勃起 障害。 勃起障害(ED)とは

ED(勃起障害、勃起不全)を自分で治すことは可能?EDの種類と改善策

勃起 障害

どんな病気でしょうか? 以前、インポテンスという言葉が使われていましたが、この言葉は本来、勃起だけでなく、性欲、性交、射精、オーガズムなど性交渉にかかわる幅広い要素のどれか一つ以上に問題のある場合を指していました。 現在では、こうした場合、インポテンスという言葉を使わず、性機能障害と呼んでいます。 勃起障害は性機能障害のなかの一つという位置付けです。 性欲はあるのに勃起に問題がある場合には勃起障害として治療の対象になります。 このときに、なんらかの原因で十分な血液が流れ込まないと勃起がおこりません。 EDの原因には機能性と器質性と混合性があります。 機能性勃起障害は心因性勃起障害とも呼ばれ、精神的要因やパートナーとの関係によって生じるもので、これらの場合、自慰は可能なことが多く、睡眠中に自然におこる夜間勃起なども正常です。 器質性勃起障害には、陰茎に関係する血管に異常のある血管因性のもの、脳神経や末梢神経 まっしょうしんけい に障害のある神経因性のもの、下垂体 かすいたい や性腺 せいせん からのホルモン分泌に異常がある内分泌 ないぶんぴつ 因性のものなどがあります。 混合性は言葉の通り機能性と器質性の両者の原因が含まれる状態をいいます。 ただし、副作用として、頭痛、ほてり、消化不良、視覚異常などがおこることがあります。 筋肉注射が一般的です。 PDE5阻害薬単独無効例において併用治療が有効である(有効率70パーセント)という報告もあります。 抗凝固療法中や出血素因のある場合には慎重に使用すべきとされています。 現在日本では未承認であり、自己注射は臨床試験として行われています。 PDE5阻害薬、男性ホルモン補充療法、勃起補助具などで効果がない男性に対して考慮すべき治療法として、専門家の意見や経験から支持されています。 現在日本では手術自体に保険適用がなく、高額であることから、本手術の経験豊富な施設・医師のもとで、十分な説明を受けたうえで行われるべきです。 明らかな器質的原因が見当たらず、最初の性交機会から勃起障害である場合や、神経や血管などの障害を思わせる病歴がないにもかかわらずPDE5阻害薬が無効である場合、性的虐待や性的外傷体験が本人やパートナーにある場合、うつ症状などがある場合には、精神科や心療内科の受診が勧められます。 筋肉注射が一般的です。 総合的に見て現在もっとも確かな治療法 PDE5阻害薬が第一選択 EDの原因には機能性、器質性、混合性があるので、まず原因を明らかにすることが大切です。 実際は、効果の確実性、安全性、患者さんと医療者双方への負担のいずれを考えても、PDE5阻害薬の服用がほとんどのケースでの第一選択薬となります。 5 心臓病の人は服用上の注意を厳守 PDE5阻害薬の使用に際しては、やといった病気のある人は、硝酸薬との併用で顕著な血圧低下をもたらすため、併用禁忌となっています。 医師と相談のうえ、服用上の注意を厳格に守る必要があります。 1 Tsertsvadze A, Fink HA, Yazdi F, et al. Oral phosphodiesterase-5 inhibitors and hormonal treatments for erectile dysfunction: a systemic review and meta-analysis. Ann Intern Med. 2009; 151: 650. 2 Isidori AM, Giannetta E, Gianfrilli D, et al. Effects of testosterone on sexual function in men: results of a meta-analysis. Clin Endocrinol. 2005;63:381-394. 3 Levine LA, Dimitriou RJ. Vacuum constriction and external erection devices in erectile dysfunction. Urol Clin North Am. 2001;28:335-341. 4 Porst H. The rationale for prostaglandin E1 in erectile failure: a survey of worldwide experience. J Urol. 1996;155:802-815. 5 日本性機能学会ED診療ガイドライン2012年版作成委員会(編). ED診療ガイドライン2012年版. リッチヒルメディカル. 2012. 出典 法研「EBM 正しい治療がわかる本」 EBM 正しい治療がわかる本について.

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ED診療ガイドライン(ED診療ガイドライン)│一般社団法人 日本性機能学会

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ED診療ガイドライン作成の経緯 ED診療ガイドラインを作成することは日本性機能学会の2006年の理事会において決定されました。 その後、日本性機能学会で承認され、日本泌尿器科学会の推薦を得て出来上がりました。 そもそもED診療ガイドラインが必要となったのは、1999年に本邦において勃起障害(erectiledysfunction; ED)の内服治療薬が認可発売されてからです。 それまでは、一部の専門家がEDの診療にあたってきました。 しかし、有効な内服治療の手段が出現した結果、性機能障害を専門としていない泌尿器科医や内科医などの一般の医師がEDの診療にあたる機会が増えることになりました。 そこで多くの医師にも使えるEDの診断と治療に関するガイドラインを作成することになりました。 IIEF・IIEF5・SHIM新日本語訳• 2 2010年3月5日作成• 原著 日本性機能学会雑誌:24(3) 295〜308,2009 International Index of Erectile Function(IIEF)およびその短縮版であるIIEF5 の新しい日本語訳の作成 総合せき損センター泌尿器科 木元康介、国際医療福祉大学薬学部 池田俊也、東邦大学医学部泌尿器科 永尾光一、東京歯科大学市川病院泌尿器科 丸茂 健、大阪大学医学部泌尿器科 辻村 晃、兵庫医科大学泌尿器科 近藤宣幸、熊本大学医学部泌尿器科 吉田正貴、三樹会病院泌尿器科 佐藤嘉一• 原著 日本性機能学会雑誌:24(1) 1〜3,2009 日本語版EHS「勃起の硬さスケール」の開発 東邦大学医学部泌尿器科 永尾光一.

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勃起不全・勃起障害【ED】の原因とは? 解決するために知っておくべき5つのポイント

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原因 EDは大きく分けて、下記3つに分けられます。 心理状態によって勃起できるときと勃起できないときがあるもの(心因性)• 体の何らかの病気が原因となって勃起できなくなるもの(器質性)• 上記2つの特徴を合わせ持つもの(混合性) 心因性勃起障害 自慰 じい 行為における勃起は可能であっても性行為のパートナーとなる女性との関係がうまく作れないような場合、また極度の緊張に陥ってしまうために勃起不全となるようなケースです。 この障害に陥る原因としては、過去に性行為において失敗した経験がトラウマとなって性交に対する不安が生じたり、パートナーとのトラブルが生じたり、と子作りのためにかかるプレッシャーが生じたり、といったことが挙げられます。 器質性勃起障害 下記のような勃起に至るまでの一連の流れのどこかに何らかの病気が生じることによる勃起障害です。 (1)脳が性的刺激を受けて活発になる (2) 脊髄 せきずい を通る副交感神経を経て陰茎の血管が拡がる (3)陰茎の血流が増えて勃起する 具体的には、やなどの神経の損傷、やなどによる血管の損傷、や尿道の奇形(陰茎の異常)などが挙げられます。 混合性勃起障害 器質性勃起障害で述べたような何らかの病気が原因となって勃起障害が生じるだけでなく、勃起障害が原因となり性交に関する不安やトラウマが生まれてしまうことでさらに勃起障害が助長されるようになります。 治療 EDに対する最初の治療として用いるのは、シルデナフィルに代表されるED治療薬です。 心因性、器質性、および混合性のいずれに対しても一定の効果があることがわかっています。 ほかに、陰茎の血流が増えて陰茎が固くなるために重要な、陰茎の血管の拡張を促す効果のあるプロスタグランジンという薬を陰茎に注入する方法がありますが、同薬剤は診断薬として保険診療可能ですが、治療薬としては認可されておらず、専門医のもと慎重に用いられる必要があります。 さらに、性交の直前に陰茎に陰圧をかけて膨らませ、ペニスの根元をバンドで締めて勃起を持続させるという方法もあります。 また、他の治療が無効であった場合、プロステーシスという、勃起補助器具を陰茎に埋め込む手術を行うこともあります。 こちらも気になることはありますか?.

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