キクイムシ 画像。 住まいの害虫退治 (シロアリ、キクイムシ)

ヒラタキクイムシが発生する原因とは?ヒラタキクイムシの予防と駆除について

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目 次• はじめに 近年、増加傾向にあるヒラタキクイムシとアフリカヒラタキクイムシによる虫害について、再興した社会的な背景と防除対策について、過去に発表された学術論文を参考にまとめました。 ヒラタキクイムシ類の虫害は、新築住宅の引渡し早々から発覚し、裁判沙汰となるケースが多々あります。 下記をご一読の上、関係者間で情報を共有し、解決策のご参考にして頂けましたら幸いです。 ヒラタキクイムシの再興 10年ほど前までは新築の住宅には特有の匂いがあり、木の香りとともに鼻を突くような刺激臭が漂っていました。 今思えば、これがホルムアルデヒド臭だったのでしょう。 ゆえにヒラタキクイムシの発生はほとんど見なかったように思います。 昭和40年以降、住宅建材にラワン合板が積極的に採用され、これに伴いヒラタキクイムシが猛威を振るいました 1。 その後、昭和60年頃より合板の製造工程にクロルピリフォスやフェニトロチオンなどの有機リン系殺虫剤を接着剤に混入する技術 1 が採り入れられたことでこの問題は収束へと向かいました。 平成15年(2003年 7月1日に施行された「建築基準法におけるシックスハウス対策に係る法令」等により、内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材は、その発散レベルに応じて使用面積が制限されることになりました 2。 事実上、住宅建材から発がん性のあるホルムアルデヒドは撤廃となったのです。 ホルムアルデヒド(通称;ホルマリン)は、わずかに含有するだけでも昆虫の卵の孵化や幼虫の生育を阻害します。 この極めて高い防虫性能により住宅建材は各種害虫から守られていたのです。 このように安全性が厳格に規定された建材の普及により、ヒトだけでなく虫にも安全な環境が提供された結果、影を潜めていたヒラタキクイムシが再興しました。 弊社の防除実績では、2018年以降、特にナラ無垢フローリング材からのヒラタキクイムシ類の発生が急増しています。 ナラ材の被害は明治時代より頻発しており 1 、ラワン材もまた前述の通りです。 これに法規制も加わるとこれらの樹種はそもそも内装材として利用すべきでないと言わざるを得ません…。 ヒラタキクイムシの調査 私は以前、あるハウスメーカーの依頼を受けて、ヒラタキクイムシ類が発生した分譲ならびに賃貸マンションの各一室を調査する機会を得ました。 いずれも壁と天井の取り合い部を「壁勝ち」で組まれた内装となっており、ヒラタキクイムシ類は両物件とも壁材と床材から発生していました。 このうち分譲マンションの被害においては、7年前の新築当初から発生しており、継続して毎年発生を繰り返していました。 また、この物件で発生した種は、近年、各地で発生し増加傾向にある外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。 なお、本種の同定は「 」 4 に記載された[日本産全種の検索表]pp. 248-249. をもとに同定し、ハウスメーカー側の同定検査結果とも一致しました。 下記に本物件の状況について詳細を記します。 床材はラワン合板の基材にナラ化粧単板を貼った複合フローリングで厚さ12mm。 虫孔は4箇所のみで被害は築1年目以降は収まっていました。 壁材はラワンベニヤで厚さ5. 5mm。 壁勝ちのため天井のプラスターボードを超えて10cmほど天井裏まで突き出ています。 虫孔は50箇所以上に及び年々増えているとのことでした。 これを踏まえ、アフリカヒラタキクイムシが継続的に繁殖できる環境について調査したところ、天井裏に突き出たラワンベニヤに複数の脱出孔とフラス 虫糞木粉混合物 が見られました 写真1。 これにより、天井裏ないし壁裏の露出したラワンベニヤの柾目,板目,木口面においてアフリカヒラタキクイムシが継代的に産卵を繰り返し、毎年被害が発生したものと推察されました。 賃貸マンションの被害においては、やはり新築当初から発生しており2年目を迎えていました。 室内の被害はおもに玄関周りに集中しており、居室ドア枠の端や台所の仕切り、洗濯機の仕切りなど複数箇所から虫孔と降り積もったフラスが確認されました 写真2。 なお、この物件で発生した種は在来種のヒラタキクイムシでした 写真3, 4。 写真1 天井裏に突き出た合板の虫害 写真2 巾木の上に降り積もったフラス 虫糞木粉混合物 写真3 クロスを貫通して脱出するヒラタキクイムシ 写真4 ヒラタキクイムシ成虫 写真5 天井裏のヒラタキクイムシ 写真6 スチームクリーナー 内装の仕様は分譲物件と同様でしたが壁下地材の裏側には充分すぎるほどの空隙があり、ラワンベニヤの裏側全面が露出していました。 これはヒラタキクイムシの産卵場所が無数に存在することを示しています。 ヒラタキクイムシの発生量は室内側で計50頭ほどでしたが、壁裏側ではごく一部だけでも、その3倍以上の死骸を確認しました。 また、壁材の突出した部分から点検口の周辺,ダウンライトの取り付け孔の隙間など天井裏全面に虫が散在していました 写真5。 両物件とも天井裏ないし壁裏側において継代的に発生を繰り返していることが明らかとなりました。 ヒラタキクイムシ駆除方法の検討 アフリカヒラタキクイムシとヒラタキクイムシ。 この難防除害虫の発生によりハウスメーカーと施主との間でトラブルになっていました。 すでに両物件とも数回にわたりスプレー殺虫剤を虫孔に注入したりパテで虫孔を塞いだりといった応急措置はされていましたが、分譲物件においては これまでに数回の壁材の貼り換えまで行っており、ハウスメーカー側の負担額は400万円以上に膨れ上がっていました。 ヒラタキクイムシ類の駆除には細心の注意が必要であり、布村 1968 は次のように警告しています。 「一度この虫に侵されると一時期虫糞の発生が止み被害がストップしたようでも年々次々発生が繰返されます 5。 駆除したつもりでいて2~3年後に他の部屋, 玄関, 廊下, 階段等のフローリング材に被害が移動した例もあります 5。 シロアリなどに比べ移動距離,繁殖力は劣るが、一度発生したら完全に絶滅するまで充分注意しなければなりません 5 」と。 ヒラタキクイムシは産卵管の幅より大きい導管(樹木の水分や養分を通す管の直径が0. 18mm以上)を持った広葉樹 6 の柾目および板目面に現われた辺材の導管の中 1 および木口面導管 4 に、4~6mmの産卵管を挿入して1~4個の卵を産み付けます 1。 木口面の場合、導管の入口に最も近い卵でも、数mmは内部にあることになり、最も奥の卵は産卵数からみて10mm近く入口より入っているものと思われます 5。 このため薬剤処理を施す場合は、含浸された薬剤が充分な効力をもつためには、少なくとも辺材にはこの程度の長さだけ木口面より内部へ薬剤が浸透していなければなりません 5。 また、材の裂目にも産卵することが知られている 1 ことから、木口面のみの薬剤処理では不十分であり、導管が露出している面の全部ならびに塗装やクロスの剥離した部位や亀裂等の裂目にも処理しなければなりません。 これらを踏まえ、ハウスメーカーと施主の同席のもと具体的な駆除方法について協議しました。 お施主さまからは極力薬剤の使用を避けて欲しいとの強い要望があり、住宅メーカー側も同様の意見でした。 貼り換えを繰り返していた分譲物件においては半ば諦めた様子で、とにかく安全性を優先して欲しいとのことでした。 事実上、薬剤処理は採用できない状況でした。 そこで、これに代わる手段として熱処理について検討しました。 ヒラタキクイムシは熱に弱く 7 、駆除に熱処理が有効であるとされています。 材の温度を殺滅可能な温度まで高めると、比較的短時間で材中の卵,幼虫,蛹を死滅さすことができます 7。 熱処理においては、乾熱と湿熱 蒸気 の2種の処理に区別されます 8。 乾熱においては、Altson 1922 により149F 65. 55cm の木材表面から加熱した場合、木材内部まで熱伝導するまでに2時間、それ以上の厚さに対しては1インチにつきなお1時間保たれなければならないとしています 8。 ただし、材中の温度がその温度に達するまでに要する時間は材厚に関係するので、これに応じた適当な温度と時間を必要とします7。 スチームクリーナーはケルヒャージャパン(株)製を用いました(写真6。 本体のスチーム調整ダイヤルとミスト調整ダイヤルは水滴が噴出しない程度に、いずれも最少に設定して使用しました。 また、蒸気噴出口は付属品のハンドブラシに布カバーを被せたものに加え、ケルヒャージャパン(株)に特注で試作頂いた専用ヘッドの2種類を用いました。 その結果、厚さ5. 5mmでは45秒以上、9. 0mmでは1分半以上、12mmでは6分間以上を要しました 未発表。 この結果を基に厚さ5. 5mmの壁材は1分間、12mmの床材は虫孔の周辺のみを6分間として熱処理を実施することにしました。 ヒラタキクイムシの駆除施工 ハウスメーカーの協力のもと、玄関ドア三方枠から壁クロス(PVA),幅木,床材等の内装材に対する影響を観察しながらの施工となりましたが、熱による建材への影響は特に見られませんでした(写真7)。 ただし、床材については表面をクリア塗装されたワックスが熱により溶解し、白く変色したことから再塗装が必要となりました。 ワックスの再塗装後は白色が残ることも無く正常に回復しました。 熱処理の後、念のため虫孔の目立つ部位のみ木材害虫用発泡エアゾール剤を虫孔に注入し爪楊枝で密栓しました(写真8)。 その後、しばらく経過を観察したところ、その後も建材への影響は見られませんでしたが、虫が再び発生しました。 居室ドア枠と壁とのわずか15mmほどの隙間(写真9)と、天井と壁との取り合い部の角からでした。 新たに虫孔が開き成虫が脱出したのです。 写真7 スチームクリーナーによる熱処理 (試作品の専用ヘッドを装着) 写真8 発泡エアゾール剤を注入し、爪楊枝で密栓した虫孔 写真9 ドア枠と壁との隙間に開いた虫孔 原因について検証したところ、スチームクリーナーの蒸気噴出口がドア枠に接触するために密着できず、熱を充分に加えられなかったものと推察されました。 また、天井部との取り合い部においては、天井のプラスターボードへの加湿を避けるため、噴出口を数ミリ程度下げて処理したのが原因と考えられました。 この様な隙間と角については、スチームクリーナーの付属品にある噴射ノズルを用いることで熱処理が可能でしたが、施工時は持ち合わせていませんでした。 なお、面状に処理した部分からの再発生はその後も無く、一定の効果が得られました。 熱処理を実施する上での注意点としては、被害が広範囲に及ぶ場合、一箇所当たりの熱処理に時間を要すことから、全部の処理は現実的に不可能とされる事態が想定されること。 また、薬剤のような残効性は見込めないため、予防効果はないことです。 熱処理は、安全に駆除できる手段であるため、殺虫剤処理などと組み合わせて採用することで、より安全かつ効率的に対策を講じられるものと考えます。 ヒラタキクイムシ幼虫の材中における行動には注目すべき習性があり、幼虫が材表面近くに来て蛹室をつくり蛹化する 5 のです。 この習性を利用することで、熱処理の成功率はより一層高められるはずです。 在来種ヒラタキクイムシの場合、成虫は毎年4~8月にかけて材から脱出し、自然環境では5~6月が最も成虫の発生頻度が高いのですが、冬期暖房のある室内では幼虫の生育も早く、四国・九州など暖地では2~3月から出現し始めます。 この時、幼虫の蛹化時期は無暖房環境下では4~5月であるのに対し、暖房環境下では1~2月となります。 したがって、材中の幼虫が材表面へ移動するこの蛹化時期を狙って熱処理することで、より効果的に駆除できるものと思われます。 針葉樹材は広葉樹材に比べて栄養分 特に澱粉 が少ないこと、さらには針葉樹材に含まれる抽出成分が産卵および幼虫発育の阻害要因として働いている可能性があることが指摘されています 4。 このため針葉樹には産卵できず、被害を受けません。 また、全面を塗装されている材にも産卵できません 9。 したがって、このような材を使用すれば、ヒラタキクイムシの被害は発生しません 9。 ただし、別種のケブトヒラタキクイムシおよびアメリカヒラタキクイムシは針葉樹も加害するため、過信は禁物です。 また、針葉樹材は虫の発生は少なくとも、湿気による反りが広葉樹材に比べ大きいため、虫以外の問題を生じる恐れがあります。 さらに針葉樹ならではのヤニ(樹脂)の漏出による汚損も懸念されます。 複合フローリングやラワン合板から虫が発生したからと言って安易に針葉樹に貼り替えるのはいささか問題があります。 虫害を機に広葉樹材から針葉樹材に貼り換えをご検討の際は、くれぐれも新たな問題にご注意ください。 以上を踏まえヒラタキクイムシ類の防除に際しての注意点を認識した上で対策を講じて頂ければ、これまで以上の結果が得られるのではないかと期待します。 少しばかりでもお役に立てれば幸いです。 引用文献; 1 雨宮昭二, 野淵 輝, ラワン材の防虫 増補改訂 , 財 林業科学技術振興所, pp18-81. pp85-92. 1986 2 3 森 満範, 2008, ヒラタキクイムシ類による被害の実態, 北海道林産試験場報告 4 岩田隆太郎, 家屋害虫事典, (株)井上書院, pp243-252. 1995 5 布村昭夫, 1968, ヒラタキクイムシの生態と防除(1), 北海道林産試験場報告 6 野淵 輝, 鈴木憲太郎, 乾材害虫と屋内で発見される昆虫, 財 林業科学技術振興所, pp. 43-48. 1993 7 布村昭夫, 1968, ヒラタキクイムシの生態と防除(2), 北海道林産試験場報告 8 小野正武, 1984, 小島俊文著 ナラヒラタキクイムシに関する知見論考 論文紹介 , 家屋害虫 19,20 , pp. 57-77. 9 篠永 哲, 武藤敦彦, 住環境の害虫獣対策 第7節, 財 日本環境衛生センター, pp. 148-149. 2001 参考文献; 岩田隆太郎, 家屋害虫事典, (株)井上書院, pp243-252. 1995 岸野正典, 中野隆人, 2003, 中国産および日本産シナノキ材, 北海道林産試験場報告 岩田隆太郎, 木材保存学入門 改定2版 , 社 日本木材保存協会, pp. 52-57. 2005 ヒラタキクイムシ駆除は【奥村防蟲科学株式会社】へお任せください.

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キクイムシが出ました。どうしたらよいでしょう?

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木材を加害する害虫と言えばシロアリを連想しますが他にも多種木材を栄養として成長するものが存在します。 種によっては針葉樹材を好む種、広葉樹材を好む種、ラワン材、竹材など様々です。 ここでは一般家屋にて被害を受ける、また被害の出る可能性がある種をご紹介します。 【ヒラタキクイムシ】 建材や家具、文化財などのあらゆる木製材の害虫で在来種としては最も被害が多くあります。 体長は幼虫期の餌の量により大きく異なり3〜7mmに成長します。 長棒形で赤褐色から暗褐色をして木材を削るため大きな顎を持ちます。 日本全国に分布し乾燥した広葉樹材(ケヤキ・ナラ・カシ)を加害し特に合板、ラワン材の被害が多発しています。 成虫は5〜6月頃の夜間に材から脱出し活動します。 産卵は辺材の導管内にするため導管の無い針葉樹は加害されません。 ヒラタキクイムシ成虫 ヒラタキクイムシ成虫 ヒラタキクイムシ成虫 脱出口から出てくる成虫 腹部から伸びた産卵管 交尾をするヒラタキクイムシ ヒラタキクイムシ幼虫 木口に集まるヒラタキクイムシ 夜間活動するヒラタキクイムシ 長押の被害 桐タンスの被害 押し入れベニヤ板の被害 天井裏野縁の被害 ラワン材からの脱出口 被害材内は粉末状 【アフリカヒラタキクイムシ】 在来種のヒラタキクイムシの生息域を奪う勢いで被害拡大しているアフリカヒラタキクイムシ。 体長は2. 5mm〜4mm程度に成長し外見はヒラタキクイムシと変わりません。 頭部側縁の窪みが浅く腹節第4節の房状毛があることで同定します。 また日中でも活発に活動します。 低温に弱く越冬ができれば年2回発生します。 ラワン材や合板の他、乾燥植物質も摂食します。 アフリカヒラタキクイムシ成虫 アフリカヒラタキクイムシ成虫 アフリカヒラタキクイムシの大顎 【ケブトヒラタキクイムシ】 東南アジアに生息するケブトヒラタキクイムシは輸入される家具に既に侵入していたものから発生します。 近年では少数ですが国内でも被害が散見されます。 体長は2〜3. 5mmとヒラタキクイムシより一回り小さく鞘羽には規則正しく毛束が配列され他種とは容易に区別できます。 発生したものが国内では既に定着していますが被害例としては極わずかです。 ケブトヒラタキクイムシ成虫 鞘羽に配列する毛束 食痕内のケブトヒラタキクイムシ成虫 【ナラヒラタキクイムシ】 世界中に移入分布し比較的低温に強く北アメリカ、ヨーロッパをはじめ国内では北海道に多く本州でも発見されています。 体長2. 5mm全身褐色をして頭胸部に比べて腹部の幅が大きくなるのが特徴です。 年1回の発生で楢材の他、竹材から発見されることもあります。 ナラヒラタキクイムシ成虫 ナラヒラタキクイムシ成虫 楢材からの脱出口 【ケブカシバンムシ】 木材を加害するシバンムシの中では国内で最も被害の多い種です。 体長は幼虫期の餌の量によって大きく変わり3. 5〜6mm程度です。 食品害虫のタバコシバンムシやジンサンシバンムシと同様、赤褐色をしています。 鞘羽には帯状に微毛が生え、それが紋様に見えます。 日本全国に分布し広範囲な樹種を加害しますが特に古材を好み旧家などでの被害が甚大です。 成虫は6〜8月に出現し夜間活動します。 被害材内には独特な形状の糞をするため同定が比較的容易です。 ケブカシバンムシ成虫 ケブカシバンムシ成虫 食痕内のケブカシバンムシ成虫 ケブカシバンムシ幼虫 幼虫の繭造り ケブカシバンムシの繭 羽化後の繭 ヒラタキクイムシと混在する虫糞 ケブカシバンムシの糞 天井裏梁の被害 化粧梁の被害 野外丸太の被害 【クロアリガタバチ】 クロアリガタバチは寄生蜂の一種でケブカシバンムシを始めマツザイシバンムシ、オオナガシバンムシ等の木材害虫に寄生します。 また畳のい草を加害するクシヒゲシバンムシの幼虫からも見つかっています。 体色は黒褐色をして一見アリに見えます。 体長は2. 5mm程度で雌は毒針を持ち人と接触すると刺します。 時にはアナフィラキシーショックを起こすこともあり危険です。 発生は木材を加害するシバンムシに起因するため寄り主の駆除が重要です。 【チビタケナガシンクイムシ】 竹製品や竹材の大害虫で世界各地の温暖な地域に分布し日本全国で確認されています。 成虫は春から秋にかけて年3〜4回発生します。 竹材の外皮などの糖分の少ない所を残し材内を加害し、加害場所は粉末状になります。 体長は2. 5〜3. 5mmで黒褐色の長棒形で頭胸部先端は緩やかに弧を描き複数の突起があります。 触覚は先端から三節が幅広く平坦になるのが特徴です。 竹材のみならず小麦粉などの食品からも見つかっています。 チビタケナガシンクイムシ成虫 胸部下に隠れた頭部 特徴的な触覚 【ナガシンクイムシの一種(Sinoxylon unidentatum)】 東南アジアに生息するSinoxylon unidentatumは広葉樹を好んで加害する害虫でコスモポリタンとして世界汎用種と認知されています。 移動は全て家具等の材内に産卵もしくは各ステージで生息していたものが材外へ脱出することにより発見されます。 国内でも数件の報告はある物の帰化の事例はありません。 亜熱帯種なので本土では南西諸島での帰化が懸念されます。 全長5〜6mm内外で黒褐色、胸部背面外縁に鋸状の刺状突起を頭部から腹部方向に向け数個配列します。 腹部先端にはM字状に背面を中心に近接して配置され触角はSinoxylon属特有の櫛状をしています。 オーク材等の硬い木材を容易に穿孔します。 Sinoxylon unidentatum成虫 Sinoxylon unidentatum成虫 Sinoxylon unidentatum成虫 櫛状の触角 脱皮後の成虫 腹部先端M字状突起 加害部材表面 加害部材内食痕 Sinoxylon unidentatum成虫 【アカネニセヒゲブトキクイゾウムシ】 広葉樹の枯れ木や製材を食害する害虫で含水率の高い木材を好むため一般家屋での被害は床材が多く玄関框や化粧ポーチ柱にも被害が及びます。 樹種は比較的ブナやシダレヤナギ、ハンノキなどの腐朽材に多く見られます。 体長は2. 8〜3. 8mm程度で全身黒色で艶があり吻は短く小楯板は微小で深く陥没します。 幼虫は材中を穿孔食害して成長しますが成虫は材から脱出する際、穿孔食害します。 アカネニセヒゲブトキクイゾウムシ成虫 穿孔食害された材の断面 框板からの脱出口 【ムツヒゲキクイゾウムシ】 ムツヒゲキクイゾウムシ成虫 天井からフローリングに落ちる成虫 走光性により窓際に集まる成虫 【キクイゾウムシの一種】 キクイゾウムシの一種成虫 食害された床板 回収されたキクイゾウムシの一種.

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無垢フローリングから虫が…

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ナチュラルなお部屋のコーディネートに欠かせないのが天然木や無垢材の家具やフローリング。 けれど、よく見ると、わずか数ミリの小さな穴があいていたり、そのまわりに木屑(木くず)が落ちていたりしたことはありませんか?それってもしかしたら、という乾燥材につく虫の仕業かもしれません。 どの種類の木材に発生しやすいのか、発生原因は何か、予防・退治・駆除するにはどうすればいいのか…写真(画像)付きで対策をご紹介します。 新築物件でも被害が見られるので注意しましょう。 木材の穴に気付いたときには、もういない? キクイムシの生態と発生時期。 家屋や家具に使用される木材に害を与える虫の中でも日本で被害が多いのはやです。 の幼虫や成虫を見たことがある人は、意外と少ないかもしれません。 というのも、幼虫は木材にあけられた穴の中に潜んでいるのでその姿を目撃することは難しく、成虫になって穴から脱出しても、通常10日前後で死んでしまうためです。 できれば遭遇したくないかもしれませんが、被害の割には遭遇率の低い害虫だと言えるでしょう。 日本で被害が報告されているには、 ヒラタキクイムシ、 ナラヒラタキクイムシ、 ケヤキキクイムシ、 アフリカヒラタキクイムシ等がいます。 は細長い甲虫で、体色は赤褐色を中心に、黄褐色や黒褐色まで多様です。 ヒラタキクイムシの成虫の体長は2. 2mm~7. 0mmと、他の虫に比べて個体差が大きいのが特徴で、平均的なサイズは3~4mm。 幼虫期の栄養条件(つまり木材の種類等)が影響すると言われています。 3ヵ月で成虫になることもあれば、2年以上を要することも。 成虫の発生時期は春から夏にかけてが一般的で、ピークは6月です。 栄養が足りない場合は秋に出現したり、暖房等によって部屋が年中あたたかい場合は冬に出現したりすることもあるので、一年を通じて注意深く観察するようにしてください。 ヒラタキクイムシの成虫 (体長2. 2mm~7. 0mm) の雌成虫は好みの木材に産卵管を差込み、水分通導の役割を担っている道管(導管)部分に卵を産みつけます。 1回につき1~数個、合計数十個の穴をあけて産卵。 約10日で孵化し、乳白色の幼虫は木材の内側を食い荒らしながら移動するため、見た目からは分からなくても被害は大きいかもしれません。 幼虫は木の中で越冬し、春になって蛹化し、羽化して脱出。 このとき、被害材の表面には直径1~2mm程度の穴があき、その付近に粉(フンや食べかす)が落ちることが多いです。 写真のような穴を見つけたら、を疑ってみましょう。 キクイムシによる被害写真 写真提供:(財)日本環境衛生センター環境生物部 キクイムシの種類と発生エリア。 被害に遭いやすいのは、どんな環境? 見た目も生態もとてもよく似ているヒラタキクイムシとナラヒラタキクイムシ。 いずれも栄養条件で個体差が生じるため、大きさでの判断は難しいですが、5. 5mmを超える場合はヒラタキクイムシの可能性が高いです。 比較すると、ヒラタキクイムシは頭部の光沢に差があり、ナラヒラタキクイムシは光沢がありません。 ヒラタキクイムシはもともと本州中部より西に被害が多かった害虫ですが、現在では北海道まで分布エリアを拡大。 一方のナラヒラタキクイムシは北海道を含む関東以北に生息しています。 つまり、西日本や九州や沖縄で発見された場合は、広く分布するヒラタキクイムシの可能性が考えられますが、他にも様々な種類がいるので、やはり特定は難しいでしょう。 ちなみに、ナラヒラタキクイムシは奈良でよく発見されるという訳ではなく、ナラ材を好むためこの名が付きましたが、ナラ材に限らず広葉樹を幅広く食害します。 ケヤキヒラタキクイムシという種類もいますが、同様にケヤキ以外にも被害が見られるため、被害材からの種類を特定するのも難易度が高いです。 いずれにせよ、どの種類のにも共通する効果的な方法で対策しておく必要があります。 近年はDIYでお手製の棚や机を作ったり、住宅をリフォームやリノベーションしたりするのが流行していますが、そういった際にはぜひ建材の種類にこだわってみてください。 なぜかというと…? 木材を食害するキクイムシは、木造住宅における重要害虫。 キクイムシが好きな木材の種類は? このとき雌成虫は木材の道管(導管)に産卵管を差し込んで卵を産みますが、卵の直径が約0. 16mmなので、それよりも太い道管(導管)でないと卵を産みつけることができません。 キクイムシの卵のサイズ つまり、主に食害されるのは、でんぷん含有量が多く、乾燥していて、卵の直径より太い道管(導管)を持つ木材。 の被害によく遭う代表的な材質は、 ラワン材や ナラ材が中心です。 その他、 カシ、 タケ、 ケヤキ、 キリ等も被害が見られるので注意してください。 基本的には森林の樹木等を食害することが多いですが、住宅の柱やフローリングや天井、タンスや本棚などの家具にも害を与えるため、こまめな確認を習慣にしましょう。 おすすめのキクイムシ対策。 被害に遭ってからでもすべき対処法は?.

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