) 発作が起こらなければ無症状です。 発作による症状は立ち眩み、動悸、気分不快などで、ひどい場合には意識を失います。 治療は、交感神経の働きを抑える薬により突然死はかなり予防できます。 しかし、薬物療法にて効果のない症例は、交感神経の切断やペースメーカー、植え込み式除細動器の手術を行います。 torsade de pointes Tdp torsade de pointes型心室頻拍の( torsade de pointesという言葉は、フランス語で、「トルサード・ド・ポアンツ」と発音します。 torsadeとは「捻れた房毛」、 pointe s は「針、釘、(針の)尖端」などの意味です) 心電図所見は極めて特徴的で、QRS軸の極性が5~20心拍を周期として徐々に変動します。 (上に尖ったり、下に尖ったりしてます) 直ちに適切な治療を行わないと極めて容易に心室細動に移行するため、極めて危険なです。   QT短縮 ブルガダ型 我が国では、かなり以前から一見、健康そうな青壮年男性が、夜中にうなり声を発生突然死するという例があることが知られており、昭和31年に東京都監察医務院の吉村先生が「ぽっくり病」と呼ばれました。 この病気は、東京都で年間100例くらい見られていましたが、原因不明で、そのまま時間が過ぎてきたわけですが、世界には偉い人がいるもので、1992年にスペインのBrugada先生が、反復する失神発作などの前駆症状を有し、特発性心室細動の中の一疾患群として、共通する心電図所見があることを報告し、ブルガダ症候群と呼ぶようになりました。 Brugada型の定義(学校検診での小児Brugada様例の抽出のための診断基準より) 右側胸部誘導(V1〜V3)のいずれかで、 J点で0. J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする。 J点 QRS波とST部分のつなぐ(junction)点のことを指します。 ブルガダ型心電図は、平成16年度から日本小児循環器学会で定義されていますが、当時はJ点から40msで0. 2mV以上のST上昇としていましたが、平成19年度の判定基準改定でJ点で0. 2mV以上のST上昇と変更されています。 (ちなみに虚血を診断する時のST低下は、J点から80ms後で測定します) ブルガダ型心電図では、V1〜V3で右脚ブロックパターンを示すのでJ点がはっきりしないため、J点の決定は、V4〜V6誘導でJ点を定めて同時相でV1〜V3のJ点を決定します。 しかし、このようなを示す人は、我が国では稀でなく、検診や外来でしばしば遭遇する心電図所見で(100〜1000人に1人)多くの人は全く健康で、何ら異常なく生活を続ける人が大部分ですが、事故を起こす人が皆無というわけでもありません。 ブルガダ型には上図のB coved型)とC(saddle-back型)の2種類があります。 B coved型)は要注意ですが、C saddle-back型)であれば、家族歴がなく、失神発作を起こしたことがない方は、日常生活は健康と考え、スポーツ、旅行、勤務などには何の制限もなく、普通のように生活されて何ら差し支えありません。 ただ「」「」の治療薬で、悪い影響を与えるものがありますから「ブルガダ型」と診断されたことがあることを担当医師にお話し下さい。 Brugada症候群の診断基準 (1)特徴的なBrugada型波形を呈する。 (2)QT延長を伴わない多形性心室頻拍や心室細動およびそれに伴う失神発作が確認されている。 (3)心室細動をおこしうるすべての器質的心疾患および病態が否定される。 coved型の特徴的な波形(薬物負荷の有無を問わず)を呈する場合で 心室細動または多形性心室頻拍の発作が確認される 血縁に45才以下の突然死がある 血縁に coved型の心電図所見を有する例がある 電気生理検査で心室細動誘発が可能 失神 夜間の苦悶状の呼吸(nocturnal agonal respiration) これらの臨床的背景を持たない例はBrugada型とし、Brugada症候群とはしない  (European Society of Cardiology Heart Rhythm Society の提唱 2002年) 特に下記に注意して、1年に1度の検査を受けて経過を観察して下さい。 (1)家族(主として45才以下の両親、兄弟など)に失神発作、急死などの人がいる。 (2)今までに失神発作などがあった方。 本症候群にみる失神発作は心室細動に由来し、突然死をきたすものがあるので注意が必要です。 一般に中年以降の男性に多く、安静時または睡眠時に発作がおこる傾向あります。 本症候群のST上昇の程度やT波の所見は変化するので1回の心電図所見では正確には判定できないことがあります。 coved型は、saddleback型より危険度が高いとされていますが、撮影時期により相互に移行している場合もあるためsaddleback型にも注意が必要です。 健診や一般臨床の場においてsaddle-back型に遭遇する確率が圧倒的に多い。 saddleback型の所見を認めた場合は必ず1肋間上(必要なら2肋間上も)の胸部誘導(V1~V3)も記録すること。 また、他の器質的心疾患を除外する目的にて心エコー検査を実施することが望ましい。 (例えば、ARVCでは右側胸部誘導においてJ点の上昇や陰性T波の所見はしばしば認められるため、Brugada型(coved 型)との鑑別はしばしば困難を伴う).

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