あした 世界 が 終わる として も。 長編アクションラブストーリーアニメ『あした世界が終わるとしても』を紹介、梶裕貴&内田真礼がタッグを組む

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あした 世界 が 終わる として も

幼い頃に突然死で母を亡くし、心を閉ざしがちな主人公・狭間真。 「重要な研究」に没頭し続けている父とも心を通わせることができないでいる。 クラスメイトで幼馴染の琴莉は、そんな真をずっと見守り続けてきた。 高校三年生の秋、真は琴莉をデートに誘う。 受験を控え、将来への不安を一時忘れることが出来た大切な時間。 隣同士で観る映画、はじめて一緒に撮ったプリクラ、新宿でのショッピング、カフェでのお喋り。 いつも隣にいてくれた琴莉の笑顔は、これまでで一番輝いて見えた。 真は勇気を出し、琴莉へ想いを伝えようとする。 だが、想像もしていなかった出来事が、少年と少女の運命を変えていく。 琴莉の携帯電話に、真の父が亡くなったと連絡が入る。 母と同じ突然死。 近年急速に増加していた突然死は深刻な社会問題となっていたが、母に続き、父までも……。 真の前に、ジンと名乗る少年が現れる。 ジンは真に告げる。 ジンは、この世界と相対するもうひとつの世界「日本公国」から来たという。 ふたつの世界には相対する人物がおり、片方の世界で死ぬと、もう片方も死ぬ。 父と母の死は、日本公国で、公女と呼ばれる権力者に処刑されたからだったのだ。 ジンは、日本公国で絶対的な権力をふるう独裁政権を倒すため、公女コトコと相対する人物を殺すためこの世界に来た。 困惑する真。 相対するふたりの前に、少女の姿をした人型兵器・ミコと、ミコと共に真を追いかけてきた琴莉が現れる。 琴莉の顔を見たジンは言った。 相対するふたつの世界を舞台に、真とジン、琴莉とコトコの運命が交錯する。

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日本アニメ映画『あした世界が終わるとしても』

あした 世界 が 終わる として も

2019年01月25日 08時00分 「あした世界が終わるとしても」櫻木優平監督インタビュー、コンテなしで3Dレイアウトから作品を作り上げる制作手法とは? 本日・2019年1月25日 金 から映画「 」が公開となります。 本作はの1作品「 新世紀いんぱくつ。 」やスマートフォン向けゲームをモチーフとした「 」を手がけた 監督によるオリジナル長編アニメで、映画公開に先行して櫻木監督執筆の が刊行されました。 櫻木監督には「イングレス」放送前にも のですが、その制作とタイミングが重なっていたという本作はどのように生み出されたのか、またいろんな話をしてもらいました。 GIGAZINE 以下、G : 2018年10月に、最初に本作の映像として公開された特報は、「松竹」「クラフター」のロゴが出た後、琴莉が歩いてくる姿を挿入歌「ら、のはなし」にのせて見せるという内容で、ナレーションもテロップもなく、特報映像としてはかなり異色という印象を受けました。 最初のビジュアルとしては10月4日に、主人公である が、真が出てこないああいった特報にしたねらいはどういったところですか? 櫻木優平監督 以下、櫻木 : 今回、映像を先に さんに見てもらって、まさに映像に合う挿入歌と主題歌を作ってもらいました。 オリジナルで1発目の作品ということもありますし、あまり色々ゴチャゴチャやったり情報を見せたりするより、単純に記憶に残るモノを作った方が効果的ではないかということで、ああいう変わった形の特報ということでやらせていただきました。 G: まさに映画館で複数の作品の予告編といっしょに流れるとすごくインパクトがあると思いました。 特報映像の時点で、ただ歩いてくるだけではなくて動きが細かくて、左右に目線を泳がせていたと思ったらチラッと正面を見たりと、瞳の演出がすごいなと思いました。 あれは全て手付けで行ったものですか? 櫻木: 今回、体の動きはモーションキャプチャーでつけていって、それに合わせて表情だったり細かい動作をつけていくという流れでやってます G: モーションキャプチャーでは体の動きとともに表情もカメラに撮ったりすると伺うんですけれども、アクターさんの瞳まではさすがに拾ってそのままキャプチャーで使うというわけにはいかないですよね……? 櫻木: 「目」に関しては今までのアニメと違うことをしようということで、結構細かくやっています。 通常のアニメだとずっと止まっているようなシーンでも、人の目と同じように微妙にピクッと動く、「アイダート」という「常にブレている」表現を取り入れています。 G: 序盤に出てくる教室のシーンでも、琴莉が真と話していても必ずしも顔をじっと見ているわけではなくて、櫻木監督が追究するリアリティが反映されていると感じました。 櫻木: 全編通してそれをやってくれという方向で進めました。 一手間加えるだけでこれまでにない表現ができるんだったらやってしまおう、ということで。 G: TVアニメ「 」がちょうど始まるころに情報が出てきていましたが、制作時期はちょっと重複していたりするのですか? 櫻木: 丸被りです 笑 G: おお 笑 映画とテレビを同時並行でというのはかなり大変に思えますが、大丈夫でしたか? 櫻木: そうですね。 特に健康を崩すということもなく。 G: 櫻木監督には「イングレス」開始前にも が、ちょうどあのタイミングではまだ「あした世界が終わるとしても」の作業は続いていたということですよね。 櫻木: 開始タイミングもほぼ同じぐらいでしたので……。 G: 公式サイトで、真役を演じる梶裕貴さんのコメントの中に「本作の誕生のきっかけとなった作品『 』」と名前が出てくるように、Huluを利用しているアニメファンの方は気付いたかもしれないのですが、本作には前身作品の「ソウタイセカイ」があります。 「ソウタイセカイ」が企画された時点で、本作「あした世界が終わるとしても」に至る構想があったのですか? 櫻木: Huluで作らせていただいたときから、Huluのアニメ担当の方とは「2話で終わるのはもったいないから、一応終わらせつつも続きが作れるような状態にしたいですよね」と話をしていて、実はプロットとしては6話分くらいは考えて作っていました。 とはいえ2話で終わらせはしたんですけれども、実際にはオファーが映画という形で来たので、「映画にするんだったら1回再構成しないといけないな」と思い、全く別物で話を作り直しました。 Huluの「ソウタイセカイ」と似たシーンが出てきますけれど、登場人物とかも変わっているので、関係としては、本当に「制作のきっかけ」という感じです。 G: 改めて「ソウタイセカイ」と見比べると、話の枠組みは利用しつつも一新されていることがわかりました。 「あした世界が終わるとしても」の予告編に出てきた、琴莉が公園を歩くシーンと同様のシーンが「ソウタイセカイ」にもあるので、映像がいかにグレードアップしたかもよくわかりました。 「ソウタイセカイ」当時から「瞳の動きはもっと細かくできれば」と考えていて、それを実現させた形なのでしょうか? 櫻木: 当時はまだ瞳についての案はなかったですね。 最近、海外のアニメを見ていると、そういう点まで細かくやっているなと感じて、「イングレス」で作画パートをやってくれた青木さんという方がウチに遊びに来たときにちょうどそういった話をして「最近の海外作品はそういうことしてるよね。 こっちでもやろう」ということになりました。 G: その早さで取り入れるというのがすごいですね……。 櫻木: ちょうど制作がアニメーションに入るぐらいのタイミングだったので、「あ、やろう」と。 G: タイミング良く導入できたんですね。 櫻木: 現場は皆「うぅん?」って感じでしたが、「いいからやって!」と 笑 G: 笑 監督として押し切ったと。 櫻木: 新しいことは無理やりにでも「やって!」と言わないとなかなか取り入れてくれないので。 ガイドラインとして「やる」と決めて進めました。 G: なるほど。 「ソウタイセカイ」も「あした世界が終わるとしても」も、ともに原作は「クラフター」となっています。 これは櫻木監督を含めた皆さんで作り上げたのたということでしょうか? 櫻木: 最初の「2つ世界があって、同じ人物がそれぞれにいる」というところくらいまでの大枠は皆で考えたもので、そこからボールを受け取り、「命がリンクする」「どういうキャラクターがいるか」といったことはこちらで考えました。 G: なるほど。 櫻木: SF的というか、「こういうものをやりたい」という提案は会社側からでした。 これまで自分から作りたいと考えたことのなかったジャンルだったので、このタイミングに経験しておいたほうがいいと思い「良い機会なんで是非」とやらせてもらいました。 G: 監督としてはSF映画をやるというのはチャレンジだったんですか?「イングレス」を作られたので、ちょっと意外です。 櫻木: チャレンジでしたね。 「イングレス」も「あした世界が終わるとしても」もそうですけど、設定を細かく考えるということをこれまでしてこなかったというのと、いわゆる「影響を受けてきた作品」というのが や といった作品ではなく、そういう作風をやるという頭があるのかが自分でもわからなかったんです。 G: 自分で選ぶならば、少なくともSFではない方向だということですね。 櫻木: そうです。 なので、やらせていただけるのであればやってみようということで今回、2つともSF要素の強めの作品をやってみました。 G: 「イングレス」で話を伺ったとき、自分に「近そう」な作品を青春ラブコメ系と仰った、決してSF的な作品に影響を受けてきたわけでもないという櫻木監督が、「2つの世界に同じ人物がいて命がリンクしている」というガッツリとSFな物語を生み出されたというのは面白いですね。 櫻木: パズルしてみたら意外とそれはそれで、という感じです。 ただ、設定に乗っけてお話を作るというのは大変だなと思いました。 基本的にはキャラクターの感情の動きを軸に物語の起承転結をつけないといけないんですが、それに設定を面白く絡めないといけないというのが……。 設定が物語を転がす仕掛けになるんですけど、上手くはめるのは大変だと実感しました。 G: 櫻木監督は今回、原作小説を執筆していて、映画の公開に先駆けて本が刊行されました。 小説は地の文が多く、脚本とはまた違うものを求められたのではないかと思いますが、執筆での苦労はありませんでしたか? 櫻木: 単純に、作ってる真っ最中だったから大変だった、ですかね 笑 G: 笑 TVアニメ「イングレス」と「あした世界が終わるとしても」の2本の制作が重なっていて、そこに執筆も重なるってことですもんね。 櫻木: 脚本を書いた後にオファーを頂いて、基本的にはもうお話はできた状態で、あとはディテールを文字として詰めるというだけだったので、結構スイスイ書けました。 逆に、映像だと1つの感情を見せるのに結構色々やらないと伝わらないところが、文字でスパッと「~思っている」と心情を書けるので、どちらかというと凄く気持ち良かったというか「あ、こんな感じなんだ」と、あまりネガティブなところはなかったという感じです。 G: おお、なるほど。 そのタイミングだと、小説を書いていて映像のほうにフィードバックをしたり、あるいは、映像を作りながら文章のほうにフィードバックされたりみたいなことも? 櫻木: ありましたね。 セリフとかを考えていたタイミングだったので。 大きいところだと、主人公の真の一人称は元々「俺」だったんですけど「僕」になりました。 G: キャラクターのイメージがガラッと変わるような大きな変更が。 櫻木: キャラがずっとしっくりきてなくて「なんかキャラが掴みづらい」と自分でも思っていたんですけど、小説で「僕」にした瞬間にキャラが固まりました。 小説版はそれぞれのキャラクターが一人称で物語を進めていく形式にしたのですが、その時に、真もジンも「俺」だと差別化できないということで「僕」にしました。 それが結構キャラにハマったので、「じゃあ本編も全部そうしよう」ということで、本編に反映されました。 真の「もう一人の自分」ジン G: 小説は主人公である真の一人称で始まりるので、出来事を真の視点で追うのかと思ったら別のキャラクターの視点に変わりますよね。 櫻木: 小説を書く機会があったら一人称で書きたいなと思っていました。 好きな作品に一人称モノが多く、やっぱり人が語るより自分が語るほうが感情移入しやすいなと思っていたので、小説ではそれぞれ「自分が語る」という形にしました。 どのタイミングで誰が喋るかとか、それはそれで大変でした。 作品制作について、 で、監督が絵コンテを描かずにいきなり3Dレイアウトからアイデアを形にしたと語っていました。 90分ある「あした世界が終わるとしても」でも、同じようにコンテなしでレイアウトから入ったのでしょうか? 櫻木: そうですね、「コンテがない」というのはかなり大きいところです。 G: よく「コンテは作品の設計図」と聞くのですが…… 櫻木: ラフのコンテすらない 笑 G: ええー 笑 櫻木: 絵は本当に描いてないですね。 G: いきなり3Dレイアウトから始まる、と。 櫻木: そうです、文字の後は音、次に3Dという順番です。 最初にテンポを作ってから絵をはめていこうと考えて、テキストと音声だけのムービーを1回作ったんですよ。 タイムラインに文字でカット割りしてあって、「何が起きる、何が起きる、何が起きる」というカットのプランがずらーっと文字で並んでいるんです。 そこに自分でセリフを入れて、セリフのテンポ感だけ合わせて、「後はここに絵をはめていくだけでOK」と。 それをある程度シーンごとに分けて配ると、普段演出には携わらないCGアニメーターでも、多少センスのある方だったらなんとなく良い感じに絵をはめてくれるんです。 そのパーツをかき集めて1本にまとめて、自分で気になるところはカメラを直していってやると完成です。 G: ……すごいですね……!TVアニメ「イングレス」のとき、「信用できる仲間、求めたものが完全に上がってくる人に任せることができた」と仰っていましたが、まさにそういう方がいるからこそ狙ったとおりに。 櫻木: はい、ただそこまでお願いできるスタッフはやはり数人ですけれどね。 主に、今回ディレクターをお任せした川崎さんがわりと近いセンスをしているので、日常パートは川崎さんにお願いして、アクションパートはアクションの得意なアニメーターにお願いしました。 絵コンテと違って3Dだとデータがあるので、気になったとしても、データを自分で開いてカメラを動かすだけでいいんです。 舞台と背景があってキャラクターが立つ、というプランは最初にやってあるので、あとはカメラを直すだけでガンガン調整していけます。 こちらでも修正は結構やりますけれど、その段階までやってもらうだけでも、1個1個ゼロから手を入れるよりは全然やりやすいです。 G: お互いの手間も、かかる時間も圧倒的に少なくて済むという感じですか。 櫻木: データがそのまま次の工程に進むというのもメリットです。 絵コンテって、絵コンテを描いた後にレイアウトを描いたり、3D作品だったらレイアウトを描いた後に3Dでシーンを作ったりしていたんですけれど、このやり方だと最初から3Dデータがあるので、そのまま背景に貼り付けたり、そのまま本番モデルに差し替えて芝居をさせたりという手間の省き方ができます。 G: なるほど……。 石井プロデューサーは、アニメーター時代の櫻木監督の作業速度を「圧倒的に速い」と言っていましたが、工程としてそういうことができるからこそ、作品作り自体も早く仕上げられると……。 櫻木: 演出する側がある程度3Dを理解してツールでデータを触れるということと、現場がそれを認めてくれるということと……。 今回のチームは、自分が新人アニメーターだったころから一緒にやってきたメンバーが主軸で、自分のやり方に賛同してくれている人が多かったので、「じゃあ、それでやりましょう」言ってくれました。 もし他のスタジオとかでいきなり「これやって」と言ったら、たぶんみんな「止めろ」と言うと思います 笑 G: 笑 櫻木監督とこのチームだからこそできてるやり方だと。 櫻木: 信頼関係がないと止められるでしょうね 笑 G: しかし、他でも応用することができれば、みんなで作品を素早く作っていけそうですね。 そのためのチームは、数年がかりで信頼関係を築かなければいけないかもしれませんが……。 櫻木: 信頼関係もですが、これはこれで「表情がつかない」とか、手描きとはまた違うところで「隙間」ができるので、そこを埋めるための「どこを何で補完していく」みたいなプランがないと多分破綻するんだろうなと思います。 G: 櫻木監督はその仕組みをいつの間に作りあげたんですか? 櫻木: 「新世紀いんぱくつ。 」を作ったときには、わりと近いことをやっていました。 G: えっ、かなり早くないですか? 櫻木: 「新世紀いんぱくつ。 」では、先に3Dを作った後に、上から加筆する形で表情をつけたりとかしました。 「あした世界が終わるとしても」では、すべて3D上でできるようなところまでようやく行けたという感じです。 G: 「新世紀いんぱくつ。 」が公開されたのは2015年なので、3年ぐらいかかって手法が洗練されていったと。 櫻木: そうですね。 G: 「あした世界が終わるとしても」ではモーションキャプチャーを使っておられるということですが、どのぐらいまでモーションキャプチャーのデータをそのまま使っているのですか?手付けで修正する割合は結構高いのでしょうか? 櫻木: 細かい修正は結構しています。 撮った動きが演出意図とズレちゃうところがあったりしたので。 あと、やはりアクションはどうしても役者だと難しい部分があるので、人間にできない動きに関しては手付けです。 G: アクターさんではできない動きというのが、どうしてもありますもんね。 櫻木: モーションキャプチャーでやるとキレのある動きも歌舞伎みたいな印象になっちゃうんです。 あと、そもそも手付けでやってきたアニメーターが多いというのもあります。 ただ、これまでは「キャプチャーなんて 笑 」と、「手付け至上主義」みたいな考え方の人も多かったですが、時代が変わってきて、キャプチャーにあまり抵抗がない人が増えて、キャプチャーをベースにした手付けによる修正もすんなりとやってくれました。 この「手付け至上主義」的な考え方は、ある意味でしょうがないですけれどね。 職人ですから「全部自分でつけたい」と考えるのは。 G: 「イングレス」のとき「動かしすぎるから、うまく抑える」という話が出ていましたね。 本作は派手なアクションがあり、動かしまくった部分も多いと思いますが、監督として手綱を握っていてどうでしたか? 櫻木: 今回、アクションは大部分お願いしました。 アクションをリードしてくれた人も長い付き合いの人で、「ソウタイセカイ」のときもほぼその人がやってくれました。 今回は「ここからここまでアクションなので、好きによろしく」とお任せして、ある程度プランを出してもらって、その上で調節・調整をしたという感じです。 実質、アクション監督みたいな感じでお願いしました。 G: おお、なるほど。 櫻木: アクションが得意なアニメーターが演出も得意とは限らないので、ラフなプランは演出が得意な人にやってもらって、それをアクションが得意なアニメーターに整えてもらっていく、という感じでした。 G: 櫻木監督がスタッフの皆さんのことを「この人はこの辺りが特に得意だから」というのがわかっているからこそ、適材適所で上手いこと割り振れるのでしょうか。 櫻木: スタッフィングはやってあげないとダメですね。 各スタッフのスキルを知らない監督さんが来て、急に担当するみたいなことは難しいのではないかと思います。 G: 背景部分は、「イングレス」は室内などを除くとほとんど手描きということでしたが、今回も手描きなのですか?新宿の街並みとか、かなり出てきましたが。 櫻木: 今回もほとんど手描きです。 ただ、今回はしっかりしたレイアウト用の3D背景モデルを作ってもらいました。 背景美術を発注する前段階からそこそこ良く出来た3D背景があって、それを細かくレイヤー分けして美術さんに渡して描いてもらうという形だったので、かなりクオリティの高いものができたと思います。 最後のバトルシーンとか「派手なカメラワークにしたい」とわかってたところや、会議室などの幾何学的なものだけで済むところは3Dでやりましたが、自然物や建物の汚れは美術さんにやってもらったほうが全然いいものになります。 G: 新宿の見たことのある街並みに、本当に見たことのあるお店の名前がそのまま並んでいたりして「ほぼ再現!? 」という感じでした。 櫻木: どこまでやれるのか気になって。 とりあえず限界までホンモノで行こう、と。 クラフターが博報堂グループであるということもあって、博報堂の人たちに「ここは出しても大丈夫」と見てもらいました。 G: 基本的に、あるべき建物やお店はあるべき場所にあるように作られているんですね。 主な舞台が新宿なのは、作品として「やはり新宿でやるべきだ」という考えなのか、実はスタジオがこうして新宿中心部にあるからなのか、どうなんだろうかと思っていたのですが……。 櫻木: スタジオが新宿だからというのは、ゼロではないですね 笑 G: ゼロではないんですね 笑 近くて見に行きやすい。 櫻木: それと、新宿が盛り上がってるという感じがあったからです。 以前なら、若者といえば渋谷が中心でしたが、最近は新宿方面にも流れてきていて、わりと新宿が元気いいなーという印象があります。 あと、渋谷は開発が進んでいて、なにが「渋谷感」なのかよくわからなくなってきたので、ちょっと扱いづらかったというのもあります。 G: なるほど。 日々、工事で姿が変わると「描かれてるあの建物はもうないぞ?」ということが起きかねませんもんね。 ちょうど、デザインのところで幾何学的なもので済むところは3Dでという話が出ましたが、今回、「もうひとつの日本」のドームや、真たちの服、あるいは登場する武器と、幾何学模様のパーツで構成されているものがいくつもでてきます。 これは、どういった意図なのでしょうか? 櫻木: これは「ソウタイセカイ」を作っていたときからの流れですね。 「ソウタイセカイ」のキャラクターは さんにお願いしましたが、一緒に考えていたときに「向こうの世界を象徴するような存在を1個作ろう」ということになりました。 それでネットでいろいろ調べたら、電気を流すと動いて変形するものがあって、それが三角形だったんです。 「変形する素材、いいよね」「三角形は全部それということにしよう」ということで三角形が選ばれたんですが、その後に三角形が登場する「イングレス」の話が来て「被った」 笑 G: そこまでは予想できない 笑 櫻木: まさか三角が続いてしまうとは 笑 G: SFだと武器は光線的なものをよく見かけますが、本作ではこの三角形を生かした武器が出てきて、すごく変わっているなと思いました。 櫻木: これは「物理にしよう」という考えです。 向こうの世界の三角形の謎の素材は火力が通らず「三角の物理でしか三角は壊せない」みたいな理屈を考えまして、その体で進めています。 G: 公開されている場面カットにも、ブレードで殴りに来るミコの姿がありましたね。 櫻木: 「物理じゃないと通らない」からですね。 G: そのおかげでバトルも近距離での戦闘になっていくんですね。 今回、音をつけるところでも櫻木監督がこだわったところは多いのですか? 櫻木: 音はこれまでのクラフタースタジオの作品でもご一緒してきたメンバーが集まったこともあって、あーだこーだいいながら。 多分他のアニメ作品と比べて多く時間をかけていると思います。 音楽の さんには「ソウタイセカイ」とTVアニメ「イングレス」でも音楽をやってもらっています。 普通なら言いづらいようなお願いも快く聞いていただき、具体的に「この感じで行きたい」というイメージを伝えて、プランを立てて作ってもらいました。 カワイさんが出してきた音楽を、音響効果の荒川さんに細かくサウンドプロデュースしていただき、「ソウタイセカイ」でもご一緒した音響の鈴木さんとともに音響スタジオに数日間籠もって調整していただきました。 今回効果音の大半を荒川さんに生音で撮っていただきかなり贅沢な作りをさせていただきました。 ただ荒川さんはしばらく家に帰れず……。 G: それは、まさに作中で描かれた真の家みたいな状態じゃないですか。 この場合、櫻木監督が「お父さんを家に帰してやれず、ごめん」と謝ることになりますが 笑 櫻木: 僕のせいですね 笑 アフレコでは、音響監督をさせてもらいました。 「イングレス」の時は石井さんにやってもらいましたが、今回は「本来監督がやるべき」ということで。 G: 「イングレス」のときの感触から、「それなら櫻木監督がやったほうがいい」ということになったのですか? 櫻木: 「イングレス」は練習として横についていて「じゃあ次は1人でやってみようか」という感じですね。 これまでは苦手意識があったんですが、ようやく普通にできるようになってきました。 G: どういった部分を苦手だと感じておられたんですか? 櫻木: リアルタイムだという点です。 映像や音を作るときは、見たり聞いたりして判断するのにそれなりに時間をかけられるんですが、アフレコの結果は声優さんがその場にいて、居られる時間も決まっていて、その間にOKを取らないといけないという謎の緊張感があります。 「声優さんを怒らせないだろうか」「言葉はどうすれば失礼に当たらないだろうか」とか、音の人たちの共通言語がわからないことが多いので、すごく自分にとってはプレッシャーで、最初はビクビクしながらやっていました。 G: 櫻木監督からのディレクションはわりと積極的に。 櫻木: 今回はかなりディレクションさせていただきました。 G: キャストは「ソウタイセカイ」のときの さんと さんと さんがそのまま来ておられるので、楽だったのではありませんか? 櫻木: ジン役の さんも「イングレス」に出てたりしたので、みんな、察してやってくれました 笑。 協力的でした。 G: 映像作りと一緒で、櫻木監督を中心としたチームがうまくまとまった感じでしょうか? 櫻木: そうですね。 あと今回、主要キャラは全員バラバラに録ったので、キャラ作りを1人ずつしっかりできたのではないかと思います。 これはスケジュール的な都合というのが主な理由ではあったんですが、キャラ作りという点ではしっかりとできたし、いきなり最初から全員来るよりはこちらの経験としてもやりやすかったです。 G: 音響監督として、ちょうどいい感じでやれましたか。 櫻木: もし全員が同時に来ていたら、散らかりまくって収集つかなくなってそうです。 G: 真や琴莉は「ソウタイセカイ」にも登場したキャラクターですが、改めて監督から説明など、なにか行われましたか? 櫻木: 結構キャラクター性が変わったので、そういったところや、前回やった結果「こうしたら良かったな」というところを共有したりしました。 役者さんたちはみんな演技派で、それぞれにプランを持って来てくれたので。 役者さん側からの「こうしたほうが良いんじゃないか」みたいな話も結構ありました。 G: 制作チームのことを櫻木監督は「結構若いチームでやってます」と語っていましたが、監督も含めて若い人揃いなのですか? 櫻木: ディレクター陣はほぼ同世代で、それ以外はほぼ自分より下という、自分がアニメーターをやってた時代のほぼ同期の人たちです。 その中で自分が映画監督として立ち、当時一緒にスタッフとしてやってた人たちがディレクターになっているという構造なので、よく協力してもらっています。 良い意味で「監督として」だけじゃない見方をしてくれるんです。 自分が今回初めて映画を作るというのもみんなわかってるし、「一アニメーター」時代から見てもらってるんで、かなり「みんなで作ってる」感じがあります。 G: 仲間たちから「いや、むしろこの方が」と助言をもらったりするのですか? 櫻木: あくまで監督がやりたいことをやるということで「これはダメだ」という形ではないですが、提案をもらうことはありました。 G: 1本映画を作り上げてみて、「ここは苦労したな」とか「上手いことできたな」というのはどういった部分ですか? 櫻木: 作品そのものよりは制作部分で、人の編成がまだちょっと固まっていないなと思いました。 自分もアニメ映画の監督は初、スタジオとしても初、役職に関してもほとんどの人が今回のポジションは初めてということで、みんな「何をどう立ち回らないといけないのか」「自分の仕事がなんなのか」、みんながみんな困惑した状態から始まりました。 自分がCGディレクターとして映画とかやってきていたので、「これをやらなきゃいけないですよ」とか「これはあの人の仕事ですよ」みたいなところを伝えて乗り切りましたが、走り出しでの「つまづき」みたいなものはありました。 また、単純に「欲しいポジションにはまる人がいない」ということもあります。 そのあたりは、昔は自分がやってたけど、自分が監督になって手放した時に「じゃあ誰がやるの」みたいな感じです。 結構、自分が手を動かさないといけない部分があったので、それを本当はチーム全体でやれればいいんだろうなあ、とも思いました。 G: 「櫻木優平」が監督の立場に抜けることで、現場に生まれる穴がまだ大きいと。 櫻木: 「監督」と「現場監督」は違って、現場では監督より色々見ながらやらなきゃいけないんです。 CGディレクターも、アニメーションディレクターも、もっとディレクションのレベルアップが必要だなと感じました。 自分の理想ですけれど。 G: 監督は「今注目される若手クリエイター」というくくりで捉えられる人なのに、早くも後進をどうするか考えなければいけないポジションでもあるんですね。 櫻木: 今回は自分が監督をやらせていただいてますけど、クラフターというスタジオとして違う監督さんを育てないといけないですから、自分じゃない監督が作っても作品ができるぐらい、自分は何が言わなくても作品が出来上がるぐらいに現場がしっかりしないと、と思っています。 G: 「スタジオをどうしていくか」となると、監督ではなくプロデューサーのような視点ですね。 櫻木: どうしてもプロデューサーや社長は現場で起きる細かな問題が見えづらくなるポジションなので、相談しながら編成を考えているという感じです。 G: 「作ってるとき、ここで結構苦しんだけど、仕上がってみたらすごい良く出来だった」というところはありますか? 櫻木: これは「脚本」ですね。 お話を固めるまでが非常に難産でした。 レイアウトムービーをはめたあとにも作業するぐらいに、結構ギリギリまで話の調整をしました。 社内に編集データがあってほぼほぼ手の内でやっていたから、絵ができた後でも直せるといえば直せる状態だったんです。 何か意見が出たときに「直せるなら直したいよね」となってしまって……。 もちろん、お話は一番大事なので、セリフもアフレコのギリギリまで調整したりしました。 今回、委員会形式での作品制作で、立場として「自分は初監督」の中、組織内では一社員ですから、立場としてお金を出してくれている人、リスクを買ってくれた人の意見をむげにはできないので出た意見は全部1回引き取って検討した上で、作品としてまとめました。 編集を全て外に頼むスタジオだと「もう工程を戻れない」という状態になりますが、我々は社内の編集データで「見ながら直す」という、普通ならやれない、やってはいけないこともできます。 G: やってはいけない 笑 櫻木: むしろ「それを可能なフローにした」ということですね。 普通なら「大変だったから、こういう作り方をしなくて済むようにしよう」となるのかもしれませんが、自分は監督という立場であることもあってわりとポジティブに見ていて、「こういうことができるような作り方」を考案していかなければと思いました。 ここまでやったからこそ洗練されていったし、絶対にやったほうがいい物になるので、「やれるような作り方」を洗練していった方がいいのではないだろうかと。 G: そのフローにおいても「ここを過ぎたら戻れなくなる」というポイントはあると思いますが、それは声を入れるタイミングということになるでしょうか。 櫻木: セリフやお話に関してはそうですね。 編集ということだと音を固めるダビングまでで、他の細かいアニメーションとかだとV編まで。 それぞれにお尻があるので、それができるところまでは調整を重ねていくという感じです。 G: 洗練に洗練を重ねられたということなので、かなり満足のできなのではないでしょうか。 100点をつけられる作品になりましたか? 櫻木: 作品単体としましては100点に近いものになったと思います。 ただ作り手としての評価なども含めると100点ではないと思います 笑 色々ひっくるめて、今後の伸び率とかも考えると50点ぐらいかな。 G: 半分!低くはないですか? 櫻木: 今後を考えると、「まだやれるけど、ちょっと今回は手が付かなかった」とか「この表現をやりたかったけどできなかった」というところもあるので、今の倍ぐらいはまだまだできるなというところです。 G: 最初に伺った、瞳のことなども含めて、かなりいろいろ盛り込めたのかなと思っていました。 櫻木: 100点だともうそこまでだという感じがしますが、作り方も含めて、まだいろいろ、倍ぐらいはやらないといけないということでもあります。 G: 今後に向けての部分なのでまだ秘密にしているものもあるかもしれませんが、「これはやらなきゃいけないことだ」と思っているのは具体的にはどういったところですか? 櫻木: 今回は割り切っていて、実はほぼ正面かほぼ後ろからのライティングに絞っているんです。 横からのライティングとか結構捨てていて、顔に中途半端に影が入るというのはコントロールが難しいので、やらないようにしました。 それと、髪の毛の揺れなんかをシミュレーションでいろいろやりたかったのですがあまりうまくいかず、結局手でやったりだとか、関節を曲げたときの形状だとか、ですね。 G: いろいろ出てきますね。 櫻木: 背景も、本当はCGも追い込めるんだったら追い込みたいですし、作り方とかワークフロー自体もちょっとうまいやり方があったんじゃないか、とか。 作品はお客さんの評価次第なので何とも言えませんが、現場としてはそんな感じです。 G: 作りつつ、「次にこれを託そう」というところが結構見えているんですね。。 櫻木: やらなきゃいけないところがいっぱいあります・ G: 皆さん初めての役職で大変だったとのことなので、次はもっとうまくやれそうだと。 櫻木: 同じことをたくさんやれば上手くと思います。 とはいえ、まったく同じことをやってもしょうがないので、今回やれなかった部分や新しい課題を盛り込んだ上で次に行きたいです。 G: 櫻木監督は以前、「作品は早く作りたい」「思ったことはすぐ出すタイプだ」ということを仰ってたので、こうして2019年1月25日公開作品について語っている間にも、もう次が発表されたり……? 櫻木: 何もしていない、というわけではないです 笑 G: おおっと 笑 櫻木: スタジオは自分だけじゃないですから、他の作品の手伝いもしないとなと思います。 「クラフタースタジオ」という一枚岩にはならずに、他のラインというか、いろんな監督さんがいろいろできるよう応援することもやっていこうかなと。 G: クラフターとして伸びていくための作業ですね。 櫻木: そうです。 会社員ですからね 笑 G: なるほど、今回もいろいろなお話をありがとうございました。 次の世代のクリエイターとして注目される櫻木優平監督が、満を持して送り出す初のオリジナル長編アニメ映画なので、ぜひ今後のアニメを楽しむためにも劇場に足を運んでください。

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あした世界が終わるとしても

あした 世界 が 終わる として も

この度、『あした世界が終わるとしても』が、6月にフランス・アヌシーで開催される世界最大規模を誇る映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門へノミネートされることが決定致しました! クリスタル賞(グランプリ)は6月15日(土)に発表予定です。 制作チームの頑張りが評価されたのだと思うと素直に嬉しいです。 関わっていただいた皆様、またご鑑賞いただいた皆様に多大なる感謝を申し上げます。 annecy. 本作で長編劇場映画監督デビューを果たした櫻木優平監督、主人公の高校三年生・狭間真の声を担当した梶裕貴、そして、櫻木監督が『花とアリス殺人事件』でCGディレクターを務めたとい縁があり、また梶さんも映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に声優として参加し、以前から作品の大ファンだという岩井俊二監督も登壇し、本作について語り合った。 岩井監督はまず、櫻木監督を「監督デビューおめでとうございます」と祝福。 アニメにも深い造詣がある岩井監督だが、「僕は実は、リアルタイムで『機動戦士ガンダム』の第1話を見たという稀な経験をしています(笑)」と明かし、本作で描かれるパラレルワールドの構造についても「好きなジャンルです。 企画段階で呼んでほしかったです」と熱く語り、会場を沸かせる。 また岩井監督は、櫻木監督の3DCGの技術について「モデリングとかは、かなり進化したと思う」と高く評価。 さらに「アクションシーンもすごかったし、意外と普通の何気ない芝居をどう料理するのか? 日常的な動きの方がハードルが高かったり、苦心があったんじゃないかと思う」と分析する。 櫻木監督は岩井監督の言葉に「今後もそこはCGの課題だと思います」とうなずく。 岩井監督はさらに「引き絵の部分も昔と比べてうまくなっていて、3Dを使ってアニメを作っていくのには正解がない中で、ようやくここまで来たのかと感慨深いです」と若手監督の成長に目を細めていた。 櫻木監督が監督デビューを果たしたことにちなんで、岩井監督が『Love Letter』で劇場長編作品デビューを果たした際の心境を尋ねると「自分で決めていたことがあって、それはいまでも変わらないけど、完成したらまず、自分で点数をつけるようにしています」と告白。 「そうすると、他人から何を言われても『まっ、いいか』となる。 『Love Letter』はその後、アジアでもヒットしたけど、自分の中での74~75点という評価は変わらない。 僕よりも早くデビューした同世代の監督たちが、賞をもらったことで人も作品も変わってしまうのを見てきたし、『これで評価されたから』とアイデンティティまで変わってしまい、元の所に帰ってこれないのを見てきました。 最高傑作を作ろうと思っちゃダメ。 人が作るものなんだから、『せいぜい、こんなもんだ』くらいの気持ちでいい」と監督としての心構え(?)を説き、これには梶さんも人生訓として感銘を受けたよう。 梶さんは「僕らの仕事は、その時はそれが全力だったけど、いま思えばもっとやることできた…というのを見つけてしまうもの。 でも、その時にしか出ない良さ、輝き、悪い部分も含めての魅力があると思う。 また、梶さんから岩井監督に「岩井監督作品は、リアリティある描写、役者の素に近い生々しさが魅力ですが、監督は人間のどういう部分に面白みや魅力を感じるんですか? 役者の選び方で、『この役はこの人』とどういう瞬間に感じるのですか?」と質問! 岩井監督は「難しいなぁ(苦笑)」とうなりつつ、自身の最新作である『Last Letter』に出演している新鋭女優・森七菜の存在に触れ「彼女は新海(誠)さんの新作(『天気の子』)でも主役をやるけど、去年、僕の作品のオーディションに来て、何がって説明できないけど、雰囲気が特別に良くて『この子しかいないんじゃないの』という感じで決まったんです。 聞いたら、行定(勲)さんや、熊澤尚人さんも以前、キャスティングしてて、行定に電話したら『あのコ、いいよね』という話になりました。 よくいるごく普通の高校生の役なので、ごく普通の女子高生をピックアップすればいいはずだけど、大きいスクリーンで、ごく普通過ぎると、観客のみなさんは見てくれないんですよ(苦笑)。 そういう人は、自分の顔を鏡で見て『ここがイヤだな』と思うような部分をちゃんと愛せていて、それが特徴になってるんです。 本人がそれを嫌がって見せないと不自然になっちゃう。 自分の好きになれない部分に愛情を注げるか? 居直ってさらけ出したほうが魅力的に感じることもある」と語り、その深い哲学に梶さんも「すごく勉強になります」と深々とうなずいていた。 また、櫻木監督は「岩井さんの若い女の子の描き方に魅力を感じます。 いつまで経っても若い女性を描くのが上手ですが、セリフのチョイスとか情報収集はしてるんですか?」と質問すると、岩井監督は「あまりそういうことはしてない」と回答。 「逆に最近、固定観念でTwitterを通じて20代と思ってた人が同年代だったりすることもある。 (若い女性を)あまり、そこまでかわいい存在として見てないのかもしれません。 変なものだなとして見てるし、変な人から拾うものってすごく多いんです」と明かした。 最後に岩井監督は、櫻木監督に対し「いよいよ長編監督としてデビューして、これから3DCGを使いながらジャパニメーションの独特なところを世界に発信していってくれると思う。 (日本の)実写は海外でなかなか見てもらえないけど、アニメはスーッと見てもらえるのでぜひ頑張ってください」とエール。 2月6日(水)に新宿ピカデリーにて開催の『あした世界が終わるとしても』スペシャルトークショーに、主演キャスト・狭間真役の梶裕貴さんの追加登壇が決定しました! 是非、この機会に新宿ピカデリーにご来場ください。 (現金ではご購入いただけません。 ご鑑賞いただくには、当該上映回の座席指定券が必要です。 予めご了承ください。 また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合があります。 あらかじめご了承ください。 お客様のこの催事における個人情報(肖像権)は、このイベントに入場されたことにより、上記に使用されるということにご同意頂けたものとさせて頂きます。 この度、『あした世界が終わるとしても』の公開を記念し、 スペシャルトークショーを行うことが決定致しました! 当日は、監督とゲスト登壇によるトークを行います。 是非、この機会に新宿ピカデリーにご来場ください。 宮城県仙台市出身。 1987年横浜国立大学卒。 1963年生まれ。 映画監督・小説家・音楽家など活動は多彩。 監督作品は『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』『Love Letter 』『スワロウテイル』『四月物語』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』『ヴァンパイア』など多数。 2012年、東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』を作詞。 2015年初の長編アニメーション『花とアリス殺人事件』、2016年『リップヴァンウィンクルの花嫁』公開。 2017年6月『少年たちは花火を横から見たかった』(角川文庫)を上梓、同年8月には岩井俊二原作の同名アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(総監督:新房昭之)が公開された。 (現金ではご購入いただけません。 ご鑑賞いただくには、当該上映回の座席指定券が必要です。 予めご了承ください。 また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合があります。 あらかじめご了承ください。 お客様のこの催事における個人情報(肖像権)は、このイベントに入場されたことにより、上記に使用されるということにご同意頂けたものとさせて頂きます。 『あした世界が終わるとしても』の公開3週目舞台挨拶を行うことが決定致しました! 当日は、キャスト・監督による舞台挨拶を行います。 是非、この機会に新宿ピカデリーにご来場ください。 (現金ではご購入いただけません。 ご鑑賞いただくには、当該上映回の座席指定券が必要です。 予めご了承ください。 また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合があります。 あらかじめご了承ください。 お客様のこの催事における個人情報(肖像権)は、このイベントに入場されたことにより、上記に使用されるということにご同意頂けたものとさせて頂きます。 アニメが大好きな女の子のグループ「A応P」が、「A応P放送局# 2」として、最新アニメ制作現場に潜入!『あした世界が終わるとしても』の制作スタジオであるクラフタースタジオにA応Pメンバーの巴奎依、広瀬ゆうき、小嶋凛の三人が潜入し試写鑑賞とスタジオの取材を行いました。 その様子が1月31日よりA応Pオフィシャルファンクラブ「A応P応援団」の中のスペシャルコンテンツ「A応P放送局」で配信されます。 また、ダイジェスト版はA応P公式YouTubeチャンネルで公開! A応P放送局 #2 URL: 1月31日 木 配信予定 「A応P放送局」とは、A応Pオフィシャルファンクラブ「A応P応援団」の中で毎月更新される、A応Pによるスペシャル動画です。 「A応P応援団」に3か月間以上継続して加入している方がご覧になれるスペシャルコンテンツです。 A応P公式 Youtubeチャンネルにてダイジェスト版を公開! A応P公式YouTubeチャンネル URL: 『あした世界が終わるとしても』の物語の舞台となっている東京・新宿の新宿ピカデリーにて1月20日(日)に完成披露上映会を開催しました! 高校三年生の主人公・真役の梶裕貴、真の幼馴染でヒロイン・琴莉役の内田真礼、「もうひとつの日本」で琴莉と相対するコトコ役の千本木彩花、そして櫻木優平監督が上映前の舞台挨拶に登壇! その様子がオフィシャルレポートとして届きました! 『ソウタイセカイ』に続いて真を演じた梶さんは「『ソウタイセカイ』から約2年、また新作としてこうやってみなさまにお届けできるのが嬉しい」と笑顔で挨拶。 完成した作品について「僕が収録に参加したタイミングで、ほとんど画が完成しているようなクオリティの印象でしたが、出来上がったものを見たらもっともっとクオリティが上がっていて驚きました」と明かし「青春群像劇とSFのバトル要素の両面を楽しめると思います」と見どころを語った。 真に想いを寄せる琴莉を演じた内田さんにとっても、収録時点でキャラクターの細かい表情まで画が出来上がっていたのは、演じる上でも非常に大きかったよう。 「収録のときに、台本に書いてあるト書き、この時の表情が何を表しているかが、キャラクターの顔にも表れていて、演じやすかったです。 琴莉が真のことを好きなのが細かく描かれていて嬉しかったし、みなさんにも琴莉の気持ちが届くんじゃないかと思いました」と笑顔を見せる。 千本木さんは「画ももちろんですが、とにかく音がよくて、音に持って行かれた感じがしました。 お2人 梶さん、内田さん のお芝居も本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました! 音も良くてお芝居もすごくて画も素晴らしかったので、これは劇場で見るべき、五感で感じられる作品だなと思いました」と興奮気味に完成度の高さを強調した。 梶さんはアフレコ収録に関して「監督が自ら音響監督も務められているので、細かい演出もしていただけました」と述懐。 その場で声優陣からアドリブや提案をすることも多かったそうで、櫻木監督は「CGで作っていて、演じていただいた後で修正ができるので『アドリブも思い切りやってください』と伝えました」と手応えを明かす。 「声に引っ張ってもらおうという思いが最初からあったので」と声優陣とのセッションの中でクリエイティブを高めることができたと振り返ったが、梶さんも「僕らも青春群像劇の繊細さとバトルパートのアニメならではの派手な演出を楽しみながら表現させていただきました」と充実した表情を見せた。 この日は、ちょうど大学入試のセンター試験2日目ということもあり、作品にちなんで各人の高校時代を尋ねると、梶さんは「僕は、声優になりたいと思って養成所通いつつ、演劇部に所属して、声優になることだけを考えていました。 体育祭や文化祭も楽しんで充実した高校生活でした」と振り返る。 そんな梶さんを内田さんは「高校生の頃から主人公っぽい感じだったんですか(笑)?」とイジり、梶さんは「別に主人公っぽく生きようとしてないですが…」と苦笑い。 そんな内田さんは「バイトして、ゲームして、ゲームショーとかに行ってました」と語ったが、梶さんからお返しとばかり「ゲームキャラっぽかったんですか?」とイジられ、会場は笑いに包まれる。 また「あした世界が終わるなら何をするか?」という質問に梶さんは「この作品を見ると日常のありがたみを感じるので、できれば普段通りにゆったりまったりと大事な人たちと過ごしたい」としみじみ。 櫻木監督は「人と会わずに車で人のいないところに行って『なんてちっぽけな生き物なんだ』と…」と語ったが、これに千本木さんが「確かに(人間は)ちっぽけですよね…」と同意。 「キミの事務所の後輩は…」と内田さんにまで苦言を呈し、会場は笑いに包まれた。 最後に梶さんは「この『あした世界が終わるとしても』に続く言葉、メッセージが何かを考えたくなる話だと思いますし、考えながらご覧いただけたら」と呼びかけ、大盛況の中で舞台挨拶は幕を閉じた。 応募詳細は下記をご覧ください。 <Twitterで応募!> 2月1日(金)~3月31日(日)の期間中にご鑑賞いただいた『あした世界が終わるとしても』鑑賞チケット半券1枚を撮影し、• 半券のお写真• ハッシュタグ「 あしせかアンバサダー」• 映画を見てのご感想• ご希望の賞品 を明記してツイートを投稿してください。 【注意事項】 ・別作品を鑑賞した際の半券でのご応募は無効となります。 ・コピーした半券、または不正に取得した半券によるご応募は無効となります。 ・映画鑑賞チケット半券の再発行はできません。 ・ご応募できる映画鑑賞チケット半券は、作品名、鑑賞日時が明記された当日入場券に限らせていただきます。 ・必要事項はご当選後ダイレクトメッセージにてお伺いします。 ・当選の権利、賞品の譲渡・転売等は禁止とさせていただきます。 ・賞品の返送交換等はお請けいたしません。 ・ご応募いただいたハガキ・半券をご返却することはできません。 予めご了承ください。 ・個人情報は本キャンペーンのみに使用いたします。 また、本キャンペーン終了後、破棄させていただきます。 ・本キャンペーンへの応募における、エラー、ネットワークの中断、データ消失、不具合、応募内容の改ざんなどについて、主催者側(松竹)はその責任を一切負いません。 ・本キャンペーンへご応募するための投稿において、使用機器に問題が生じ損害があったとしても主催者側(松竹)はその責任を一切負いません。 ・予告なくキャンペーンの内容を変更することがあります。 ご了承ください。 ・賞品発送予定時期は、2019年4月以降を予定しております。

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