ジョジョ 5部 覚悟はいいか。 ジョジョ5部

「覚悟はいいか?オレはできてる」の元ネタ

ジョジョ 5部 覚悟はいいか

ジョジョ名場面50選 〜ジョジョ立ち教室・プレゼンツ〜 ジョジョの奇妙な冒険・感涙名場面50選(4) 第5部前編 【50選】 【ミニ・コラム】 (それぞれのシーンを具体的&詳細に研究する以上、完全ネタバレになります。 ジョルノはブチャの左腕にゴールド・エクスペリエンス(=GE)を打ち込んだが、ブチャの腕は別人(通りすがりの若者)の腕を付け替えたもので攻撃は効かなかった。 ブチャは左腕を切り離し、右腕でスティッキー・フィンガーズを発動する「始末させてもらうぞッ!ジョルノ・ジョバァーナッ!」。 メリメリメリ。 次の瞬間、顔面にパンチを食らっていたのはブチャだった。 なんとジョルノは自分の腕を皮一枚まで引きちぎって腕の射程距離を伸ばし、先にブチャへスタンドを叩き込んだのだ!動きが止まったブチャ「や…やられる」。 だが、ジョルノは攻撃しない。 「なぜ俺への攻撃を止める!?なぜトドメを刺さない?」「…あんたがいい人だからな。 あんたは今、僕への 攻撃を一瞬ためらったから、あんたへの攻撃を止める事にしたんだ。 あんたがショックを受けた一瞬の時間があったからこそ、僕は『ゴールド・E』を叩き込む事ができた。 だから攻撃するのは止めにしたんです。 麻薬をやりたいヤツがやるのは勝手だ。 個人の自由ってものがあるし死にたいヤツが自分の死に方を決めるのだって自由だ。 そして彼に麻薬を売っているのはあんたとこのボスだ。 なぜならあんたは僕の仲間に なるからだ。 僕はあんたのボスを倒してこの町を乗っ取るつもりでいる」「何だってッ!!」「 子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには、自らギャングにならなくっちゃあいけないって事さ。 彼は子どもの頃、優しかった父親を麻薬が絡んだ事件で失っていたからだ。 ナランチャはアジトに隠れる皆の為に買出しを任され、そこで暗殺チームの第1の刺客ホルマジオ(能力『リトル・フィート』は物質を小さくするスタンド)に襲撃される。 激闘の果てに、ナランチャはエアロスミスでホルマジオを蜂の巣にした。 彼らは鏡の中と外を自在に行き来するイルーゾォに翻弄される。 最初に引きずり込まれたのはフーゴ。 鏡の中にスタンドを持ち込めない為、フーゴはタコ殴りされる。 「質問します。 行くってまさか鍵を取りに行こうというのでは?今危機が迫っているフーゴを見捨ててですかッ!」「言葉に気ぃつけろよ貴様…フーゴを助けたいのはオレもお前と同じ気持ちだ!だが鍵をゲットしてブチャラティに渡す事が最も大切な事なんだ! もし今フーゴの代わりにオレが襲われているのだとしても、オレは見捨てて欲しいと思う!3人とも全滅する危険を冒すことがまずいんだッ!来いッ!」「拒否します!」 あくまでもフーゴを助けるというジョルノを残してアバッキオは鍵の隠し場所に走る。 後を追ったイルーゾォは、鍵を手に入れたアバッキオの体を半身だけ鏡に入れ、そこで固定し身動きを取れなくした。 鏡の破片をアバの口に突っ込みイルーゾォは叫ぶ「オレの勝ちだッ!くたばれアバッキオーッ!」。 スタンドの左手は 鍵をジョルノに運んでいたのだ!イルーゾォは慌てて鍵を追う。 たまらず外界に逃れたイルーゾォはそこでパープル・ヘイズに捉まり、ウイルスをモロに浴びて溶けた。 ジョルノはウイルスを浴びたレンガをヘビに変えて(=ウイルスに対する免疫を持つ生物)、ワクチンを取り出し命を繋ぐ。 今…彼の手は重症のはずです。 命がどうなろうとも鍵を守ったのは彼であり、そしてここまで鍵を運んでくれなかったら敵は倒せなかった。 僕の事よりも、フーゴ…彼の手当てを…」バタッ。 クールなフーゴ もジョルノに感動 さらにウイルスが直撃。 プロシュートの弟分ペッシは自分まで老化攻撃に巻き込まれないよう、食堂車で氷入りのグラスを片手にミスタと戦う。 氷を失い狼狽するペッシ。 パワー全開だ!」「おごおおおっ!」一気に老化しブッ倒れるミスタ。 それを見て大はしゃぎするペッシ「 兄貴ィッ!やっぱり兄貴ィはスゲェーやッ!」バギィ!ペッシは鉄拳制裁 された。 甘ったれてんだ!分かるか?え?オレの言ってる事。 ブチャラティたちには勝てねえ!そしてハッキリと言っておくぜ。 ペッシ失神。 よそ見をしたブチャにグレイトフル・デッド(以下GD)のパンチが飛ぶ「甘いんじゃあねーか!ブチャラティ。 仲間を切り捨ててでも娘(トリッシュ)を守るためオレを倒す!それが任務じゃねえのか? 『幹部失格』だな」。 GDがブチャの腕を掴む「のろいぞブチャラティ!」。 直に急速老化させる気だ!だが、ブチャは冷静だった。 「『任務は遂行する』『部下も守る』。 覚悟はいいか?オレはできてる」。 ハッとプロシュートが足元を見ると床に巨大なジッパーが。 「ペッシーっ!早く列車を止めろーッ!!」「うう…」意識が戻ったペッシ。 だが、重さに耐え切れず兄貴の手が離れた!後方に落下していく2人!「おああああああ!」ペッシがとっさに釣竿(ビーチ・ボーイ)でプロシュートの腕を釣り上げた! 踏ん張るペッシ。 外の2人は強風で客車の外壁に叩きつけられている。 なおも右足にしがみ付くブチャを振り落とそうと、顔面に蹴りを入れるプロシュート 「今のお前の行動!…本当にオシマイかと思ったよ…さっきお前のこと『幹部失格』だなんて言ったが撤回するよ…無礼な事を言ったな…。 ボスが娘の護衛をお前に任せてもいいと判断したのは正しい選択だった…いや、マジに恐れいったよ」。 蹴り続けられて地面スレスレになったブチャは、最後の力でスティッキー・フィンガーズを発動する。 プロシュートの体はワンバウンドして車体と車輪の間に挟まる。 血みどろで絶命は時間の問題だったが、それでもなおGDを解除していなかった。 列車を停止させて兄貴に駆け寄るペッシの前にブチャラティが現れた「何よりも困難で…幸運なくしては近づけない道のりだった…お前に近づくという道のりがな」。 イタリアの大地に陽は落ちようとしていた。 列車の外で夕陽を浴びたブチャとペッシが向き合う。 ゴゴゴゴゴ。 瀕死のプロシュート 「栄光は…お前に…ある…ぞ…やるんだ…ペッシ…オレは…お前を…見守って… いるぜ…」。 「栄光は…お前に…ある…ぞ…」 この死闘にもついに決着の時が。 映画のワンシーンのように劇的な光景だ! ペッシの目が座った「オメーにここで兄貴への償いをさせる!」。 「兄貴が逝っちまう前に兄貴の目の前でよオオオオー!償いはさせるぜェェェェエーッ!」。 ペッシがビーチ・ボーイを振り上げると、ブチャは攻撃を避けるどころかペッシ目掛けて突進してきた!ブチャの体内に食い込む針「心臓に食らいついたッ!ブッ殺してやるッ!」。 スティッキー・フィンガーズがペッシを宙に放り投げた 「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ、アリーヴェデルチ!(さよならだ)」。 アッパーが炸裂し、ペッシは砕け散った。 ブチャがプロシュートを振り向くと、既にもう彼は絶命していた。 その精神力の強さは、敵ながらカリスマ 的な魅力があった。 死の瞬間までペッシの 成長を応援していた彼の、物言わぬ命 果てた姿は胸を打ちジーンときた…。 以後、ジョジョ読者の誰もが日常的に使うことに なった別れの挨拶「アリーヴェデルチ」は、 この名場面に由来するものだ!! もうマンモーニじゃ なくなったペッシ! (シーン33)54〜55巻 超イラチ・キャラ、ギアッチョ ここで採り上げる名場面はいささか他と色が違う。 友情シーンでも戦闘シーンでもなく、ギアッチョというド短気 キャラの独り言だからだ。 ジョジョには荒木節という独特のリズム感を持つ言い回しが出てくるけど、その荒木 節の頂点ともいえるのが次の2シーンなんだ。 メローネがブチャ・チームを襲撃したポイントに着いたギアッチョは、既にメローネが敗北し、ブチャ・チームが 立ち去って誰もいない状況にキレる。 「ヤツらを探し出すために…『根掘り葉掘り聞き回る』の…『根掘り葉掘り』…ってよォ〜『根を掘る』ってのはわかる…スゲーよくわかる。 「クソッ!クソッ!」ギアッチョのプッツン悪態には ファンが多い。 車が道を塞ぎクラクションを鳴らされ ても無視。 超自己中、それがギアッチョ 別のシーン。 ヴェネチアに向かうミスタ&ジョルノの車を襲撃した際、ミスタに反撃され、ピストルズの一斉射撃を浴びたギアッチョ。 「フランスの『パリ』ってよォ…英語では『パリスPARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って 発音して呼ぶ。 でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ〜。 それって納得いくかァ〜、おい?オレはぜーんぜん納得いかねえ…。 なめてんのかァーッ、このオレをッ! イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオー、ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」 だんだんテンションが上がって、氷スーツの中をどつきまくるギアッチョ。 読者は、ギアッチョがミスタの攻撃に無関心で、「ベニスという英語の発音」にキレてる様子を見て、あまりの超余裕ぶりにビビッちまうんだ。 こういった、戦闘中に挿入される物語の展開とは関係ない「間」が、逆に全体の緊張感を高めていくのが荒木演出だッ!! (シーン34)55巻 ミスタVSギアッチョ、『覚悟』の戦い 空気中の水分を超低温で凍らせ装甲(氷スーツ)のように全身にまとっているギアッチョ。 ヴェネチアの運河で水中戦に持ち込んだミスタは、ギアッチョの首の後ろから泡が漏れるのを見逃さなかった。 ドグオ! だが!ギアッチョはスーツの内外に「空気の凍った壁」(空気はマイナス210度で固体となって凍り出す)を作り、弾丸をミスタ自身に跳ね返した!ミスタの弾丸がミスタを襲ったのだ!岸に上がったミスタとギアッチョ。 ミスタは右肩から血を流している「チクショオオ、絶対に呼吸はしてる筈なんだ!もう一度、至近距離なら!」。 血しぶきはギアッチョの側で凍りつき、鏡となって死角を消した。 ミスタ「そこだーッ!ジョルノッ!確かに進むべき道がッ!暗闇に見えたぜッ!」6発全弾発射!弾丸は いったん街灯の柱に当たり(コレ重要)、次にピストルズを経由してギアッチョの空気孔を襲う。 しかし!ギアッチョは弾の軌道を超低温の空気の壁で変えてしまった!6発の弾が、ギュイン、ギュインと不気味な音を立ててスーツの周囲を飛び交う。 ギアッチョの目が光った 「おい〜、覚悟は できてんだろうなあああああ!とどめだッ!ミスターッ!」なんと全弾をミスタに弾き返した!ミスタは両腕で 顔面を防御したものの、至近距離から撃ち込まれてしまった。 血を吹き出すミスタ。 ビシャア!ミスタの返り血がギアッチョのヘルメットにかかり、視界がほとんど見えなくなった。 さらにピストルズが発射されギアッチョは背後にひっくり返った。 後方には ミスタが弾丸で削っておいた鋭利な街灯の柱があり、空気孔がそこにグッサリ刺さった 「(ドスッ)あぼっ!!」。 ギアッチョは首が固定されて動けない!「イデッ!痛でぇぇぞッ!生…生ァァァァ、ナマッ!生暖っけえものが…俺の首の後ろから…血かッ!?血が出てんのか!?」。 刺さった鉄柱を必死に 引き抜こうとするギアッチョ 街灯の柱でバウンドさせ、死角だった首の 後を狙う(浮かんでる氷がジョルノの血) この戦いほど「覚悟」という言葉 が大量に飛び交うバトルはない ゴゴゴゴゴ。 既にミスタは7発の弾を浴び、体中から血を流し、かろうじて立っている状態だ。 ミスタ「お前…このオレに…『覚悟』はあんのか…と…言ったが…見してやるぜ。 ただし、お前にもしてもらうぜッ!ブチ砕かれてあの世に旅立つってェェェェ『覚悟』だがなあああああ〜ッ!」「(や…野郎…まだ立ってきやがるッ!)やばい! こいつを引っこ抜かなくてはッ!」。 まさに覚悟の戦いだった!撃った弾丸は全部自分に返って来ると分かった上で、相手をさらに鉄片へ深く刺し込む為に、ミスタは真正面から撃ちまくった!「うおおおおおおおお!」ピストルズたちが口々に叫ぶ「無茶ダ!ミスタ!弾丸ハ戻ッテクルッ!」「アンタの方がモタナイッ!」。 「突っ切るしかねえッ!真の『覚悟』はここからだッ!『ピストルズ』!てめーらも腹をくくれッ!うぬあああおおああ!」「ホワイト・アルバム、ジェントリー・ウィープスッ!」ドン!ドン!ドン!ダン!ダン!ダン!ボス!ボス!ボス!射撃音と両者のボディへの命中音が錯綜する!「うおおおお!」「ゲ…限界ダ!ミスタ!」「オレタチの存在ガ消エテイクッ!」「アンタノ意識ガッ!」 片膝をつきながらも、なおも撃ち続けるミスタ「ま…まだだ…オレにはまだ!意識はあるッ!まだ撃ち込んでやるッ!」 ダン!ボス!ドン!ドバ!ジョジョ史上、 最も過酷なバトルシーンのひとつだ! ミスタの撃った弾は全部ミスタに当たっている!(見…見てられないッス、汗) 弾丸が跳ね返ってきた!「突っ切るしか ねぇッ!真の『覚悟』はここからだッ!」 ブシュウウ〜ッ!ついにギアッチョの空気孔から鮮血がほとばしった!喜ぶピストルズたち。 ギアッチョ「違うな…(ガブッ!)…『覚悟』の強さが…上なのは…オレの方だぜ…グイード・ミスタ…。 ここまで…オレを追い込んだのは…敬意を表して…やる」なんとギアッチョは、首から吹き出す自分の血を凍らせて、これ以上のけぞらないように体を固定していた!しかも弾き返された最後の一発がミスタの頭部に当たった!意識を失うミスタ。 ギアッチョは歓喜する「勝ったァーッ!!」。 倒れゆくミスタの体。 だがそれを運河から這い上がってきたジョルノが抱きとめた。 この瞬間に夜が明け、ジョルノの背後から朝日が昇る! 「ミスタ…あなたの『覚悟』は…この登り行く朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている。 そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!」。 ギアッチョ絶叫「なんだってエエエエェェェェ!」。 ジョルノのゴールド・エクスペリエンスが出現、ギアッチョにキックの雨を降らし鉄片に刺し込んだ! 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」「うぐええッ!」。 ギアッチョ昇天。 ドビチャアアア。 自分に弾が返ってくるのを分かってて撃つなんて、想像しただけでブルッちまうぜ!(ミスタは20発近く撃っていた) 《ピックアップ〜このシーンが特にスゴイ!》 ゾクゾクと鳥肌が立った、超カッコイイ演出を紹介ッ!ギアッチョのゴーグルから見たカット!ミスタの返り血がベットリと付いてて、その隙間から拳銃と足が見える。 鉄柱が刺さって自分は体を動かせず、目の前で弾が込められていくのを固唾を呑んで見ているという状況だ。 島への上陸を許可されたのは護衛役の彼だけだ。 鐘楼のエレベーターの中でトリッシュは不安を打ち明ける「あたしこれからどうなるの?会った事もない、愛情なんかない父親のところに連れて行かれて…」「ボスはただ君の無事を心配しているだけだ」「あたし…父親の事…好きになれるのかしら?」「そんな事を心配する親子はいない」「そうよね…」「着くぞ!塔上だ…」。 トリッシュの返事がない。 握っていた彼女の手を見て驚愕するブチャ。 トリッシュは手首から上がなかった! 「なにイィィィィィィィーッ!トリッシュ!!まさかッ!そんなッ!まさかーッ!!オレたちに護衛の任務を させたのはッ!自分の娘を確実に自らの手で始末する為なのかァァァァァーッ!!」 「父親を好きになれるかしら」実父と初めて会う不安に、 うずくまって怯えるトリッシュ。 ブチャは心強い。 母親の説明は公平でなく誘導的だったが、漁師の父親はただ黙っていた。 ブチャは母親に甘えたい年頃だったが父親を選ぶ。 その後、父はブチャを良い学校へ入学させる為、真面目一本に働き続けていたが、偶然麻薬の取り引き現場を目撃した事で、口封じの為に殺された。 椅子から立ち上がる父親。 80巻までイッキに読ませる魅力は、こうした丁寧なキャラの肉付け、作りこみから 生れていく!! (シーン36)56巻 ブチャラティの裏切り〜ナランチャの涙 ボスにトリッシュを引き渡したはずのブチャラティが、再び彼女を連れ帰ってきたことに戸惑いを隠せない仲間たち。 しかもトリッシュは気を失っている。 アバッキオが口を開いた「どういう事なんだ?ブチャラティ!説明してもらおう!何をやってるんだ!?あんたは!」「分かった…単刀直入に言おう。 ミスタ「な…なんだって?」。 アバッキオ「……」。 ナランチャ「よ…よく分からないな。 今言った事…今何て言ったんです?」。 ジョルノ「僕は説明すべきだと思う。 ブチャは、ボスが自分の正体に関係するもの全てを消す為に、娘まで殺すつもりだった事を話した。 アバッキオ「裏切り者がその後どうなるのか…知らぬわけではないだろうに」。 ボスへの裏切りは 確実な死を意味する。 だが一つだけ偉そうな事を言わせてもらう。 オレは『正しい』と思ったからやったんだ。 うつむくナランチャとフーゴ、背中を向けるミスタ、座り込むアバッキオ。 フーゴが言葉を絞り出す「言ってる事はよく分かったし正しいよ、ブチャラティ…だけど、残念だけど…ボートに乗る者はいないよ…あんたに恩はあるがついて行く事とは別だ…あんたは現実を見ていない…理想だけでこの世界を生き抜く者はいない。 この組織なくして僕らは生きられないんだ…」。 誰も来ないのか… 沈黙し、後ろを向く仲間たち マンガ史上に残る超カッコイイ決め台詞! アバッキオ「フーゴの言う通りだぜ。 あんたのやった事は自殺に等しい。 あんたに対し忠誠を誓ったわけじゃあねえ!しかしだ…オレも元々よォ〜、行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ…!この国の社会から弾き出されてよォー、 オレの落ち着ける所は…ブチャラティ、あんたと一緒の時だけだ」何とアバッキオはボートに乗り込んだ! 続いてミスタがスッと立ち上がる「ボスを倒したのならよォー、実力から言って…次の幹部はオレかな」。 フーゴが叫ぶ「ミスタッ!お前ら、ど…どうかしているぞッ! 完全に孤立するんだぞッ!どこに逃げる気なんだッ!?」。 非論理的な決断がフーゴには理解できない 続いてミスタも行動を共にした まずアバッキオがボートに乗り込み… ナランチャは苦悩する。 だが忠告しよう。 『来るな』ナランチャ…お前には向いてない」。 ボートがフーゴとナランチャを残して岸から離れて行った。 フーゴは拳を握る「なぜ…正気じゃあないぜッ!どういう物の考え方してるんだ!?」。 この時、ナランチャの瞳にトリッシュの右腕が映った。 彼女の手首は、ブチャのジッパーで繋がっており、傷口から流れた血がポタポタと海に垂れていた。 ナランチャは瞬時に彼女がどんな目にあったのか理解した。 彼女の手首は父親(ボス)に一度切断されたのだ…! (上の2コマは第50巻の回想シーンから) ナランチャの母は若くして病没。 彼は父親から愛されず、 親友には強盗の罪を被せられ、無実で少年院に放り込まれた。 出所後はレストランのゴミ捨て場で残飯を漁るすさんだ日々だった ブチャのジッパーで繋がっているトリッシュの手首。 彼女は緊張しつつも、初めて会う実父との対面を心の 中で楽しみにしていたかも知れない。 だが、彼女は甘え るどころか、傷つけられ、殺されかけたのだ…!! 愕然として立ちすくむナランチャ 「トリッシュは…信じる人に見捨てられた…オレも昔…見捨てられた…。 そこには遠ざかるボートを必死に追いかけて泳いでいるナランチャがいた! 「ブチャラティィィィィィィィィ!行くよッ!オレも行くッ!行くんだよォーッ!!オレに『来るな』と命令しないでくれーッ! トリッシュはオレなんだッ!オレだ!トリッシュの腕のキズは、オレのキズだ!!」。 ボートはUターンし、号泣しているナランチャをアバッキオが引き上げた。 彼女が見る暗闇を想像できてしまうんだ。 このナランチャの落涙シーンは、第5部のみならず、ジョジョ全巻を 通して5本の指に入る屈指の名場面だと思う!初めて読んだ時よりも2度目、2度目より3度目と、自分が年をとった分だけ読み返す度にいっそう泣けてくる、そんなナランチャの慟哭シーンだ。 誰もが『黄金の精神』を持っているわけじゃないので、脱落したフーゴの存在が物語をよりリアルにする。 ヴェネツィアのレストランでナランチャが攻撃を受けたのは、水から水へ自由に移動する魚型スタンド「クラッシュ」(本体スクアーロ)。 コップの水、スプーンのスープ、とにかく水があればどこでも瞬間移動でき、サメのように喰らいつく素早いスタンドだ。 ところが、ナランチャが特徴を話そうとすると、「のろい」「ドでかい」と正反対のことを言ってしまう。 キレるミスタ「辻褄が合ってねぇ!でかくてのろいやつなら、なぜオレたちに見えなかった?」。 …実はスクアーロには相棒 ティッツァーノがいて、ナランチャを攻撃した際に、ティッツァのスタンド「トーキング・ヘッド」が発動していたのだ!その能力は、相手の舌に密着し、考えと反対のことを言わせるというものだった(地味な能力だがこれが 手強い!)。 ナランチャは頭の中では皆を水場から遠ざけようとするが、「調理場にいた!」「手洗いにいた!」など、逆にクラッシュの側に誘導してしまう。 敵の最優先ターゲットは仲間の負傷を治すジョルノ。 クラッシュはジョルノの首に喰らいつき、床の水溜りに引きずり込んだ。 「うああおおおお、ジョルノォォォオーッ!」ナランチャはエアロスミスでクラッシュを撃つが、敵はジョルノをくわえたまま別の水溜りへ瞬時に移動して弾が当たらない!ナランチャは二酸化炭素探知レーダーを使って敵の軌道を先読みしたが、ジョルノの喉に入っていくクラッシュを見てパニックを起こし、誤射でジョルノを撃ってしまう。 「うあああっ、ジョ…ジョルノをッ!そ…そんなつもりは!」。 結果、クラッシュがジョルノを下水に引きずり込むのを許してしまう。 「しまったアアアア!逃げられたああああああ!」叫ぶナランチャ。 下水では失神したジョルノをクラッシュが仕留めにかかる。 既に上空にはエアロスミスがいた。 クラッシュは調理場にジャンプして逃げまくったが、負傷のせいで徐々に動きが鈍くなり、コンロ上の鍋に逃げたところでさらに撃たれてしまう。 「次はとどめだ!」勢いづくナランチャ。 だが、これはスクアーロの作戦だった。 鍋から漏れた水で火が消え、厨房にはガスが充満していた!引火するのでこれ以上機銃を撃てない! 「撃てるものなら撃ってみろッ!これでオレたちの勝利だッ!」襲い掛かるクラッシュ。 実はティッツァには策があり、一時的にトーキング・ヘッドを解除していた。 店の前で敵の手掛りを探していた他のメンバーがナランチャの声を聞いて駆けつける。 床に転がるクラッシュに気づいたミスタがすぐに銃を構えた「そいつが敵か?野郎ッくらえ!」。 ドグオオオン!コンロが爆発し吹っ飛ぶブチャ・チーム。 ガスに引火!爆風で吹っ飛ぶブチャ・チーム! 水溜りに引きずり込まれるジョルノ 舌にくっつくトーキング・ヘッド 衝撃でジョルノが蘇生したが、再びクラッシュに連れ去られ、彼のテントウムシのブローチだけが残った。 追跡するにも、あちこち火が燃え広がりナランチャの探知レーダーは役に立たない。 他の3人もダメージを受けている。 「オレひとりだ!ひとりでやるしかねぇ!」ナランチャは雑踏に飛び出した。 こうなれば本体を探し出して叩くしかない。 店を見張っていたスクアーロ「おい見ろ…ナランチャだ…レストランの外に出て来たぞ…なんで外に出て来たんだ!?」「落ち着いてスクアーロ。 この半径100m界隈だけでもどのくらいの数の人間がいると思いますか? 50人?100人?君と一般市民を区別できるわけがない!」「ヤツは『呼吸の荒い者』を…区別して探そうって考えなら?」スクアーロは戦闘のダメージでかなり息があがっていた。 「焦らないでスクアーロ。 広場にはサッカーをする者や急ぎ足の者もいる…君より『呼吸の荒い者』は何人もいる!区別できるわけがない!」2人は広場に移動し、ティッツァはスクアーロの負傷を上着で隠してあげた。 「平然とこの広場にいれば安心です!」「確かにお前の言うとおりだぜ…見つかるわけはないな」。 「見つけたぞ!そこに!いるな!」ナランチャの声が人ごみの中から聞こえた。 ナランチャの手にはナイフがあり、刃先には舌が刺さっていた。 彼はスタンドごと舌を切り取ったのだ!戦慄するティッツァ「バカなッ!舌を切り取ったら生きてなどいられないッ!ましてや喋る事など…!」。 顔が引きつるティッツァ「なん…だって…!!」。 「今ッ!『呼吸』を乱したなッ!おめーだよーっ、おめえ〜! 髪の長いオメーに言ってんだぜ、オレはよォーッ!」。 ティッツァはスクアーロに早くクラッシュを戻せと耳打ちする。 スクアーロ「すでに下水管内を移動して近くまで来ている…しかし…呼吸を探知されないように…この広場に隠れようとしたのはマズかったぜッ!! この広場には『水』がねえッ!ナランチャの近くまでジャンプする為の『水』がねえッ!」。 スクアーロを指差すナランチャ「てめーの方がよォォォ!ジョルノを連れてった野郎だなぁぁぁぁぁ!くらえッ『エアロスミスーッ』!!」機銃一斉掃射!ドンドンドンドンドン!全弾命中!しかし、弾を浴びたのはスクアーロではなくティッツァーノだった!ティッツァがスクアーロの壁となったのだ!絶句するスクアーロ「え?ティッツァー…!?ティッツァーノオッ!?」噴き出した血がナランチャに降り注ぎ、ティッツァはそのままスクアーロの腕の中に倒れ込んだ。 ティッツァ「 これなら…ナランチャのところまで…ジャンプできる『水』ができたろう…スクアーロ。 ほんの ちょっぴり…予定通りではなかったが…『勝利』にはかわりがない。 オレたちの『勝ち』には…な」。 ティッツァーノ… オレはお前のためにヤツを始末する…死体は破片も残さねぇ…。 クラッシュ!喰い破れェェェェ、喉をヲヲヲヲヲオオオオオオオオオオ!」 ナランチャの肩についた返り血にクラッシュが出現し、速攻で喉へ喰らいついたッ!ナランチャの首から鮮血がほとばしる! スクアーロ絶叫 敵ながら見事な最期! スクアーロをかばうティッツァーノ! ギラン。 ナランチャの目がスクアーロを睨んだ。 「ひるむ…と!思うのか…これしきの…これしきの事でよォォォオオオオ!」。 ナランチャの凄味に鳥肌! 「 オレたちはよォ…このヴェネツィアを…何事もなく…皆で脱出するぜ。 それじゃあな…。 (エアロスミスの機銃が火を吹く!) ボラボラボラボラボラボラボラボラ、ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」。 ついに激闘は終わった。 カルネは巷で言われているようにヘタレ・キャラなのか?NO!僕はカルネをプロシュート兄貴に匹敵、否、それ以上の『覚悟』の持ち主だと信じている。 彼のスタンド「ノトーリアス・B・I・G」は本体が死ぬ事で攻撃を開始するというトンデモ能力。 それゆえ、カルネは 自分から殺される為にヴェネチア空港のブチャ・チームの前に現れた。 …考えて欲しい。 それは未来に繋がる、この先も生きていく為の『覚悟』だ。 だが、カルネは違う。 彼が見せたものは人生を終わらせる『覚悟』だった! 彼がどんな経緯でパッショーネに入団したかは描かれていない。 だが、自分の命を差し出せるほどボスや組織に恩を感じていたのは確かだ。 単純に「狂信的」という言葉で片付けたくない。 僕はカルネが、人生に絶望し、何の希望もないドン底の境遇にいた(それこそ生きる屍だった)時期に、何らかの形で組織に命を救われたのだと思う。 その後、今日まで生きてこれたのは、心を支えてくれた組織があったからだ。 彼にだって愛した女性がいただろうし、パッショーネの幹部になりたいという夢もあったろう。 そういう現世の 幸福を全て捨て去り、ミスタの銃口に 死への行進を続ける彼を漢と呼ばず、誰を漢と呼ぶのだろう!? ピストルズが急所を狙いカルネは即死 撃たれた足を引きずり、なおも向かって来ようとする! 警告でカルネの右膝を撃つ ひっくりかえるカルネ。 出現時のノトーリアスは人型だった! (DBの魔人ブゥにちょっと似ている) 本体が死ぬ事で、怨念エネルギーによって発現するスタンド「ノトーリアス・B・I・G」は、相手の肉体&スタンドを 食べて成長する。 通常はスタンド使いを殺せばスタンドは消滅するが、ノトーリアス・B・I・Gは既に本体が死んで いるので殺すことは出来ないし、本体がいない以上、射程距離も無限だ。 動くものを片っ端から喰っていき、 しかも弾丸より素早く動ける最強クラスのスタンドだ!(仮にDIOが時を止めて無駄無駄ラッシュをしても、細か な破片に千切れるだけで完全に殺すことは出来ない) ジョルノまで倒れた! (両腕を切断しGEを発動 できないジョルノ!この後 ブチャも右腕を失う!) ナランチャがやられ… (エアロスミスの弾丸 を全部キャッチされ 機体まで捉まった!) まずミスタがやられ… (ピストルズを半分以上、 4体も喰われてしまい 大ダメージを受ける!) 最初は小さかったノト ーリアス・B・I・G。 こいつが飛行機内で ブチャたちを襲った! 最終的には飛行機を呑み込むほど巨大になって、飛行機もろとも海上に落下したッ! 現在でも海上で砕ける波しぶきを永遠に自動追跡 し続けているという。 時々、通りがかりの船を攻撃 し沈没させることもあり、付近の漁師からこの海域 は「ティレニアの胃袋」と呼ばれ不吉がられている 追い込まれたトリッシュは 「スパイス・ガール」が覚醒! 機体の一部をゴムのように 柔らかくして落下傘にした! なんてこったい!エンジンが 丸ごと呑み込まれている! カルネ、あんたは強かった。 あの強力なブチャ・チームでさえ「ノトーリアス・B・I・G」を倒すことが出来ず、ただ 逃げまわることしか出来なかったのだ!このコラムを カルネの為の石なき墓としよう!.

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【ジョジョ★】みんなが5部で一番熱いと思うバトルはどれ?

ジョジョ 5部 覚悟はいいか

ジョジョ名場面50選 〜ジョジョ立ち教室・プレゼンツ〜 ジョジョの奇妙な冒険・感涙名場面50選(4) 第5部前編 【50選】 【ミニ・コラム】 (それぞれのシーンを具体的&詳細に研究する以上、完全ネタバレになります。 ジョルノはブチャの左腕にゴールド・エクスペリエンス(=GE)を打ち込んだが、ブチャの腕は別人(通りすがりの若者)の腕を付け替えたもので攻撃は効かなかった。 ブチャは左腕を切り離し、右腕でスティッキー・フィンガーズを発動する「始末させてもらうぞッ!ジョルノ・ジョバァーナッ!」。 メリメリメリ。 次の瞬間、顔面にパンチを食らっていたのはブチャだった。 なんとジョルノは自分の腕を皮一枚まで引きちぎって腕の射程距離を伸ばし、先にブチャへスタンドを叩き込んだのだ!動きが止まったブチャ「や…やられる」。 だが、ジョルノは攻撃しない。 「なぜ俺への攻撃を止める!?なぜトドメを刺さない?」「…あんたがいい人だからな。 あんたは今、僕への 攻撃を一瞬ためらったから、あんたへの攻撃を止める事にしたんだ。 あんたがショックを受けた一瞬の時間があったからこそ、僕は『ゴールド・E』を叩き込む事ができた。 だから攻撃するのは止めにしたんです。 麻薬をやりたいヤツがやるのは勝手だ。 個人の自由ってものがあるし死にたいヤツが自分の死に方を決めるのだって自由だ。 そして彼に麻薬を売っているのはあんたとこのボスだ。 なぜならあんたは僕の仲間に なるからだ。 僕はあんたのボスを倒してこの町を乗っ取るつもりでいる」「何だってッ!!」「 子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには、自らギャングにならなくっちゃあいけないって事さ。 彼は子どもの頃、優しかった父親を麻薬が絡んだ事件で失っていたからだ。 ナランチャはアジトに隠れる皆の為に買出しを任され、そこで暗殺チームの第1の刺客ホルマジオ(能力『リトル・フィート』は物質を小さくするスタンド)に襲撃される。 激闘の果てに、ナランチャはエアロスミスでホルマジオを蜂の巣にした。 彼らは鏡の中と外を自在に行き来するイルーゾォに翻弄される。 最初に引きずり込まれたのはフーゴ。 鏡の中にスタンドを持ち込めない為、フーゴはタコ殴りされる。 「質問します。 行くってまさか鍵を取りに行こうというのでは?今危機が迫っているフーゴを見捨ててですかッ!」「言葉に気ぃつけろよ貴様…フーゴを助けたいのはオレもお前と同じ気持ちだ!だが鍵をゲットしてブチャラティに渡す事が最も大切な事なんだ! もし今フーゴの代わりにオレが襲われているのだとしても、オレは見捨てて欲しいと思う!3人とも全滅する危険を冒すことがまずいんだッ!来いッ!」「拒否します!」 あくまでもフーゴを助けるというジョルノを残してアバッキオは鍵の隠し場所に走る。 後を追ったイルーゾォは、鍵を手に入れたアバッキオの体を半身だけ鏡に入れ、そこで固定し身動きを取れなくした。 鏡の破片をアバの口に突っ込みイルーゾォは叫ぶ「オレの勝ちだッ!くたばれアバッキオーッ!」。 スタンドの左手は 鍵をジョルノに運んでいたのだ!イルーゾォは慌てて鍵を追う。 たまらず外界に逃れたイルーゾォはそこでパープル・ヘイズに捉まり、ウイルスをモロに浴びて溶けた。 ジョルノはウイルスを浴びたレンガをヘビに変えて(=ウイルスに対する免疫を持つ生物)、ワクチンを取り出し命を繋ぐ。 今…彼の手は重症のはずです。 命がどうなろうとも鍵を守ったのは彼であり、そしてここまで鍵を運んでくれなかったら敵は倒せなかった。 僕の事よりも、フーゴ…彼の手当てを…」バタッ。 クールなフーゴ もジョルノに感動 さらにウイルスが直撃。 プロシュートの弟分ペッシは自分まで老化攻撃に巻き込まれないよう、食堂車で氷入りのグラスを片手にミスタと戦う。 氷を失い狼狽するペッシ。 パワー全開だ!」「おごおおおっ!」一気に老化しブッ倒れるミスタ。 それを見て大はしゃぎするペッシ「 兄貴ィッ!やっぱり兄貴ィはスゲェーやッ!」バギィ!ペッシは鉄拳制裁 された。 甘ったれてんだ!分かるか?え?オレの言ってる事。 ブチャラティたちには勝てねえ!そしてハッキリと言っておくぜ。 ペッシ失神。 よそ見をしたブチャにグレイトフル・デッド(以下GD)のパンチが飛ぶ「甘いんじゃあねーか!ブチャラティ。 仲間を切り捨ててでも娘(トリッシュ)を守るためオレを倒す!それが任務じゃねえのか? 『幹部失格』だな」。 GDがブチャの腕を掴む「のろいぞブチャラティ!」。 直に急速老化させる気だ!だが、ブチャは冷静だった。 「『任務は遂行する』『部下も守る』。 覚悟はいいか?オレはできてる」。 ハッとプロシュートが足元を見ると床に巨大なジッパーが。 「ペッシーっ!早く列車を止めろーッ!!」「うう…」意識が戻ったペッシ。 だが、重さに耐え切れず兄貴の手が離れた!後方に落下していく2人!「おああああああ!」ペッシがとっさに釣竿(ビーチ・ボーイ)でプロシュートの腕を釣り上げた! 踏ん張るペッシ。 外の2人は強風で客車の外壁に叩きつけられている。 なおも右足にしがみ付くブチャを振り落とそうと、顔面に蹴りを入れるプロシュート 「今のお前の行動!…本当にオシマイかと思ったよ…さっきお前のこと『幹部失格』だなんて言ったが撤回するよ…無礼な事を言ったな…。 ボスが娘の護衛をお前に任せてもいいと判断したのは正しい選択だった…いや、マジに恐れいったよ」。 蹴り続けられて地面スレスレになったブチャは、最後の力でスティッキー・フィンガーズを発動する。 プロシュートの体はワンバウンドして車体と車輪の間に挟まる。 血みどろで絶命は時間の問題だったが、それでもなおGDを解除していなかった。 列車を停止させて兄貴に駆け寄るペッシの前にブチャラティが現れた「何よりも困難で…幸運なくしては近づけない道のりだった…お前に近づくという道のりがな」。 イタリアの大地に陽は落ちようとしていた。 列車の外で夕陽を浴びたブチャとペッシが向き合う。 ゴゴゴゴゴ。 瀕死のプロシュート 「栄光は…お前に…ある…ぞ…やるんだ…ペッシ…オレは…お前を…見守って… いるぜ…」。 「栄光は…お前に…ある…ぞ…」 この死闘にもついに決着の時が。 映画のワンシーンのように劇的な光景だ! ペッシの目が座った「オメーにここで兄貴への償いをさせる!」。 「兄貴が逝っちまう前に兄貴の目の前でよオオオオー!償いはさせるぜェェェェエーッ!」。 ペッシがビーチ・ボーイを振り上げると、ブチャは攻撃を避けるどころかペッシ目掛けて突進してきた!ブチャの体内に食い込む針「心臓に食らいついたッ!ブッ殺してやるッ!」。 スティッキー・フィンガーズがペッシを宙に放り投げた 「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ、アリーヴェデルチ!(さよならだ)」。 アッパーが炸裂し、ペッシは砕け散った。 ブチャがプロシュートを振り向くと、既にもう彼は絶命していた。 その精神力の強さは、敵ながらカリスマ 的な魅力があった。 死の瞬間までペッシの 成長を応援していた彼の、物言わぬ命 果てた姿は胸を打ちジーンときた…。 以後、ジョジョ読者の誰もが日常的に使うことに なった別れの挨拶「アリーヴェデルチ」は、 この名場面に由来するものだ!! もうマンモーニじゃ なくなったペッシ! (シーン33)54〜55巻 超イラチ・キャラ、ギアッチョ ここで採り上げる名場面はいささか他と色が違う。 友情シーンでも戦闘シーンでもなく、ギアッチョというド短気 キャラの独り言だからだ。 ジョジョには荒木節という独特のリズム感を持つ言い回しが出てくるけど、その荒木 節の頂点ともいえるのが次の2シーンなんだ。 メローネがブチャ・チームを襲撃したポイントに着いたギアッチョは、既にメローネが敗北し、ブチャ・チームが 立ち去って誰もいない状況にキレる。 「ヤツらを探し出すために…『根掘り葉掘り聞き回る』の…『根掘り葉掘り』…ってよォ〜『根を掘る』ってのはわかる…スゲーよくわかる。 「クソッ!クソッ!」ギアッチョのプッツン悪態には ファンが多い。 車が道を塞ぎクラクションを鳴らされ ても無視。 超自己中、それがギアッチョ 別のシーン。 ヴェネチアに向かうミスタ&ジョルノの車を襲撃した際、ミスタに反撃され、ピストルズの一斉射撃を浴びたギアッチョ。 「フランスの『パリ』ってよォ…英語では『パリスPARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って 発音して呼ぶ。 でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ〜。 それって納得いくかァ〜、おい?オレはぜーんぜん納得いかねえ…。 なめてんのかァーッ、このオレをッ! イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオー、ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」 だんだんテンションが上がって、氷スーツの中をどつきまくるギアッチョ。 読者は、ギアッチョがミスタの攻撃に無関心で、「ベニスという英語の発音」にキレてる様子を見て、あまりの超余裕ぶりにビビッちまうんだ。 こういった、戦闘中に挿入される物語の展開とは関係ない「間」が、逆に全体の緊張感を高めていくのが荒木演出だッ!! (シーン34)55巻 ミスタVSギアッチョ、『覚悟』の戦い 空気中の水分を超低温で凍らせ装甲(氷スーツ)のように全身にまとっているギアッチョ。 ヴェネチアの運河で水中戦に持ち込んだミスタは、ギアッチョの首の後ろから泡が漏れるのを見逃さなかった。 ドグオ! だが!ギアッチョはスーツの内外に「空気の凍った壁」(空気はマイナス210度で固体となって凍り出す)を作り、弾丸をミスタ自身に跳ね返した!ミスタの弾丸がミスタを襲ったのだ!岸に上がったミスタとギアッチョ。 ミスタは右肩から血を流している「チクショオオ、絶対に呼吸はしてる筈なんだ!もう一度、至近距離なら!」。 血しぶきはギアッチョの側で凍りつき、鏡となって死角を消した。 ミスタ「そこだーッ!ジョルノッ!確かに進むべき道がッ!暗闇に見えたぜッ!」6発全弾発射!弾丸は いったん街灯の柱に当たり(コレ重要)、次にピストルズを経由してギアッチョの空気孔を襲う。 しかし!ギアッチョは弾の軌道を超低温の空気の壁で変えてしまった!6発の弾が、ギュイン、ギュインと不気味な音を立ててスーツの周囲を飛び交う。 ギアッチョの目が光った 「おい〜、覚悟は できてんだろうなあああああ!とどめだッ!ミスターッ!」なんと全弾をミスタに弾き返した!ミスタは両腕で 顔面を防御したものの、至近距離から撃ち込まれてしまった。 血を吹き出すミスタ。 ビシャア!ミスタの返り血がギアッチョのヘルメットにかかり、視界がほとんど見えなくなった。 さらにピストルズが発射されギアッチョは背後にひっくり返った。 後方には ミスタが弾丸で削っておいた鋭利な街灯の柱があり、空気孔がそこにグッサリ刺さった 「(ドスッ)あぼっ!!」。 ギアッチョは首が固定されて動けない!「イデッ!痛でぇぇぞッ!生…生ァァァァ、ナマッ!生暖っけえものが…俺の首の後ろから…血かッ!?血が出てんのか!?」。 刺さった鉄柱を必死に 引き抜こうとするギアッチョ 街灯の柱でバウンドさせ、死角だった首の 後を狙う(浮かんでる氷がジョルノの血) この戦いほど「覚悟」という言葉 が大量に飛び交うバトルはない ゴゴゴゴゴ。 既にミスタは7発の弾を浴び、体中から血を流し、かろうじて立っている状態だ。 ミスタ「お前…このオレに…『覚悟』はあんのか…と…言ったが…見してやるぜ。 ただし、お前にもしてもらうぜッ!ブチ砕かれてあの世に旅立つってェェェェ『覚悟』だがなあああああ〜ッ!」「(や…野郎…まだ立ってきやがるッ!)やばい! こいつを引っこ抜かなくてはッ!」。 まさに覚悟の戦いだった!撃った弾丸は全部自分に返って来ると分かった上で、相手をさらに鉄片へ深く刺し込む為に、ミスタは真正面から撃ちまくった!「うおおおおおおおお!」ピストルズたちが口々に叫ぶ「無茶ダ!ミスタ!弾丸ハ戻ッテクルッ!」「アンタの方がモタナイッ!」。 「突っ切るしかねえッ!真の『覚悟』はここからだッ!『ピストルズ』!てめーらも腹をくくれッ!うぬあああおおああ!」「ホワイト・アルバム、ジェントリー・ウィープスッ!」ドン!ドン!ドン!ダン!ダン!ダン!ボス!ボス!ボス!射撃音と両者のボディへの命中音が錯綜する!「うおおおお!」「ゲ…限界ダ!ミスタ!」「オレタチの存在ガ消エテイクッ!」「アンタノ意識ガッ!」 片膝をつきながらも、なおも撃ち続けるミスタ「ま…まだだ…オレにはまだ!意識はあるッ!まだ撃ち込んでやるッ!」 ダン!ボス!ドン!ドバ!ジョジョ史上、 最も過酷なバトルシーンのひとつだ! ミスタの撃った弾は全部ミスタに当たっている!(見…見てられないッス、汗) 弾丸が跳ね返ってきた!「突っ切るしか ねぇッ!真の『覚悟』はここからだッ!」 ブシュウウ〜ッ!ついにギアッチョの空気孔から鮮血がほとばしった!喜ぶピストルズたち。 ギアッチョ「違うな…(ガブッ!)…『覚悟』の強さが…上なのは…オレの方だぜ…グイード・ミスタ…。 ここまで…オレを追い込んだのは…敬意を表して…やる」なんとギアッチョは、首から吹き出す自分の血を凍らせて、これ以上のけぞらないように体を固定していた!しかも弾き返された最後の一発がミスタの頭部に当たった!意識を失うミスタ。 ギアッチョは歓喜する「勝ったァーッ!!」。 倒れゆくミスタの体。 だがそれを運河から這い上がってきたジョルノが抱きとめた。 この瞬間に夜が明け、ジョルノの背後から朝日が昇る! 「ミスタ…あなたの『覚悟』は…この登り行く朝日よりも明るい輝きで『道』を照らしている。 そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!」。 ギアッチョ絶叫「なんだってエエエエェェェェ!」。 ジョルノのゴールド・エクスペリエンスが出現、ギアッチョにキックの雨を降らし鉄片に刺し込んだ! 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」「うぐええッ!」。 ギアッチョ昇天。 ドビチャアアア。 自分に弾が返ってくるのを分かってて撃つなんて、想像しただけでブルッちまうぜ!(ミスタは20発近く撃っていた) 《ピックアップ〜このシーンが特にスゴイ!》 ゾクゾクと鳥肌が立った、超カッコイイ演出を紹介ッ!ギアッチョのゴーグルから見たカット!ミスタの返り血がベットリと付いてて、その隙間から拳銃と足が見える。 鉄柱が刺さって自分は体を動かせず、目の前で弾が込められていくのを固唾を呑んで見ているという状況だ。 島への上陸を許可されたのは護衛役の彼だけだ。 鐘楼のエレベーターの中でトリッシュは不安を打ち明ける「あたしこれからどうなるの?会った事もない、愛情なんかない父親のところに連れて行かれて…」「ボスはただ君の無事を心配しているだけだ」「あたし…父親の事…好きになれるのかしら?」「そんな事を心配する親子はいない」「そうよね…」「着くぞ!塔上だ…」。 トリッシュの返事がない。 握っていた彼女の手を見て驚愕するブチャ。 トリッシュは手首から上がなかった! 「なにイィィィィィィィーッ!トリッシュ!!まさかッ!そんなッ!まさかーッ!!オレたちに護衛の任務を させたのはッ!自分の娘を確実に自らの手で始末する為なのかァァァァァーッ!!」 「父親を好きになれるかしら」実父と初めて会う不安に、 うずくまって怯えるトリッシュ。 ブチャは心強い。 母親の説明は公平でなく誘導的だったが、漁師の父親はただ黙っていた。 ブチャは母親に甘えたい年頃だったが父親を選ぶ。 その後、父はブチャを良い学校へ入学させる為、真面目一本に働き続けていたが、偶然麻薬の取り引き現場を目撃した事で、口封じの為に殺された。 椅子から立ち上がる父親。 80巻までイッキに読ませる魅力は、こうした丁寧なキャラの肉付け、作りこみから 生れていく!! (シーン36)56巻 ブチャラティの裏切り〜ナランチャの涙 ボスにトリッシュを引き渡したはずのブチャラティが、再び彼女を連れ帰ってきたことに戸惑いを隠せない仲間たち。 しかもトリッシュは気を失っている。 アバッキオが口を開いた「どういう事なんだ?ブチャラティ!説明してもらおう!何をやってるんだ!?あんたは!」「分かった…単刀直入に言おう。 ミスタ「な…なんだって?」。 アバッキオ「……」。 ナランチャ「よ…よく分からないな。 今言った事…今何て言ったんです?」。 ジョルノ「僕は説明すべきだと思う。 ブチャは、ボスが自分の正体に関係するもの全てを消す為に、娘まで殺すつもりだった事を話した。 アバッキオ「裏切り者がその後どうなるのか…知らぬわけではないだろうに」。 ボスへの裏切りは 確実な死を意味する。 だが一つだけ偉そうな事を言わせてもらう。 オレは『正しい』と思ったからやったんだ。 うつむくナランチャとフーゴ、背中を向けるミスタ、座り込むアバッキオ。 フーゴが言葉を絞り出す「言ってる事はよく分かったし正しいよ、ブチャラティ…だけど、残念だけど…ボートに乗る者はいないよ…あんたに恩はあるがついて行く事とは別だ…あんたは現実を見ていない…理想だけでこの世界を生き抜く者はいない。 この組織なくして僕らは生きられないんだ…」。 誰も来ないのか… 沈黙し、後ろを向く仲間たち マンガ史上に残る超カッコイイ決め台詞! アバッキオ「フーゴの言う通りだぜ。 あんたのやった事は自殺に等しい。 あんたに対し忠誠を誓ったわけじゃあねえ!しかしだ…オレも元々よォ〜、行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ…!この国の社会から弾き出されてよォー、 オレの落ち着ける所は…ブチャラティ、あんたと一緒の時だけだ」何とアバッキオはボートに乗り込んだ! 続いてミスタがスッと立ち上がる「ボスを倒したのならよォー、実力から言って…次の幹部はオレかな」。 フーゴが叫ぶ「ミスタッ!お前ら、ど…どうかしているぞッ! 完全に孤立するんだぞッ!どこに逃げる気なんだッ!?」。 非論理的な決断がフーゴには理解できない 続いてミスタも行動を共にした まずアバッキオがボートに乗り込み… ナランチャは苦悩する。 だが忠告しよう。 『来るな』ナランチャ…お前には向いてない」。 ボートがフーゴとナランチャを残して岸から離れて行った。 フーゴは拳を握る「なぜ…正気じゃあないぜッ!どういう物の考え方してるんだ!?」。 この時、ナランチャの瞳にトリッシュの右腕が映った。 彼女の手首は、ブチャのジッパーで繋がっており、傷口から流れた血がポタポタと海に垂れていた。 ナランチャは瞬時に彼女がどんな目にあったのか理解した。 彼女の手首は父親(ボス)に一度切断されたのだ…! (上の2コマは第50巻の回想シーンから) ナランチャの母は若くして病没。 彼は父親から愛されず、 親友には強盗の罪を被せられ、無実で少年院に放り込まれた。 出所後はレストランのゴミ捨て場で残飯を漁るすさんだ日々だった ブチャのジッパーで繋がっているトリッシュの手首。 彼女は緊張しつつも、初めて会う実父との対面を心の 中で楽しみにしていたかも知れない。 だが、彼女は甘え るどころか、傷つけられ、殺されかけたのだ…!! 愕然として立ちすくむナランチャ 「トリッシュは…信じる人に見捨てられた…オレも昔…見捨てられた…。 そこには遠ざかるボートを必死に追いかけて泳いでいるナランチャがいた! 「ブチャラティィィィィィィィィ!行くよッ!オレも行くッ!行くんだよォーッ!!オレに『来るな』と命令しないでくれーッ! トリッシュはオレなんだッ!オレだ!トリッシュの腕のキズは、オレのキズだ!!」。 ボートはUターンし、号泣しているナランチャをアバッキオが引き上げた。 彼女が見る暗闇を想像できてしまうんだ。 このナランチャの落涙シーンは、第5部のみならず、ジョジョ全巻を 通して5本の指に入る屈指の名場面だと思う!初めて読んだ時よりも2度目、2度目より3度目と、自分が年をとった分だけ読み返す度にいっそう泣けてくる、そんなナランチャの慟哭シーンだ。 誰もが『黄金の精神』を持っているわけじゃないので、脱落したフーゴの存在が物語をよりリアルにする。 ヴェネツィアのレストランでナランチャが攻撃を受けたのは、水から水へ自由に移動する魚型スタンド「クラッシュ」(本体スクアーロ)。 コップの水、スプーンのスープ、とにかく水があればどこでも瞬間移動でき、サメのように喰らいつく素早いスタンドだ。 ところが、ナランチャが特徴を話そうとすると、「のろい」「ドでかい」と正反対のことを言ってしまう。 キレるミスタ「辻褄が合ってねぇ!でかくてのろいやつなら、なぜオレたちに見えなかった?」。 …実はスクアーロには相棒 ティッツァーノがいて、ナランチャを攻撃した際に、ティッツァのスタンド「トーキング・ヘッド」が発動していたのだ!その能力は、相手の舌に密着し、考えと反対のことを言わせるというものだった(地味な能力だがこれが 手強い!)。 ナランチャは頭の中では皆を水場から遠ざけようとするが、「調理場にいた!」「手洗いにいた!」など、逆にクラッシュの側に誘導してしまう。 敵の最優先ターゲットは仲間の負傷を治すジョルノ。 クラッシュはジョルノの首に喰らいつき、床の水溜りに引きずり込んだ。 「うああおおおお、ジョルノォォォオーッ!」ナランチャはエアロスミスでクラッシュを撃つが、敵はジョルノをくわえたまま別の水溜りへ瞬時に移動して弾が当たらない!ナランチャは二酸化炭素探知レーダーを使って敵の軌道を先読みしたが、ジョルノの喉に入っていくクラッシュを見てパニックを起こし、誤射でジョルノを撃ってしまう。 「うあああっ、ジョ…ジョルノをッ!そ…そんなつもりは!」。 結果、クラッシュがジョルノを下水に引きずり込むのを許してしまう。 「しまったアアアア!逃げられたああああああ!」叫ぶナランチャ。 下水では失神したジョルノをクラッシュが仕留めにかかる。 既に上空にはエアロスミスがいた。 クラッシュは調理場にジャンプして逃げまくったが、負傷のせいで徐々に動きが鈍くなり、コンロ上の鍋に逃げたところでさらに撃たれてしまう。 「次はとどめだ!」勢いづくナランチャ。 だが、これはスクアーロの作戦だった。 鍋から漏れた水で火が消え、厨房にはガスが充満していた!引火するのでこれ以上機銃を撃てない! 「撃てるものなら撃ってみろッ!これでオレたちの勝利だッ!」襲い掛かるクラッシュ。 実はティッツァには策があり、一時的にトーキング・ヘッドを解除していた。 店の前で敵の手掛りを探していた他のメンバーがナランチャの声を聞いて駆けつける。 床に転がるクラッシュに気づいたミスタがすぐに銃を構えた「そいつが敵か?野郎ッくらえ!」。 ドグオオオン!コンロが爆発し吹っ飛ぶブチャ・チーム。 ガスに引火!爆風で吹っ飛ぶブチャ・チーム! 水溜りに引きずり込まれるジョルノ 舌にくっつくトーキング・ヘッド 衝撃でジョルノが蘇生したが、再びクラッシュに連れ去られ、彼のテントウムシのブローチだけが残った。 追跡するにも、あちこち火が燃え広がりナランチャの探知レーダーは役に立たない。 他の3人もダメージを受けている。 「オレひとりだ!ひとりでやるしかねぇ!」ナランチャは雑踏に飛び出した。 こうなれば本体を探し出して叩くしかない。 店を見張っていたスクアーロ「おい見ろ…ナランチャだ…レストランの外に出て来たぞ…なんで外に出て来たんだ!?」「落ち着いてスクアーロ。 この半径100m界隈だけでもどのくらいの数の人間がいると思いますか? 50人?100人?君と一般市民を区別できるわけがない!」「ヤツは『呼吸の荒い者』を…区別して探そうって考えなら?」スクアーロは戦闘のダメージでかなり息があがっていた。 「焦らないでスクアーロ。 広場にはサッカーをする者や急ぎ足の者もいる…君より『呼吸の荒い者』は何人もいる!区別できるわけがない!」2人は広場に移動し、ティッツァはスクアーロの負傷を上着で隠してあげた。 「平然とこの広場にいれば安心です!」「確かにお前の言うとおりだぜ…見つかるわけはないな」。 「見つけたぞ!そこに!いるな!」ナランチャの声が人ごみの中から聞こえた。 ナランチャの手にはナイフがあり、刃先には舌が刺さっていた。 彼はスタンドごと舌を切り取ったのだ!戦慄するティッツァ「バカなッ!舌を切り取ったら生きてなどいられないッ!ましてや喋る事など…!」。 顔が引きつるティッツァ「なん…だって…!!」。 「今ッ!『呼吸』を乱したなッ!おめーだよーっ、おめえ〜! 髪の長いオメーに言ってんだぜ、オレはよォーッ!」。 ティッツァはスクアーロに早くクラッシュを戻せと耳打ちする。 スクアーロ「すでに下水管内を移動して近くまで来ている…しかし…呼吸を探知されないように…この広場に隠れようとしたのはマズかったぜッ!! この広場には『水』がねえッ!ナランチャの近くまでジャンプする為の『水』がねえッ!」。 スクアーロを指差すナランチャ「てめーの方がよォォォ!ジョルノを連れてった野郎だなぁぁぁぁぁ!くらえッ『エアロスミスーッ』!!」機銃一斉掃射!ドンドンドンドンドン!全弾命中!しかし、弾を浴びたのはスクアーロではなくティッツァーノだった!ティッツァがスクアーロの壁となったのだ!絶句するスクアーロ「え?ティッツァー…!?ティッツァーノオッ!?」噴き出した血がナランチャに降り注ぎ、ティッツァはそのままスクアーロの腕の中に倒れ込んだ。 ティッツァ「 これなら…ナランチャのところまで…ジャンプできる『水』ができたろう…スクアーロ。 ほんの ちょっぴり…予定通りではなかったが…『勝利』にはかわりがない。 オレたちの『勝ち』には…な」。 ティッツァーノ… オレはお前のためにヤツを始末する…死体は破片も残さねぇ…。 クラッシュ!喰い破れェェェェ、喉をヲヲヲヲヲオオオオオオオオオオ!」 ナランチャの肩についた返り血にクラッシュが出現し、速攻で喉へ喰らいついたッ!ナランチャの首から鮮血がほとばしる! スクアーロ絶叫 敵ながら見事な最期! スクアーロをかばうティッツァーノ! ギラン。 ナランチャの目がスクアーロを睨んだ。 「ひるむ…と!思うのか…これしきの…これしきの事でよォォォオオオオ!」。 ナランチャの凄味に鳥肌! 「 オレたちはよォ…このヴェネツィアを…何事もなく…皆で脱出するぜ。 それじゃあな…。 (エアロスミスの機銃が火を吹く!) ボラボラボラボラボラボラボラボラ、ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)」。 ついに激闘は終わった。 カルネは巷で言われているようにヘタレ・キャラなのか?NO!僕はカルネをプロシュート兄貴に匹敵、否、それ以上の『覚悟』の持ち主だと信じている。 彼のスタンド「ノトーリアス・B・I・G」は本体が死ぬ事で攻撃を開始するというトンデモ能力。 それゆえ、カルネは 自分から殺される為にヴェネチア空港のブチャ・チームの前に現れた。 …考えて欲しい。 それは未来に繋がる、この先も生きていく為の『覚悟』だ。 だが、カルネは違う。 彼が見せたものは人生を終わらせる『覚悟』だった! 彼がどんな経緯でパッショーネに入団したかは描かれていない。 だが、自分の命を差し出せるほどボスや組織に恩を感じていたのは確かだ。 単純に「狂信的」という言葉で片付けたくない。 僕はカルネが、人生に絶望し、何の希望もないドン底の境遇にいた(それこそ生きる屍だった)時期に、何らかの形で組織に命を救われたのだと思う。 その後、今日まで生きてこれたのは、心を支えてくれた組織があったからだ。 彼にだって愛した女性がいただろうし、パッショーネの幹部になりたいという夢もあったろう。 そういう現世の 幸福を全て捨て去り、ミスタの銃口に 死への行進を続ける彼を漢と呼ばず、誰を漢と呼ぶのだろう!? ピストルズが急所を狙いカルネは即死 撃たれた足を引きずり、なおも向かって来ようとする! 警告でカルネの右膝を撃つ ひっくりかえるカルネ。 出現時のノトーリアスは人型だった! (DBの魔人ブゥにちょっと似ている) 本体が死ぬ事で、怨念エネルギーによって発現するスタンド「ノトーリアス・B・I・G」は、相手の肉体&スタンドを 食べて成長する。 通常はスタンド使いを殺せばスタンドは消滅するが、ノトーリアス・B・I・Gは既に本体が死んで いるので殺すことは出来ないし、本体がいない以上、射程距離も無限だ。 動くものを片っ端から喰っていき、 しかも弾丸より素早く動ける最強クラスのスタンドだ!(仮にDIOが時を止めて無駄無駄ラッシュをしても、細か な破片に千切れるだけで完全に殺すことは出来ない) ジョルノまで倒れた! (両腕を切断しGEを発動 できないジョルノ!この後 ブチャも右腕を失う!) ナランチャがやられ… (エアロスミスの弾丸 を全部キャッチされ 機体まで捉まった!) まずミスタがやられ… (ピストルズを半分以上、 4体も喰われてしまい 大ダメージを受ける!) 最初は小さかったノト ーリアス・B・I・G。 こいつが飛行機内で ブチャたちを襲った! 最終的には飛行機を呑み込むほど巨大になって、飛行機もろとも海上に落下したッ! 現在でも海上で砕ける波しぶきを永遠に自動追跡 し続けているという。 時々、通りがかりの船を攻撃 し沈没させることもあり、付近の漁師からこの海域 は「ティレニアの胃袋」と呼ばれ不吉がられている 追い込まれたトリッシュは 「スパイス・ガール」が覚醒! 機体の一部をゴムのように 柔らかくして落下傘にした! なんてこったい!エンジンが 丸ごと呑み込まれている! カルネ、あんたは強かった。 あの強力なブチャ・チームでさえ「ノトーリアス・B・I・G」を倒すことが出来ず、ただ 逃げまわることしか出来なかったのだ!このコラムを カルネの為の石なき墓としよう!.

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プロシュート兄貴のかっこいい名言7選

ジョジョ 5部 覚悟はいいか

著作権法32条(引用)に則って掲示させていただいております。 ジョルノ・ジョバーナ ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公です。 幼い頃に出会ったギャングの男に心を救われギャングスターに憧れるようになります。 ふとしたきっかけで「パッショーネ」の一員のブチャラティと出会い組織に入団します。 歴代のジョジョの主人公と同じく、正義の心を持ちカリスマ性も備えた彼は数々の名言を残しています。 ジョルノの9つの名言 ジョルノは正義の心と黄金の精神を持ち仲間と共に多くの危機を乗り越えていきます。 自分の信じる道を揺らぎなく進む ジョルノは主人公らしい主人公です。 そんな ジョルノの印象的な 名言を紹介します。 1.じいさんの命を侮辱した 「おまえはあの無関係のじいさんの『命を侮辱した』」 おじいさんの犠牲にジョルノの正義の心が許しません。 ジョルノの熱い名言です。 2.失敗から学ぶことが多い 「人というのは成功や勝利よりも『失敗』から学ぶことが多い…………」 失敗してもそこからは多く学べる、という前向きな言葉です。 失敗から学ぶことで、同じ失敗を繰り返すことがなくなります。 成功や勝利へ一歩近づけるのです。 3.やりたいようにやったところで無駄だったようだな 「やりたいようにやったところで無駄だったようだな どっちみち…」 何をやってもしくじる者はしくじるようです。 悲しいけれど、これが現実です。 4.覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッ! 「「覚悟」とは………………犠牲の心ではないッ!「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!」 絶対絶命の場面でミスタに道を指し示します。 ジョルノの覚悟が、まさに進むべき道を切り開いた瞬間です。 ジョルノの覚悟が、ミスタを触発しました。 5.向かうべき…正しい道 「ミスタ…あなたの「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!」 覚悟が正しい道を切り開いてゆきます。 覚悟には、他者をも巻き込む力があります。 6.無駄無駄ァ 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄(略)無駄ァアアアアア」 対チョコラータ戦で最長の無駄無駄ァを見せてくれます。 それほどジョルノの怒りを買ってしまった無駄無駄をご覧ください。 7.誠の行動は決して滅びはしない 「生き残るのは…………この世の『真実』だけだ…… 真実から出た『誠の行動は』………… ………決して滅びはしない………」 死んだ彼らの行動がジョルノをここまで導いてきました。 この名言の後、 「あんたははたして滅びずにいられるのかな?ボス……」 とボスに言います。 8.終わりのないのが終わり 「終わりのないのが『終わり』それが『ゴールド・E・レクイエム』」 ボスは永遠に真実に辿り着けません。 まさに、終わりのない終わりです。 9.先に進めなくてはならない! 「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない!!」 失ったものは大きいですが、彼らの意思を受け継ぎジョルノは前に進みます。 覚悟の違いを見せつけられます。

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