心電図 心拍 数 計算。 心拍数の数え方

心電図を簡単解説!臨床検査技師でなくても、診療放射線技でも検査に活かせる!

心電図 心拍 数 計算

このRR間隔から心拍数を求めなさい。 生理学実習では心電図を記録する。 互いに測定者、被験者になるから、記録された心電図のRR間隔から心拍数を計算すると、レポート毎に結果は異るはずだ。 つまり学生各自が自分で計算する必要がある。 ほかの実習では、班に1つしかデータがないというような場合があるから班の中で誰か一人計算すればいいが、心電図の場合はそうはいかない。 レポートを作成しているのだからきちんと計算できていると思うと大間違いなのだ。 そんなのはわかっているから、RR間隔から心拍数を計算する方法を、演習で教えるのだ。 「周期と頻度とは逆数関係なのだ」と言っても理解していない。 すでに中学とかの算数でやったのでは?と思うところなのだが、そして多分やってきたのだが全く理解していないからね。 まずこれから始まる。 で間隔を秒で測定したらその逆数の頻度の単位はHzになるが、心拍数は1分間の回数なんだから60倍するのだ と言うけどどこまで理解できているか…. 実習の評価はレポートが主なんだけど、筆記試験も課すわけだ。 さらに講義の方でも試験を行うわけで、計算方法の演習ー実習の筆記試験ー講義の筆記試験(中間試験)と1週間ずつ開けて全く同じ問題を97人の学生に解いてもらったのだ。 さて、この結果をどう評価する? 教えるのが下手くそ だろうね。 投稿ナビゲーション 最近の投稿• 2020年6月28日• 2020年6月25日• 2020年6月24日• 2020年6月24日• 2020年6月20日• 2020年6月14日• 2020年6月11日• 2020年6月6日• 2020年5月31日• 2020年5月23日• 2020年5月7日• 2020年4月29日• 2020年4月21日• 2020年4月11日• 2020年4月9日 最近のコメント• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に ハンニバル・フォーチュン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に sigh より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より• に 気まぐれぺルドン より メタ情報• 2020年6月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 7 8 9 10 12 13 15 16 17 18 19 21 22 23 26 27 29 30 カテゴリー• アーカイブ•

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心拍数(heart rate:HR)と脈拍数(pulse rate:PR)の違い

心電図 心拍 数 計算

が苦手なナースのための解説書『アクティブ心電図』より。 今回は、 正常心電図について解説します。 田中循環器内科クリニック院長 〈目次〉• はじめに ここでは、正常心電図についてさらに詳しく見ていきましょう。 正常なについて復習しましょう。 まず、洞結節が規則正しい周期で脱分極し、心房を興奮させます。 この興奮は、房室結節をゆっくり伝導し、ヒス束から心室に入ると脚・プルキンエ線維を使って素早く順序よく心室を興奮させます。 この電気現象を12の方向を設定して記録したものが標準です()。 図1標準12誘導心電図 標準12誘導心電図のモレのないチェックポイントを教えましょう。 調律(リズム) まず、心電図全体を観察しましょう。 正常心電図は、規則正しく、整っていますので、その目で見ましょう。 不整な波形がなければ、今度はP波を探します。 P波をみつけて、PP間隔が規則正しければ、P波の形を見ましょう。 洞結節からの信号で心房が興奮していれば、規則正しく出現している上に、右心房の右上部から左下に興奮が伝導しています。 まとめ• 心拍数とは、1分間あたりの心室収縮回数です。 1分間あたりの心房の収縮回数は、心室と区別して 心房心拍数といいます。 横軸は時間で、心室の興奮・収縮はQRS波ですから、QRSから次のQRSまでの時間、つまりRR間隔がわかれば、1分間あたりの収縮回数がわかります。 たとえば、RR間隔が25mm(25コマ)であれば、1mm(1コマ)は0. 04=1秒。 心室の収縮は1秒に1回です。 では、RR間隔が50mmではどうでしょうか。 04=2秒で、2秒に1回の収縮です。 つまりRR間隔をmmから秒に直すには0. 04〕。 ここは丸暗記ですね。 記録紙は方眼紙になっていて、5mm(5コマ)ごとに太い線です。 04=0. 2秒です。 太い線の上にあるR波を探して、次のR波がどの間隔で出現するかで心拍数がわかりますよね。 実際にはありえませんが……。 04=0. つまり5コマごとに、300・150・100・75・60・50・43・38・33・30……となります。 太い線上のR波を探して、5コマごとの太い線を数えながら、たとえば、25コマと30コマの間に次のR波があれば、300・150・100・75・60と50の間で、その心拍数は50から60の範囲ですね()。 ここも数字を丸暗記です。 04=1. 04=0. 6秒に相当します。 RR間隔が15mm以下に短縮すると、30mmを超えると徐脈ですね。 つまりRR間隔の正常値は、15~30mmの間です。 練習問題 心拍数を測りましょう。 徐脈・正常・頻脈の判定をしてみましょう。 洞性以外のP波はリズムの判定だけで、それ以上詳しく見る必要はありません。 洞性P波だと判定した場合、その幅と高さを確認しましょう。 はじめに皆さんにうれしいお知らせをお届けします。 洞性P波で確認することは、 右房負荷・ 左房負荷および 両房負荷の3つだけです。 負荷というのは、心房がを心室に送り出すときに抵抗が大きいということです。 たとえば、僧帽弁に狭窄があると、左房からの送り出す抵抗が増えて負荷がかかります()。 図3左房の負荷 P波は心房の興奮すなわち収縮を表していますが、ご存知のように心房には右房と左房があります。 P波は、右房の収縮成分と左房の収縮成分が合体して形成されています()。 図4P波の構成 右房は、左房よりも洞結節からの信号が早く伝わるので、前半が右房成分、後半が左房成分であることは、賢明な皆さんならすぐ理解できると思います。 図5P波の二相性 負荷がかかれば、脱分極する心房の細胞量が増え、心房全体の電位が大きくなります。 ベクトルでいうとその長さが長くなります。 胸部誘導はV 1、V 2が心房に近いので、V 1、V 2でもP波が増高、尖鋭化します。 5mm(2. 5コマ)=0. 25mV以上ならば、右房負荷を疑いましょう()。 これを 二峰性P波といいます。 さらに左心房の興奮終了に時間がかかるので、P波の幅が広くなります。 V 1、V 2は、後半の左房成分の陰性部分が大きくなり深く広い谷となります。 5mm(2. 5コマ)=0. 1秒以上であれば、左房負荷を考えましょう。 04mm・秒以上なら左房負荷を疑います()。 図7P terminal force 両房負荷とは、右房負荷、左心房負荷の両方の特徴をもっているP波です。 まとめ(洞性P波)• 5コマ以上の高さ• 5コマ以上の広さ、V 1、V 2の後半が深くて広い谷• 両房負荷は、右房負荷+左房負荷 PQ間隔 P波の始まりから、QRS波の始まりまでの間隔です。 P波の始まりは洞結節の脱分極、QRS波の始まりはヒス束を通過した興奮が心室を脱分極させる時点です。 このPQ間隔は、心房・心室間の通り具合(房室伝導の状態)を反映します()。 図8PQ間隔 PQ間隔が長いということは、房室間の通過に時間がかかっているということを意味し、逆に短ければ、通過時間が短いということですね。 ここではまず、P波の後にQRS波が出現しているか、各心拍でPQ間隔が一定か、その間隔はどうかの3点をチェックします。 そのは、3~5コマ=0. 12~0. 20秒としましょう。 短い場合(0. 12秒未満)は後述するWPW症候群など、特殊な場合を除いて問題になることは少ないです。 しかし、5コマを超える場合(0. 21秒以上)は、 房室ブロックという異常心電図です。 まとめ• PQ間隔は一定で、5コマまでが正常 QRS波 QRS波を以下の順でチェックしましょう。 1、幅 ヒス束から脚・プルキンエ線維を伝導して、素早く心室筋が興奮すれば、脱分極は短時間に終了します。 心電図で時間が短いということは、幅が狭いということです。 QRS幅は狭いのが正常です。 具体的には2. 5コマ=0. 10秒までです。 10秒(2. 5コマ)以上は脚・プルキンエ線維の伝導に障害があると考え、心室内伝導障害といいます。 さらに、0. 12秒(3コマ)以上は、脚の伝導がさらに悪いと判定され、心室内伝導障害のなかでもとくに 脚ブロックといわれます()。 2、高さ まずざっと見て、低い場合に注意しましょう。 QRS波の高さとは、R波+S波です()。 図10QRS波の高さとは この高さが四肢誘導で0. 5mV(5コマ)未満、胸部誘導で1mV(10コマ)未満は、電位が低いということで 低電位といいます。 この数字なかなか覚えにくいので、語呂合わせでいきましょう。 「停電、仕事は今日中」、「ていでん(低電位)、し(肢誘導)ご(5コマ)とは、きょう(胸部誘導)じゅう(10コマ)」という苦しいダジャレです。 では、高い場合はどうでしょう。 四肢誘導は見なくて結構です。 胸部誘導で、左心室のメインの脱分極の向きは水平方向で左やや前向きです。 したがって、その大きさはV 1、V 2誘導ではS波に、V 5、V 6ではR波に反映されます。 V 5でR波が25コマ(2. 5mV)まで、またはV 1のS波+V 5のR波が35コマ(3. 5mV)までを正常とします()。 R波が26コマ、V 1のS波+V 5のR波が36コマ以上は左側(左心室) 高電位といいます。 図11QRS波の高さの異常 左心室の肥大によって起こることも多いのですが、やせた若年者など肥大以外の場合もあり、高電位=肥大ではありませんので気をつけましょう。 3、興奮ベクトルの方向 ベクトルなんていうと難しそうですが、興奮が向かう方向の平均です。 垂直面では四肢誘導を見ます。 正確な数値は、作図して求めましょう。 これを 不定軸といいます()。 これを 垂直位心または 立位心といいます。 一方、心尖部が左水平近くに向いている場合(肥満で横隔膜が挙上している場合など)は、ベクトルは左水平方向に向き、aV Lは陽性で大きく、aV Rは去っていく成分が大きくS波が大きく平均ベクトルは陰性になります。 水平面は胸部誘導で見ます。 最初の心室興奮ベクトルは右向きで、V 1、V 2ではR波をつくり、メインの心室の興奮の平均は、左やや前向きになりますので、V 1~V 3でS波、V 4~V 6でR波となります。 正常パターンは、R波はV 1から高さを増し、V 5で最大になります。 S波はV 2で最も深くなり、V 4以降は消失することが多くなります。 R波の高さとS波の深さが等しくなる誘導を移行帯とよび、正常では、V 2~V 5の間にあります。 V 2よりも右側の移行帯は反時計軸回転、V 5より左側にあれば時計軸回転といいます()。 図13QRS波の移行帯 この時計、反時計は 心臓を下から見上げたときの回転方向です。 間違えやすいので気をつけましょう。 4、異常Q波 まず復習です。 QRS波の開始時に出現する下向きのフレがQ波です。 脱分極初期のベクトルの方向によっては、Q波が出る誘導もありますが、正常心で見られるQ波は、小文字でq波と表記しましょう。 04秒(1コマ)以上 としましょう()。 04秒ですから、「 異常Q波の4の定義」と覚えましょう。 異常Q波は、心室筋の障害を反映しています。 正常心でもこの定義に合うQ波が見られることがあります。 aV Rは、aV Lと対称形で、Q波から始まることがよくあります。 V 1、V 2は、とくに心臓の長軸が下に向いている(立位心)場合は、最初の興奮ベクトルがプラスにならないことがあります。 つまり陰性波のみが出て、QS波となります()。 図15QS波 QRS波のチェックポイント• 幅:2. 5コマまでは正常。 3コマ以上は脚ブロック• 高さ:四肢誘導5コマ未満、胸部誘導10コマ未満は低電位 V 5のR波は25コマ、V 1のS波+V 5のR波は35コマ以上は左側高電位• 移行帯はV 2~V 5で正常• 細かく分けると、QRSの終末部をST接合部(STジャンクション)、T波の移行部までをST部分(STセグメント)、なだらかな波をT波とよびます()。 ST部分は、基線と同じレベルで、水平か右上がりが正常です。 基線よりもST部分が低い場合は、ST低下と判定し、心筋障害や心肥大が疑われます。 T波は、QRS波の大きい向きと同じ向きが正常です。 R波が大きい誘導は陽性T波、S波が大きい誘導は陰性T波になります。 ただし、胸部はすべて陽性T波のこともよくあります()。 図17ST変化 正常心では、aV R、ときにV 1、V 2で陰性T波となりますが、その他は陽性T波です。 R波の大きい誘導での陰性T波は異常と考えてください。 まとめ• このQTcの基準値は、0. 35~0. 44で、0. 35未満はQT短縮、0. 45以上はQT延長といいます。 しかし、皆さんが、数字や計算を、世の中で最も苦手なものの1つとしているのは、重々承知をしております。 QTの短縮は、それほど問題になることはないので、簡単なQT延長の判定法をお教えしましょう。 Rから次のRまでの間を2等分してください。 その線よりも、Tが右にはみ出していればQT延長としましょう。 つまりRR間隔の半分より長いQT間隔は、QT延長とみてよいでしょう()。 図18QT間隔 もちろん、計算が苦手でない人は、QTcの値を算出したほうが、より格調が高いのは言うまでもありません。

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が苦手なナースのための解説書『アクティブ心電図』より。 今回は、 正常心電図について解説します。 田中循環器内科クリニック院長 〈目次〉• はじめに ここでは、正常心電図についてさらに詳しく見ていきましょう。 正常なについて復習しましょう。 まず、洞結節が規則正しい周期で脱分極し、心房を興奮させます。 この興奮は、房室結節をゆっくり伝導し、ヒス束から心室に入ると脚・プルキンエ線維を使って素早く順序よく心室を興奮させます。 この電気現象を12の方向を設定して記録したものが標準です()。 図1標準12誘導心電図 標準12誘導心電図のモレのないチェックポイントを教えましょう。 調律(リズム) まず、心電図全体を観察しましょう。 正常心電図は、規則正しく、整っていますので、その目で見ましょう。 不整な波形がなければ、今度はP波を探します。 P波をみつけて、PP間隔が規則正しければ、P波の形を見ましょう。 洞結節からの信号で心房が興奮していれば、規則正しく出現している上に、右心房の右上部から左下に興奮が伝導しています。 まとめ• 心拍数とは、1分間あたりの心室収縮回数です。 1分間あたりの心房の収縮回数は、心室と区別して 心房心拍数といいます。 横軸は時間で、心室の興奮・収縮はQRS波ですから、QRSから次のQRSまでの時間、つまりRR間隔がわかれば、1分間あたりの収縮回数がわかります。 たとえば、RR間隔が25mm(25コマ)であれば、1mm(1コマ)は0. 04=1秒。 心室の収縮は1秒に1回です。 では、RR間隔が50mmではどうでしょうか。 04=2秒で、2秒に1回の収縮です。 つまりRR間隔をmmから秒に直すには0. 04〕。 ここは丸暗記ですね。 記録紙は方眼紙になっていて、5mm(5コマ)ごとに太い線です。 04=0. 2秒です。 太い線の上にあるR波を探して、次のR波がどの間隔で出現するかで心拍数がわかりますよね。 実際にはありえませんが……。 04=0. つまり5コマごとに、300・150・100・75・60・50・43・38・33・30……となります。 太い線上のR波を探して、5コマごとの太い線を数えながら、たとえば、25コマと30コマの間に次のR波があれば、300・150・100・75・60と50の間で、その心拍数は50から60の範囲ですね()。 ここも数字を丸暗記です。 04=1. 04=0. 6秒に相当します。 RR間隔が15mm以下に短縮すると、30mmを超えると徐脈ですね。 つまりRR間隔の正常値は、15~30mmの間です。 練習問題 心拍数を測りましょう。 徐脈・正常・頻脈の判定をしてみましょう。 洞性以外のP波はリズムの判定だけで、それ以上詳しく見る必要はありません。 洞性P波だと判定した場合、その幅と高さを確認しましょう。 はじめに皆さんにうれしいお知らせをお届けします。 洞性P波で確認することは、 右房負荷・ 左房負荷および 両房負荷の3つだけです。 負荷というのは、心房がを心室に送り出すときに抵抗が大きいということです。 たとえば、僧帽弁に狭窄があると、左房からの送り出す抵抗が増えて負荷がかかります()。 図3左房の負荷 P波は心房の興奮すなわち収縮を表していますが、ご存知のように心房には右房と左房があります。 P波は、右房の収縮成分と左房の収縮成分が合体して形成されています()。 図4P波の構成 右房は、左房よりも洞結節からの信号が早く伝わるので、前半が右房成分、後半が左房成分であることは、賢明な皆さんならすぐ理解できると思います。 図5P波の二相性 負荷がかかれば、脱分極する心房の細胞量が増え、心房全体の電位が大きくなります。 ベクトルでいうとその長さが長くなります。 胸部誘導はV 1、V 2が心房に近いので、V 1、V 2でもP波が増高、尖鋭化します。 5mm(2. 5コマ)=0. 25mV以上ならば、右房負荷を疑いましょう()。 これを 二峰性P波といいます。 さらに左心房の興奮終了に時間がかかるので、P波の幅が広くなります。 V 1、V 2は、後半の左房成分の陰性部分が大きくなり深く広い谷となります。 5mm(2. 5コマ)=0. 1秒以上であれば、左房負荷を考えましょう。 04mm・秒以上なら左房負荷を疑います()。 図7P terminal force 両房負荷とは、右房負荷、左心房負荷の両方の特徴をもっているP波です。 まとめ(洞性P波)• 5コマ以上の高さ• 5コマ以上の広さ、V 1、V 2の後半が深くて広い谷• 両房負荷は、右房負荷+左房負荷 PQ間隔 P波の始まりから、QRS波の始まりまでの間隔です。 P波の始まりは洞結節の脱分極、QRS波の始まりはヒス束を通過した興奮が心室を脱分極させる時点です。 このPQ間隔は、心房・心室間の通り具合(房室伝導の状態)を反映します()。 図8PQ間隔 PQ間隔が長いということは、房室間の通過に時間がかかっているということを意味し、逆に短ければ、通過時間が短いということですね。 ここではまず、P波の後にQRS波が出現しているか、各心拍でPQ間隔が一定か、その間隔はどうかの3点をチェックします。 そのは、3~5コマ=0. 12~0. 20秒としましょう。 短い場合(0. 12秒未満)は後述するWPW症候群など、特殊な場合を除いて問題になることは少ないです。 しかし、5コマを超える場合(0. 21秒以上)は、 房室ブロックという異常心電図です。 まとめ• PQ間隔は一定で、5コマまでが正常 QRS波 QRS波を以下の順でチェックしましょう。 1、幅 ヒス束から脚・プルキンエ線維を伝導して、素早く心室筋が興奮すれば、脱分極は短時間に終了します。 心電図で時間が短いということは、幅が狭いということです。 QRS幅は狭いのが正常です。 具体的には2. 5コマ=0. 10秒までです。 10秒(2. 5コマ)以上は脚・プルキンエ線維の伝導に障害があると考え、心室内伝導障害といいます。 さらに、0. 12秒(3コマ)以上は、脚の伝導がさらに悪いと判定され、心室内伝導障害のなかでもとくに 脚ブロックといわれます()。 2、高さ まずざっと見て、低い場合に注意しましょう。 QRS波の高さとは、R波+S波です()。 図10QRS波の高さとは この高さが四肢誘導で0. 5mV(5コマ)未満、胸部誘導で1mV(10コマ)未満は、電位が低いということで 低電位といいます。 この数字なかなか覚えにくいので、語呂合わせでいきましょう。 「停電、仕事は今日中」、「ていでん(低電位)、し(肢誘導)ご(5コマ)とは、きょう(胸部誘導)じゅう(10コマ)」という苦しいダジャレです。 では、高い場合はどうでしょう。 四肢誘導は見なくて結構です。 胸部誘導で、左心室のメインの脱分極の向きは水平方向で左やや前向きです。 したがって、その大きさはV 1、V 2誘導ではS波に、V 5、V 6ではR波に反映されます。 V 5でR波が25コマ(2. 5mV)まで、またはV 1のS波+V 5のR波が35コマ(3. 5mV)までを正常とします()。 R波が26コマ、V 1のS波+V 5のR波が36コマ以上は左側(左心室) 高電位といいます。 図11QRS波の高さの異常 左心室の肥大によって起こることも多いのですが、やせた若年者など肥大以外の場合もあり、高電位=肥大ではありませんので気をつけましょう。 3、興奮ベクトルの方向 ベクトルなんていうと難しそうですが、興奮が向かう方向の平均です。 垂直面では四肢誘導を見ます。 正確な数値は、作図して求めましょう。 これを 不定軸といいます()。 これを 垂直位心または 立位心といいます。 一方、心尖部が左水平近くに向いている場合(肥満で横隔膜が挙上している場合など)は、ベクトルは左水平方向に向き、aV Lは陽性で大きく、aV Rは去っていく成分が大きくS波が大きく平均ベクトルは陰性になります。 水平面は胸部誘導で見ます。 最初の心室興奮ベクトルは右向きで、V 1、V 2ではR波をつくり、メインの心室の興奮の平均は、左やや前向きになりますので、V 1~V 3でS波、V 4~V 6でR波となります。 正常パターンは、R波はV 1から高さを増し、V 5で最大になります。 S波はV 2で最も深くなり、V 4以降は消失することが多くなります。 R波の高さとS波の深さが等しくなる誘導を移行帯とよび、正常では、V 2~V 5の間にあります。 V 2よりも右側の移行帯は反時計軸回転、V 5より左側にあれば時計軸回転といいます()。 図13QRS波の移行帯 この時計、反時計は 心臓を下から見上げたときの回転方向です。 間違えやすいので気をつけましょう。 4、異常Q波 まず復習です。 QRS波の開始時に出現する下向きのフレがQ波です。 脱分極初期のベクトルの方向によっては、Q波が出る誘導もありますが、正常心で見られるQ波は、小文字でq波と表記しましょう。 04秒(1コマ)以上 としましょう()。 04秒ですから、「 異常Q波の4の定義」と覚えましょう。 異常Q波は、心室筋の障害を反映しています。 正常心でもこの定義に合うQ波が見られることがあります。 aV Rは、aV Lと対称形で、Q波から始まることがよくあります。 V 1、V 2は、とくに心臓の長軸が下に向いている(立位心)場合は、最初の興奮ベクトルがプラスにならないことがあります。 つまり陰性波のみが出て、QS波となります()。 図15QS波 QRS波のチェックポイント• 幅:2. 5コマまでは正常。 3コマ以上は脚ブロック• 高さ:四肢誘導5コマ未満、胸部誘導10コマ未満は低電位 V 5のR波は25コマ、V 1のS波+V 5のR波は35コマ以上は左側高電位• 移行帯はV 2~V 5で正常• 細かく分けると、QRSの終末部をST接合部(STジャンクション)、T波の移行部までをST部分(STセグメント)、なだらかな波をT波とよびます()。 ST部分は、基線と同じレベルで、水平か右上がりが正常です。 基線よりもST部分が低い場合は、ST低下と判定し、心筋障害や心肥大が疑われます。 T波は、QRS波の大きい向きと同じ向きが正常です。 R波が大きい誘導は陽性T波、S波が大きい誘導は陰性T波になります。 ただし、胸部はすべて陽性T波のこともよくあります()。 図17ST変化 正常心では、aV R、ときにV 1、V 2で陰性T波となりますが、その他は陽性T波です。 R波の大きい誘導での陰性T波は異常と考えてください。 まとめ• このQTcの基準値は、0. 35~0. 44で、0. 35未満はQT短縮、0. 45以上はQT延長といいます。 しかし、皆さんが、数字や計算を、世の中で最も苦手なものの1つとしているのは、重々承知をしております。 QTの短縮は、それほど問題になることはないので、簡単なQT延長の判定法をお教えしましょう。 Rから次のRまでの間を2等分してください。 その線よりも、Tが右にはみ出していればQT延長としましょう。 つまりRR間隔の半分より長いQT間隔は、QT延長とみてよいでしょう()。 図18QT間隔 もちろん、計算が苦手でない人は、QTcの値を算出したほうが、より格調が高いのは言うまでもありません。

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