艦これ ss 提督 嫌われ。 提督「鈴谷に嫌われている」【艦これ・熊野】

提督「鈴谷に嫌われている」【艦これ・熊野】

艦これ ss 提督 嫌われ

ガラガラガッシャーン! 」 提督「はい、そちらこそ楽しいお茶会を」 ・・・ 提督「やったー! こんなに早く終われたー!」 提督「いやー、やっぱり一人の方が楽だね、これからはそうしよう」 提督「そもそも何で大本営は秘書艦つけろなんて言うんだろう…無駄なだけじゃないか」 提督「とりあえずもう書類は大淀に渡したし、確認したところ誤字もなかったし」 提督「今日はゆっくり寝られそうだな」 提督「とりあえず3日ぶりにお風呂に…」 長門「貴様ッーーー!!」ドガァン! 提督「え、なっ!?」ドスッ! 提督「ぐっはっ!」ビターン! 提督「な、なんですか、長門さん、いきなり…」 長門「『なんですか』だと!? 貴様それは正気で言っているのか!?」 提督「な、何のことですか…?」 長門「白を切るつもりか、まぁいい、こちらのは証拠がある」 長門「見ろ! この誤字脱字だらけの書類を!」 提督「!?」 長門「この書類だけじゃない、こちらも、こちらもだ!」 提督「お、おかしいです!? 僕は確認したはずで…」 長門「この期に及んで嘘をつくとは…」 長門「…そうか 聞いたぞ、今日の朝、大淀に秘書艦を頼んで断られたそうだな」 提督「それは…」 長門「貴様はその報復として大淀をこうして困らせようとしたのだな」 提督「なっ!? 言いがかりですよ!」 長門「いい加減にしろこの痴れ者がァ!!!」ガシャン! 提督「ひっ!?」 長門「今回ばかりは加減する気すらおきん、歯を食いしばれ」 長門「ふんッ…!!!」スッ・・・ズガァン! ドンガラガッシャーン… 提督「………」ピクピク・・・ 長門「せめて二度とこんなことをするな、吐き気がする」 長門「フン!」ガチャ バターン! ーーー ドンガラガッシャーン・・・ 長門『せめて二度とこんなことをするな、吐き気がする』 ガチャ バターン! 長門「……」スタスタスタスタ ウォースパイト「…? い、今執務室で何か音が…それに長門がすごい剣幕で歩いて行ったけれど…」 ウォースパイト「Admiral? どうかしたの?」 ウォースパイト「…? 返事がないわ」 ウォースパイト「Admiralー?」 ウォースパイト「…? 失礼するわね…」ガチャ 提督「……あ、ああ、ウォースパイトさん、どうかされましたか…?」 ウォースパイト「!!? な、なにその姿は…!?」 提督「ああ、これですか……これはですね……」 提督「…転んでしまってそこに運悪く本棚が倒れてきたんですよ」 提督「まぁ湿布を張っておけば大丈夫ですよ、それよりも要件は?」 ウォースパイト「Wait! 動かないで!! …ちょっと見せて頂戴」 提督「え、ちょ…痛っ」 ウォースパイト「真っ赤じゃないの!! すぐに冷やさないと…氷を持ってくるわ、待っていて!!」ダッ ・・・ ウォースパイト「はい、これを肩に置いて持っていて、タオルを巻くわ」スルスル ウォースパイト「…とりあえずこれでいいでしょう、氷が解けたら湿布を張るから」 提督「お気遣いありがとうございます」 提督「ですがここからは一人でできますので、もうお帰り頂いてよろしいですよ」 ウォースパイト「…」 提督「あ、要件は何だったのでしょうか、それだけは聞いておきます」 ウォースパイト「さぁ、ごめんなさい、忘れてしまったわ」 提督「…そうですか」 ウォースパイト「では私は帰るわね、絶対に安静にしていなきゃダメよ」 ウォースパイト「じゃあAdmiral Good night」 提督「ええ、おやすみなさい」 ガチャン・・・バタン 提督「冷やかしに来たんでしょうね、いい話のネタだな…」 提督「はぁ、恐らく明日は大淀さんの件とこのケガでバカにされるんだろうなー…」 提督「つらいなぁ、やめたいなぁ……」ボソッ 提督「…温めるといけませんし、またシャワーですね」 艦娘「うわなにあれ」 艦娘「昨日長門さんにやられたらしいよー」 艦娘「なにそれKWSK」 艦娘「なんでも秘書艦断られたからって大淀さんに嫌がらせしたんだって」 艦娘「うっわ、気持ち悪っ!」 艦娘「ケガしてるところ殴っちゃおうぜ」 艦娘「いいねいいねぇ~」 提督「…」 白露「ねぇねぇ提督、後ろ向いて!」 提督「はいはいわかりましたよ」クルッ 白露「正義の白露パーンチ!!」ゴッ 提督「っーーー!!」 白露「うっわ、いったそうw」 提督「…」ギロッ・・・ 白露「うわー! みんな逃げろー! 嫌がらせされるぞー!」 ワーワーー ニゲロニゲロー! ガチャバタン! 」 「ユルセン! 」 提督「まぁまぁ、戦っているのは彼女たちですし…」 提督「…っと、僕はそろそろいかないと…っ!」ズキッ 妖精さん「ドウシタ!? 」 「ダイジョウブ!? 」 提督「イタタ…ああ、ごめんなさい、すこしひねりそうになっただけです、ご心配なく」 妖精さん「ナーンダ」 「ヨカッタヨ」 提督「では、おやすみなさい」 妖精さん「「オヤスミー」」 提督「てて…ちょっと書類を持っただけでこれか」 提督「あまり肩動かさないようにしないと」 ・・・とはいえ、艦娘たちからの暴力がやむことはなく ・・・それから一週間が過ぎた日のこと 提督「イタタ…さっきのは効いたな」 提督「とはいえもうすぐ執務が終わるんだ、この書類を持っていかないと…」 提督「…」カリカリカリカリ・・・ 提督「…よし、これで終わり、これを持って…」グッ 提督「っ!」ドシャー ウォースパイト「Admiral、明日の出撃について話が…」ガチャ ウォースパイト「!! 大丈夫!?」 提督「ああ、ウォースパイトさん、すみません、転んでしまって」ハハハ・・・ 提督「自分で拾いますのでお気遣いなく」 提督「……」 ウォースパイト「…Admiral、先程から左手を使わないのはどうして?」 提督「…いえいえ、転んだ時にぶつけてしまいましてね、すこし痛いだけです」 ウォースパイト「…少し見せてくれないかしら」 提督「大丈夫です、お気遣いなく」 ウォースパイト「Show me」 提督「…わかりました」スルスル ウォースパイト「っ!!? Admiral、これ…!!」 提督「…っ」 ウォースパイト「どうしてこんなになるまで放っておいたの!? ひどく腫れているわよ!」 提督「いや…湿布を張っておけばいいかと…」 ウォースパイト「今すぐに病院に行くわよ、近くの軍医療所はどこ?」 提督「明石のところでよいのでは…」 ウォースパイト「明石がやってくれるのは艦娘用の施術と軽いけが程度のものでしょう」 ウォースパイト「この腫れ方は尋常ではないわ、大きな病院でないと」 ウォースパイト「車はある? 私が運転するわ」 提督「…はい、これ、鍵とかです」 ウォースパイト「Thank you さぁ立って、あなたなら提督ということで多少早く診察してもらえるでしょう」 提督「あ、あの、書類は…」 ウォースパイト「ああ、もう! 私が持っていくわ! だから立って!」 提督「…わかりました」 ・・・ 医師「ふむ…」 医師「腕の骨にひびが入っていますね」 医師「かなり放置していたでしょう?」 提督「…はい」 医師「ですよね、ケガをしたのはいつくらいで?」 提督「一週間ぐらい前ですね」 医師「となるとその時点で診療していればすぐに治ったのかもしれませんね」 医師「次からケガをしたらすぐに来てくださいね」 提督「すみません」 医師「まぁ処置としては固定すること、動かさないこと、三週間もすれば治るでしょう」 医師「また一週間後、診せに来てください」 提督「わかりました、ありがとうございます」 医師「お大事にー」 ガラガラガラ・・・ ピシャン ウォースパイト「三週間後ね、それまでは私が秘書艦として補佐するわ」 提督「あ、いえ、荷物を運ぶときに手伝ってもらえればそれでいいですし」 提督「それに妖精さんたちが手伝ってくれますので」 ウォースパイト「で、でも…」 提督「結構です」 ウォースパイト「…Sorry、余計なお世話だったわね」 提督(どうせ一々動向を監視されて、何かミスをするとみんなに言いふらされるんだ) 提督(多少大変でも、一人の方がいい) ウォースパイト「では帰りましょう」 提督「ええ、そうしましょう」 ・・・ ウォースパイト「では私の部屋はこっちだから」 ウォースパイト「Good night、admirl」 提督「はい、おやすみなさい」 提督「…もう一時か…ご飯はいいや、寝よう」 ゲラゲラ・・・ 艦娘「今度は何何?w」 艦娘「ナニアレw」 艦娘「長門さんにやられたとこ、骨折だったんだってw」 艦娘「だっさw」 艦娘「てか誰だよあんな看病したの」 艦娘「ウォースパイトさんだって」 艦娘「マジかよあの人聖人すぎw」 オイコッチミロヨー! アハハハ! 提督(まさかあの人…本当に…?) 提督(いいや、やめよう) 提督(…無視無視、喫煙所どこだっけか…)テクテク 艦娘「ちっ、面白くねぇ」 艦娘「最近反応薄くなってきましたよねー」 艦娘「ったく、つまんないですねぇ」 艦娘「…ねぇ、私にいい案があるんだけど…」 提督「スゥーー …ハァー」 提督「たばこを吸うのも、久々か…」 提督「あーーーー…まっず」 提督「……」 提督「……あー」 提督「…本営仕事減らしてくれたからやることもないし」 提督「久々だなぁー」 提督「………あー」 提督「俺も親父みたいになれたらよかったのになー…」 提督「無理だな」 三週間後・・・ 医師「よっし! だいぶ良くなっていますね」 提督「そうですか…!」 医師「これでもうギプスやらは外して大丈夫ですね」 医師「ただ今まで通り、激しい運動はダメですよ!」 医師「特にいきなり重い物とか運ぶのはいけません」 提督「わかりました、ありがとうございます」 医師「次はまぁ、いつも通り一週間後に」 提督「はい、では失礼します」 ガラガラガラ・・・ ピシャン 医師「はぁー…もう少ーし感情を入れて接してくれてもいいのにー」 看護婦「どうしたんですか、ため息なんてついて」 医師「いやーね、あの提督さんがすっごい無表情で全然しゃべろうとしないからさー、心配になっちゃって」 医師「いやほら私美人じゃん? そんな私に何の反応もしないってさー」 看護婦「自分で言わないでくださいよ、そこですよ、あなたがモテないのは」 医師「えー、ひどいな、もーう」ケラケラ 提督「…ただいま帰りました」 ウォースパイト「お帰りなさい、私も今帰還したところよ」 ウォースパイト「って、Admiral、あなた…」 提督「…っ、何でしょうか」 ウォースパイト「ようやくギプスが取れたのね! ああ、よかった、本当に…!」 提督「…ええ、おかげさまで」 提督「では執務の続きをしますので、どうぞお帰り下さい」 ウォースパイト「Why? まだ完治というわけではないのでしょう? この書類だけでも運ぶわよ?」 提督「いえ、もう大丈夫ですので」 提督「それにお手伝いはありがたかったのですが個人的に一人がいいので」 ウォースパイト「…そう、わかったわ、無理はしないように…Ok?」 提督「はい」 ガチャン 提督「はーー!」 提督「やっと一人ーー!!」 提督「なんだかんだであの人いっつも執務室にいたし、ようやく一人だけの執務室だぁー!」 提督「さーて、のびのびと執務といこうじゃないか」 提督「今日は気分がいいー!」カリカリカリカリ・・・ ーーー ウォースパイト「…」 ウォースパイト「…やっぱり、余計だったのね、私のしたことは」 ウォースパイト(しばらくは関わらないでいた方が彼にとってはいいんでしょうね) ウォースパイト「…ごめんなさい、Admiral」 ーーー 提督「…ん? 今ドアの向こうから声が…」 提督「まあいいや」 提督「さーて、さっさと終わらせて今日こそゆっくりするぞー!」カリカリカリカリ! 長門「ふんッ…!!」ドガァ 提督「なっごふっ!?」ドサァァ 明石「おおっと提督初撃でダウンかー?」 艦娘「いいぞいいぞー!」 艦娘「もっとやれーー!!」 艦娘「殺せぇー!!」 明石「さあ観客からの声援を受け、長門さん、もう一撃をーー加えたーー!!」 明石「さて解説の大淀さん、この『提督対艦娘 朝までリンチ大会』、どうなるでしょうか」 大淀「提督は体力も力もないですからね、精々私の番が来るまでは死なないようがんばってほしいです」 明石「そうですねー、おお、次は金剛さんのようです!」 提督「……あぁ…」 金剛「ほらほら、立ってくだサーイ! 腹を殴りにくいデース!」 提督「……」 金剛「おい立てって言ってんだ、立て」ゴスッ 提督(クソッ……なんで、僕ばっかりが…こんな目に……) チュンチュン・・・ 艦娘「あー、つまんね」 艦娘「最後あーとかうーすら言わないもんね」 艦娘「帰ろ帰ろ」 艦娘「もうめんどいし遠征さぼろ」 艦娘「私もー、てか寝よ」 艦娘「ね、あれのせいで寝不足になっちゃうよ」」 艦娘「あれどうするの…?」 艦娘「あれは勝手に執務室戻るでしょ」 ウォースパイト「…ん、まだ五時半…」 ウォースパイト「少し外が騒がしいわね…」シャッ ウォースパイト「何かしら、みんな工廠のほうからぞろぞろと…」 ウォースパイト「…何か嫌な予感がするわ」 ウォースパイト「ちょっと行ってみましょう」 ウォースパイト「Sorry、明石ー?」 ウォースパイト「いないのかしら… 失礼するわよー?」ガラガラガラ・・・ ウォースパイト「…さっきまで使っていた感じはあるのよね」テクテク ゴンッ ウォースパイト「…? 何か足に当たって…」 ウォースパイト「!! Admiral!? どうしてこんなところに…!」 ウォースパイト「…それになによそのケガ…」ユサユサ ウォースパイト「……Admiral? Admiral! Wake up! Please wake up !!」 ピッピッピッピッピッ・・・ 提督「……」パチッ 提督「…ここは……」 ウォースパイト「Admiral!!? あぁ、良かった、このまま二度と目を覚まさないんじゃないかと思ったわ」 提督「何が、あったんですか?」 ウォースパイト「…二日前、工廠で倒れているあなたを見つけて、病院に運んでもらったのよ」 提督「二日っ!? ま、まずい、執務がたまって…! ぐっ!!」ズキン! 一週間後・・・ ウォースパイト「はい、Admiral、リンゴを切り終わったわ、口を開けて」 提督「ありがとうございます、いただきます」シャクシャク 提督「…ふぅ、ウォースパイトさんが持ってきてくれるものはいつもおいしいですね」 提督「やはり英国から取り寄せているのですか?」 ウォースパイト「いいえ、まぁ少し高いとはいえ、普通に日本で売っているものよ?」 提督「そうですか、なら単純にウォースパイトさんはものを選ぶセンスがあるんですね」 ウォースパイト「ふふっ、褒めても何も出ないわよ、Admiral」 ウォースパイト「…それで一週間が過ぎたけれど…何か変化はあった?」 提督「お陰様で体の方はもうだいぶ動くようになりました」 提督「まだ両腕が痛いですけれど、これももう一週間もすれば治るでしょう」 提督「でも女性の方はまだ…」 ウォースパイト「…それは私も?」 提督「…はい、正直 こんなに良くしてもらっているのに申し訳ないです」 ウォースパイト「Please raise up your face 謝らないで、あなたは何も悪くないわ」 提督「あ、そういえば僕の代わりとなった提督さんはどうですか?」 ウォースパイト「ああ、彼なら大丈夫よ、これから少し会う予定もあるの」 提督「そうなんですか、僕もあいさつに…」 ウォースパイト「安心して、後でこっちにお見舞いに来るらしいわ」 提督「なるほど、では今のうちにどういう方なのか知っておかないと失礼ですね」 ウォースパイト「Ok,説明するわ」 ウォースパイト「彼は私の母国イギリスのヨークシャー出身で……」 ・・・ ウォースパイト「…こんなところかしらね」 ウォースパイト「ってもうこんな時間ね、話し込んでしまったわ」 ウォースパイト「じゃあAdmiral、行ってくるわね、何かあったら連絡ちょうだいね」 提督「わかりました、あ、あとついでと行っては何ですが鎮守府の皆さんの様子も聞いていただけますか?」 ウォースパイト「…」 ウォースパイト「…ええ、わかったわ」 提督「ありがとうございます、いってらっしゃい」 ガラガラガラ・・・ ウォースパイト「はぁ…あのひとのああいう所、嫌いではないんだけど…」 ウォースパイト「戻ったらまた同じような目に遭いそうで心配だわ…」ハァ 新提督「Oh! Warspite!!」 ウォースパイト「ああ、Paul、あなたの正装を見るのが久々すぎて一瞬誰かと思ったわ」 新提督「Hahaha!! ひどいなー …ところで今、物凄ーい深いため息をついていましたケド…」 新提督「例の提督君の件かい?」 ウォースパイト「ええ、まぁそんなところね」 新提督「まぁ、ついでだ、話を聞こうじゃないか」 ウォースパイト「…長くなるわよ、Ok?」 新提督「Sure! 僕の方も話したいことがあるからね!」 ーーーー 提督「…ウォースパイトさん、楽しそうだな」 提督「さっきもあの人のこと、もの凄く楽しそうに話してたし…」 提督「………」 提督「いいや、やめだやめ! 僕がいると邪魔なだけだ!」 提督「眠いし一旦寝よう!」 提督「おやすみなさい!!」バサッ ・・・ 提督「…ん…結構寝ちゃったな」 提督「ふぁー、今何時だろ …といってもまだ7時か」 ドンドンドンドン!! ドンドンドン! アケテクレ!! 提督「? 誰だろ、こんな時間に …はーい、少しお待ちくださーい!」 提督「よいしょ、よっこいしょと」 提督「はーい、どなたでしょう…かっ!?」 提督「な、長門……さん…!!?」 長門「…っ すまない…こんな姿で…」 提督「い、いや、来ないでください…!」ガシッ 長門「…いいから、話を聞いてくれ…」 長門「頼む…鎮守府に戻ってきてくれ…」 長門「みんな……もうあんな激務耐えられん!」 長門「だから…!」 提督「来ないで…近づかないで…!」 ガラガラガラ・・・ ウォースパイト「帰ったわ…って」 ウォースパイト「……ねぇ、何してるの、長門…?」 長門「っ!! ちょうどよかった!! なぁ聞いてくれウォースパイト!! 提督が…」 ウォースパイト「…ねぇ、どうしてここに来たの?」ハイライトオフ 長門「う、ウォースパイト…?」 ウォースパイト「Admiral、大丈夫だった? 何もなかった?」スタスタ 提督「え、ええ、ちょっとビックリしただけなので…」 ウォースパイト「そう…よかったわ……」ギュー 長門「な、なぁ、頼む、私の話を…」 ウォースパイト「長門、Admiralが鎮守府に戻れないのはこのケガがあるからよ」 ウォースパイト「そしてその原因はあなた達にあるのよ、それをわかっていて戻ってきてほしいと?」 長門「重々承知の上だ…! 私達はしてはいけないことをしてしまった!! だから…!」 ウォースパイト「…Admiral、あなたの判断しだいよ」 提督「えっと…とりあえずきちんと動けるようになるまでは戻れないので…」 提督「なるべく早めに治すので、それまでは…」 長門「…そう、か……」 長門「いや、わがままなぞいえた立場ではないからな、戻ってきてくれることに感謝せねばな…」 長門「…私はそろそろ帰らねばならない、無断で抜けだしたからな」 長門「提督…この程度でどうこうできることではないが……申し訳なかった!!」 長門「詫びはたっぷりとするから…戻ってきてくれよ」 長門「ではな」ガラガラガラ・・・ ウォースパイト「Admiral!!」ガバッ 提督「わっ!?」 ウォースパイト「怖かったでしょう、でももう大丈夫よ」ギュー ウォースパイト「私が守るわ…絶対に」 提督「ちょちょ…く、苦しい、苦しいですウォースパイトさん」 ウォースパイト「Sorry! そうよね、くっつかれると、いやよね…」 提督「……いえ」 提督「もっと、していただけませんか…?」 提督「……長門さんが来た時、僕本当に怖くて…寒気と震えが止まらなくて…」 提督「でもウォースパイトさんが来て、抱きしめられた時…不思議とそれらが吹き飛んだんです」 提督「はは、おかしいですね、前はあなたが一緒にいることがいやだったのに…」 提督「一人でいるほうが楽だったはずなのに…」 提督「今は、あなたがいなければ不安になってしまう…!」 提督「一人の夜が…もう耐えられなくなってしまった…」 提督「あっ、ごめんなさい、何言ってるんだろ」 ウォースパイト「Admiral、あなた…」 提督「ふふっ、迷惑ですよね、こんなこと言われたって」 提督「…忘れてください! 今のは勢いで出てしまった妄言です!」 提督「さっ! もう遅いですからウォースパイトさんもかえって…」 ウォースパイト「そう、わかったわ」 ウォースパイト「…ベットの端によってくれないかしら?」 提督「…? わかりましたけど…」ササッ ウォースパイト「失礼するわ」バサッ 提督「えっ…!?」 ウォースパイト「…やっぱり少し狭いかしら」 ウォースパイト「あ、そうだわ!」 提督「あの、ウォースパイトさん、何を…?」 ウォースパイト「決めたわ、今日からこのベットで寝ることにしたわ」ニコッ 提督「ななな…い、いえ!本当に気を使わないでください…!!」 提督「本当に、い、いいので…」 ウォースパイト「Admiral、Come on」 ウォースパイト「おいで」スッ 提督「……」 提督「…多分、うるさいですよ」 提督「泣きもしますし、勢いで変なことも言います」 提督「幻滅、するかもしれません、いえ、します」 提督「それでも、いいんですか…?」 ウォースパイト「Sure」ニッコリ 提督「…」ジワッ 提督「ぅぅうぁあああああ!!!」 提督「辛かった…! 誰も理解してくれなくて、一人で抱え込んで…!」 提督「一人の方が楽なふりをして、誰からも避けられて」 提督「あぁ、でも…」 提督「あなたがいてくれたから…もう少しだけ頑張ろうと思えた」 提督「お節介焼きで、過保護なあなたが、いてくれたから…」 提督「本当に、ありがとう…ございます……!」 ウォースパイト「……」ナデナデ 提督「………」 提督「一つ、お願いしてもいいでしょうか」 ウォースパイト「ええ」 提督「ずっとそばにいてくれませんか・・・?」 提督「こうして、ずっと弱い僕を守ってくれませんか」 提督「恋人とか夫婦とかそういうものでなくていい」 提督「いえ、もうあなたの奴隷であってもいい」 提督「あなたにとって僕がどんな存在でもいい」 提督「だから…ずっとそばで守ってくれませんか…?」 ウォースパイト「………」 ウォースパイト「……当たり前じゃない」ギュー ウォースパイト「私こそ、もう離さないわよ?」 ウォースパイト「二度と誰かの手で汚されないように、傷つかないように」 ウォースパイト「そしてずーっとこうして私の胸の中で甘えるように」 ウォースパイト「飼いつづけてあげるわ」ニコッ 半年後・・・ 長門「出撃部隊、戻ったぞ!」 提督「おかえりなさい、お疲れ様でした」 提督「見事な戦いでした、長門さん」 長門「いやなに、あなたの指揮のおかげさ、指揮、うまくなったな」 提督「いえいえ、自分なんてまだ全然…」 長門「そう謙遜ばかりするな、私は心から褒めているのだからな!」 提督「ではありがたく、受け取っておきましょう」 あれから半年、僕は提督業に復帰していた 退院は少し遅れて一か月半かかったが 復帰した最初のころはみんなこっちを避けるような、怖がるような感じだった 聞いたところによると、僕の代わりの提督さんが毎日、僕がやっていた量の執務を、みんなに強制的にやらせていたらしい 終わるのが遅かったりミスをするとすぐに暴力をふるわれるので、みんな仕方なくやったが、その量の大変さにクタクタだったという 長門さん曰く、「あれを毎日やると思うと気が滅入る…あなたはよくこんなのやっていたな…」とのこと だけど僕がもう怒っているわけではないことがわかると、少しずつだがみんな接してくれるようになっていった 今では、艦娘みんな、それなりにフリーダムに接してくれるようになった だが・・・ 長門「そういえばだな提督」ズイッ 提督「っ…!!」スッ 長門「…ああ、すまない、そうだったな」 提督「あはは…申し訳ないです」 長門「あなたが謝ることはない、その女性恐怖症は我々のせいなのだからな」 長門「まぁ急ぐ用事でもない、また後で話そう」 長門「ではな」ガチャ・・・バタン 女性恐怖症までは治ることはなかった 症状はほんの少しずつだけ、悪化していく 不意に女性に近づかれると、体が震えてしまう とはいえ、みんなそれはわかってくれるので、大した問題ではなくなっている、と思う それに・・・ 提督「お待たせしました!」 ウォースパイト「今日は一段と遅かったわね、何かあった?」 提督「長門さんと今度の作戦の話をしていて、気づいたら…すみません!」 ウォースパイト「No problem むしろ真面目にやっているようで安心したわ」 提督「……」モジモジ ウォースパイト「Admiral、どうかしたかしら?」 提督「い、いえ、そのネグリジェ、綺麗だなー、と思いまして…」 提督「今日買い物に行ったときに買ったんですよね?」 ウォースパイト「そうね、できればあなたと一緒に行きたかったのだけれど」ハァ ウォースパイト「でも綺麗だ、なんて言われたら責める気にもならないわ」 ウォースパイト「おいで、Admiral」 あの夜から、僕とウォースパイトさんは毎夜一緒のベッドで寝るようになった どんなに眠い夜でも、気が付くとあの人の胸の中にいる 薄々、僕はもう、この人から離れることはできないのだろう、と感じている この人がいなければ、ろくに艦娘のみんなとも話しかけられないのだから でも、ウォースパイトさんは僕のそばに居続けてくれる、文句の一つも言わず 提督「ウォースパイトさん…」 ウォースパイト「? なに?」 提督「あの…ありがとうございます」 提督「こんな僕と一緒にいてくれて、ただ甘えるだけの僕にこんなにしてくれて」 ウォースパイト「そんなこと…」 ウォースパイト「言ったでしょ? 私はAdmiralを独占したいだけ」 ウォースパイト「永遠に私のものにしたいだけ」 ウォースパイト「私、今最高に幸せよ」 提督「ふふっ、僕もです」 提督「そろそろ寝ましょうか、明日も早いですし」 ウォースパイト「ええ、そうしましょうか、Good night、Admiral」 提督「ええ、おやすみなさい、ウォースパイトさん」 ・・・ ウォースパイト「ええ、幸せだわ」 ウォースパイト「本当に幸運だわ」 ウォースパイト「初めて会った時から、あなたが好きで」 ウォースパイト「あなたが艦娘たちにいじめられて、私だけがあなたのそばにいれて」 ウォースパイト「そして私だけを見てくれた」 ウォースパイト「私だけがあなたを暖めてあげられる」 ウォースパイト「だからもうあなた、私から離れられないじゃない」 ウォースパイト「一生私と一緒」 ウォースパイト「うふふっ」 ウォースパイト「私があなたを守るから」 ウォースパイト「あなたは一生弱いままで」 ウォースパイト「どんどん他の娘としゃべるのがつらくなっていく」 ウォースパイト「そしていつか私以外の娘としゃべれなくなる」 ウォースパイト「だからあなたは一生私のもの」 ウォースパイト「一人じゃ何もできない、私に依存することしかできない」 ウォースパイト「My lovely lovely pet」 ウォースパイト「おやすみなさい、明日はもっと、私を頼ってね」 ウォースパイト「もっと、私に依存してね? 」チュッ 数年後・・・ 提督「おかえりなさい、ウォースパイト」 ウォースパイト「ただいま、Admiral」 ウォースパイト「帰ってくるまでいい子にしていたかしら?」 提督「ええ、言われた通りに、誰ともしゃべらないで、きちんと執務をしていましたよ」 ウォースパイト「言われなくたってもう艦娘のみんなとは喋れないでしょう?」 提督「ふふっ、まぁその通りですね」 提督「……」モジモジ 提督「…あのっ…きちんと言いつけを守ったので…」 提督「……今日も、いいですか?」 ウォースパイト「Sure」 ウォースパイト「さぁ、おいで、Admiral」 ウォースパイト「今日も、たっぷり可愛がってあげるわ」.

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【熊野SS】提督「鈴谷に嫌われている」【艦これ】

艦これ ss 提督 嫌われ

提督「提督を…辞めて欲しい?」 元帥「あ、あぁ…実はね…艦娘と提督の立ち位置っていう話になって…」 元帥「今ってさ…全部君が管理してくれてるじゃん…」 提督「まぁ…そうですね…管理とはちょっと違うような感じもしますけど…」 元帥「私はさ、気にしてなかったんだけどさ…他の偉い方々が言うには」 一国の制海権、果ては制空権を担う兵器を、たかだか一人の男に一任させるとは何事か 元帥「って言われちゃってさ…」 元帥「提督君…古い付き合いだから、説得を試みたんだけどさ…」 提督「…早い話、艦娘全員を僕一人に預けるのは不安だってことですか」 元帥「…深海棲艦との戦争が終わって、今のシステムは」 提督「統率力が高いのが逆に仇になってるんですね」 提督「私が艦娘を引き連れて大きなことをやらかすかもしれない…お気持ちは分かります」 元帥「君が一言、断りますと言ってくれれば…」 提督「いえ、承諾しますよ。 偉い人たちが言いたいことは尤もです」 元帥「…本気かい?」 提督「はい、断ったら面倒なことになりそうですし…艦娘の娘達に迷惑はかけられません」 元帥「でも彼女たちは…」 提督「誰かの意思とか、今はそんなことを言ってる暇ではなさそうですしね…元帥が直々に相談してくる時点で、諦めますよ」 元帥「…私は、君が一言いってくれれば」 提督「いいんですよ、そちらも色々大変なようですし、従って事が円滑に進むならその方がいいじゃないですか…」 元帥「…ごめん…本当に、ごめん」ドゲザ 提督「や、やめてくださいよ!そんなに軽い頭じゃないんですから!!」 元帥「…」 提督「…正直、こんな形で辞めることになるのは悲しいですが、仕方がありません」 提督「但し、一つ条件があります」 元帥「…なんだい?」 提督「艦娘の娘達を、よろしくお願いします…彼女達を、守ってください…」 元帥「…分かってる、約束するよ」 提督「それと…」 元帥「…?」 提督「これから私がすることに、一切口出ししないでください」 元帥「…それはどういう…?」 提督「…すぐに分かります。 今日はお帰りください」 元帥「…くれぐれも、変な気をおこさないでくれよ?」 提督「大丈夫ですよ、約束します」 元帥「…では、失礼する」ガチャ 提督「…」 提督(…辞めろ、か…辛いなぁ…いつか辞めなければいけない時が来るとは思っていたが) 提督(まぁ、こんな男に一任させてた今までがおかしかったんだ) 提督(俺は軍人だ、命令には従わなければ…) 提督(何より、下手に反抗して彼女たちに危害が加わるのが一番不味い…) 提督(俺は間違ってない、これからすることは、必要で、しなければらない、間違ってない…きっと…) ガチャ 大淀「失礼します。 提督、お茶をお入れいたしました」ヒョコ 提督「…」 提督「おぉ、丁度よかった。 大淀、いい知らせがあるんだ!」 大淀「?…どうなさったんですか?」 提督「実は今元帥から、昇進の話をだな」 大淀「!…本当ですか!?おめでとうございます!!」 提督「あぁ、ということで俺は提督を直に辞めるから」 大淀「…は?」 提督「いやぁ、長かった…お前らの提督になることが条件だったんだが…」 提督「いや、やっと解放されるよ…」 大淀「か、解放…?そ、それでは、まるで嫌々やっていたと…」 大淀「じょ、条件ってなんですか?意味が分かりません…」 提督「いや、元一般人がなんのコネ無しに軍に入って大出世ってあり得ない話じゃないか」 提督「一定期間提督になることと、功績を挙げること、丁度昨日、それを果たしたみたいなんだ」 大淀「…す、少し待ってください…整理させてください…」 提督「…どうした?顔色が悪いぞ?汗もすごいし」 大淀「…」 大淀「... 嘘だったんですか?」 提督「何がだ?」 大淀「今までの提督は、嘘だったってことですか?」 提督「嘘... と言えば、まぁ、嘘になるなぁ」 大淀「... 辛い時も、楽しい時も、悲しい時も、嬉しい時も、全部、全部、嘘だったんですか?」 提督「まぁ、そうだな」 大淀「私達のこと、どう思ってたんですか?」 提督「どうとも思ってないぞ、出世のためならパシッ 大淀 ビンタ 提督「... 痛いじゃないか」ヒリヒリ 大淀「... 指輪は... あのときの言葉は... 」 提督「そんなものはただの金属の輪だろ... それに、口でならどうとも言える」 大淀「っ... ごめんなさい!気分が悪いので部屋に帰らせていただきます!!」ダッ 提督「!おい、まだ書類が」ガシッ 大淀 ポロポロ 提督「!」パッ 大淀 ダッ ガチャッ 提督「... 終ったな」 提督「... 先ずは大淀... すまない... 赦してくれ... うわあああああん!!」ポロポロ ウワアアアアン 提督「大淀... すまない... すまない... 」 提督 これで誰かが必ず来る... ガチャ 提督「!... 誰だ?」 電「あ... 司令官さん... ?」 提督「... 電か」 電「え、えっと... 大淀さんがさっき... 」 提督「あぁ、泣きながら走って出ていったな... 」 電 今日の司令官さんはなんだか恐いのです... 「そ、その... ど、どうかしたのですか?」 提督「いや、実はな... 」 提督「... という訳なんだ」 電「待ってください... なのです」 提督「いやぁ、全く酷い話だろう?」 電「ま、待ってほしいのです!」 提督「ん?」 電「... 司令官さん... 司令官さんは... 」 提督「... あー、そうだ電」 電「...? 」 提督「そのなのですとか... つくった口調?もう止めていいぞ」 電「っ!ち、ちが!」 提督「正直聞いててイライラするし、本当にそう言うのはいらないから... 」 電「あ... 」 提督「俺に媚を売る必要はもうないんだ」 電「... 違うのです... 違うのです... 」 提督「... 」 電「電は... ただ司令官さんが好きで... 」 提督「だからもう 電「大好きだったのです!!」 提督「!... 」 電「司令官さんの馬鹿野郎なのです!どうにでもするといいのです!!」ダッ ガチャ バタン! 提督「... 」 提督「はは... 分かってはいたいつもりだけど... 」 提督「辛いな... 」 提督「いっそ全員に一度に話すか... 」カチッ ピンポンパンポ-ン.... 提督「と言うことで、俺は提督を近々辞めるから」 艦娘s ザワザワ 提督「文句があるやつは執務室で頼む。 俺も個人に色々言いたいことがあるからな... 」 ーーーーーーーーー 提督「…」 コンコン 提督(…来たか。 一人目…) 提督「…入っていいぞ」 ガチャ 大井「…」 提督「大井か…」 大井「提督、どういうことですか」グイッ 提督「うぉっ…そんなに寄らなくてもいいだろう」 大井「説明してください。 どういうことですか?」 提督「どういうことも何も…言った通りだ」 大井「提督、説明してください。 どういう経緯でそのような事になったんですか?」 提督「…いや、だからな」 大井「提督、何か隠していませんか?」 提督「…隠してなんかいない」 大井「嘘ですよね。 不自然すぎますよ、何年の付き合いだと思ってらっしゃるんですか?」 提督(…誤魔化しきれないな…力押しで行くか…) 提督「…そういうところだよ」 大井「はい?」 提督「そういうところが嫌いなんだよ!」 大井「っ!?」ビクッ 提督「何年の付き合いだと!?知ったことじゃないんだよ!上司と部下の関係だろう?俺の私情にまで首を突っ込まないでくれ!!」 大井「し、私事って…やっぱりなにかあるんじゃないですか!」 提督「あぁ!あるさ!本当はお前たちが大嫌いなんだよ!面倒くさい!疲れたんだ!いい加減休ませてくれ!」 大井「 え ? 」 提督「さっきはまだ優しくいったがな、この際だからはっきりと言わせてもらう!」 提督「そういう約束だったんだ!艦娘の提督になる、引き換えに地位を手に入れる!そのために今日まで頑張ってきた!」 提督「お前達の我が儘に振り回されるのはもうたくさんなんだ!」 提督「お前には北上がいれば充分なんだろう!?どうぞ仲良くしてくれ!いつもみたいに飛んでいけばいいだろう…」 大井「…ぅ…」 提督「…っ!こういう経緯だ、分かったな!?分かったら全員に伝えてくれ!それでもまだ文句のある奴は俺の部屋に来い、そう言ってくれ!」 大井「…」 大井「…ぁ…」 大井「…」 提督「…」 大井「…て…提督…」 提督「…」 大井「……め…さい…」ボソッ 提督「…」 大井「…」ガチャ 提督「…」 提督「…くそっ!!」バンッ 提督「…ごめん…ごめんな… 大井…」プルプル 提督 … 提督(…俺の今までは何だったんだろうな) 提督(…すまない…) ー執務室外ー 大井「…」ボーゼン 北上「…お、大井…っち…」 大井「…」 大井(…大…嫌い…私のことを…) 大井(…いや…何か隠して…でも…もし本心なら…) 大井「…北…上…さん」 北上「えぇと…ど、どうだったの…?」 大井「提督…からは…」 北上「…そ…っかぁ…」 大井「…」 北上「えーと…なら皆に伝えに行かないと…ね…」 大井「…そうです…ね」 北上「…」 北上「あと…さ…」 大井「…はい?」 北上 ギュッ 大井「…?…北上…さん?」 北上「ごめん…大井っち…ごめん…」 北上「大井っちなら提督…どうにかなるかもって思っちゃって…」 北上「ごめん…キツイよね…面を向って言われるの…本当にごめん…!」 大井「…キツイ…何が…ですか?」 北上「大井っち…今にも泣きそうな顔だよ…」 大井「!…っ…」 北上「ごめん…ごめん…!」ギュゥ 大井「…さ…ん」 大井「…ぎたかみ…さん…」ギュゥ 北上「…」ギュゥ 大井「でいとくが…っ!私のこと…大嫌いだって…っ!」ポロポロ 大井「えぐっ…ごめんなざい…ていとく…私…!ひぐっ!私…!…」 北上「ごめん大井っち…ごめん…!」!ギュゥ 提督「…」 コンコン クマダクマ 提督「…入っていいぞ」 ガチャ 球磨「…提督」 提督「…どうした?」 球磨「妹を泣かせるとはどういう用件だクマ!色恋沙汰ならまだしもあんな…突然どうしたんだクマ!!」 提督「おいおい…まるで俺が悪いみたいな言い方じゃないか」 球磨「…そんな事は言ってないクマ。 ただ、どうしたんだと聞いているだけだクマ」 球磨「妹が…大井があんな風に泣くのは初めて見るんだクマ」 提督「妹思いのいい姉だな」 球磨「…提督は、大井が嫌いなのかクマ?」 提督「あぁ、我儘で、自分勝手で、自己中心的、しかも暴言に執務放棄とやりたい放題じゃないか」 球磨「そんな奴を態々秘書艦にして、ケッコンまでしたのかクマ?」 提督「…ケッコンは結局皆とした、大井も例外ではないだけだ」 提督「秘書艦は…あいつは仕事だけはできたからな」 球磨「…分かったクマ。 もういいクマ」 提督「そうか…誤解が解けたなら嬉しいよ」 球磨「これだけは言わせろクマ」 提督「なんだ?」 球磨「二度と私の妹達を泣かせるなクマ…次やったらただじゃおかないクマ…」ギロッ 提督「…善処するよ」 球磨「…」 ガチャ バタン 提督「…」 提督「…」 コンコン 提督(次は…) 雷「し、司令官…?」ガチャ 提督「…雷か」 雷「え、えっと…」 提督「何か用か?」 雷「し、司令官…や、辞めちゃうの…?」 提督「あぁ、辞める」 雷「あっ…えっ…」 提督「…」 雷「…」 雷「ご…ごめんなさい…」 提督「なんで謝るんだ?」 雷「司令官が司令官を辞めたくなったのは、きっと雷が悪かったのよね…」 提督「…なんでそうなるんだ」 雷「ごめんなさい司令官…雷を解体してもいいのよ…」 提督「…だから、なんでそうな」 雷「だからお願い…皆の司令官でいてあげて…なんでもするわ…」 提督「…」 雷「電も暁も…響も皆悲しんでるわ…司令官も気づいてるでしょ…?」 提督「…」 雷「だって司令官は優しいんだもの、理由もなしに突然辞めるなんてありえないわ…」 雷「大井さんに酷いことを言ったのも、何か理由があるのよね?」 提督「…」 雷「ねぇ、司令官。 電は司令官のことを大嫌いって言ったみたいだけど、どうしたら司令官がここに残ってくれるか必死に考えてるのよ…」 雷「鎮守府の皆、司令官が大好きなの、だから…」 提督「黙ってくれ」 雷「…司令官」 提督「黙ってくれ。 雷、お前に俺の何が分かる?どうしてそう都合のいいように物事を考えるんだ」 雷「…」 提督「皆のために自分を犠牲にする、雷らしいな。 だけどな、口では何とでも言えるし、もうそういう問題じゃないんだ」 提督「いいか?よく聞いてくれ、今までの俺は確かに優しかったかもしれない。 でもな、終わったんだよ。 俺今まで、散々我慢しながら我儘なお前たちの世話をしてきてやったんだ」.

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提督「どんな質問にも素直に答えてしまう薬」【艦これSS】

艦これ ss 提督 嫌われ

vip2ch. 73 ID:nE4tffmh0 提督「鈴谷、平成26年度の調達予定品の書類なんだが」 鈴谷「・・・・・・」 提督「個人装備の89式小銃、実はこれ折曲銃床式なんだ。 追記しておいてくれ」 鈴谷「はぁ? 自分で気づいたんだから、自分で直せば良いじゃん?」 提督「おいおい、この書類を作成したのお前だろ?」 鈴谷「うっざ! やれば良いんでしょ? やれば!」パシ 提督「・・・・・・」 鈴谷「なんでこんなクズの指揮下にいるんだろ・・・はぁ」 提督「あと、研究・評価用弾薬等購入の欄にHK-416用フランジブル弾も追加しておいてくれ」 鈴谷「鈴谷は今さっきの書類の直しをしているの。 60 ID:nE4tffmh0 熊野「少しずつ治していきましょうとは言ったものの、日に日に悪化していきますわね」 鈴谷「うん・・・」シュン 熊野「私も鈴谷さんの妹ですから、姉の相談も聞きますし、力になってあげたいのは山々なのですが」 熊野「これは鈴谷さんの問題でもあるんですよ?」 熊野「もし、このままこの状態が続けば・・・」 鈴谷「つ、続けば・・・?」 熊野「間違いなく提督に嫌われます」 鈴谷「・・・!?」 熊野「もちろん秘書艦も降ろされるでしょう」 鈴谷「そ、そんな・・・」 熊野「当たり前でしょう? 毎日悪態をつかれている提督の身にもなって下さい。 こ、こんなはずでは・・・! 」プルプル 榛名「金剛姉様、大丈夫ですか?」 金剛「も、もちろんデース!」プルプル 提督「Be strait with me. We take this at your pace. 正直に言ってくれ。 無理をするな 」 金剛「・・・提督ぅー、そのニクジャガ、美味しそうデースネー」チラ 提督「はぁ・・・ほら、俺のはまだ手つけていないから、それをこっちに寄越せ」 金剛「提督ぅーっ! I love you! 」ギュ 提督「おい、食事中だ。 24 ID:nE4tffmh0 金剛「提督ぅー、一緒にお昼寝するネ!」ギュ 提督「おいおい、まだ午後の2時だぞ?」 榛名「提督、少しくらい休みましょう?」ギュ 提督「榛名まで・・・」 鈴谷「」イライラ 鈴谷「ちょっと提督。 まだ仕事終わっていないでしょ」 提督「いや、俺の分は一区切りついたよ。 あとはここ1週間の出撃の際の作戦書の作成だけだ」 鈴谷「今やれば良いじゃん。 つーか、鈴谷がまだ終わっていないのに自分は呑気に仮眠とるんだ。 へぇ~!」 鈴谷「なら、鈴谷の分も手伝ってくれても良いじゃん! なんでこんな面倒くさいことばっかり鈴谷にやらせるの!? パワハラ!?」 提督「と言っても、すぐ終わりそうだろ。 01 ID:nE4tffmh0 夕立「提督さーん! 一緒に遊ぶっぽい!」ワフワフ 提督「ダメだ。 今日も外の雪掻きだ」 時雨「ほら、夕立。 62 ID:nE4tffmh0 時雨「こういう時もあるさ。 夕立、出撃準備するよ!」 夕立「うん!」 提督「仕方がない、鈴谷! こんな悪天候の中悪いが、旗艦を頼む!」 鈴谷「はいはい、わかったよ」 提督「鈴谷! そんなふざけた態度をとらないでくれ! 今日の海の状態は非常に危険なんだ!」 鈴谷「そんな危険な状態の海に鈴谷を出撃させるのは提督でしょ! 自分は何もしないくせに!」 提督「・・・!」 鈴谷「良いよね、提督は。 自分は安全な鎮守府にいて、ただ指示すれば良いだけなんだから」 鈴谷「何かあればすぐ命令だ、って言うんでしょ? 本当、あんたが戦ってそのまま死ねば良いのに」 時雨「な、なにもそこまで言わなくても・・・!」 夕立「とにかく急ぐっぽい! 提督さん、他の艦娘の構成は?」 提督「金剛と榛名、熊野をつけよう。 考え事は良くないですよ?」 鈴谷「・・・・・・」 夕立「・・・ふんっ」 時雨「・・・・・・」 金剛「ちょっと海が荒れているデース・・・この戦闘、早く終わらせた方が良いデース」 榛名「・・・! 敵艦発見! 主砲、砲撃開始!!」ズガァァン!! 鈴谷「く・・・!」ズガァァン!! 24 ID:nE4tffmh0 金剛「ワタシ達も無傷ではないデス。 捜索を開始したかったのですが、総員の状態、天候、視界不良を考えて一時撤退をしました・・・」 提督「鈴谷を見失ったのはどこだ?」 熊野「今回戦闘を開始した海域から、そう遠くへは行っていないと思います」 提督「・・・出撃した艦娘のうち、誰がまだ動けるんだ?」 熊野「はい? 私と夕立さん、榛名さんが小破ですが・・・」 提督「すまん、熊野。 俺を先程行った海域まで誘導と援護してくれないか?」 熊野「提督? まさかこの悪天候で捜索をするのですか?」 提督「当たり前だ! 哨戒艇を1隻用意する。 鈴谷の入渠が終わったら、傍にいてやれ」 提督「とりあえず、鈴谷には明日から事務の方はやってもらおう。 46 ID:nE4tffmh0 熊野「いい加減にして下さい!」バン 鈴谷「・・・・・・」 熊野「何を考えているのですか!? 自分を助けてくれた人に向かって!」 鈴谷「・・・・・・」 熊野「はぁ・・・馬鹿馬鹿しい。 79 ID:nE4tffmh0 時雨「あの後、鈴谷さんとはどうなんだい?」 提督「・・・・・・」 時雨「その様子だと、上手くいっていないようだね」 夕立「上手くいっていないどころか、もっと酷いこと言われたんじゃない?」 提督「・・・・・・」 夕立「・・・うわぁ」 時雨「ちょっと許せないなぁ・・・提督をこんなにして・・・」 提督「そう鈴谷を責めるな・・・俺が悪いんだ・・・」 時雨「・・・まだ秘書艦を変更するつもりはないの?」 提督「ああ・・・俺は鈴谷を信頼している。 81 ID:nE4tffmh0 提督「はは・・・まさか、夕立達があんなに思っていてくれたなんて・・・」 鈴谷「・・・・・・」ガチャ 提督「おぅ、鈴谷。 戻ってきたか」 提督「今日の業務は終了して良いぞ。 79 ID:nE4tffmh0 鈴谷「・・・・・・」 白露「」ヒソヒソ 村雨「」ヒソヒソ 春雨「」ヒソヒソ 鈴谷「・・・・・・」チラ 夕張「」ヒソヒソ 川内「」ヒソヒソ 神通「」ヒソヒソ 那珂「」ヒソヒソ 鈴谷「・・・・・・」チラ 翔鶴「キタナラシイ・・・」 瑞鶴「ウワッ、コッチミテルヨ! 82 ID:nE4tffmh0 金剛「・・・チッ、行きマショウ、榛名」スタスタ 榛名「・・・・・・」スタスタ 鈴谷「・・・・・・」 山城「・・・勘違いなさらないでね? 私達は別に貴女を助けようと思っているわけではないわ。 05 ID:nE4tffmh0 [GOOD END ~鈴谷とのケッコンカッコカリ~] 騒動の後、多くの艦娘から無視され、金剛と榛名から執拗なイジメを受けていた鈴谷。 落ち着きを取り戻したときには 既に遅かった。 時雨と夕立の制止を振り切り、鈴谷への対応を改めさせることに成功する提督。 歪んだ愛情表現でも、 自分を愛してくれた鈴谷を受け止めた提督。 「一緒に幸せになろうな、鈴谷」 「うん・・・愛しています、提督」 [NOMAL END ~海を見つめる鈴谷~] 鈴谷を止めるために動いた時雨と夕立ではあったが、鈴谷が隠し持っていたのは拳銃だった。 発狂した鈴谷には、 躊躇などなく、本気で2人を殺そうとする。 絶体絶命の白露型の2人を庇った提督であったが、人間と艦娘は違う。 大量の出血をしながらも、最期まで鈴谷を責めることなく、こと切れた。 この騒動の後、鈴谷は処罰として解体が 決まった。 しかし、隙をついて脱走、鈴谷が向かったのは、波止場であった。 DMM GAMESのを行う 2. DMMにクレジットカードの情報を登録する 3. にアクセスして「初回無料500pt取得はこちら」のボタンをクリックする まだ艦これ、やってないの? 艦これはDMM GAMESから配信されているゲームで、アニメ化もされた有名タイトルです。 アニメで初めて知った人も多く、まだゲームをやったことがない人も多いと思います。 DMM GAMESのにアクセスします。 アクセスしたら、「 今すぐ出撃」をクリック。 DMMアカウントをまだ持っていない人は、を行います。 既にDMMアカウントを持っている人はログインして、DMM GAMESのを行います。 DMM GAMESアカウント登録画面 ニックネーム、性別、生年月日を入力したら、「 登録してゲームを開始する」をクリックして登録完了です! スマホ版 艦これの始め方 艦これは実は、スマホ(Android)でもプレイすることができるんです。 PC版とデータ連動しているので、PCとスマホ、両方で楽しむことができます。 DMMゲームズのアカウントが未登録の場合、を行う。 DMMゲームズストアのアプリをダウンロードします。 DMMGAMESストアのアプリを起動、艦これのアプリを検索、ここからダウンロードします。 カテゴリー• 783• 304• 125• 223• 139• 121• 187• 258• 483• 3 アーカイブ• メタ情報•

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