ビー スターズ テム 犯人。 BEASTARS(ビースターズ)のネタバレ解説まとめ (3/14)

ビースターズ 71話 ネタバレ 感想 ついに犯人が… | 読んだマンガの感想を書いていくブログ

ビー スターズ テム 犯人

あの日テム食ったのお前だよね 今回は今までで一番というくらいに、 内容が詰まってます。 まず1個目、日常パートで始まる かと思いきや 日常会話をするレゴシ達の後ろで、 ストレッチしてるだけの普通の光景が、 腕がポロッ 唐突すぎるグロシーン。 でもこれって、故意ではなく、 ビースターズ世界あるあるで 肉食と草食の間では珍しくない事のようです。 どれだけ肉食と草食が身体レベルで違うのか、 分かりやすいシーンです。 ここだけを取り上げるシーンなのかと思いきや、 レゴシがキビを運んだあとが本番。 「あの日テム食ったの お前だよね」 レゴシが、あまりにも冷静に何気なく言ってて 驚きましたが、ここで早くも犯人が特定。 全員のペットボトルの唾液鑑定により 導き出された結果なんですが、 ファーストキスを犠牲 にした成果が出ました。 しかしこれ、放課後こっそり他の 部員のロッカーをあさって、 ペットボトルを飲んでたので、 もし他の部員に見つかってたら、 違う意味で学生生活が 終了してたでしょうね。 犯人はクマの リズ なんか全然印象に残ってなかった、 ヒグマのリズ。 読み返したら 1巻冒頭の時点ですでにいました。 というか、ほぼ背景化しながらも 割と出てましたね。 彼も彼で、 かなり屈折した人生をおくっている のですがそこは後述します。 このレゴシのピンチを助けたのは まさかの ピナ! しかもものすごく冷静に、2人の やり取りを聞いてたことを伝えます。 このあと、3人で話をする場面が くるのですがピナの印象が一気に 変わりましたね。 巻末コーナーを見る限り、 パル先生にとっても変わった みたいですが 笑 リズに脅されても、最期まで いつもの調子を崩さなかったピナ、 7巻のとこでさとり世代とか 書いてごめんなさい。 カッコよかったです。 レゴシの過去、リズの過去 場面は変わり、ジャックと レゴシの幼馴染コンビ。 初めてレゴシの生い立ちが 語られました。 母親は自殺で父は逃亡(?) 両親を失ったあとは祖父に 引き取られていたようです。 更には レゴシは純血の オオカミではなかった! レゴシも、祖父と話したあと 「違う生き物同士だからこそ仲良く」 と発言しますが、引き取った祖父は、 父方の祖父で、全然別個体なの かもしれません。 この辺りも、今後追求されて いくのでしょうが、色々な秘密や ポイントがありそうです。 そして、レゴシとジャックの 友情シーンは見てて安心できます。 2人のほっこりエピソードとは真逆に、 友情エピソードが途中で崩壊したのが リズとテム。 またしてもこの世界独特の法律が登場。 身長2M以上の肉食のクマは 政府から筋肉を萎縮させる薬の服用を 義務付けている こっちの世界よりもある意味、 非人道的な義務ですね。 みんなの印象とは違う内面を 持っていたリズ。 それに気づいたのがテム だったんですね。 取り繕わないテムに対して、心を 開いていくリズでしたが、開きすぎて、 薬も1回止めてしまった日に状況が 一変し 1巻冒頭のシーンに繋がります。 ここからの数コマは、コマの形も違うので、 おそらくリズの妄想(願望)なのでしょう。 しかし気になったことが1つ。 今回は1巻の方の 1コマ目のセリフが登場しませんでした。 レゴシが犯人というミスリードを 誘うシルエットや展開なのかと思いましたが、 リズが我に還った時には、すでにテムは 死んでいたというところも、単純にリズが 本能のままに殺してしまったのではなく、 もうひとりその場にいたのでは? と思ってしまったのですが、 考え過ぎでしょうか? こんなにあっさり犯人は確定した点からも、 まだもうひと展開ある気がしました。 勿論、犯人探しではなく、レゴシの成長に 物語の焦点を移動するためだっただけかも しれませんが。 距離が近づく二組 いつもの患者確保の仕事に勤しむレゴシですが、 思わぬ形でルイと再開しました。 ルイはすでに前回レゴシを見かけてますが、 裏市で肉を買って食べてると勘違い。 立場も違うせいで、2人の対比が面白いシーンで、 失望しているルイに対し、 ルイの生存を確認出来て、喜びを隠せず尻尾が 自然に振られてしまうレゴシがかわいいです。 この素直さも良いですね。 犯人を特定したことだけ伝えて、レゴシは この場を去りますが、レゴシとリズの対峙に際して、 ルイがどういう関わり方をしてくるのか、 二人の関係がどうなっていくのか一気に楽しみに なった再会でした。 一方で、 ジュノとハルちゃんも、 レゴシのせいで ドロドロした立場ですが、色々あって 打ち解けてるのが良かったです。 今後もこの2人の絡みは見ていきたいですね。 まとめ 単行本1冊にこれだけ詰め込めるのか!て くらい濃い巻でした。 特にレゴシの過去は、今後かなり意味を 持ってきそうだし、誤解がとけたルイとの 話も今後増えていきそうです。 リズの食殺が未解決のまま、一方では 学校の完全草食肉食分断化に対して、 生徒たちが一斉に反対をするという、 学園全体の変化も大きく動きそう。 オマケ 巻末に、 シシ組のルール(ルイには内緒)が 載ってますが、 めっちゃルイに気を使ってるのが 見えて、面白いです。 こういうのを見ると本当に 信頼されてるのが分かりますね。

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TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」

ビー スターズ テム 犯人

ジャンル 、 、ヒューマンドラマ 漫画 作者 出版社 掲載誌 レーベル 発表号 2016年41号 - 発表期間 - 巻数 既刊18巻(2020年4月8日現在) アニメ 原作 板垣巴留 監督 松見真一 脚本 樋口七海 キャラクターデザイン 大津直 音楽 アニメーション制作 製作 BEASTARS製作委員会 放送局 ほか 放送期間 第1期:10月 - 12月 第2期: - 話数 第1期:全12話 - プロジェクト ・ ポータル ・ 『 BEASTARS』(ビースターズ)はによるの作品。 『』(刊)にて発売の41号から連載中。 擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちのが描かれる。 概要 [ ] 板垣が同様のテーマで描いたオムニバスの短期集中連載作『ビーストコンプレックス』(『』2016年14号から17号までに掲載 )が人気を得て、本格連載化した作品。 以前から持っていたキャラクター(主人公のレゴシ)を高校生にして、世界観はそのままで舞台を高校にすれば少年漫画っぽくやれるかも、ということで連載が決まった。 2018年、第42回・少年部門受賞。 週刊少年チャンピオン連載の作品として、第1回(1977年)に受賞した『』、第39回(2015年)に受賞した『』に続いて3作目の受賞作となったほか、で大賞を受賞し、秋田書店の漫画作品で大賞を受賞した初めての作品となった。 2019年8月28日時点で単行本14巻分の累計発行部数は300万部を突破し 、2019年10月にはフジテレビ「+Ultra」枠にてアニメが放映され、Netflixでの独占配信が開始した。 あらすじ [ ] 中高一貫のエリート学校・チェリートン学園内で、ある日の生徒 テムがに殺されるという「食殺事件」が起きる。 テムと同じく演劇部部員であったの少年 レゴシは、大型の肉食獣であることに加えて寡黙な性格や意味深な言動が災いし、テム殺しの犯人だと疑いの目を向けられてしまう。 幸いこの疑惑はすぐに晴れることとなるが、結局真犯人は見つからないままであり、学園内に生まれた肉食獣と草食獣の確執のようなものが消えることはなかった。 演劇部篇 1-2巻 [ ] 演劇部による新入生歓迎公演が迫る中、レゴシは役者長であるの ルイから夜間練習の見張りを命じられ、その際に通りかかった草食獣に対して本能を暴走させて襲いかかってしまう。 すんでのところで食殺は起こさずに済んだものの、レゴシは強い自己嫌悪を覚える。 その後、部活の雑務で園芸部を訪れたレゴシは、そこで小さなウサギの少女 ハルと出会う。 彼女こそ、レゴシが襲った草食獣だった。 レゴシは彼女の腕にある、あの夜にレゴシがつけてしまった傷について尋ねるが、ハルはこの傷が出来た経緯を何も覚えていないと答えた。 レゴシはハルに興味を覚えるが、その態度を体を求めているものだと勘違いされてしまう。 ハルに迫られたレゴシは驚いて逃げ出すものの、自分が初めてオスとして扱われた嬉しさから、また彼女に会いたいと切望するようになる。 やがて新歓公演の本番がやってくる。 演目は部の伝統である「アドラー」、死神と少女とを取り巻く悲劇だった。 主演で死神アドラーを演じるルイは稽古中に負った傷を抱え、絶不調を押して初日の舞台へ上る。 そして圧巻の演技で観客を湧かせたものの、負傷が悪化したために2日目はベンガルトラ・ ビルが急遽アドラーを演じることとなり、ビルの立ち位置であった悪役の抜け穴へレゴシがあてがわれることとなる。 ルイの脱落を好機だと捉え明るく振る舞うビルに感心するレゴシだったが、2日目公演の直前、ビルが緊張を鎮めるためにウサギの血を服用したことを知って激昂し、本番中に本気の喧嘩を仕掛ける。 演劇という虚構の中で突如始まった現実の暴力は、図らずも観客を引き込んだ。 その場は乱入したルイのアドリブによって収められ、思わぬ形の成功は学生新聞でも取り上げられるなど、レゴシは一躍時の人となる。 隕石祭篇 3-6巻 [ ] 新歓公演後、偶然ハルと再会したレゴシは、あの夜のこと(自分が彼女を襲ったということ)を言い出せないまま交流を重ねていくうちに、恋愛感情のようなものを覚えていく。 しかし、買い出し中に迷い込んだ裏市で出会った医師・の ゴウヒンから、レゴシが抱いているのは狩猟本能が変形した恋愛感情であり、食殺を起こす前に縁を切るべきだと諭される。 街で開催される隕石祭の装飾作業中、レゴシは親しそうに触れ合うハルとルイを目撃したことをきっかけに恋愛感情を確立し、本能に抗いながら、ハルへの想いに殉じた行動を取るようになる。 やがて告白を決意するが、その直後、ハルが何者かに誘拐される。 裏市で活動する犯罪組織・シシ組の仕業だと知ったレゴシは、ゴウヒンの助けを借りてシシ組へと乗り込み、ハルを救出する。 ルイもレゴシを追うようにしてシシ組へと向かったものの、既にハルは救出された後であった。 ルイは全てを失った諦観と共に、手負いであったシシ組のボスを射殺。 その現場に居合わせたシシ組の構成員・ イブキから新たなボスになるよう半ば強制的に提案され、それを受け入れて学園やレゴシらと決別する。 この事件以降、草食獣をボスに頂いたことでシシ組は裏市で勢力を拡大してく。 食殺事件篇 7-11巻 [ ] 極秘に開催されていた種族長らによる評議会では、チェリートン学園から長年「青獣ビースター」が輩出されていないことが問題視されていた。 学園長の主張も虚しく、早期解決を求める層からの提案によって「テム殺しの犯人を見つけたものをビースターにする」ということが決定される。 一方そんな事情を知る由もないレゴシは、学園の警備員 ロクメからの依頼をきっかけに食殺犯捜しを始める。 レゴシは調査の最中に食殺犯と思しき肉食獣に襲撃され、相手の圧倒的な強さを実感したためにゴウヒンに弟子入りを志願。 食肉に頼らない強さを求める。 食殺犯は演劇部部員の・ リズであった。 肉食獣による食殺を許せないレゴシと、食殺を崇高な想い出だとしていたリズ。 2匹は何度も衝突した後、大晦日に決着をつける約束をする。 レゴシから2匹の戦いの立ち会いを頼まれたルイは悩んだ末に組抜けを決意し、イブキの命と引き換えに表世界への復帰を許される。 そして劣勢にあったレゴシの元へと駆けつけ、リズに勝つためだと自らの右足を差し出す。 レゴシは食肉の禁忌を犯し、その代償として得た力でリズに勝利する。 種間関係篇 12-巻 [ ] レゴシとルイによって解決された喰殺事件は、「食殺犯を倒すために、同意の元で生きた友人の肉を食う」という特殊な経緯があったため、真相は隠匿され、表向きにはルイがその身を犠牲にして事件を解決したことになっていた。 レゴシは食肉行為によって前科がついてしまい、草食獣との結婚が不可能になるなどの社会的なハンデを負うこととなる。 ハルとの関係を進展させられなくなったレゴシは、自分だけの生き方を模索するためにチェリートン学園を退学。 自ら部屋を借りてアルバイトで生計を立て、食肉の禁断症状に耐えながら新たな生活を始めることになる。 一方、青獣ビースターの頂点であり、動物社会を総括する「壮獣ビースター」である・ ヤフヤは、食殺犯を倒すために食肉を犯したレゴシに興味を惹かれて調査を始める。 その過程で、レゴシがかつての同僚であり共に未来のビースターと目されていた・ ゴーシャの孫であると知る。 登場人物 [ ] 学年および年齢は初登場時のもの。 第1話の食殺事件が春の出来事であり、4月9日生まれのレゴシはその時17歳だったが、第119話 - 第122話で18歳の誕生日を迎えているため、この時点で物語開始時点から約1年が経過している、また、第105話で卒業式が描かれ、その後は退学したレゴシ以外の学生は進学あるいは進級している。 声の項はテレビアニメ版の。 主要人物 [ ] レゴシ 声 - 種族 - 本作の主人公。 性別はオス。 物語開始時はチェリートン学園の高等部2年生で演劇部の美術チームに所属し、照明係を担当していた。 4月9日生まれの17歳。 牡羊座で血液型はO。 身長185センチメートルの体重71キログラム。 毛色は灰色。 好きなものは昆虫と天気予報 :204。 大柄な体格や高い戦闘能力に見合わず、弱者や秩序を重んじる繊細で心優しい性格だが、肉食獣ひいてはオオカミとして誕生したことへの強いから「無害な存在でありたい」と望んでおり、普段は非常に寡黙かつ不器用で目立つことを嫌っているため、他者とのコミュニケーションが得意ではない。 このため、幼馴染であるジャックや701号室のルームメイトなど一部の友人・知人を除いて、周囲からは近寄りがたい変わった動物だと思われている。 ハルとの出会いをきっかけに様々な経験を経て抑え込んでいた自分を少しずつ出すようになっていくが、ハルへの感情が恋なのか肉食獣としての本能(食欲)なのか懊悩している。 リズが食殺犯だと知って以降は何食わぬ顔で学園生活を送るリズへの怒りを抑えられなくなることもあったが、自身もハルへの感情で悩んでいたため「自分もリズと同じようになっていたかもしれない」という思いから、大晦日に決闘で自身の思いをぶつけて決着を付けることにしている。 しかし、リズとの決闘の際に、ルイ当人から半ば強制される形で彼の右足を食べたため、食肉の前科が付いて草食獣との関わりに複数の制約が課せられることになる。 それを期に学校を中退して、でので生計を立てながら一人暮らしを始める。 ジャック以外には表沙汰にはしていないが、純血種でないハイイロオオカミとコモドオオトカゲのクォーターであり、実の祖父であるゴーシャに似ているとされている。 しかし、母親・レアノが自殺してからは長らくゴーシャとは直接会っておらず、退学後、ジャックに居場所を教えられたゴーシャが訪ねてきたことにより再会を果たしている。 その際には、以前からゴーシャに対して平然と種族差別が行われるような社会のあり方へ違和感や疑問を抱いていたことを打ち明けている。 名前の由来は俳優のから :204。 ルイ 声 - 、(幼少期) 種族 - チェリートン学園の高等部3年生。 性別はオス。 演劇部の花形役者で、役者チームのリーダーを務める学園のカリスマ的存在。 3月29日生まれの18歳。 牡羊座で血液型はA。 身長172センチメートル、体重53キログラム。 好きなものはセロリ :210。 ホーンズ財閥の御曹司で、普段は気位高く振る舞い、失敗を重ねる者や未熟な考えの持ち主には辛辣な言動を崩さない。 稽古中に負ったの痛みを我慢してまで舞台上での演技を続けるなど、自分自身にも妥協や甘えを許さないストイックで直向きな姿勢を持ち合わせている反面、やや頑固で自分の弱みを見せてしまうことを恐れている。 元々は裏市で肉食獣用の生き餌として飼育されていた個体で、右足の裏には生き餌として育てられた証として数字の入れ墨が彫られており、5歳のときにホーンズ財閥の跡取りとしてオグマに引き取られたという過去を持つ。 この出自から自らが捕食される側(草食獣)であることに強いコンプレックスを持っており、大型肉食獣として振る舞おうとしないレゴシに一目置いていると同時に、苛立ちも感じている。 裏市で活動する犯罪組織・シシ組にハルが誘拐された騒動を機に一時期学園を長らく休学し 、シシ組のボスとして勢力拡大の原動力となるものの、再会したレゴシに大晦日で行うリズとの決闘を見届けるように懇願されたことなどを機に、少しずつレゴシの情に絆され、足を洗う決意をする。 シシ組からの脱会後、レゴシとリズの決闘を見届けに向かうも、決闘で苦戦していたレゴシに入れ墨ごと右足を食べるよう強要。 レゴシの勝利に寄与する傍ら、自らの過去とも決別を果たす。 それにより、食殺犯を見つけたのがレゴシであることを公表できなくなったため、自身が表向きの功労者にされる。 リズが逮捕された後、入院を経て復学した。 それ以降、右足に義足を付けている。 レゴシの退学に伴い、ジュノとは「休学中は裏市にいた」という秘密を学内で唯一共有することになる。 卒業式の日にジュノのファーストキスを受けてその気持ちを察するが、異種族恋愛の厄介さを理解しているため突き放す態度をとるものの、内心は動揺していた。 卒業後は、大学に進学するも、御曹司であることや義足のことで他人にからかわれることが増えたほか、時折足の断面から感じる激痛に悩まされるようになる。 当初はビースターを目指していたが、食殺犯を見つけた表向きの功労者として青獣ビースターの候補に選ばれた際には「作り話の上で青獣ビースターを名乗る気はない」として固辞した。 休学中から卒業後に至るまでたびたび学校外で自分と関わるレゴシを疎ましがる発言も多いが、レゴシが骨肉麻薬の売人を捕えた際に負傷したと知った際は菓子折りを持参して見舞うなど、それなりに気にかけている。 ハル 声 - 種族 - 本作のヒロイン。 チェリートン学園の高等部3年生で園芸部所属。 性別はメスで、3人兄妹の末っ子。 父、母(声 - )、兄、姉の5人家族である。 10月19日生まれの18歳、てんびん座。 血液型はO型。 身長105センチメートル、体重は15キログラム。 好きなものは朝ドラ :190。 自分に正直でサッパリした性格で、常に明るく・気丈に振る舞うが、「小型の草食獣」という圧倒的弱者であることへの諦観のようなものを抱いており、「身体を重ねている間だけは対等な存在として扱われている」と感じられるため、性に対して積極的かつ奔放に振る舞っている。 しかしそういった行為がきっかけで動物同士の関係で亀裂を作ることも多く、校内では孤立している。 ルイとは恋仲であり、異種族であるため結ばれないということを寂しく感じている。 また、レゴシのことは当初「不思議な子」「(種族の違いから)相容れない存在」と見ていたが、付き合いを重ねていくうちに惹かれ始めていき、食殺の危機から救われたことでさらに距離が縮まった。 しかしその後レゴシが退学することになり、彼が警察にリズの逮捕に至る真相を内密にするように言われていたため、事情を知らないまま別れることになった。 その後ジャックにレゴシの居場所を教えられて一度は訪ねようとしたが、一緒にいたセブンの姿を見て誤解し、その時は会わずに去った。 卒業後は大学に進学する。 同級生の異種族カップルに訪れた悲劇を目の当たりにしてレゴシへの思いを断ち切ろうとするが、そのタイミングでその日がレゴシの18歳の誕生日であることを思い出し、それを祝うため再会。 その際にセブンに対する誤解も解け、レゴシから真相を聞かされる。 そしてレゴシに裏市を案内させ、彼を受け入れる自身の覚悟が本気であることを示す。 ジュノ 声 - 種族 - ハイイロオオカミ チェリートン学園の高等部1年生で演劇部の役者チームに所属。 性別はメス。 2月12日生まれの16歳、水瓶座。 血液型はAB型。 身長170センチメートル、体重51キログラム。 毛色は赤茶色。 好きなものはスイーツと散歩 :206。 自他ともに認める美貌の持ち主であり、当初はその恵まれたルックスのせいで一部の生徒から妬まれがちだったが、明朗活発な言動や周囲への気配りを忘れない振る舞いによって少しずつ信頼と人気を得ていく。 その一方では、「日の当たる場所でないと肉食獣は輝けない」という価値観を持っており、普段の言動もこうした思想や自身に対する絶対的な自信に由来している。 このため、ルイからはその本心を見透かされ、「自信過剰で自分は全てを手に入れられると思い込んでいる強欲な女」と指摘されている。 入部時より、同種族ということもあってレゴシを認知して以来強烈な恋愛感情を抱いており、またそれを周囲に隠そうとしていない。 また、市内で発生したオオカミによる食殺事件を背景に学園の生徒たちからいじめを受けていたところをレゴシに救われたことがきっかけで更に好意を強め、「草食獣と肉食獣は距離を置くべき」という思想的立場もあってレゴシと同族種のカップルになることをしきりに望むようになる。 隕石祭の出し物では失踪したルイの代わりに主役を務めた際には、肉食獣の強さ・正しさをアピールすると同時にレゴシに告白するも、レゴシの鈍感さもあってはぐらかされてしまった。 ルイが裏市にいることを知って以降は徐々にルイに惹かれていき、卒業式の日にファーストキスを捧げる。 ルイには突き放した態度をとられるが諦められず、「異種族恋愛の大先輩」としてレゴシに助言を仰いでいる。 ゴウヒン 声 - 種族 - 裏市で活動する心療内科医で、食殺を犯した肉食獣の捕獲、カウンセリング、治療を行っている。 性別はオスで年齢は39歳。 既婚者だが妻には逃げられている。 強面で粗野な振る舞いが目立つが、面倒見の良い性格。 顔面にある複数の傷跡は、治療中の患者から何度も暴行を受けたことによるものである。 そういった経験から患者の暴力に負けないよう笹を食べ鍛錬に励んだ結果、筋骨隆々の肉体を手に入れた。 レゴシからは慕われており、修行を申し出てきたレゴシを鍛え上げ、肉食獣の捕獲サポートができるまでに育てた。 演劇部 [ ] チェリートン学園のクラブ。 毎年、中等部から10匹から20匹ほどが顧問からのスカウトという形で新たに入部する :61。 これは演劇部が持つ「生き様を見せる」という裏テーマを徹底するためであり、スカウトされる動物たちは何らかの事情を抱えたものだけとなっている :65。 部内では演出係が頂点であり、部長の下に台本担当、音響チーム、役者チーム、ダンスチーム、美術チームと分けられている :61。 サヌ 声 - 種族 - 演劇部の部長で性別はオス。 癖者揃いの演劇部メンバーでは比較的良識を備えており、部員たちの扱いに苦労している。 役者チーム [ ] ルイがリーダーを務めるチーム。 ビル 声 - 種族 - 高等部2年生。 性別はオス。 明朗活発なお調子者で、目上の動物を立てるなど世渡り上手だが、自らが肉食獣であることへの強い自負心と肉食動物が自由に肉食できない世界への不満を抱いており、知り合いの不良の先輩を通じて草食獣(ウサギ)の血を入手したり、裏市でもなりふり構わず草食獣の肉を購入したりとするなど、肉食獣の持つ狩猟本能や食肉衝動に従うことを肯定するような言動が多く、ルイの出自を知った際にも脅迫するなどの野心家の一面も持つ。 そのため、正反対の考えを持つレゴシとは度々衝突しているが、草食獣である部の仲間については大切に考えており、特にエルスに対しては、頻繁に話しかけたり、シシ組襲撃の際は真っ先に安否を確認するなど、気にかけている。 リズが逮捕された後、復学したルイによって次期部長に任命される。 テム 声 - 種族 - 高等部2年生。 性別はオス。 レゴシとは仲が良く、また同じ演劇部に所属するアンゴラのエルスに片思いをしていた。 演劇部の舞台『アドラー』に「水の精 オディー」役に抜擢されるも、何者かに食殺されてしまう。 ピナ 種族 - ドール 高等部1年生の新入部員。 自分のルックスに絶大な自信を持ち、女遊びを趣味としている。 人を食ったような性格をしており、入部早々肉食獣を侮辱する発言をして部内の肉食獣から反感を買ってしまっている。 リズと対峙したレゴシを助けるために食殺事件へと首を突っ込み、自らを危険に晒しながらも巧みにリズを牽制するという大胆さも持っている。 レゴシに対しては好意的な態度を見せているが、感情を抑えられなくなったレゴシの突発的な行動をフォローせざるを得なくなることもあり、その点には呆れ気味。 大晦日の決闘では、レゴシのやる気を引き出そうとするリズに殺されたかと思われたが、実際は拘束されて傷を付けられただけだった。 自力で脱出した後、警察に通報してリズを逮捕させるが、その時レゴシも食肉を犯していたことまでは知らず、結果的にレゴシも逮捕させることになってしまった。 アオバ 声 - 種族 - 高等部2年生。 同学年で同じ肉食獣ということで、レゴシやビル、タオとよくつるんでいるが、ビルが裏市で肉を購入しようとした際はレゴシと共に思い止まって引き下がるなど、肉食獣のメンバーでは比較的良識を持ち合わせている。 また、長く付き合っている彼女がおり、ハルに対するレゴシの感情を「信仰」に近いものと評し、その恋愛観が他人とズレていることを指摘している。 エレン 声 - 種族 - 高等部2年生。 演劇部の舞台『アドラー』では、ヒロインの「エレン」役に抜擢されるなど、普段は可憐な役柄を演じているが、素の顔は勝ち気で物怖じしない性格であり、テムが殺害された際には、ビルと激しい口論を交わしている。 タオ 声 - 種族 - 高等部の2年生。 新歓祭の舞台では主役アドラーを襲う敵役を演じていた。 ストレッチ中に勢い余ってキビの腕をもいでしまうという事故を起こして停学処分を受け、意気消沈していたが、最終的には和解している。 ゾーイ 声 - 種族 - 中等部に所属するオスのヤギ :102。 死亡したテムの代役として「水の精 オディー」役に抜擢されるも台詞を全く覚えていなかったため、ルイから厳しい稽古を突き付けられることとなり、レゴシとハルが出会うきっかけを作る。 ダンスチーム [ ] シイラ 声 - 種族 - 高等部3年生。 誕生日は6月21日。 性別はメス。 ダンスチームのリーダーで、肩書は振り付け長。 14歳のころ、金欠のため「肉食メスクラブ」で女王様のアルバイトをしていたところを演劇部にスカウトされた。 エルス :61 声 - 種族 - アンゴラヤギ テムが想いを寄せていたメスのヒツジ。 テムが食殺された際は、自分に対するレゴシの言動を訝しみ、彼が事件の犯人ではないかと疑っていたが、彼の真意を知って以降はその内面の優しさを知る数少ない存在となる。 明るい性格で演劇部とも真摯に向き合っており、また肉食獣のよき理解者でビルとも仲がよい。 ビルが裏市で草食獣の肉を買ったことに気付いていたが、それも含めてビルのことを受け入れている。 美術チーム [ ] 本作の主人公、レゴシが所属するチーム。 仕事内容は細分化されており、照明、衣装、小道具・大道具に分かれる。 ドーム 声 - 室元気 種族 - 美術チームのリーダー。 女性的な口調で話すが、性別はオス。 周囲への気配りが上手く、和を大事にする性格で、不器用で口下手なレゴシのことを気にかけている。 また、徐々に心を開き成長しているレゴシの近況についてジュノに教えるなど、ジュノの恋を応援している。 カイ 声 - 種族 - 美術チームの照明係。 性別はオス。 生まれた直後に実親から捨てられ、一家に育てられた過去を持つ。 荒々しい口調で話すが、根は実直でコミュニケーション能力に長けている。 元は役者チーム所属で、テムの死亡を受けて彼とオーディションで争っていた「水の精 オディー」の役を得るチャンスが訪れたと期待するが、過去に犯した本番中の2度に渡るミスを理由に美術チームへ異動させられる。 美術チームに異動した直後はその境遇を嘆いていたが、徐々に裏方の仕事にも楽しみを見出し、チームの動物たちとも友好的な関係になっていく。 キビ 声 - 種族 - 美術チームの衣装係のオス。 アリシェイクが好物。 基本的には穏やかで懐が広く、レゴシとも友好的だが、噂を鵜呑みにしたり、厄介事を嫌ったりするなど、流されやすく臆病な一面も持ち合わせている。 ハルが性に奔放である噂を耳にしており、園芸部の部室を訪ねた際は本人と関わり合いになることを恐れてレゴシを置き去りにして逃亡し、レゴシが園芸部から戻ってきた際にその悪評について教えている。 ストレッチ中にタオに腕を千切られてしまい、一時は恐怖のあまり肉食獣を拒絶するようになるが、手術で神経が繋がったことにより回復に向かっており、「いつまでも肉食獣を怖がっていたくない」という思いから、タオが見舞いに来た際には彼の謝罪を受け入れ、和解する。 ファッジ 声 - 種族 - 美術チームの衣装係。 性別はオス。 一言多い性格でドームによく窘められている。 リズ 種族 - 高等部2年で音響チームに所属する :61。 性別はオス。 体格に似合わず、普段は温和で大人しく「好きの優しいクマさん」として認知されており、通常時は黒目だけが描かれている。 演劇部内での存在感はあまりなく、体格を活かした力仕事に従事している場面が多い。 筋力抑制剤の副作用に加えて、ハチミツでは押さえられないほど筋力や食殺衝動の制御ができなくなっている深刻な悩みを抱えている。 また、テムを食殺した真犯人でもあり、自分の肉食獣としての怖さを最も理解し受け入れてくれたことから、勢い余って殺害してしまうが、このときの記憶を美化して「種を超えた真の友情は捕食によってのみ築ける」という考えで自分の行為を正当化するようになる。 テム殺害の真相が判明してからは、捕食者としての本性を現した際は白目の中に黒目という表情で描かれる。 大晦日の決闘ではその力でレゴシを圧倒するが、ルイの足を食ったレゴシの反撃を受ける。 そして食肉を犯しても揺らぐことのない2匹の友情と自分自身を見失わないレゴシの姿を見て、自らの過ちと負けを認めた直後、ピナの通報で駆け付けた警官隊に逮捕された。 チェリートン学園の面々 [ ] ジャック 声 - 種族 - レゴシと共に生活する701号室の寮生。 性別はオス。 レゴシとは実家が近所同士の幼馴染。 12月22日生まれの17歳。 血液型はO。 身長167センチメートル、体重55キログラム。 左利き :196。 に品種改良を加えて生み出された種族()ということもあって、闘争心が抑えられているためか、明朗活発で人懐っこく心優しい性格である反面、知能が高く、学園トップクラスの成績を誇る優等生でもある。 しかしながら、幼少期はこうした品種改良を経て誕生した出自から「作り物」のイヌという自らの種族に強い劣等感を持っており、改良前である「本物」のオオカミに対して屈折した憧れや嫉妬心を抱いていた。 こうした経緯もあって、幼少期はレゴシとしばしば衝突していたが、後にお互い良き理解者となり、周囲から誤解されがちなレゴシを心配している。 ミズチ 声 - 種族 - () 自らを絶滅危惧種と自負する高等部の少女。 左右対称に白と黒で縞がはっきり別れているのが特徴。 取り巻きであるの女子生徒(声 - )との女子生徒(声 - )を常に引き連れている。 同種族の男子(声 - 榎木淳弥)と恋人関係にあったが、その恋人がハルとも関係を持ったことがきっかけで破局し、「絶滅危惧種のカップルを壊された」ことでプライドを傷付けられた嫉妬と逆恨みから、取り巻きの女子生徒と共に、ハルに苛烈ないじめを繰り返している。 レゴム 声 - 種族 - レゴシのクラスメイトの雌鶏。 無表情とお嬢様言葉が特徴。 レゴシがいつも困ったような下がり眉をしていることから、心中でレゴシのことを「八の字」と呼んでいる。 アルバイトとして水曜日のみ学校の売店に自分が産んだ無精卵を卸しており、レゴシが「水曜日のタマゴサンドイッチは特に美味しい。 」と褒めているのを聞いたことがきっかけで真剣に体調管理を行い、産む卵に責任と矜持を持つようになる。 なお、レゴシ自身は褒めていたタマゴサンドイッチがレゴムの卵で作られていることに終始気づかないままだった。 2018年に行われたの授賞式では、作者の板垣はレゴムの被り物を着用して登壇した。 ゴン 声 - 種族 - 学園長。 性別はオス。 55歳。 左目に傷跡がある。 選ばれた者に重圧を強いることになるビースター制度には消極的だが、評議会でチェリートン学園が5年間ビースターを輩出していないことを指摘され、「食殺事件の犯人を見つけた者を次のビースターにする」という約束をさせられてしまう。 しかし、該当者となったレゴシはその際に食肉を犯したためその功績を公表できず、表向きの該当者にされたルイも固辞したため、またしてもビースターの輩出は叶わなかった。 『BEAST COMPLEX』で発表された「トラとビーバー」は、彼の少年時代を描いたエピソードである。 ロクメ 種族 - 警備員。 胴に目の形の模様が四つあり、学園内で六つの目を持つ動物の怪談として存在が噂されてた。 レゴシの人柄を買って、学内で起きたテム殺害事件の犯人探しを依頼する。 寮母 声 - 種族 -。 シシ組 [ ] 裏市を仕切る犯罪集団。 構成員はすべてで、メンバーは35頭だったが、メロンがボスになって以降は徐々に数を減らし、ルイと再会した時にはボスとイブキを除く以下の8頭のみになっている。 食殺をビジネスとしており、殺した草食動物を見せしめとしてアジトの前に吊るしている。 表社会だけでなく裏市でも恐れられる存在。 レゴシとはたびたび顔を合わせる因縁の相手だが、メロンを倒すという目的のために手を組むことになる。 イブキ 声 - 種族 - マサイライオン シシ組の実質No. 2で年齢は35歳。 シシ組のイメージ向上のためにルイをシシ組のボスに据えることを提案する。 元は表社会の貧しい家の生まれだったが、12歳のときに裏市の店に売られてしまい、そこから逃げ出して18歳でシシ組に入る。 ルイを組に引き込んだことに責任を感じており、境遇が類似していることも相まって、ルイに対して色々と世話を焼いている。 ルイの組抜けの意思を聞き、その覚悟を迫るためにルイを襲おうとした結果、フリーに射殺される。 戒名は「獅子眼鏡」。 フリー 声 - 種族 - インドライオン 30歳。 右目に三本線の傷跡を持つ。 武闘派らしく、他組との小競り合いでは真っ先に突っかかっていった。 「ボス(ルイ)を食いそうになったら俺を撃て」という約束に従い、イブキを射殺しルイをシシ組から解放する。 その際に「次に見かけたら殺す」と宣言しており、実際にルイと再会した直後は殺すつもりだったが、ルイの角が生え変わりのために落ちて容姿が変わった途端に殺意は消え失せ、ルイを迎え入れる。 胸部から腹部にかけて「猫邪羅死」という大きなタトゥーを入れている。 ミーゲル 41歳。 武闘派であるが、同時に状況に応じた判断力と行動力を持つ。 ジンマ 種族 - マサイライオン 40歳。 右目に大きな斑点を持つ。 裏市の土地勘が強い。 ドルフ 33歳。 顔にX字の傷を持つ。 真面目な性格。 シシ組最年少。 サブ 43歳。 シシ組最年長。 鬣をモヒカンにして顔の下半分を布で隠している。 ドープ 27歳。 交渉術に長けている。 ヒノ 30歳。 ルックスの良さを活かして仕事を取ることを得意としている。 ボス(名前不詳) 声 - 顔に傷跡があり、縁なしの眼鏡を掛け、ライオンの手が彫刻された杖を突いている。 全身が白い毛の動物を食べることを趣味としている。 手下にハルをさらわせて食べようとするが、寸前でレゴシに顔面を殴られ阻止される。 逃げようとするレゴシをピストルで撃とうとしたところをルイに逆に射殺される。 コーポ伏獣の住人 [ ] 家賃は安いが建物は古く、裏市まで徒歩10分と治安の悪い場所に建つアパートの住人たち。 セブン 種族 - () 大手スポーツメーカーに勤める会社員。 性別はメスで年齢は29歳。 オス肉食獣の比率が高い職場に学歴とスポーツ用品に対する熱意で就職したが、名前ではなく「」という不本意な愛称で呼ばれるなどのいじめを受けていた。 営業部からの移動を期にいじめを受け入れざるを得なくなり、それまで住んでいた高級マンションからの転居を決意。 レゴシの隣室に住むことになる。 当初はろくに挨拶もしない上に毎晩自室で暴れるレゴシに苛立っていたが、食肉の禁断症状に耐えるレゴシに牙を向けられながらも名前で呼ばれたことで、徐々に受け入れていく。 レゴシの禁断症状が治まって以降は隣人同士として良好な関係を築いている。 サグワン 種族 - 302号室の住人。 性別はオス。 1月7日生まれ。 年齢は不明。 血液型はB型。 身長201センチメートル、体重は350キログラム。 半年前まで海で暮らしていたが、陸の書物を海洋語に翻訳する仕事に就くため、現在は陸で勉強中。 カタコトでしゃべる。 海洋出身のため陸の生物とは異なる思想を持っているが、お互いの文化・信仰を尊重するおおらかな性格。 フィーナ 種族 - 602号室の住人。 性別はメス。 31歳。 広告代理店勤務。 肝が据わった性格で、肉食獣であるライカと同居し、ヒモとして養っている。 ライカ 種族 - 602号室の住人。 性別はオス。 21歳。 フィーナにいい加減な性格と言われているが飛行免許を持ち、運転が得意のため通勤の送迎する持ちつ持たれつの関係にある。 エビス 種族 - 304号室の住人。 性別はオス。。 稀少種として捕獲しようとする団体と立ち向かうため日々鍛えている。 ムギ 種族 - 202号室の住人。 性別はオス。 カレンダーのグラビアによる収入で生計を立てている。 ボーグ 種族 - 201号室の住人。 性別はオス。 種族を偽ってウサギの小説家として活動している。 オイゲン 種族 - 403号室の住人。 性別はオス。 剥製師。 レゴシの親類 [ ] ゴーシャ 種族 - レゴシの母方の祖父であり、育ての親。 年齢は53歳。 大柄で圧倒的な強さをもつ兵士だったが、戦場でメスのハイイロオオカミと恋に落ち、失踪したという噂を持つ。 36年前はヤフヤと共に「ビースターズ」を目指していたが、恋愛を期にその道を降りた。 毒を持つ種族であるため法的にはハイイロオオカミとの結婚が認められておらず、レゴシとは血の繋がりはあるが戸籍上は他人同士となっている。 レゴシには平和主義を教えていたが、その裏には「それは強い者が唱えてこそ意味を持つ」という信念がある。 レアノ 種族 - ハイイロオオカミ レゴシの母でゴーシャの娘。 レゴシが12歳のときに自殺したが、メロンに狙撃されて重体に陥った際に見た幻覚の中で霊となった彼女と再会する夢を見ている。 ハイイロオオカミとコモドオオトカゲのハーフで、少女期までは外見上は母親そっくりの美しい血統種のハイイロオオカミであったが、19歳になってからは父の遺伝で背中にコモドオオトカゲの鱗が広がってしまうことに危機感を持つようになり、血統種のハイイロオオカミを産むために、ファッションモデルであったミヤギと関係を持った末にレゴシを産む。 その後全身の鱗化が進行していったため、レゴシが小学校に上がるころから自室に籠ってレゴシにも姿を見せなかったが、レゴシが12歳の誕生日を迎える際、レゴシには鱗化の心配はないと確信して別れることを決意し、自ら命を絶った。 ミヤギ 種族 - ハイイロオオカミ レゴシの実父で、ファッション雑誌でモデルとして活動していたが、後にに転身する。 レアノと関係を持つも間もなく破局したため、彼女当人からは全く認知されていない上に名前さえも憶えられておらず、レゴシも父親として認知していない。 その他の人物 [ ] オグマ 声 - 種族 - アカシカ 46歳。 ルイの義理の父親。 鋭い目つきの持ち主で、常に冷徹に振る舞っている。 ホーンズ財閥の一匹息子であるが子孫を作れない身体のため、自身の後継者として育てるべく幼いルイを裏市の生き餌販売所から高額で引き取った。 市長 声 - 種族 - ライオン ライオンは善良である、というイメージを市民に植え付けるため、大学入学直前に牙をすべて抜いて総入れ歯にし、全身を400万かけて改造した過去を持つ。 シシ組の暗躍によってライオンのイメージが下がることを危惧し、事実を表沙汰にしないように動いている。 ヤフヤ 種族 - 現壮獣ビースター。 性別はオスで年齢は51歳。 「広すぎる視野と心配心を抑えるため」という理由で平素は目隠しをして生活している。 36年前はゴーシャと共に「ビースターズ」を目指していたが、ゴーシャがメスのハイイロオオカミと恋に落ちてその道を降りたため、袂を分かつことになった。 ゴーシャの孫であるレゴシの存在を知って以降、彼に対する執着を見せるようになる。 メロン 種族 - カウンセラーを装い象牙売買を行う青年。 ヒョウの母とガゼルの父の間に生まれ、鋭い歯や爪を持つ。 また、全身のヒョウ柄模様の広がりを誤魔化すためメロンの葉の刺青で覆う。 かなりの高学歴。 草食獣でありながらも肉食獣の食欲に似た破壊衝動を持つ。 ハーフであるためか草食も肉食も寄せ付けず味覚障害を患っている。 食欲と性欲が欠如している。 勘が鋭い。 ルイが去った後のシシ組のボスになり、部下たちの食肉をひと月に2回しか許さないなどのルールを強いている。 ヤフヤに連れられてに潜入したレゴシからは、似たような出自を持っていたことから興味を持たれるも、その歩み寄ろうとする姿勢に対する嫌悪感から狙撃し、重体に陥らせている。 設定 [ ] 世界観 [ ] 舞台となる世界はと近い文明を有しており、通貨単位は、年明けにが鳴るなど、日本を思わせる描写がある。 や、も存在している。 また、気温は低めで25度もあれば大変暑いとされ、冬場はマイナス10度まで下がる :191。 登場キャラクターが人間ではなく動物(哺乳類・鳥類・爬虫類など)のため、数え方も「一人」ではなく「一匹」と数える。 動物達の手足は皆人間と同じ形状をしており、鳥類も例外では無いが、本来の鳥の様に翼に変化させての飛行も可能。 但し、飛行には免許証が必要であり、学校を卒業しないと取得できないため、在学中は飛行ができない 現実におけると同様の意味であって不可能と言う意味では無い。 また、ヘビのように本来手足のない種の場合は擬人化されても手足がない状態で描かれている。 肉食獣と草食獣が共に文明を持って生活している世界であるため、肉を食すということは法律で禁じられた重罪行為となっており、特に生きた肉を食うことに対しては、通常なら前科が付かない微罪処分であっても前科が付く :9。 動物性の食材として食べることが許可されているのは卵と乳製品、昆虫のみとなっている :164-165。 しかし法律で定められていても本能である食肉衝動を抑えることは難しく、一部の肉食獣の中には「裏市」と呼ばれる場所から違法に草食獣の肉や血を入手して食している者もいる :190。 生物的な異種同士でも、さらには哺乳類と爬虫類という分類学上のを超えた交配でも子孫を残すことは可能。 ただし血統を残すため婚姻・出産は同種で行われることが望ましいとされているため、異種族同士の恋愛は学生時代で終わらせるものという考えが常識として存在する :207。 と同時に、肉食動物と草食動物による恋愛ないし姦淫は異常性癖者とみなされる傾向にある :52-53 :170-173。 極一部だが己の爪や牙を生かした格闘能力を修得している種族も存在し、人間と同じ様に拳銃の扱いに長ける動物もいる。 特に肉食獣の身体能力は人間よりも凌駕し、クマ科は筋肉の膨張を抑制するために政府から抑制剤を支給されている。 用語 [ ] チェリートン学園 全寮制、中高一貫のエリート学校。 中心街から少し外れた丘の上に建てられており、学園内からでも中心街を見下ろすことができる。 この世界独自の科目として海洋語学、生態学などの授業がある。 寮は男女別であるが、さらに肉食動物棟、草食動物棟に分けられている。 寮の部屋割りは基本的に同種族となるように組まれており、レゴシの居室である701号室も、の ミグノ(声 - )以外はで構成される。 ビースター 動物たちを統率する英雄的存在のこと :176。 各学園から1匹ずつ選出された「青獣ビースター」と、その中からさらに選ばれた「壮獣ビースター」の二つに分けられる :13。 裏市 非合法に肉の販売や飲食店での提供が行われている場所で、肉食の成獣の間では広く黙認されている。 流通している肉は病院や葬儀屋から密かに提供されたものであり、自分の指を生肉として販売している老草食獣もたむろしている。 食肉前科獣 生きている動物の肉を食べた獣に課される前科。 罪の軽重に関わらず一生消えることがなく、草食獣との異種族婚が禁止されたり、草食獣との共学校に通えなくなったり、草食獣が役員を務める会社に就職が困難化したりするなど数々の社会的制約を受けることとなる。 海洋生物 海に住む動物たちの総称。 海洋語 と呼ばれる言語を用いる、貝殻を通貨の代わりに使う、など陸の動物とは異なる文化を持つ。 ゴマフアザラシのように陸と海の両方で生きる者はハーフと呼ばれる。 を信じ、「食べて食べられて生死を繰り返し、海に生命を委ねる」という死生観は、それを初めて聞いたレゴシに衝撃を与えた。 賞歴 [ ]• 2017年、『2018』()オトコ編 第2位• 2018年、大賞• 2018年、第21回新人賞• 2018年、第22回新生賞• 2018年、第42回少年部門 書誌情報 [ ]• 『BEASTARS』 〈〉、既刊18巻(2020年4月8日現在)• 2017年1月15日発行(同年1月6日発売 )、• 2017年4月15日発行(同年4月7日発売 )、• 2017年5月15日発行(同年5月8日発売 )、• 2017年7月15日発行(同年7月7日発売 )、• 2017年10月15日発行(同年10月6日発売 )、• 2017年12月15日発行(同年12月9日発売 )、• 2018年2月15日発行(同年2月8日発売 )、• 2018年5月15日発行(同年5月8日発売 )、• 2018年9月15日発行(同年9月7日発売 )、• 2018年11月15日発行(同年11月8日発売 )、• 2019年2月15日発行(同年2月8日発売 )、• 2019年4月15日発行(同年4月8日発売 )、• 2019年7月15日発行(同年7月8日発売 )、• 2019年10月15日発行(同年10月8日発売 )、• 2019年12月15日発行(同年12月6日発売 )、• 2020年1月15日発行(同年1月8日発売 )、• 2020年4月15日発行(同年4月8日発売 )、 テレビアニメ [ ] この節には放送開始前の番組に関する記述があるため、方針に従い 、正確な記述を心がけてください。 ( 2020年3月) 第1期は2019年10月から12月まで『』枠ほかにて放送された。 第2期は2021年に放送予定。 第23回審査委員会推薦作品。 スタッフ [ ]• 原作 -• 監督 - 松見真一• 脚本 - 樋口七海• キャラクターデザイン - 大津直• プロップデザイン - 虎順• CGチーフディレクター -• 美術監督 - 春日美波• 美術設定 - 須江信人、多田周平、岩澤美翠、伊良波理沙、荒川直樹• 色彩設計 - 橋本賢• 撮影監督 - 古性史織 、蔡伯崙• 編集 - 植松淳一• 音楽 -• 音楽プロデューサー - 小林健樹• 音楽制作 - 、東宝ミュージック• チーフプロデューサー - 高橋亜希人、高瀬透子• プロデューサー - 細井駿介、竹枝義典• 制作プロデューサー - キムヒョンテ• アニメーション制作 -• 製作 - BEASTARS製作委員会(、、、、、、、オレンジ、、) 主題歌 [ ] OP・ED [ ] 「Wild Side」 第1期オープニングテーマ。 作詞はとJua、作曲・編曲・歌は。 「Le zoo」 第1期第2・5・8・9話エンディングテーマ。 作詞は、作曲・編曲は、歌は。 「眠れる本能」 第1期第3・7・10話エンディングテーマ。 作詞は唐沢美帆、作曲・編曲は、歌はYURiKA。 「月に浮かぶ物語」 第12話エンディングテーマ。 作詞は唐沢美帆、作曲は神前暁、編曲は広川恵一、歌はYURiKA。 挿入歌 [ ] 「Mary Stories」 第1話挿入歌。 作詞・歌は、作曲・編曲は神前暁。 「A Tale of Moon」(第3話、第5話、第10話) 第3・5・10話挿入歌。 作詞は唐沢美帆、作曲・編曲は神前暁、訳詞・歌はChica。 「The Sleeping Beauty -panorama-」 第12話挿入曲。 作曲はTchaikovskyとPyotr。 各話リスト [ ] 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 CGディレクター 第1期 第1話 満月は照らす獣を選んでる 松見真一 大津直• 千葉充• 大石美絵• 日本以外の諸国では、Netflixオリジナルとして2020年3月13日より配信が開始された。 ・ 前番組 番組名 次番組• 劇中の時間経過に合わせて成長を遂げており、6巻の時点での身長は187センチメートル、体重は77キログラムとなっている。 当初は退学するつもりだったが、オグマに言いくるめられて退学届を休学届に書き直している。 リズはピナを食殺したかのような発言をしていたが、レゴシには匂いですぐにそれが嘘だと見抜かれた。 男子の制服を着た姿で描かれている。 第12巻の巻末の書き下ろし(P197)より。 第103話では36年前は17歳だったことが明かされており、現在の年齢が53歳であることの裏付けになっているが、第106話では54歳を自称している。 そのため、学園からは単に「レゴシの学費を払っている者」という扱いしかされておらず、通常は退学の際に必要な親族の署名を求められることもなく、レゴシが連絡していなかったこともあって、学費が払い戻されるまではレゴシの退学を知らなかった。 卵生と胎生の間に子供ができることは稀で、その確率は500分の1と言われている。 同室に住むイヌ科の生徒は、レゴシとジャックのほかに、 コロ(、声 - 大塚剛央 )、 ダラム(、声 - 小林直人 )、 ボス(、声 - )の3匹がいる。 チェリートン学園では必修科目だが、レゴシはアルバイトで出前に行かされるまで実際に話したことがなく、初めての会話では相手の言葉がまったく聞き取れなかった。 出典 [ ]• 2017年3月4日閲覧。 2017年3月4日閲覧。 2017年3月4日閲覧。 2016年3月3日. 2017年3月4日閲覧。 2016年9月8日. 2017年12月4日閲覧。 秋田書店 : 369. 2017年6月10日. 2017年8月30日閲覧。 2018年3月22日. 2018年3月23日閲覧。 2019年8月28日. 2019年10月18日閲覧。 oricon ME. 2019年7月8日. 2019年7月8日閲覧。 『BEASTARS』単行本6巻、198頁。 2019年8月6日. 2019年8月6日閲覧。 秋田書店. 2017年5月8日閲覧。 秋田書店. 2017年5月8日閲覧。 秋田書店. 2017年7月7日閲覧。 、 2019年10月5日閲覧。 秋田書店. 2017年12月9日閲覧。 2018年3月22日. 2018年3月22日閲覧。 コミックナタリー 2020年3月20日. 2020年3月21日閲覧。 秋田書店. 2019年2月8日閲覧。 秋田書店. 2017年10月6日閲覧。 『BEASTARS』単行本12巻、127頁。 2019年3月23日. 2019年3月23日閲覧。 秋田書店. 2018年2月8日閲覧。 2017年12月9日. 2017年12月9日閲覧。 2018年3月16日. 2018年3月18日閲覧。 2018年3月16日. 2018年3月22日閲覧。 2018年4月25日. 2018年4月25日閲覧。 2018年5月10日. 2018年5月10日閲覧。 秋田書店. 2018年5月8日閲覧。 秋田書店. 2018年7月6日閲覧。 秋田書店. 2018年9月7日閲覧。 秋田書店. 2018年11月8日閲覧。 秋田書店. 2019年4月8日閲覧。 秋田書店. 2019年7月8日閲覧。 秋田書店. 2019年10月8日閲覧。 秋田書店. 2019年12月6日閲覧。 秋田書店. 2020年1月8日閲覧。 秋田書店. 2020年4月8日閲覧。 2019年3月14日. 2019年3月14日閲覧。 コミックナタリー. 2019年12月26日閲覧。 - 文化庁メディア芸術祭• 2019年2月7日. 2019年2月7日閲覧。 2019年9月17日. 2019年9月17日閲覧。 、 2019年10月24日閲覧。 2019年9月17日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」. 2019年12月11日閲覧。 2019年10月1日閲覧。 外部リンク [ ]•

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今週の「BEASTARS」、テム殺害事件の真相・・・・・【チャンピオン感想】

ビー スターズ テム 犯人

2016年から「週刊少年チャンピオン」で連載されている板垣巴留の作品。 擬人化された動物たちの学園生活を描いたファンタスティックな物語で、理性と本能との狭間で揺れ動くキャラクターたちの姿や種族間のコンプレックスなど、生々しい心理描写が魅力です。 そんな「ビースターズ」が、2019年10月からテレビアニメ化!キャストには小林親弘、千本木彩花、小野友樹、内田雄馬など人気声優がキャスティングされています。 また、作者の板垣巴留先生ですが、同じく週刊少年チャンピオンにて「バキ」シリーズを連載している板垣恵介先生の娘なのでは……?と噂されています。 この記事では、そんな本作の魅力と各巻の見どころをご紹介していきます。 ネタバレを含むので未読の方はご注意ください。 主人公のハイイロオオカミ、レゴシがとにかく魅力的なんです! レゴシはチェリートン学園の高等部に通う2年生。 不器用で感情表現が乏しく、草食動物たちから誤解を受けることもありますが、実は繊細で優しい少年です。 大きな体と強い力を持ちつつも、常に争いを避けようとしています。 しかしウサギの少女ハルに恋したことをきっかけに、しだいに感情を表に出すようになるのです。 不器用な彼が放つ言葉も、魅力のひとつだといえるでしょう。 嫌がらせを受けて悔し泣きをする、同じくハイイロオオカミの後輩、ジュノをこんなふうに励まします。 「悔しがったりすることに疲れて… 俺は慣れたふりしてきたから… 悔しいと思えるあなたは強いです」 (『BEASTARS』3巻より引用) 味わい深いセリフやモノローグが作中では数多く見ることができるので、ぜひ注目して読んでみてください。 物語が進んでいくほどに成長していく彼の姿も見どころです。 魅力2:ハルとの禁断の恋にドキドキ! レゴシが通うチェリートン学園は、全寮制の中高一貫エリート校。 動物たちを擬人化し、肉食動物と草食動物が共生する社会をコミカルかつリアルに描いています。 彼らの関係は、言い換えれば「捕食者」と「被食者」。 両者は一見仲良く日常生活を送っているように見えますが、常に緊張感をはらんでいるのです。 ハイイロオオカミのレゴシは、ウサギのハルに惹かれ、なんとか彼女との距離を縮めたいと考えますが、それが恋愛感情なのか狩猟本能なのか、思い悩むこともしばしば。 一方のハルも、彼が優しい性格をしている少年だと理解をしているのに、彼の牙を見ると本能的に逃げ出そうとしてしまうのです。 種族間の大きな壁を乗り越えることができるのかが、本作の大きな見どころになっています。 魅力3:予測不能の展開にハラハラ! 全寮制のチェリートン学園で、ある日アルパカの男子生徒・テムが食い殺される事件が発生しました。 噂はすぐに広がり、肉食動物と草食動物の間にはピリピリとした空気が流れます。 とくにテムの所属していた演劇部では、彼が出演する予定だった公演がすぐそこに迫っていたことから、肉食動物の部員が犯人だと疑われ大揉めする事態になってしまいました。 主人公のレゴシはハイイロオオカミ。 肉食獣のなかでも大型です。 演劇部では裏方に徹底し、物静かに過ごしていました。 しかし事件の翌日、部員が集まっているなかで突然、アンゴラヒツジの女生徒・エルスに「君はテムの死をどう思う?」と問いかけるのです。 普段は口数の少ないオオカミが、じっとヒツジの目を見つめる……異様な雰囲気に、エルスは彼がテムを殺した犯人なのではないかと怯えてしまいました。 レゴシと亡くなったテムは親友。 彼はテムがずっとエルスに片思いをしていたことを知っていて、なんとかその気持ちを伝えようとしていただけでした。 夜遅くに部室で待ち伏せをすると、テムが渡しそびれていたラブレターを渡すのです。 そしてテムの気持ちを代わりに伝えたのでした。 エルスは当初、刃物を持って対抗するほど怯えていましたが、彼の意図を知るとわかりあいます。 2匹が並んで月を見るシーンは印象的。 レゴシの不器用ながら誠実で優しい人柄も伝わってきますね。 1巻では、そんなレゴシとハルの出会いの場面にもご注目。 演劇部の花形役者でアカシカのルイが、急遽代役に決まったヤギのゾーイに稽古をつけようと、本来は禁止されている夜の学園に侵入します。 見張り役として、レゴシも同行しました。 そこをハルが偶然とおりかかり、レゴシは本能の赴くままに追いかけて捕獲してしまうのです。 「食べたい」という強い欲求が彼を襲います。 テムの事件があった直後にこんな行動をとってしまうこと自体、誰かに見られれば大問題です。 激しく葛藤する姿に注目してください。 レゴシVSビル!! 【2巻ネタバレ注意】 2巻の見どころは、演劇部が新入生歓迎公演をおこなうところでしょう。 主役を務めるルイは稽古中に足をケガしてしまいましたが、なんとか出演。 自身の役「アドラー」に並々ならぬ思いがあるようです。 痛みに耐えながらも必死で演じる、その鬼気迫る表情にご注目ください。 しかし彼の足は限界を迎え、2日目は代役を立てることになりました。 ルイはベンガルトラのビルを主役に指名します。 そして、ビルが演じていたアドラーの敵役を、レゴシが演じることになりました。 肉食動物で舞台を盛り上げられると張り切るビル。 ドーピングだといい、本番直前にあるものを取り出しました……。 それを見たレゴシは大激怒。 舞台の上で激しく乱闘がくり広げられます。 これまでどんなことがあっても争いを避けてきた彼が、闘争心を剥き出しにする姿が印象的でしょう。 彼が起こった理由もあわせて見どころのシーンです。 ちなみに彼の本気の怒りは、観客に最高の演技として伝わり、舞台は大成功で終わりました。 社会の闇の中で打ちのめされるレゴシ……【3巻ネタバレ注意】 「裏市」でおこなわれていたのは、重罪とされている食肉行為。 大人の肉食動物はここで肉を食べて自身の欲求を満たしていたそうなのです。 まさに社会の闇ともいえる光景に、レゴシは愕然としてしまいます。 さらに裏市で医師をしているジャイアントパンダのゴウヒンからは、こんな厳しい言葉をぶつけられてしまいました。 「お前が抱いているのは狩猟本能が変形した恋愛感情だ」(『BEASTARS』3巻より引用) 肉食動物という自身の性質に徹底的に打ちのめされてしまうのです。 一方で3巻では、レゴシとハルが食事に行く場面も描かれました。 これまで異性とほとんど接したことのないレゴシは、相手が草食動物ということもあり、名前を尋ねることすらできません。 一方のハルは、自身が小型の草食動物であるという自意識が裏目に出て、性に奔放な生活を送っていました。 異性の扱いには慣れているものの、レゴシが肉食動物なので体が拒否反応を示してしまうのです。 さらに、ハルがルイと付き合っていることも明らかに。 三角関係の行方からも目が離せません。 レゴシの「恋愛」が始まる【4巻ネタバレ注意】 裏市での一件以来、レゴシはハルと一緒にいていいのかどうか、思い悩んでいました。 ゴウヒンの忠告どおり1度は関係を断ち切ろうとしますが、ハルがルイと仲良くする様子を見てそれまでどこか曖昧だった彼女への想いを明確に自覚するのです。 そしてギクシャクしながらも、正直な気持ちを伝えることに成功しました。 演劇部では、ハイイロオオカミの1年生ジュノが、エースであるルイに居残り練習に付き合ってもらっています。 そこで彼女が「自分もビースターの座を狙っている」と宣言するのです。 「ビースター」とは、チェリートン学園内でナンバー1とされる名誉ある称号のこと。 それと同時に、肉食動物でも草食動物でもない「動物」として英雄となり、政治やスポーツなどさまざまな分野で活躍している卒業生がいます。 ルイは学園内でもビースターに近いと目されている存在。 しかし意外な過去が明らかになり……。 ハル、絶体絶命!! 【5巻ネタバレ注意】 8巻では、草食獣との共生を目指す肉食獣として修行するレゴシの姿が描かれます。 もともとナヨナヨした性格が残念な主人公の彼。 しかし修行をしても変わらなく見えるものの、内面は確かに成長していることが感じられるシーンが描かれます。 具体的な修行の内容はといえば、密室の中で肉の塊を前に座禅をするという修行をしたり、ゴウヒンの仕事を手伝うために口輪をしたまま、飢えた食肉中毒獣の前に落っことされたりと、なかなかスパルタな教育が目立ちます。 しかし師匠には師匠なりのこの世をよくするための考えがあり、それを聞いてレゴシはやはり師事した相手が間違っていなかったのだと実感するのでした。 そして同時に、自分は草食獣との共生をどのような形で実現するのかも考え始めます。 そんな彼の変化に呼応するように、徐々に肉食獣であるレゴシに惹かれていくハルの様子や、シシ組の頭として立派な風格が備わったルイの様子も描かれます。 一番身近で、「草食獣との共生」ということを考え始めたきっかけにもなっている2人に、レゴシはどうアプローチしていくのでしょうか。 また、8巻ではストリッパーで、オカピのコスモ、メスヒョウのシイラの日常なども合間合間に挟み込まれ、様々な獣の立場から、この独特な社会の姿が描かれています。 フィクションの物語ながら、考えさせられるストーリー展開はさすがの内容です。 テムを食べた真犯人とは……?【9巻ネタバレ注意】 ついにテムを食べた犯人が明かされます。 それはレゴシですら叶わないほどの大きな肉食獣。 しかし彼にも辛い抑制の日々があり、テムを食べた悲しい友情の物語とともに同情してしまう面もあります。 しかしそうはいってもどこか心をヒヤリとさせる面も持ち合わせているその人物。 レゴシはそいつと戦うためにさらに強くならねばならないと決意します。 また9巻は他にも見所がたくさん!レゴシとルイの再開に、レゴシの家庭環境秘話、ハルとジュノの女同士の会話、少しずつ変化していく学園内の雰囲気など、間延びした展開がなく、どんどん引き込まれてしまいます。 真犯人が分かったいま、今後彼をどう行動させていくのか、レゴシの手腕に注目です。 草食獣と肉食獣の絆【10巻ネタバレ注意】 それぞれの特性を抱えて、それに苦しみながらも確実に両者がよい方向へと向かっていくエピソードが描かれています。 ルイとシシ組との絆、テムを食べた真犯人の隠された暴力的な食欲、ハルとレゴシの深まる仲など、彼らのリアルな生きざまが丁寧に描かれます。 そのなかでも9巻の序盤に描かれた腕をもがれたキビと、もいでしまったタオのお見舞いのシーンはつい涙が出そうになってしまうもの。 許し合うことの尊さが感じられる会話です。 また、真犯人を警察に突き出すのではなく、理解し合いたいと思ったレゴシは、昆虫を食べることで、命を食うことを実感として味わうべきだと決意します。 そして蛾の幼虫を食べるのですが……。 1口食べただけで気絶してしまったレゴシ。 しかし、そこで夢か現か、彼の前に現れた蛾に、大切なことを教えてもらうのです。 そしてその後、真犯人と一度戦い、邪魔が入った戦いの決着を大晦日につけることを約束するのです。 その日まで、あと3日。 果たしてその戦いの行方はどうなるのでしょうか? 3人の出した、草食獣と肉食獣の絆についての答え【11巻ネタバレ注意】 ついにテムを殺した真犯人とレゴシとの戦いが始まります。 それぞれの価値観がぶつかり合い、殴りあいながらする会話はどこまでも平行線です。 しかしこれでもう終わりかというところで、真犯人に食殺の自覚があったことが分かり……。 一方、ルイはシシ組で培った彼らとの絆から、あることに気づきます。 そして今、レゴシのもとに向かわなければならないと強く思うのです。 それを聞いた側近のイブキは、組長を支える人物としてではなく、ただのライオンとしてルイに迫ってきて……。 肉食獣と草食獣の絆、といってしまえばとても陳腐になってしまいますが、11巻ではそのテーマに終止符が打たれます。 それぞれに弱さと強さがあり、それを補い合って生きていくことの尊さが感じられる展開です。 それでいて、食べることをやめることはできないという業の深さがあり、それが今まで彼らを苦しめてきた呪いだったものの、レゴシとルイの様子からそんな繋がりすらも尊く、意味があるように思えるのです。 11巻の最後にはしっかりと決着がつきます。 彼らが考え抜いて出した結論をぜひご覧ください。 泣けてしまうこと必至です。 家族の絆、新しい恋【12巻ネタバレ注意】 12巻では、その衝撃の事実をとりまき、家族について考えさせられる内容が描かれます。 裏社会から戻ってはきたものの、最も尊敬できる大人を自分のせいで失ってしまったルイ。 そのショックを引きずりますが、実は幼い頃から彼のそばにいた大人も、その故人によく似ていることに気づきます……。 一方レゴシは、ある決断をしたことからさらにアウトロー街道を爆走中。 ハルにもそうなってしまった理由を言えず、食肉の欲望をおさえながら日々生活しています。 そんなところに現れたのが、彼が距離を置いていた、祖父。 実はこの人物こそ、今となっては思い切りアウトローなレゴシの上をいくアウトローさで……。 家族の絆、恋愛に立ちはだかる、種族の違いについて考えさせられる12巻。 どんどん新しいキャラも登場し、ますます物語が楽しみになってきます! 現ビースター・ヤフヤの来訪【13巻ネタバレ注意】 猛禽類たちに対して大立ち回りを見せたレゴシとゴーシャでしたが、祖父であるゴーシャの姿は、レゴシの知っている優しいおじいちゃんのそれではありませんでした。 種族を超えた片想いに悩んでいたレゴシでしたが、強いゴーシャと出会ったことで少し元気を取り戻しました。 そしてレゴシは祖父に、ウサギであるハルに惹かれているということを打ち明けます。 本能と恋心に正面から向かい合っていこうと決意を新たにするレゴシの姿は、今巻の大きな見所のひとつです。 そんな折、なんと現ビースターであるヤフヤがゴーシャを訪ねてきます。 なんと、ゴーシャはかつてヤフヤと肩を並べて戦いを繰り広げていた過去を持っていたのです。 36年ぶりの再会を喜ぶゴーシャでしたが、ヤフヤはその出会い頭、いきなりゴーシャに殴りかかります。 一体、彼らの過去には何があったのでしょうか……?.

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