文科 省 休校。 文科省、「家庭学習を評価対象に」新型コロナ対策臨時休校で

文科省、一斉休校を正式要請 萩生田氏「地域で柔軟に」 | 共同通信

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この通知には、ICT活用などで評価できることもある一方、大きな問題があることを前回の記事で紹介した。 本稿では、前半の記事では伝えきれなかった、 3つ目の大きな問題、矛盾について解説する。 学校において、児童生徒が自宅等にいる状況であっても、規則正しい生活習慣を身に付け学習を継続するとともに、学校の再開後も見据え、学校と児童生徒との関係を継続することができるよう、学習指導通知に記載の家庭学習の内容の例や学習状況及び成果の把握の例なども参考にしながら、指導計画等を踏まえ、各教科等において、主たる教材である教科書及びそれと併用できる教材等に基づく家庭学習を課すこと。 その際、別紙の「学習計画表」なども参考に計画性をもった家庭学習を課すなどの工夫を講じること。 (文科省通知「新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について」から引用。 ) 別紙の学習計画表とは次のもの。 (文科省通知より抜粋) 家庭や子どもたちの希望によっては、こういう計画表を書くことがあってもいいと思う。 そこは何も反対しない。 だが、わたしが強く違和感をもつのは、こうしたことまで、 こまごまと国が口出しすることだろうか、という点。 前回の記事で書いたとおり、今回は、休校(臨時休業)中の学校等に「最低限取り組むべきこと」を通知したものだと文科省は説明している。 学習計画表をつくらせることが本当に「最低限」必要なことなのか? もちろん、今回は(今回も)通知に過ぎないわけで、教育委員会や学校が別に無視できないわけではないし、通知でも「別紙を参考に」としか書いていないから、強要する趣旨ではないのだろう。 だが、前例を見る限り、かなりの教育委員会等がこの手の書類を増やし、学校に各家庭に配れ、と指示を出すことが予想できる。 小学校ではこの4月からスタートした新しい学習指導要領のなかでは、「主体性」や「学びに向かう力」が重視されている。 これらの意味、定義が曖昧だという重要な問題はここでは置いておくとしても、 「家庭学習をもっとやれ」と公権力がぐいぐい迫ることは、子どもたちの主体性等を育むことと矛盾している部分もあるのではないか、と思う。 では、こんな一節があることを、文科省や教育委員会のエライ人たちは、まさか、忘れてはいまい。 主体的に学び続けて自ら能力を引き出し、自分なりに試行錯誤したり、多様な他者と協働したりして、新たな価値を生み出していくために必要な力を身に付け、子供たち一人一人が、予測できない変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い・・(中略)・・・ことが重要である。 中教審「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について 答申」 写真素材:photo AC 文科省の通知にも、なにも教師が画一的な指示を出せとか、宿題を増やせ、と言っているわけではないから、子どもたちの主体性等とは矛盾するとは限らない。 だが、今回の通知全体を通じて感じるのは、もっと学校は、家庭任せでなく、関われというメッセージだ。 授業時間も足りなくなるし。 」となっていくのではないか、と予想する。 (子どもたちは、発達段階や個性にもよって本当に多様だが、わかりやすさを重視して3タイプにする。 ) Aさん:先生や親から特段言われなくても、自ら進んで家庭学習するタイプ。 Bさん:家ではついついゲームやテレビ等が多くなるが、先生や親から言われたり、多少プレッシャーがあると、家庭学習するタイプ。 Cさん:多少のプレッシャーをかけられても、なかなか家庭学習しないタイプ。 あるいは家庭が大変で、勉強できる環境にはない子。 さて、文科省の通知等は、Aさんタイプには、おせっかい、いらぬ指示かもしれない。 そして、おそらく学習指導要領等の理念としては、Aさんタイプ、自律的な学習者に多くの子どもたちがなっていくことを目指している。 大人になれば、多くの場合、「学習計画は立てましたか?」などと手取り足取り面倒みてくれないし。 Bさんタイプには、教師による働きかけが有効になりうる。 家庭任せにしては不十分だろう。 宿題を課したり、その状況を先生が確認してアドバイス等したりすることが重要だろう。 (なお、Aさんタイプにも、フィードバックはあったほうがよいので、放置でいい、と言いたいのではない。 ) Cさんタイプに対しては、今回の通知の内容等では功を奏しない可能性が高いだろう。 このタイプに必要なのは、安心して学習できる場所をつくることである。 たとえば、学校や公共施設(図書館など)を活用して、自習を支援することなどが考えられる(感染症対策を行ったうえで)。 文科省だけの仕事ではないが、行政の役割としては、新型コロナのことが心配だからといって、すべての公共施設を閉鎖・シャットアウト一辺倒にするのではなく、子どもたちの場所をつくる道を確保するべきであろう。 おそらく、今回の通知に従った対応を各学校がしても、多少変化するのはBさんタイプだけだ。 ひとくちに家庭学習などと言っても、子どもたちの状況に応じて、変わってくるし、ともかく何かを出せばよいというものではない。 いくら動画や教材が豊富にアップされても、適切な支援や環境整備がないと、BさんやCさんタイプは学習に向かわないか、続かない。 どうしたら、子どもたちの意欲が高まるか、持続するためにどうしたらよいかなども考えていくべきだ。 質は一概には言えないので、難しい問題ではあるが。 回答総数は1896件で多くは教諭が回答。 関連する結果は次の記事などを参照。 次の結果は「3月からの休校または春休みの間、あなたの学校では、児童生徒には何か学習課題(宿題)は出しましたか(複数選択可)」への回答だ。 出所)妹尾昌俊「学校再開または休校に関する緊急調査」をもとに作成 このデータからは、次のことが示唆される。 現場の先生たちや保護者の一部からは、「休校中の勉強が心配だからといって、子どもたちをドリル漬けにすることがいいことなのか」という声を3月、4月にも聞いた。 本当に心配しないといけないのは、家庭学習させてます、というポーズをとることではなく、子どもたちの好奇心や意欲は高まっているか、どうか、だ。 こういう現実もあるなか、全国ほぼ一律に、しかも様々な学校種共通に、あれしろ、これしろという通知を出すことには、やはり違和感が残る。 休校中であっても、子どもたちの学習権を守らないといけないのは当然だが、だからといって、課題を課せばよいという単純な話でもない。 SNS等の先生たちのコミュニティでは、宿題や教材の共有がなされている。 「 家庭学習の質をどうしたら高められるだろうか。 それも教室とはちがって、学ぶ環境づくりが必ずしもできない家庭という場で。 」ということについて、文科省や教育委員会等も知恵と情報を出していくほうが重要ではないだろうか。

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公立小中高99%が一斉休校、18市町村が全校見送り…文科省

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また、その際、テレビやラジオ、インターネットなどを通して音声や動画を視聴して、自分の表現に生かすことも考えられる。 ・・・ <活用できるリンク集> スマートフォン向けアプリあり 株式会社Z会は、休校中の全国の児童生徒の学びをサポートするために一部教材を無料で提供しています。 各学年・科目の教材を、Z会の受講有無を問わず、どなたでも登録不要でダウンロードし、活用いただけます。 また、教科書の今後学習する部分を読み、疑問に思ったことをノートにメモしたり、教科書等で調べたりする。 また、教科書の今後学習する部分を読み、疑問に思ったことをノートにメモしたり、教科書等で調べたりする。 <活用できるリンク集> 株式会社Z会は、休校中の全国の児童生徒の学びをサポートするために一部教材を無料で提供しています。 各学年・科目の教材を、Z会の受講有無を問わず、どなたでも登録不要でダウンロードし、活用いただけます。 基本・標準・応用の3つの難易度でご用意しています。 数学教科書の解説動画を、期間限定で登録などの手続きなく視聴いただけます。 数学教科書収録の章末問題などをていねいに解説しています。 スマートレクチャーの視聴には無料でダウンロードできるThinkBoardプレーヤーが必要になります。 <活用できるリンク集> スマートフォン向けアプリあり スマートレクチャーの視聴には無料でダウンロードできるThinkBoardプレーヤーが必要になります。 また、オリンピック・パラリンピックを含め、スポーツの意義等について、教科書等を参考に考えたり、レポートにまとめたりする。 また、自分のお気に入りの音楽について、その音楽のよさや美しさなどに触れながら、その音楽の推薦文を書いてみる。 その際、その音楽の特徴や背景などを理由に挙げるようにしてみる。 また、CDやインターネット等を活用してその音楽を聴くことができる環境がある場合は、推薦文の内容を読み直しながら、改めて鑑賞してみる。 聞く・読む・話す・書くの技能別の練習問題がレベル別に多数あり、理解度を確認する練習問題等を使って自学自習できる。 ・BBC Learning English や、など、多彩な英語の教材が無料で提供されている。 その際、ホームプロジェクトの意義や実施方法を教科書等を使って振り返ったり、自己の家庭生活の中から課題を見いだし、課題解決を目指して、計画、実践、反省・評価の流れに基づいて行い、実施過程をノート等にまとめたりする。 <活用できるリンク集> 自宅学習用教材として、マスクの作り方を紹介しています。 動画と型紙付きなので、簡単に作ることができます。 マスクの作り方を動画で紹介をしています。 家庭科など、情報・産業教育に関する内容を掲載しています。 「オンライン大学講座」とされていますが、内容的には高校生も受講可能なものも多いです。 <活用できるリンク集> スマートフォン向けアプリあり 探究する際の課題のヒントや探究の成果のまとめ方を紹介しています。 生徒自身が自立的に探究学習ができように、学習サポート動画教材や大学生によるブラッシュアップサポートを受ける取り組みを準備しています。 考えた提案を企業や地方自治体の方と繋げる機会などの企画も用意し生徒自身が主体的に取り組むことができます。 探究的な学習を充実させるための学習コンテンツです。 特に、探究的な学習の「まとめ・表現」の場面で、このようなスキルが必要になります。 また、これまでの授業で扱った地域の工業に関わる課題について、教科書や補助教材のいわゆる学習ノート等を活用しながら、科学的な根拠に基づいて、さらに具体的な課題解決の方法の在り方について考察を行う。 また、適切な進路選択と専門性の向上のために、家庭に関する学科に関連した産業の種類や特徴、職業資格等について調べたり、生活産業のスペシャリストになるために必要な学習プランを考えたり、作成したりする。 また、社会や家庭での生活において、健康の保持増進や健康支援のために必要なことについて、これまで学んだことや自分の経験、様々な媒体から得た情報などを活用しながら考察し可能なことについては自ら実践するとともに、医療者の役割について考えまとめたりする。 インターネットを介して互いに評価したり、協働して制作したりすることも考えられる。 また、学習ノート等を参考に地域における福祉・介護の課題をまとめるとともに課題解決の方法について考察する。 また、動画やプリント等を参考に科学的根拠に基づいた介護技術の練習を行い、介護技術を身に付けてみる。 <活用できるリンク集> 更新 20分前後の「補助犬」に関する動画です。

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「文科省つんぼ桟敷」一斉休校は経産省の策略:FACTA ONLINE

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文部科学省は2020年4月21日、臨時休校中の学習保障について、全国の教育委員会などに通知した。 学校が臨時休業中であっても最低限取り組むべき事項として、ICTの最大限の活用、児童生徒の学習状況や健康状態の把握などを求めている。 文部科学省が4月21日に公表した「新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した学習指導等の取組状況調査」の結果によると、個別の児童生徒の学習支援や心身の確認状況などは、自治体間に大きな差があることが明らかになっている。 実態を踏まえ、文部科学省は臨時休業中でもあっても最低限取り組むべき事項などを取りまとめ、4月21日に学校設置者へ通知。 各学校や学校設置者に取組みの徹底を求めたほか、都道府県や区市町村が取組状況を報告するためのチェックリストも作成し、添付した。 具体的には、児童生徒が自宅などにいる状況であっても、規則正しい生活習慣を身に付け学習を継続し、学校の再開後も見据え、主たる教材である教科書と併用できる教材などに基づく家庭学習を課す。 教科書が給与できていない場合は、郵送などで速やかに給付する。 さらに教師が定期的に個々の児童生徒の学習状況を把握し、学習を支援することも求める。 児童生徒に家庭学習を課す際や学習状況を把握する際は、「ICTを最大限活用して遠隔で対応することが極めて効果的」と指摘。 今回が緊急時であることも鑑み、一律の各種ICT活用ルールにとらわれることなく、家庭のパソコン・タブレット・スマートフォンなどの活用、学校端末の持ち帰りなど、ICT環境の積極的な活用に向け、あらゆる工夫をするよう求めた。 休校期間中に児童生徒の心身の健康状態を定期的に把握することも求め、頻度は「おおむね2週間に1回程度」と記載。 保護者だけでなく、児童生徒本人とも直接電話などで会話するなどし、状況を的確に把握することを要請。 要保護児童対策地域協議会に登録されている支援対象の児童生徒の状況把握は「おおむね1週間に1回以上」とした。 児童生徒の状況などから、対面指導の必要性が高い場面が生じた際は、感染症対策を徹底したうえで、短時間の最小限度の範囲で行うことも考えられるとした。 地域や学校、児童生徒の状況を踏まえ、可能な場合は分散登校による登校日の設定、家庭訪問の実施などを通じたきめ細かな対応を行うことも求める。 通知にはこのほか、小中学生用の「1週間の計画表」、小中高生用の「運動取組カード」、小中高生用の「屋外で行える運動の例」も添付している。 《奥山直美》.

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