花子 くん エンディング。 地縛少年花子くん

#4 花子くんのホワイトデー

花子 くん エンディング

花子くんは光に言いました。 「少年、ヤシロにホワイトデーのお礼何がいいと思う?」 「あ、そうだよな。 俺も貰ったからな」 光と花子は屋上に居た。 ヤシロは園芸をしている。 そんな様子を見ながら花子と光は考えるため暫く沈黙する。 すると花子は光に質問する。 「少年は何か買って贈るの?」 「そうだな、アクセサリーなんか贈っかな?」 「ふーん」 花子は少し光が羨ましいと思った。 学園の外に出て買い物することができるから 幽霊の俺には出来ない事だから 「(どうしよう、俺あげられる物何も持ってない)」 考えながら学園中を歩き回る、時折もっけと遊びながら。 やっぱり思いつかなくて肩を落とした。 仕方なくヤシロの教室に行く花子。 「どうしたの?花子くん? 「暇だからさ、ヤシロをかまいに来たんだ!」 「う、」 前に髪の毛を大根にされた事がトラウマになったヤシロは警戒する。 けれど、花子はヤシロをからかう事はしなかった。 ただぶらぶらしている花子に 鬱陶しいと感じた蒼井茜が声をかけてきた。 「何やってるんですか?七番様邪魔です」 「やあ!時計守」 「俺は蒼井茜です。 それで、何やってるんです?」 「……それがさー」 カクカク、シカジカ 「へー!七番様も意外に気を使うかうんですねぇー」 茜はしれっと答える 辛辣な言葉が刺さる 「……はぁ、残念ですけれど、俺には分かりかねます」 元々怪異が嫌いな茜ははっきり断った。 「あはは、そうだよねー!」 「うーん、どうしよう」 花子は教室を後にした。 その様子を見ていたヤシロは疑問に思う。 「どうしたのかしら?花子くん」 土籠は言った。 「すまん。 分からん、お前さん幽霊だからな、彼岸にある店に行って何か探してきたらどうです?」 「あー、確かに…」 誰かに贈り物することは、あまり慣れてなくてどうしたらいいのか分からない。 形に残る物?食べ物?どれもいまいちピンとこない。 彼岸の街中を散策していて店に並ぶ物を品定めするが納得するものがない。 半分諦めかけていた所に灯籠が店先に飾ってあった。 「!」 花子は何か思いついたのか。 灯籠の出店に向かった。 授業が終わって教室を後にしようとしたところ。 「ヤシロ!」 「ひゃ!」 「どうしたの花子くん?」 花子は息をきらせていた。 数秒深呼吸した後、改まって話し出す。 「これから時間ある?見せたいものがあるんだ」 「?いいよ?」 花子とヤシロは境界に向かった。 その間二人は会話をしなかった。 「…」 「…」 境界の街に辿り着いた二人。 そこには灯籠を持ったの怪異や幽霊が沢山いた。 街は提灯の明かりに照らされている。 ほんのり暖かくて朗らかな気持ちになる。 「わあー!綺麗な街ね」 街中にある小川に辿りついた花子とヤシロ。 そこには円柱形の灯籠が流れていた。 「実は今日灯籠流しなんだ。 一緒に灯籠流さない?」 ヤシロは疑問に思う 「なんで、今日灯籠流しなの?お彼岸まで日があるのに」 「彼岸では今日がお彼岸なんだ。 だから皆んな灯籠を買って、ここの川に流すんだ。 灯籠に願い事を書くと叶うらしいよ。 はいこれヤシロの」 「願い事が叶う!」 ヤシロは喰いついた。 自分の足をスリムにしてほしいと 一番最初に思いつく。 そんなヤシロを見ている花子は少し肩を落とす。 本当はもっと……。 願い事を書いた灯籠を川に流す二人。 他の怪異たちも灯籠を流した。 数えきれないほどの灯籠は一列に並んで流れていく。 その様子を見ている怪異や幽霊。 ヤシロや花子はたちは言葉を発する事はない。 次第に小さな滝に差し掛かった灯籠は 空中に無い上がり、無数の星の様に飛んでいく。 「花子くん」 「ん?何?」 「ありがとう。 こんな素敵な景色を見せてくれて」 ヤシロは暖かくて優しい笑顔で 花子に感謝の言葉を口にする。 「そういえば、花子くんは何お願い事したの?」 「知りたい?」 「もちろん!」 「……ヤシロの大根足が大根のままでいます様にって!」 「…」 「あは!」 「ふん!」 ゴツン! 「あだ!」 ヤシロは花子に思いっきり頭突きをした。 「(…ふ)」 花子は帽子を深く被り顔を隠して笑った。 数えきれない灯籠は天高く飛んでいく、まるで星のように美しく夜空を彩る。 無数の灯籠はまるでヤシロの様。 蝋燭が消えれば地面に落ちてしまう。 一度きりの人生はまるで空に輝く灯籠のよう。 残り少ない寿命だとしても、私は背一杯生き抜く。 嘆いてはいけない。 生きたいとすがりついても何も変わらない 今日この日が私にとって数ある中でも感動した出来事だ。 死んでしまうのならば、自分がしたい事をやり遂げる。 楽しむ、喜ぶ、いろんな出会いがあって、知り合って 人生は一日一日変わっていく、 昨日とおんなじ日は訪れない。 だからヤシロは現実で生きていきたいのだろう。 そう、私は叫ぶ そう、私は願う ただ、君と居る時間を 花子はヤシロに気づかれない様に 灯籠の裏にヤシロがもっと楽しく 長く生きられます様にと書いた。 ヤシロも美脚になりたいと書いたが 小さく花子くんと、ずっと一緒に居たいですと書いた。 二人は何も語らず空の灯籠をただ見ていた。 光は昼休みにホワイトデーのプレゼントを渡していた。 中身はガーベラのブローチだった。 花言葉は感謝.

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#4 花子くんのホワイトデー

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花子くんは言いました。 「源少年ばっかずるい」 「へ?」 光は首を傾げた。 「なにがだよ?」 「チョコだよ!チョコ!俺も欲しいー!ヤシロー俺にもちょだーい?」 「へ!?」 「何、お前先輩からチョコもらおうしてんだよ」 「少年はいいよね〜、他の子からチョコもらえて〜」 「な、なんだよ、悪いかよ」 「別に〜?」 明らかに焦る光。 「先輩!こんな奴にチョコやらなくていいですからね!」 実はヤシロからチョコを貰いたかった光。 「えーと、どうしようかな〜?」 目線を泳がすヤシロ なんだか二人からチョコを、期待されている気がして気まずい 「(チョコあげようかな?)」 悩むヤシロ 二人にチョコをあげてもいいが、もう一つ花子に何かプレゼントしたかった。 いつも助けてくれるお礼に 「(でも何を贈ろうかな?うーん…)」 「………」 「ダメだ!思いつかない!」 一人で悩むのを諦めた。 相談しに土籠先生の所に行く 「は?7番様にプレゼント?チョコでいいじゃねえか 喜ぶせ?」 当然の答えが返ってきた。 「チョコはもちろんあげるんですが、他にも何かあげたくて」 「うーん、なんでもいいんじゃねえか?」 土籠先生に相談してもいい答えが返ってこず 退散したヤシロ。 次にヤコさんの所に相談に行く 「7番様にプレゼント?バレンタインなんだからチョコでいいじゃない?」 「それもそうなんですが…もっとこう喜ぶものをあげたくて」 「ドーナツ」 「チョコドーナツにして花子くんにあげます。 それとは別にプレゼントしたくて」 「なるほどね…」 「……写真はどうかしら?」 「え?」 「何か形に残る物あげたいんでしょ?私達はずっとこの学園にいるけど、あんた達は限られた時間しかいられないから、記念にいいんじゃない?」 「あたしも……持ってるし」 「あ」 そう答えたヤコさんは、ぷいとそっぽを向いた。 考えたヤシロはパッと明るくなった。 「ありがとう!ヤコさん!」 スマホを片手に走るヤシロ 息をきらせてトイレに着くやいなや花子の名前を呼んだ。 「花子くん!」 とうの花子はおらず、光だけが居た。 掃除をしをしていたようだった。 「どうしたんですか先輩!」 「光くん」 「花子くんは?」 「あいつなら暇そうに屋上に行きましたよ、ぼーっとしてるんじゃないですかね」 「そっか」 少しがっかりするヤシロ。 写真を撮ろうと思って走って来たのにいなかった。 「何かありました?」 「あ、えっとね…」 カクカク シカジカ 「そうなんスね、先輩優しいっすね!……(花子が憎いくらいっス、こんなに先輩に思われて…)」 小声で花子の文句を呟く光。 余程恨めしいのだろう。 「それでね光くん。 お願いがあるの。 いい?」 おずおずと光に尋ねるヤシロ その頃花子は いつものように屋上で呆然としていた。 髪の毛は風になびいている。 「あ!花子お前!こんな所に居たのかよ!人に掃除させておいて、のんびりしてんじゃねぇ!」 「少年……だって掃除は少年が自主的にやり始めたんでしょ〜?」 「それは、そうだけど」 ヤシロは屋上の入り口の扉に、見つからないように隠れていた。 会話を聞いていて思わず笑ってしまった。 「ふふ」 ヤシロはごく自然に、あらわれるように出て行く。 「花子くん、光くんこんな所に居たんだ探したよー!」 「ヤシロ」 「……」 ヤシロは気まずそうだった。 突然写真を撮りたいと言ったら花子くんに怪しまれる。 やっぱり自然と言葉が浮かばなくて、押し黙ってしまったヤシロ。 光が気を使って先に切り出した。 「やい!花子!写真撮るぞ!」 「…へ?…何で?」 「いいから!」 なかば強引に花子を引っ張る光 「たまにはいいでしょ!花子くん!」 カシャ カメラのシャッター音が静かに鳴る 「何で写真?」 疑問がぬぐえない花子は混乱もした。 ヤシロは思い切って笑顔でこう答えた。 「今は!内緒!」 「?」 後日 旧校舎の3階トイレ 花子はヤシロ達を待っていた。 その間にもっけ達とあやとりしていた。 トウキョウタワー ワー! 「お!ヤシロ!ヤッホー!」 「……あのね、花子くん」 「なに?」 頭が真っ白になってうまく喋れない。 がんばれあたし! 「わ、渡したい物が、あるの」 「何!何!」 思い切って差し出した。 「んー?」 「これって、チョコ?しかもドーナツ!?」 花子はチョコドーナツに夢中で、写真はあんまり見ていない。 「ありがとうー!ヤシロー!」 「ん?これって……昨日の写真じゃん」 「花子くんとの思い出が全然無くて、それで昨日写真を撮ろうって、光くんに協力してもらったの……」 花子はじっと写真を見つめた。 昨日の夕方撮ったそれは、花子が幽霊のように真ん中に写っていて、とても記念写真とはいえない。 だけど、花子の胸の中には暖かな感情が沸き上がってきて、思わず唇を噛み締めた。 帽子を取って胸の辺りで強く握りしめる花子。 昨日突然写真を撮りたいだなんて言ってきて、不思議だった。 花子は今泣くのを我慢していた。 今までこんなことがなかった彼は、うれしくて泣きそう、だけど好きなこの前で泣くわけにいかず、ぐっと堪える。 そして、 「…ありがとう。 ヤシロ」 花子は優しい笑顔でヤシロにお礼の言葉を口にした。 「良かった!」 ヤシロもつられて笑顔になる。 こんな日がずっと続けばいい 寿命の事なんて、なくなってしまえしまえばいい。 そしたらずっと、一緒に居られる。 大人になったヤシロを見る事が出来る 俺たちの時間は無限にある。 大人になる事はないけれども、それでも大切な人とは一緒に居たい。 ヤシロや光の時間は限りられている。 寿命が尽きて一緒に幽霊になればいいんじゃない?と無責任な答えを言えば全て叶う。 だが、それはさすがに言えない。 かつて俺は光に「短い人生だけど楽しんでね」って言ってしまった。 無責任な発言だと分かっている。 だけど、もう疲れてしまった。 誰が生きると か死ぬとか、もうどうでもいい。 「(ただ、ヤシロ……死なないで)」 もっと俺に笑って? 単純な答えなのに、それが言えない花子。 二人は一緒にチョコレートドーナツを分けあって食べた。 ヤシロは楽しそうに今日あった事を明るく話す。 夕陽が二人に暖かくさしこむ。 そこに光が来て、皆んなで掃除が始まる。 花子と会う前にヤシロは光にもチョコレートと写真を渡していた。

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#3 花子くんとチョコレートとプレゼント

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オープニングテーマ「No. 7」(読み:ナンバーセブン)は、作詞・作曲は ANCHORさん、サウンドプロュースをピエール中野さん(Dr. コーラスにはアイドルユニット ZOC 読み:ゾック から藍染カレンさん、戦慄かなのさん、香椎かてぃさんが参加。 この超豪華なメンバーによってアッパーなラウドロック「No. 7」という楽曲が生まれた。 また、エンディングテーマは、八尋寧々役で出演もしている鬼頭明里さんの「Tiny Light」に決定。 楽曲は、2020 年 2 月 26 日 水 に発売する2ndシングル「Desire Again」に収録される。 7」 読み:ナンバーセブン TV アニメ「地縛少年花子くん」オープニングテーマ 初回盤 [品番]PCCG. 1886 [税抜定価]1,800 円 [税込定価]1,980 円 通常盤 [品番]PCCG. Desire Again 2. Closer 4. Desire Again Instrumental 5. Tiny Light Instrumental 6. Closer Instrumental オープニングテーマを「No. 7」使用した第 2 弾 PV 公開 今回発表されたばかりのオープニングテーマ「No. 7」が使用された最新アニメーション PVが公開。 追加キャスト&コメントが公開 源輝(みなもと てる)役:内田雄馬 この度、源 輝の声を演じさせていただくことになりました、内田雄馬です! 「地縛少年花子くん」はオーディションで初めて読ませていただき、怪異という不気味な存在が繊細なタッチとポップな色彩で描かれていて怖がる事なく読み進めることができました。 お話もコミカルなテンポなので、掛け合いが楽しみです!僕が声をやらせていただく輝は光のお兄さんです。 普段は誰にでも優しくかっこよく、光にとっても自慢の憧れの存在。 そんな頼れるお兄さんをしっかり表現していければと思います。 ぜひ、怪しく可愛い「地縛少年花子くん」のアニメーションを楽しんでいただければと思います。 赤根葵(あかね あおい)役:佐藤未奈子 この度赤根葵ちゃんを演じさせて頂くことになりました、佐藤未奈子です! 初めて赤根葵ちゃんとして合格しましたと言われた時は、全く信じられなくて頭の中が真っ白になりました。 学年一のモテ女でどこから見ても可愛い葵ちゃんを、私も茜くんに負けないくらい愛し、演じていきたいです! 自分にとって初めてのアニメ出演で不安と緊張でいっぱいだったのですが、心優しいキャストの方々、制作の皆さんに助けていただきながら毎週アフレコに挑んでおります。 花子くん愛に溢れた、温かくて面白くてキュンキュンする最高な作品です! 葵ちゃんと共に私も成長出来るよう、精一杯魂を込めて頑張ります!.

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