洗脳 くん。 洗脳くん ネタバレ

“洗脳くん”が目を覚ます場面写真が公開! 「闇金ウシジマくん」

洗脳 くん

先ほども少しお伝えしましたが、『闇金ウシジマくん』の魅力は何といっても、マンガとは思えないリアリティ。 これだけ言われても、「ふ~ん、本当に?」と思われるかもしれません。 読めば分かるのですが、これが本当にリアルでまるで自分が社会的に堕ちていってしまっているかのように背筋がゾワゾワするのです。 普通の人が借金におぼれていく姿も理由が所帯じみていたり、砂時計が落ちるようにじわじわ転落していったりと、リアル。 登場する裏社会の言葉や考え方もキャラの表情のすごみと、話題にあがる内容の身近さから「本当にこういう感じなんだろうな……」と納得してしまうほどです。 読んだことのない人には、第1話からではなく、まずは自分の興味のある話題から入るのがおすすめ。 フーゾクやホストなど夜の世界がテーマのときもあれば、お金稼ぎのときもあり、はたまたガチで危ない裏社会が描かれるときもあります。 そんな『闇金ウシジマくん』は、あまりのリアルさから、キャラクターやエピソードに、モデルがあるとのウワサがあります。 前回は、本作の「鰐戸(ガクト)三兄弟」が、「神原三兄弟」という実在した三兄弟がモデルなのではないかという考察をしました。 今回は、本作のなかでも特にトラウマものだとされるエピソード「洗脳くん」編(26巻、273話~28巻、309話)を考察します。 こちらは、2002年に起きた北九州監禁殺人事件がモデルになっているのではないかといわれています。 容疑者が自分の手を汚すことなく、マインドコントロールされた被害者たちがお互いを殺し合った凄惨な事件です。 次の章でいくつかの角度から検証していきましょう。 そもそも『闇金ウシジマくん』の「洗脳くん」ってどんな話? まず、『闇金ウシジマくん』の「洗脳くん」を読んだことのない方のために、軽くあらすじを紹介します。 「洗脳くん」編(26巻、273話~28巻、309話)は、結婚詐欺師の男が女性の恋心を利用して洗脳し、財産を奪おうとする物語。 男は洗脳の対象を女性から、彼女の家族や妹、妹の夫、その夫の両親と広げていきます。 洗脳の方法は、いわゆる「飴とムチ」。 DVで、精神的、身体的に弱らせたところで甘い言葉をかけ、依存させていくのです。 洗脳された人たち団結してが反抗しないよう、男は彼らにお互いの不満をぶつけさせ、相互不信状態に陥れます。 そして、最終的には殺し合いや死体処理を仕向けていたのです。 「北九州監禁事件」ってどんな事件? モデルとされている「北九州監禁事件」とはどのような事件なのでしょうか。 あまりに恐ろしい事件だったことから、報道規制がかけられていて、ご存知ではない方もいらっしゃると思います。 この事件は、2002年に福岡県で発覚しました。 「発生」ではなく、「発覚」としているのは、監禁のため、この事態が長い間気付かれることがなかったためです。 そして、幼い子供を含む7人が絞殺、虐待、飢餓などで亡くなったことがそこで初めて分かるのです。 逮捕されたのは、男女2人。 しかし、実際に事件を操っていたのは、男だけであり、女性は被害者でもありました。 男は、彼女と両親、妹夫婦を洗脳によって自分の支配下に置きます。 虐待や脅迫、行動の制限をおこない、逮捕された男を頂点とした支配の構造を作り、神格化させたことが明らかになっています。 その後、男は潜伏先のマンションを仲介してくれた男性をターゲットにし、彼や妻、幼い子供2人にも洗脳をおこないます。 この支配の対象は、大人だけでなく、当時3歳だった児童も含まれています。 支配に置かれた人間は、殺人や死体処理を強要されました。 逮捕された男はまったく自分の手を汚すことなく、洗脳した人をあやつり殺人をそそのかしていたのです。 事件は、マンションを紹介した男の娘が、祖父母の家に逃亡したことをキッカケに終わりを迎えます。 不信に思った祖父母が警察に通報し、この事件の存在が世間に知れ渡ることになったのでした。 被害者に子供が含まれていること、支配された人間同士の殺し合い、洗脳による支配など、他の事件にはみられない残忍性、凶暴性があり、最も恐ろしい事件の一つともいわれています。 それでは、この事件が『闇金ウシジマくん』の「洗脳くん」とどのような共通点があるのか見ていきましょう。 モデルとウワサされた理由1:洗脳 一つ目の共通点は、エピソードのタイトルにもあるように、「洗脳」です。 「北九州監禁事件」、「洗脳くん」とともに、「洗脳」が核になっています。 「洗脳」によって、支配された人は正しい判断ができない状況に追い詰められ、家族だとしても殺人や暴力を行ってしまったのです。 本作でも見るのが辛くなるほどに残虐で、精神をえぐってくるような光景がくり広げられます。 しかし、実は本作は、これでも実際の事件よりもマイルドになっているというから驚きです。 事実は小説よりも奇なり。 わたしたちには理解しにくい身内に対する攻撃を可能にさせてしまう、洗脳とはあらためて恐ろしいものだと感じます。 モデルとウワサされた理由2:事件の張本人は手を汚さない 「北九州監禁事件」が世間に発覚したキッカケは、マンションを仲介した男の娘が逃げ出したことです。 それに対し、「洗脳くん」の存在が明らかになったキッカケは、ネタバレになってしまうため、詳しくは書けませんが、洗脳されたうちの1人のある行動でした。 それぞれ手口は違うため、その違いに注目してみて、ご自身でも確かめてみてください。 もし、「北九州監禁事件」で少女の勇気ある行動がなければ、もっと多くの被害者をだしていたでしょう。 もしかしたら、事件自体いっさい明らかになることもなかったかもしません。 「洗脳くん」でも、次のターゲットの女性がチラッと登場しています。 この描写から、詐欺師の男は、過去にも同じようなことをおこない、そして、逮捕されなければ、これからも続けていたのだろうと思わされ、恐ろしさが際立ちます……。 信じるか信じないかはあなた次第 「北九州監禁事件」と「洗脳くん」の共通点を紹介してきました。 ここまでの共通点を見ていると、やはり「洗脳くんのモデルは北九州監禁事件なのではないか?」と思うかもしれませんが、作者の真鍋昌平は公式には発表していません。 この「洗脳くん」は『闇金ウシジマくん』26巻、第273話~28巻、第309話で読むことができます。 「洗脳くん」では、「北九州監禁事件」とすべてが類似している訳ではなく、オリジナルのキャラクターも登場しています。 しかし、上で述べたようにこの事件はあまりに凶悪なため、報道規制がかけられていました。 もしかしたら、世間には明らかにされていないだけで『闇金ウシジマくん』に描かれたことが実際に起こっていたのかも……? ご自身で読んで考察してみてはいかがでしょうか。 2019年10月現在、「洗脳くん」編は無料アプリ「マンガワン」で更新中!そちらでも途中まで読めますし、待ちきれない方は、単行本26巻~28巻に掲載されているので、そちらもおすすめです。

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ウシジマくんの洗脳くんの結末と感想は?何巻から読める?

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社会現象や裏社会の実態をリアルに描写 『闇金ウシジマくん』で描かれる数々のストーリーのなかには、現実に起きた事件を想起させるエピソードがいくつも存在している。 ちょうどTVドラマ『闇金ウシジマくん Season3』の原作になった『洗脳くん』編も、そのひとつだ。 『洗脳くん』編に登場する詐欺師・神堂が占い師の勅使河原に「人間の本質」について説くシーン。 「人間は追い詰めれば客観性を失い都合よく物事を捉えるので、騙されてる事に気が付けなくなる」と言うが、現実社会では追い詰められる以前に、物事を見きわめない人が多い。 (『闇金ウシジマくん』洗脳くん編は, , ) 冷酷な詐欺師・神堂大道は、主人公のリア充指向のOL・上原まゆみに近づき、言葉巧みに婚約にまでこぎつける。 だが次第に暴力をふるうようになり、まゆみを心身ともに支配。 そして彼女の家族にも接近して、全員の洗脳に成功する。 神堂の狙いはまゆみ一家の全財産没収。 家族同士で殺し合うように仕向け、ついには父親の命を奪った。 神堂は弁舌の上手さで、善良な人々を完全服従させ、カネと人間性と思考力を根こそぎ奪う。 もっともらしい空虚な言葉を並べたて、悪びれることは一切ない。 人間らしい良心を微塵たりとも感じさせることがない男だ。 悪人ぞろいの『闇金ウシジマくん』の登場人物の中でも、際だって危険性の高い、最恐のモンスターと言える。 『洗脳くん』編で描かれるエピソードは、2002年に発覚した「北九州連続監禁殺人事件」と重なる点が多い。 北九州連続監禁殺人事件のあらましを説明しておく。 福岡県久留米市で1980年、地元の名士の家に育った緒方純子のもとに、高校時代の同窓生だった松永太が電話をかけてきた。 それが悪夢の始まりだった。 松永は明るく爽やかなルックスで、しゃべりが上手い、魅力的な男だった。 だが正体はサディスティックで、他人を支配し、財産を絞り尽くすカネの亡者だった。 しかも他人の命(女・子どもだろうと)を奪うことも平気な、サイコパスだ。 軽薄な話術と、無自覚なサディズムによる暴力性で、一部の人々を完全に洗脳した松永の手口と人物像は、神堂のキャラクターと重なっている。 薄っぺらい内容の人生訓に感動してシェア 松永や神堂のようなサイコパスの詐欺師は、他にも実在する。 人を騙そうとかカネを巻き上げようという明確な悪意があるならまだしも、本当に無自覚に、善意で洗脳を仕掛ける人間が、一般社会にも普通にいるのだ。 神堂のセリフのなかには、一聞すると的を射ていそうなものが、いくつかある。 「正社員が夢という子供に今の大人がなんの夢を与えられるというのでしょうか? 人間の可能性というのは無限に広がっているばずです。 お金がないとダメという巨大な洗脳の中で現代人は生きている。 親が子供を洗脳している世の中です。 」 「生きがいは理屈から生まれてくるものではありません。 心の奥底からつき上がる感動がなければ生まれません。 」 「人間は最悪な状況下で現実逃避ができる知能の高い動物です。 なので追い詰めれば客観性を失い都合よく物事を捉えるので、騙されてる事に気が付けなくなるのです。 」 現実社会にも、こういう言葉を好んで口にするヤツがいる。 何の狙いがあるのか、SNSなどで積極的にシェアしようとするヤツも少なくない。 私の知り合いにもLINEのグループなどで、オリジナルの人生訓やらポエミーな啓発メッセージを公開している。 いかにも思いつきの薄っぺらい内容ばかりなのだが、問題は、こういう言葉に引っかかり、感動してしまう人が、驚くほど多いということだ。 そんなヤツの人生訓や啓発メッセージに、すごい数の「いいね!」が付き、「感動しました!」「シェアします」「勇気が湧きました」という大量のコメントが寄せられる。 本気か? と思うけど、どうやら本気らしい。 感動するのは勝手だが……よく考えるとペラペラの言葉に、簡単に心を揺さぶられるような人が多いのは信じられない。 思考のハードルが低い、その辺の詐欺師にすら騙されやすいタイプの人たちだ。 SNSで簡単に「いいね!」する人の危険性 神堂や松永のようなモンスターに対して私は、こういう人も実際にいるよね、まあ出会わないけど……ぐらいの感想だ。 むしろ、神堂に狙われるOLのまゆみの姿に、少なからず危機感を覚えた。 彼女は最初、頭の弱い女性ではなかったし、判断力が低くもなかった。 倫理が欠けている悪人でもなかった。 ただ、「いいね!」ボタンを押すハードルが低い。 目の前の情報が真実なのか、本質なのかどうかを見極める、猜疑心もなかった。 一言でいうなら成熟が足りない。 それは、最近見る、ありきたりのごく一般市民の姿だ。 まゆみのような人がどれだけ多いか、「いいね!」のあふれるスマホの画面からもうかがえる。 多くの人が疑いの目で物事を見きわめる力をなくしている。 人を疑ってはいけないとか、すべての責任は自分でとるべきだという、教育の影響もあるだろう。 神堂的な人は、いたるところにいる。 そして神堂の犠牲になったまゆみ的な人は、その何倍もいる。 お互いに騙している、騙されているという自覚があるかないかは関係ない。 洗脳は深く静かに進行する。 北九州連続監禁殺人事件のように、よほど凶悪な犯行が表沙汰にならない限り、洗脳事件は明らかにはされない。 現代社会の根深い闇だ。 ライブドア代表取締役CEOだった2006年、証券取引法違反で逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決が下る。 2011年6月収監、13年3月仮釈放、同年11月刑期満了。 現在は、ロケットエンジンの開発を中心に、スマホアプリのプロデュース、有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」の配信、会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」の運営など、幅広く活躍。 著書に『拝金』『成金』『君がオヤジになる前に』『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』『君はどこにでも行ける』(以上、徳間書店)、『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社)、『本音で生きる』(SB新書)、『99%の会社はいらない』(ベスト新書)、『ウシジマくんvs. ホリエモン 人生はカネじゃない!』(小学館)、『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』(ぴあ)など多数。

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闇金ウシジマくんの「洗脳くん」編を読んで思ったこと

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皆さまこんばんわんにくあつです。 先日恐ろしい漫画、を43巻までまとめて衝動買いしました。 に関わるひどくリアルな暮らしぶりや心理が鮮明に描かれていて、とても面白くて、一気にウシジマくんワールドに引き込まれました。 個性的なやくざや狂人たちのエピソードも強烈ですよね。 そんな語りだしたら止まらない魅力が詰まった漫画、ウシジマくん。 ネットでも賛否両論な「洗脳くん」編について書きます。 単行本26巻から28巻までビッシリ描かれたこの「洗脳くん」エピソード。 元ネタは北九州監禁殺人事件という日本で実際にあった事件のようです。 でも超強烈だよね、この洗脳くんエピソード。 詳しくは読んでみてください。 マジヤバです。 胸くそです。 最後ウシジマくんが洗脳野郎をボコってくれるのが唯一の救いですね。 この洗脳くんのお話は、物語の後半以降、ほとんどが監禁されているボロアパートでのシーンになります。 その薄暗い部屋で、洗脳された家族が憎しみあい、傷つけあうのです。 これに今の会社員である自分の姿を投影してしまいました 立場や場面は全く異なりますが、この洗脳されている人たちも、私も、あまりかわらんのではなかろうかと。 洗脳くんにて洗脳された人たちは、一歩外に出て誰かに助けを求めれば、地獄のようなアパートでの虐待生活から抜け出せたのよね。 私も、会社員をやめちまって自由に生きれば、もっと楽しい生活があるのかなって、思っちまいました。 そして洗脳くん編を読んでいるとき「さっさと逃げんか」と何度登場人物を思ったか分かりません。 私はこのブログでも常々、会社辞めたいとか仕事だるいとか言っています。 狭い枠から飛び出して、会社を辞めた後の世界もきっと楽しさにあふれているに違いないと、ウシジマくんの洗脳くん編で学びました。 寝ます おやすみんみん nikuatsugames.

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