スクラン ブラー。 スクランブラーシリーズ 2018年式モデルカタログ

トライアンフ スクランブラー 試乗インプレッション

スクラン ブラー

名車TRの血統を受け継ぐ クラシカルなスクランブラー 「トライアンフ」はライダーにとって特別な存在だ。 かつて黎明期の国産モーターサイクルは、当時圧倒的な性能を見せ付けていたトライアンフをベンチマークとして、今に繋がる素地を築きあげた。 その後、日本車の急速な台頭によりその栄光は一時途絶えたのだが、1990年にイギリス・ヒンクリーの地で復活したトライアンフは、個性的なモデルとそれを支える先端技術、そして今も続くクラフトマンシップによって、他のメーカーにはない魅力で多くのライダーを魅了し続けている。 今回インプレッションする「スクランブラー」は、日本中のバイクメーカーがトライアンフを目標としていた1960年代の名車、TRシリーズを現代の技術で再現したモデルだ。 古き良き英国車のスタイリングを現代へと伝えるトライアンフの人気モデル「ボンネビル」をベースに、不整地走行向けの装備を投入。 今のようにオンロードとオフロードのカテゴリ分けがまだ明確ではなかった時代に活躍した、オンロードバイクにオフロード装備を加えたスクランブラーというカテゴリを名実ともによみがえらせている。 ノスタルジックなルックスと現代の技術が融合したスクランブラーの実力と魅力に迫ってみたい。 メッキフェンダーやツートンカラーのタンク、ブーツ付きのフロントフォークなど、どれもノスタルジックで、まるで図鑑からそのまま飛び出してきたかのようだ。 しかし、見た目こそ懐かしさを感じさせるものだが、中身はしっかりと現代技術で作りこまれているのが大きな違い。 例えば、一見キャブレターように見える燃料供給機構は、このモデルのために特注で生産されたフューエルインジェクションシステム。 始動性は抜群でライダーをわずらわせることはない。 ブレーキもシングルディスクながら確実な制動力を確保しており、サスペンションも街中から高速道路まで安定した挙動を楽しませてくれる。 エンジンも形式は古式ゆかしいバーチカルツインながら、中身はまったくの別物。 伝統的なスタイルの中には、現代の技術に裏づけされた確かな利便性や安心感、そしてポテンシャルが隠されているのだ。 しかし、それをおおっぴらに主張せず、慎ましやかに内に秘めることで、回顧主義でもなく性能偏重でもない、新しいモデルとしてのスクランブラーを印象付けている。 スクランブラーにまたがって最初に感じたこと、それはポジションの「男らしさ」だ。 肉厚のダブルシートに腰かけ、幅広のアップハンドルに手を伸ばせば、昨今のコンパクトなネイキッドマシンにはない力強いスタイルの出来上がり。 これだけでも、あの時代の名車の後継にまたがっているのだと、心が沸き立ってくる。 セルスターターを軽く押してエンジンに火を入れてみると、意外なほど大人しく一瞬戸惑ってしまったが、走り出せばこの印象はがらりと変わる。 一気に加速してしまうのではなく、力が盛り上がっていくようなこの加速感は、1度味わってしまうとつい何度も体験したくなってしまうほどだ。 足回りは程よい硬さで、路面の感覚がつかみやすい設定。 過度にクイックではないがシャープなコーナリングを楽しめる。 ブレーキはフロントがシングルなだけに少々心配だったが、実際のライディングでは特に問題は無く、ブレーキのタッチも硬さがない扱いやすもので、不安なくブレーキングが可能だ。 トライアンフ スクランブラー こんな方にオススメ ルックスに惚れたなら間違いなし 味わいのあるモダンクラシック スクランブラーのルックスにやられてしまったライダーなら、間違いなくおすすめできる。 1960年代の名車の直系とも言える美しいスタイリングは、まさに唯一無二といっても良いほど。 最新技術を随所に採用しながらも、それを感じさせない細やかな気配りが作り出す造形美は、トライアンフのこだわりを感じさせてくれる。 また、このモデルならではの乗り味は、味わいのある1台を求める向きにおすすめしたい。 ただ速い、性能が良い、ではなく、ライダーの「ハート」を盛り上げるポテンシャルを求めるのならば、スクランブラーはぜひ選択肢に入れておきたいところだ。 トライアンフ スクランブラー 総合評価 古き良き時代をよみがえらせる タイムマシーンのようなバイク ライダーの大先輩たちが語る古き良き時代、1960年代には今から戻ることはできない。 映画や本の中の憧れの名車たちは、これまでずっと手が届かない存在だった。 スクランブラーはそんな時代の壁を飛び越えてやってきたタイムマシーンのようなバイクだ。 中身は確かにイマドキの機械が詰まっているけれど、ルックスや独特のテイストは、あのころの空気を今のライダーへと伝えてくれる。 ただの懐古趣味的なバイクに終わらず、現代にあわせて名車を再構築してみせたトライアンフには尊敬の念さえ抱いてしまう。 あの時代にバイクに心焦がれたことがあるのなら、スクランブラーは1度またがってみる価値のあるバイクだ。 もちろん、その時代を知らなくても面白い1台ということに変わりは無い。 伝統的な美しさと現代のクラフトマンシップが生み出したスクランブラーには、ただのバイクにはない奥深さと、噛み締めるほど湧き出すような味わいがある。

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スクランブラーアイコン(ドゥカティ)のバイクを探すなら【グーバイク】

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L字型に配置された2気筒エンジンと強制的にバルブを開閉するデスモドロミックという機構を採用し、多くのバイク好きに高い評価を得ているイタリアンブランド「ドゥカティ」。 そのドゥカティから久しぶりに、普通自動二輪免許で乗れる400ccモデル「スクランブラー Sixty2」(以下、Sixty2)が発売された。 排気量を抑え、同社ラインアップの中では唯一100万円を切る価格設定とされたSixty2の魅力をお伝えする。 スクランブラーの歴史にちなんだ名からわかる本気度 「スクランブラー」というシリーズ名は、元々は1962年に発売されたアメリカ向けの輸出モデルに付けられていたもの。 まだオフロード専用モデルがラインナップされていなかった当時、ダートで行われるレースなども走れるバイクとして高い人気を博した。 1975年に生産が終了となったが、ドゥカティにとって「スクランブラー」はアメリカ進出を成功させた記念すべきシリーズなのだ。 細部のデザインやパーツは異なるが、803ccの空冷L型ツインエンジンを搭載した「アイコン」「クラシック」「アーバン・エンデューロ」「フル・スロットル」の4モデルをリリースした。 そのラインアップに加わる形で誕生したのが、399ccの「Sixty2」。 Sixty2の名は初期のスクランブラーが小排気量(250cc〜350cc)であったことから、発売された1962年にちなんで付けられた。 このことからも、単なる排気量を小さくしたモデルではないというメーカーの意気込みが伝わってくる。 まずは、Sixty2の車体をチェックしていこう。 8,750rpmで30kW(40hp)の最高出力と8,000rpmで34Nm(3. 5kgm)の最大トルクを発揮 消音性能の高い小ぶりのマフラーだが、回転数を上げると歯切れのいい排気音が乗り手の耳に届く 曲線を描くタンクのラインともよくマッチする、丸型のライトを装備。 タイヤの太さは110。 ちょっとしたフラットダートなら入って行けそうなパターンだ リアにも、ピレリ製のタイヤを装備。 サイズは17インチで、太さが160となっている 座面がフラットなシートは、前後のポジション移動がしやすい。 前側の幅を絞ることで、足つきのよさにも貢献 シート下からのぞくように配置されたテールランプは、大きさを十分に確保しながらも外観上の存在感は少なく、シンプルな見た目に一役買っている Sixty2の購入を検討する際に気になるであろう、排気量の大きな既存の「スクランブラー アイコン」(以下、アイコン)との違いも紹介しておこう。 実は、排気量が約2倍異なるマシンでありながら、車体のサイズはあまり変わらない。 相違点はいくつかあるが、最大の違いはエンジンだ。 排気量が400cc強も違うとは、外観からはわからないだろう。 ちなみに、「アイコン」はブレーキキャリパーがラジアルマウントの4ピストン式を搭載 街乗りが気持ちいい! 乗り心地をレポート ドゥカティの並々ならぬ想いが詰まった400ccモデルのスクランブラーに試乗してみた。 今回走ったのは、主にSixty2がターゲットとしているであろう一般道だ。 広い幹線道路から街中の狭い道、そして高速道路や郊外のワインディングなどにも足を伸ばす。 手前に曲げられたハンドルによって、アップライトな乗車姿勢に。 上体が起きているので街中では先の見通しがつきやすい エンジンをかけて走り出すと、まず感じるのがアクセルの開けやすさ。 排気量の大きなモデルのドゥカティは低速からトルクフルなエンジンが魅力のひとつだが、トルクが大き過ぎてスピードが出せない街中などではギクシャクしてしまうことも多い。 もちろん、ドゥカティおなじみのデスモドロミック機構で高回転までスムーズに吹ける特性はそのまま! 気持ちよい加速は健在だ。 このように書くと非力なバイクのように思われてしまうかもしれないが、一般道はもちろん高速道路でもアクセルをひと開けすれば追い越しもスムーズにできる。 上体がかなり起きているため、前方が見渡しやすい。 高速道路などでは風圧を感じるが、街乗りなどには向いている Sixty2の走りの楽しさは、コーナーを曲がる時にも実感できた。 アクセルが開けやすいので姿勢を安定させやすいうえ、車体が重過ぎず、足回りも硬すぎないので寝かせやすい。 速度の乗る高速コーナーでなく、街中の交差点などを曲がるだけでも楽しい! そして、走り始めて10分ほど経過した頃、まるで長く乗っている自分のバイクのように体になじんできた。 筆者はこれまで何十台ものバイクに乗ってきたが、短時間でここまでなじんだバイクは初めて。 エンジンパワーと足回りのバランスがとれていることと、ライディングポジションが自然なことが、そのように感じる要因かもしれない。 このフレンドリーさは別格だ。 試乗を終えて Sixty2は排気量と価格を抑え、エントリーライダーを意識した戦略的なモデルであるため性能もそれなりかな……と予想していたのだが、いい意味で裏切られた。 乗りやすさは確かにエントリー向けではあるものの、バランスがよく、バイクを操る楽しさが味わえるのでベテランライダーも十分に満足できるはず。 また今回、街中で試乗したついでに未舗装路も走ってみたところ、よく動くサスペンションやダートトラック風のタイヤと低い重心が相まって不安感なく走れた。 目を三角にしてスピードを出したりコーナーを攻めるのではなく、田舎道をツーリングしながら、ちょっとした未舗装路にも足を伸ばすといった、ゆったりとした乗り方がしっくりくる。

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【ドゥカティvsトライアンフ】スクランブラー比較検証 [バイク] All About

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INDEX• トライアンフ、ヤマハ、ドゥカティ、BMWなど、近年世界各国のモーターサイクルメーカーからスクランブラーを標榜するモデルが続々と登場している。 特徴としてはそこまで本気過ぎない、普段着で乗れてしまうようなものばかり。 それこそ今回の土の匂いがするバイクをストリートで走らせるという提案にピッタリのモデルが、今なら選び放題なのだ! 注目のモデルをチェックしていこう! 1.TRIUMPH STREET SCRAMBLER(トライアンフ ストリート スクランブラー) 新型の水冷エンジンを搭載して復活した人気のスクランブラー。 エンジンの真横を通るアップライトなエキゾーストにショート化したリアフェンダー、ダートを思わせるブロックタイヤなどが見どころだ。 122万500円 ディテールを拝見! ツインショックフレームにフロント19インチ、リア17インチのスポークホイールという伝統のボンネビルスタイルをスマートに持ち上げた、らしさ十分のスタイルだ。 スクランブラー専用に開発されたサイドマウント型のエキゾーストシステム。 このスタイルには不可欠なシルエットが付与された。 脱着することでソロシートとしても使える専用シート。 クラシカルなスクランブラーにはタックロール仕様がよく似合う。 未舗装路を走行する際にエンジンを守るアンダーガードも標準装備となっている。 スクランブラーらしい雰囲気作りにも余念がない。 ダート走行用の厚底ブーツをしっかりホールドするギザギザのステップ仕様に。 こういうディテールがファンには嬉しいポイントだ。 このモデルには兄弟車に当たる、ボルトというモデルが存在する。 SCR950はボルトと同じVツインエンジンを搭載。 フレームも基本骨格は同様だが、新たにモディファイを加えている。 アメリカンテイストの濃いボバースタイルのボルトに対し、SCR950はスクランブラーという違ったアプローチのスタイリングになっている。 かつてヤマハが作っていたDTやXTなど、ヴィンテージのオフロードモデルを意識しつつ、現代のスクランブラーを体現するモデルとなった。 車両を見るとフラットで細いシート、競技車両風のサイドカバー、アップスイープマフラー、鉄素材のフェンダーなど、リアルなディテールの追求は、まさにネオクラシックと呼ぶにふさわしい仕上がり。 オフロードを強く意識しつつも、ストリートライドにもぴったりなSCR950。 シンプルで明快なルックスは、どこへでも行ける雰囲気と乗り手のファッションにもマッチする。 106万560円 ディテールを拝見! ハンドルはセンターブレースつき。 乗り手の気分が上がるような乗車姿勢になるよう、ハンドルの形状や高さなど細かく調整を重ねた。 両サイドのグラフィックはヴィンテージオフロードバイクの雰囲気。 空いたスペースに好きな番号を描いたり自由にできる。 スクランブラーらしく体重移動がスムーズにできるスリムなシート。 乗りやすさを考え幅と厚み、硬さなどを細かく突き詰めた。 【問い合わせ】 ヤマハ発動機株式会社 TEL/0120-090-819 3.DUCATI SCRAMBLER Desert Sled(ドゥカティ スクランブラー デザート スレッド) 人気のスクランブラーシリーズに追加された新モデル。 フロントホイールを19インチにし、新設計のスイングアームで足回りを強化、標準でブロックタイヤが装備されるなど、よりオフロード指向が強いモデル。 135万4000円~137万2000円 【問い合わせ】 ドゥカティ・ジャパン TEL/0120-030-292 4.BMW R nineT Scrambler(BMW R ナインティ スクランブラー) 空油冷水平対向エンジンを積んだ「R nineT」をスクランブラースタイルにアレンジ。 車体左側からチタンサイレンサーを2本出しするなど、らしいスタイルに仕上げたカジュアルなモデル。 現在GSシリーズの元祖となるモデルだが、そのスタイリングをモチーフとしたエンデューロマシン。 価格未定 【問い合わせ】 BMW カスタマー・インタラクション・センター TEL/0120-269-437 6.HUSQVARNA SVARTPILEN 401(ハスクバーナ スヴァルトピレン 401) チェーンソーなどの工業製品で有名なハスクバーナの独創的なスクランブラー。 375㏄の水冷単気筒エンジンを搭載し、街乗りからダートまで幅広く楽しめる。 価格未定 【問い合わせ】 ハスクバーナ モーターサイクルジャパン TEL/03-6380-7020 7.ROYAL ENFIELD CLASSIC MILITARY 500 EFI(ロイヤルエンフィールド クラシック ミリタリー500 EFI) 現存する世界最古のモーターサイクルメーカー、ロイヤルエンフィールド。 中でもクラシックシリーズは、スプリングサドルやナセル付きフォークなどを装備し、旧きよき英国車の伝統を継承している。 79万9000円 【問い合わせ】 ウイングフット TEL/03-3897-7255 8.MOTO MORINI SCRAMBLER(モト・モリーニ スクランブラー) イタリア・ボローニャのモーターサイクルメーカーが打ち出すスクランブラーモデル。 217万800円 【問い合わせ】 ピーシーアイ TEL/03-5793-8560 9.SWM SILVER VASE 400(SWM シルバーベース 400) フラットなシートにブロックタイヤ、アップタイプのマフラーという組み合わせで、旧きよきスクランブラーのレイアウトに仕上げた400㏄モデル。 66万9600円 【問い合わせ】 SWM モーターサイクルジャパン TEL/0538-23-0861 10.Metisse STEVE McQUEEN Desert Racer Replica(メティス スティーブマックイーン デザート レーサー レプリカ) トライアンフ・TR6のフルレストアエンジンを搭載。 スティーブ・マックイーンが乗り、「ベストハンドリング」と言わしめたモデルを現代に甦らせたデザートレースマシンのレプリカ。

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