蓄膿症 手術。 副鼻腔炎(蓄膿症)の症状と治療法について|岩野耳鼻咽喉科

痛い!怖い!は昔の話、蓄膿症の治療

蓄膿症 手術

副鼻腔炎が起こる原因としては、まず風邪などのウィルスや 細菌の感染によって鼻腔に炎症が起ります。 副鼻腔は鼻腔とつながっていますから、副鼻腔にも炎症が及びます。 この状態が急性の副鼻腔炎ですが、急性の場合には自然に治ったり、短期間細菌を叩く抗生物質などの薬物療法で、比較的簡単に治ります。 ただ、ここで問題となるのは、副鼻腔粘膜の炎症が長引いた場合で、そうなると本来うみを排出する能力を持った粘膜の働きが悪くなり、粘膜そのものが腫れ上がって鼻腔との交通路をふさいでしまい、さらに炎症が治りにくくなるという悪循環におちいります。 この状態が慢性副鼻腔炎、俗に言う蓄膿症です。 ひどいときには腫れた粘膜が鼻腔まで広がって、ポリープ(いわゆる鼻たけ)になったりします。 この他にも、ハウスダストや花粉によるアレルギーや、喘息などが副鼻腔炎を治りにくくする場合もありますし、鼻中隔弯曲症や中甲介蜂巣などの骨構造の異常も悪化因子となり得ます。 1鼻水 急性副鼻腔炎の場合は青っぱなのようなうみの混じった鼻汁がよく見られ、慢性期には白い粘調な鼻水が多く認められます。 これはアレルギー性鼻炎に特徴的な透明でさらさらした鼻水との鑑別点にもなります。 2後鼻漏 副鼻腔炎の場合には鼻水が前に出るだけではなく、のどの方に流れて咽頭炎や気管支炎の原因になることもあります。 これもアレルギー性鼻炎の鼻水がほとんど前へ流れるのと対照的です。 3鼻づまり 鼻腔や副鼻腔の粘膜が腫れたり、ポリープになったりすると、空気の通る隙間が狭くなり鼻づまりが起こります。 また、慢性的な鼻水が鼻腔に貯留したり、鼻中隔の弯曲や中甲介蜂巣などの骨構造の異常も鼻づまりの原因となります。 勿論、アレルギー性鼻炎の合併によって下甲介粘膜が腫脹することも原因の一つとなります。 4痛み 急性の副鼻腔炎によく認められる症状ですが、ほっぺたや両眼の間の痛み、額などの頭痛などが起こることがあります。 慢性の場合にも額を中心とした頭重感などはしばしば認められ、風邪をひいた時に額の痛みを反復するような事があれば副鼻腔炎の可能性も少なくありません。 また、眼の近くの副鼻腔に高度の炎症が起こると眼痛や視力障害をきたすこともあります。 5嗅覚障害 匂いを感じる嗅裂部の粘膜が腫れたり、炎症が長引いたりすると嗅覚障害が起こることがあります。 鼻中隔の弯曲や中甲介蜂巣などの鼻腔形態異常も増悪因子となります。 治療が遅れると改善しにくい事もしばしばあります。 1小児の副鼻腔炎 近年、小児の副鼻腔炎は程度が軽くなってきており自然に治る傾向もあるため、減少傾向にあります。 しかし、一方ではアレルギー性鼻炎の合併が60%弱に認められ、滲出性中耳炎などの耳の病気や頑固な咳の原因にもなるために放置できない副鼻腔炎が多いことも事実です。 治療は成人の副鼻腔炎とほぼ同様でマクロライド系抗生物質の長期少量投与や抗ヒスタミン剤などの薬物療法が中心となります。 ただ、保存的治療で良くならない場合やポリープがある場合、耳や咳などの合併症が良くならない場合は手術が必要となります。 一般的には小児の副鼻腔炎は7~8歳をピークとしてそれ以後は治癒傾向にあるために10歳を過ぎても良くなってこないときに手術を考えます。 現在では内視鏡下手術により、骨の発育に悪影響を与えない手術もできるようになってきましたが、小児の場合は必要最小限の手術がふさわしいと考えられています。 また、術後の治療も重要で、成人以上に完全治癒までの時間がかかるために術後数年間は経過観察が必要です。 2好酸球性副鼻腔炎 最近、学会などでも治りにくい副鼻腔炎としてしばしば取り上げられているのが好酸球性副鼻腔炎です。 これは鼻内に増加している好酸球(自身の血球の一種)が主体となって炎症を起こしているものであり、通常の副鼻腔炎に比べて治療抵抗性であることが知られています。 この病気の特徴として 1:多発性のポリープ 2:嗅覚障害の合併が多い 3:マクロライド系抗生物質の抵抗例が多い 4:ステロイド有効例が多い 5:しばしば喘息の合併が認められる。 6:1型アレルギーは認めるもの、認めないもの様々である 7:手術しても再発例が多い などがあります。 この病気の本質はまだまだ未解明の部分が多く、したがって根本的な治療法も確立されていませんが、感染による好中球炎症を主体とした副鼻腔炎と異なり、マクロライド系の抗生物質はあまり効かないため薬物療法に多くは期待できません。 喘息や嗅覚障害を合併した重症例も多いために現時点では内視鏡下手術を施行し、術後ステロイドの内服や局所投与、局所の洗浄を行いながら、ポリープが再発したときにはあまり大きくならないうちにもう一度摘出するといったところが一般的です。 再発率が高いといっても鼻閉や後鼻漏が少なくなり、喘息症状が著明に改善する場合も少なくありません。 むしろマクロライド療法に多くを期待できない分、手術療法が果たす役割は大きいと考えています。 また、好酸球性副鼻腔炎は再発傾向が強く、長期の治療が必要なことが多いことより、平成27年7月1日から厚労省により難病指定され、難病医療費助成制度の対象疾患となりました。 難病指定医(当院は難病指定医となっています)による診断が必要であり、診断書、申請書、被保険者証のコピー、市町村民税課税状況の確認書類、世帯全員の住人表の写しを都道府県の窓口に提出、審査を経て認可が決定されます。 制度の概要としては、 1. 医療費の自己負担割合が3割から2割に引き下げられます。 外来・入院の区別を設定しないで、世帯の所得におおじた医療費の自己負担上限が設定されます。 詳しくは、当院に問い合わせください。 3アスピリン喘息 アスピリン喘息はアスピリン様の薬理作用を有する非ステロイド性解熱鎮痛薬(NSAIDs により発作が誘発されるという特徴を持ち、喘息発作、アスピリン過敏症、鼻茸を3主徴とする疾患です。 小児には少ないが、30~50歳に発症することが多く、頻度としては成人喘息の4~30%、中等症以上では10%以上に認められると言われています。 この病気の他の特徴として 1:多発性のポリープ(鼻茸) 2:嗅覚障害の合併が多い 3:マクロライド系抗生物質の抵抗例が多い 4:ステロイド有効例が多い 5:女性にやや多い 6:1型アレルギーは認めるもの、認めないもの様々である(合併率20~30%) 7:手術しても再発例が多い など、前述の好酸球性副鼻腔炎と非常によく似た特徴を有しており、類縁疾患と考えられています。 したがって、治療や経過もよく似ており、手術療法のみで完全に治すことは困難かもしれませんが、手術によって鼻閉や喘息症状が劇的に改善し、喘息薬の使用量が極端に少なくなる方も多く経験しています。 解熱剤や鎮痛剤など手術後に使えないお薬もあり、手術後の経過観察が重要ですので経験の豊富な医療機関への受診をお勧めします。 副鼻腔炎の診断は視診と画像診断が基本となります。 鼻腔内の観察には電子ファイバースコープなどを用いて鼻腔形態、ポリープの有無、鼻水の流れる部位などを詳細に観察します。 しかし、副鼻腔炎には鼻腔内にあまり異常所見の見られない事もあり、多くの場合は画像診断が必要になります。 画像診断には単純レントゲンやCTスキャンなどを用いますが、病変の部位、程度、骨構造を的確に診断するにはCTスキャンが最適と思われます。 CTにて副鼻腔や固有鼻腔に高度の粘膜肥厚が認められた時には副鼻腔炎の可能性が高くなります。 当センターでは3次元撮影も可能なCTを備えており受診当日にCTの撮影、診断ができます。 さらに、鼻づまりの程度を客観的に診断するためには鼻腔通気度検査なども有用です。

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慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術検討・治療の記録2020

蓄膿症 手術

蓄膿症というと、ただのひどい鼻づまりや鼻炎だと思っている方も多いのではないでしょうか。 しかし、蓄膿症はきちんと治療しないと不快な症状が長く続きますし、悪化すると手術が必要となる場合もあるんです。 とは言え、手術となるとどんな方法で行うのか、痛いのか、手術の後に後遺症などはないのか、費用はどのくらいかかるのかなど不安になってしまいますよね。 実は、一昔前は大手術だった蓄膿症の手術も、現在では内視鏡を使用した体に負担の少ないものに変わり、日帰り手術ができる場合もあるんですよ。 そこで今回は蓄膿症の手術について先の疑問にお答えするとともに、入院期間や再発の可能性、完治するまでの時間などを手術を受けた人の体験談とともにご紹介します。 蓄膿症の手術が必要な時とは? 抗生物質が効かないときは手術になることも 蓄膿症の治療は、基本的には抗生物質によって炎症を抑えるという方針が取られますが、抗生物質による効果が見られなかった場合や、抗生物質が効きにくいとされているタイプの蓄膿症だった場合には手術が選択されます。 なお、抗生物質が効きにくいとされている蓄膿症には次のようなものがあります。 ・ポリープ(鼻茸)ができている 比較的軽症のポリープにおいては抗生物質や消炎剤などによる薬中心の治療が行われますが、効果が見られない場合や重症の場合には手術が勧められるようです。 ・好酸球性副鼻腔炎 好酸球という白血球の一種によって炎症が引き起こされる副鼻腔炎(=蓄膿症)で、まだ未解明の部分が多い難病です。 そのため、根本的な治療法もわかっていない状態ですが、ポリープができやすいという特徴があるため、ポリープを取り除く手術が行われる場合があります。 ・鼻中隔湾曲症 これは蓄膿症そのものではありませんが、左右の鼻の穴を隔てている壁である鼻中隔という部分が何らかの理由によって大きく曲がってしまっている状態を鼻中隔湾曲症といい、嗅覚異常や鼻づまりなどを起こしやすくなってしまいます。 そのため、蓄膿症の人で鼻中隔の湾曲がひどい人は、膿の排出のために鼻中隔を正常な状態にする手術が必要になることがあります。 スポンサーリンク 蓄膿症の手術方法 内視鏡を使った手術が主流 蓄膿症の手術は、以前は歯茎を切開して上あごの骨を取り除き、そこから副鼻腔に対して手術を行うという非常に大掛かりなものでしたが、現在では内視鏡による手術が主流です。 また、症状などによっては日帰りで手術が行える病院もありますので、日帰り手術を希望する場合には主治医に可能かどうか尋ねてみてください。 ちなみに、入院して手術を行う場合には、3日~1週間程度の入院というケースが多いようです。 なお、内視鏡を使って行う蓄膿症の手術には次のようなものがあります。 ・内視鏡下副鼻腔手術(ESS) 内視鏡下副鼻腔手術とは、鼻の穴から内視鏡を入れて、そこから手術器具を挿入して炎症を起こしている粘膜やポリープなどを取り除く手術です。 この際、鼻の中の状態は内視鏡を通じてモニターに映し出され、医師はその映像を見ながら手術を行います。 なお、手術時間はおよそ片側につき数十分~1時間程度となることが多いようです。 ・内視鏡下鼻内整復術 内視鏡下鼻内整復術とは、鼻中隔湾曲症を起こしている部分の粘膜を切開して鼻中隔の骨や軟骨の状態を整え、正常な状態にする手術です。 また、鼻中隔以外の鼻の骨の構造が生まれつき良くない場合には、そちらについても整復を行います。 なお、手術時間は1時間前後で、内視鏡下副鼻腔手術と一緒に行われることも多い手術です。 ・拡大前頭洞手術 拡大前頭洞手術とは、副鼻腔の中でも額にある前頭洞という部分に炎症が起こっている場合に行われる手術です。 基本的には他の部分と同様に、内視鏡を用いて前頭洞と鼻腔がつながっている穴を拡大し、膿の排出がスムーズに行われるようにします。 しかし、前頭洞の手術は状態によっては内視鏡が使用できず、顔を切っての手術になる場合もあるようです。 手術は全身麻酔?痛みはあるの? 蓄膿症の手術でやはり気になるのは、痛いのか、麻酔はどうなっているのかということなのではないでしょうか。 まず、痛みの方は麻酔が効いていますので手術時はもちろん痛みはありませんし、内視鏡手術が主流になってからは術後の痛みも思ったほどではなかった、むしろ鼻に詰められた止血用ガーゼを抜くときのほうが痛かったという体験談をいくつも聞きます。 また、麻酔に関しては全身麻酔で行う場合と局所麻酔で行う場合の両方があり、病院の方針によって異なりますが全身麻酔で行う場合が多いようです。 もし不安でしたら、手術を受ける病院で麻酔についてきちんと説明を受け、希望を聞いてもらえないか相談してみることをおすすめします。 スポンサーリンク 蓄膿症の手術費用 手術にかかる総額はどのくらい? 蓄膿症の手術費用は症状の度合いや病院によっても異なりますが、およそ2~20万円前後かかるという場合が多いようです。 また、これと併せて鼻中隔の矯正などがある場合には、さらに2~3万円ほど必要になってきます。 それだけではなく、日帰り手術ではなく入院手術となった場合には、その他にもベッド代や食費などのさまざまな費用が必要になり、手術も合わせた総額はおよそ10~50万円程度を考えておいたほうがいいでしょう。 なお、手術の詳細が決まった時点で、どのくらいの費用が必要になるのかは病院で教えてもらえますので、手術を勧められた時にきちんと料金のことも尋ねておくといいでしょう。 高額医療費制度や医療保険を活用しよう 副鼻腔炎の手術は少々高額に感じるかもしれませんが、手術などで高額の費用がかかった場合には高額療養費制度や任意で加入する医療保険などを活用すると費用を抑えることができます。 このうち、高額療養費制度とは健康保険でサポートされているもので、窓口で1ヶ月に支払う金額が一定額(自己負担限度額)を超えた場合に、後でその分が払い戻される制度です。 また、あらかじめ保険組合や自治体(国保の場合)に申請して「認定証(限定額適用認定証)」というものをもらっておき、それを窓口で提示すると自己負担限度額以上の金額を窓口で支払う必要がなくなりますので、手術などで高額の医療費がかかるとわかっている場合には便利です。 なお、自己負担限度額は年齢や所得に応じて変わってきますので、詳しくはご自身が加入している保険組合や自治体に問い合わせてみてください。 そして、医療保険には入院した際に一定額の給付金が出るものや、日帰り手術に給付金が出るものなどさまざまな種類があり、前述の高額療養費制度と併用することも可能です。 ただし、医療保険は申込みをしてから実際に保険が使えるようになるまで時間がかかる場合がありますし、一度加入したら掛け金を支払い続ける必要もありますので、加入する際にはよく検討するようにしてくださいね。 スポンサーリンク 治るまでの時間は?術後はどうなる? 治療にかかる日数 手術からその後の治療にかかる日数は、日帰り手術でも入院手術でも差はなく、しばらくの間は週に1~2回程度通院して鼻の中を清掃する処置などが行われます。 また、手術直後の2~3日はある程度の出血があるため、それを止血するためのガーゼが鼻に詰められており、それを取り除いてもらうことも必要です。 合わせて、抗菌薬や抗炎症剤、鎮痛剤の処方や、家での鼻洗浄(鼻うがい)をするように指導される場合もあるようです。 その他にも、手術後1週間程度は入浴の禁止、2週間程度は飲酒の禁止、運動も激しいものは避けるなど、術後の回復のためにさまざまなルールが設けられていますので、それに従って生活することになります。 そして、術後の経過にもよりますが、最終的に治療が終了するまでにはおよそ数ヶ月~半年程度の期間が必要になるようです。 術後の通院は必要? 術後の通院は、出血後のかさぶたなどを処置してもらうという点でも大切ですが、再発を防ぐためにも大切です。 というのも、手術後は感染のリスクもありますし、手術した場所の粘膜が癒着してしまうこともありますので、医師に定期的にチェックしてもらって必要があれば適切な処置をしてもらわないと、再手術や再発の可能性が高まってしまいます。 ですので、医師がもう通院の必要はないと判断するまでは、きちんと通院して、処方された薬などもきちんと飲むようにしてください。 スポンサーリンク 後遺症や再発が起こる可能性は? 蓄膿症手術の後遺症 蓄膿症の手術にもいくつか後遺症があり、次のようなものがよく起こるものです。 ・痛み ・発熱 ・出血 ・涙がたくさん出る ・顔の腫れ そして、まれに起こるものとしては次のようなものがあります。 ・目の障害 ・脳の損傷 ・術後感染 ・鞍鼻(あんび、鼻中隔湾曲症の手術後に鼻の外見上の高さが低くなる) なお、目や脳に後遺症が起こることは非常にまれですが、副鼻腔は目や脳の近くに位置しているためにこのような後遺症が起こることも可能性としては考えられます。 ですので、信頼できる医師のもとで納得がいくまで説明を受けてから手術を受けるようにしてください。 手術後に蓄膿症が再発する場合とは? 手術後に蓄膿症が再発する可能性はそれほど高くないようですが、アトピーやアレルギー、喘息などを持っている人は再発しやすいと言われています。 ですので、これらの条件に当てはまる方は、蓄膿症の治療とともにそれらのアレルギー疾患が悪化しないように気をつけて生活することが大切です。 ただし、そういったアレルギー症状がない人でも、手術後の通院治療や服薬を医師の指示通りにきちんと続けなければ再発してしまう可能性がありますので注意しましょう。 スポンサーリンク 蓄膿症の手術の体験談 蓄膿症の体験記を見てみよう さて、最後に蓄膿症の手術の体験談をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。 【Aさん・男性】 ・手術のきっかけ 子供の頃から副鼻腔炎の症状があったが、大人になってから悪化し、病院で検査すると鼻茸が喉まで垂れ下がって喉を塞ぎかけていると診断され、医師に手術しかないと言われたから。 ・入院期間など 大学病院で1週間の入院のうえ、全身麻酔で手術をした。 ・効果や後遺症など しばらくは鼻にかなりの違和感があったが、止血用のガーゼを抜いてからは予想以上に鼻が通るようになった。 痛みは麻酔が切れてから2~3日間と、術後に止血用のガーゼを抜いた時が痛かった。 【Bさん・女性】 ・手術のきっかけ 以前から常に鼻が詰まっていたり、頭がぼーっとするような感じが続いていたが、頭痛や匂いを感じにくいという症状が出てきたために病院に行き、そこで嗅覚は手術でしか回復する見込みがないと言われたので。 ・入院期間など 治療には1週間かかり、費用は20万円ほどだった。 ・効果や後遺症など 手術後は2週間ほど痛みが続き、その後発熱したりしていたので効果が感じられたのは1ヶ月後くらいから。 頭痛やぼーっとした感じがなくなり、匂いもわかるようになってきて、1年後にはかすかな匂いもわかるようになった。 【Cさん・男性】 ・手術のきっかけ 以前から慢性副鼻腔炎にかかっていたが、ある時医師にこのまま通院治療を続けるか手術をして慢性副鼻腔炎を完治させてしまうかという選択肢を示され、通院の医療費も気になっていたので手術を受けることに。 ・入院期間など 副鼻腔炎の手術と、鼻の骨の一部を除去する手術を行い、入院期間は10日ほど、費用は入院・手術とその後の通院を合わせて15万円程度。 会社からの見舞金や保険金でまかなうことができた。 ・効果や後遺症など 出血がひどく、ガーゼを抜くまでに1週間ほどかかった。 ガーゼをしている間は鼻が全く使えないので、痰が絡んだり、出血が喉に回ると呼吸ができなくなりそうになったことも。 また発熱や頭痛、悪寒がひどく、食事もほとんどできなかったので点滴をしていた。 まとめ いかがでしたか。 蓄膿症の手術方法は内視鏡を用いた体に負担の少ない方法が主流となっており、症状の程度によっては日帰り手術が可能な場合もあります。 なお、費用はおおむね10万円~20万円程度かかり、また手術をしたらそこで終わりというわけではなく週に1~2回程度の通院が数ヶ月ほど続くことが多いようです。 また、痛みは麻酔が効いている手術時にはほとんどなく、手術後に止血用ガーゼを取り除く時などに後遺症として痛みを感じる人が多いようです。 ぜひ、手術を考えている方は今回の記事を参考にして、信頼できる医師のもとで手術を受けるようにしてください。 そして、蓄膿症の手術ではある程度長期に渡った術後のケアも非常に大切になってきますので、病院から指導される方法以外にもなた豆茶などの蓄膿症に効果があるとされるお茶などを活用して、症状の悪化や改善、また、再発を防ぐためのケアを積極的に行っていきたいものですね。

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副鼻腔炎(蓄膿症)の症状と治療法について|岩野耳鼻咽喉科

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SPONSERED LINK 手術をしたら日帰りはできる?入院するとしたら期間(日数)は? 蓄膿症の手術期間は、医療施設、症状によっても変わってきます。 短くて日帰りの入院から、2泊3日、または、1週間から10日程度になることもあります。 実際には、術後の経過、状態が順調に回復してくれば、5日から一週間程度 といった期間が一般的だと思われます。 蓄膿症の日帰り手術ですが、病院によっては手術前に一度検査をして、 その後手術を実施し、日帰りで終わるケースもあるようです。 しかし、症状にもよりますので、日帰りでの手術が妥当かどうかは、 他の医療機関の見解を聞いてみる方が良いかもしれません。 少々時間がかかっても、確実に治した方が後々良い場合もあるからです。 蓄膿症の手術、費用は?(日帰りの場合) 蓄膿症の手術、日帰りの場合は、医療機関や症状にもよりますが、 健康保険が使えますので、診察料と手術費用とで約6万円程度が平均的です。 ただし、検査料金などが別途かかる事があります。 一度、最寄りの耳鼻科にお問い合わせいただくことをおすすめします。 蓄膿症の手術、費用は?(入院の場合) 健康保険に加入していれば、8万程度以上の医療費は返還されます。 仮に10日程の入院では数十万程かかる場合がありますが、高額医療の 手続きをしておくと、その分を引いた額で、数万円の支払いで済むと思います。 手続きをしていなくても、後日すればお金は還付されます。 まとめ 蓄膿症の手術費用と入院期間について、いかかでしたでしょうか。 症状や医療機関によって、費用や入院期間は変わってきますが、 大体一般的なところで、イメージして頂けましたでしょうか。 蓄膿症またの名を副鼻腔炎の手術は、内視鏡手術など昔と比べて技術も向上し、 入院期間も短期間で済むようになってきています。 入院の費用は高額医療制度もありますので、一度医療機関にお問い合わせ いただくことをおすすめします。 症状が軽度であれば、薬で治ることもありますが、再発する可能性もあるとの事です。 より確実に治すには手術を行うことが最善の方法かもしれません。 これを機に検討して頂ければと思います。

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