悪役令嬢なので。 悪役令嬢 (あくやくれいじょう)とは【ピクシブ百科事典】

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悪役令嬢なので

概要 読んで文字のごとし。 いわゆるのを意味している。 様々な理由から主人公に敵対し、その行く手を阻む障害となるキャラクターの一類型。 昔のや・・などで、よく見られたキャラクター。 主人公と同じ土俵で正々堂々と自分の力だけで戦うライバルキャラクターとは異なり「(親の)権力や政治力・財力・組織力を笠に着て主人公を虐めまくる」事で(多くは平民であろう)読者に嫌われる役割を与えられた「令嬢」である。 類型として『』のや達みたいな例もある。 一方で主人公 読者 に対してを示すあるいはとしてとなり気高くを張り続ける例もある。 こうしたキャラクターが悪役として登場する作品では、主人公 ヒロイン が結ばれる相手 ヒーロー と共に困難を乗り越えて排除する事で、悪役令嬢側は 人生そのものが破滅、自らのみならず一族縁者がもろともに死滅 一族郎党巻き添えにしての没落ないしは処刑 に至る、というパターンがよく見られる。 早い話がやの類型キャラクターの一種でもある。 パターンテンプレート• おおむね主人公 ヒロイン側 よりも上位の社会的地位を持っている。 この場合は令嬢自身の力というよりも、親の権力や財力をバックボーンとしたものであることが多い。 あるいはスタート地点では「主人公の親友」であるケースも見られる。 その際には様々な理由 恋愛がらみ、身分差による社会規範、周囲の讒言、主人公との才覚の差の自覚、自身に責任の無い出来事で友である主人公に目を向ける余裕が奪われていく、など でして悪役令嬢 時に となっていく事となる。 主軸となる能力も(物語当初は)主人公よりも上である。 ただし、こうした部分は主人公よりも才能や努力がある、という描写ではなく、親の権力や財力によってを重ねたがゆえの成果であったり、そうでなくとも実家の財力にあかせたシステマティックな訓練や理論的なマニュアル特訓の成果によって「ゲタを履かされている」(主人公とは、そもそものスタートラインが違う)描写となっている事が多い。 自身の社会的地位により、友人(取り巻き)は多い。 ただし「友人」というよりも令嬢や彼女の家の権力や財力の、おこぼれにあずかろうという打算で付き従っている者がほとんどで、いわゆる利害を超えた付き合いを持つ本当の意味での友人 特にと言える者 はいない場合が多い。 場合によっては、そのとりまきは「親から権力によってあてがわれた友人」である事もあり、本人は実は「他人との付き合い方を知らない(教えられたことも、自ら学んだこともない)」という上辺を取り繕うことだけが上手いというケースもある。 やがて、主人公が持つ「自身には無い魅力」(どうあがいても覆せない「天性の才能」による差、主人公が苦境によって磨いてきた「人間的な魅力」など)に気付き、内心で激しくとを抱くとともに、それによって自らの内心に巻き起こるに耐え切れず、その原因となる主人公を自らの周囲 =主人公が目指す立場 から 排除しようと働きかけるようになる。 悪役令嬢側にとっても「努力をしていない」わけではなく、 その立場にいるために自分なりの努力を重ねてきた(たとえそれが公平でないものや間違ったものであったとしても)経緯や自負がある。 そのため、この時点で主人公側を認める事は「 自らの努力を無意味かつ無駄なことだと認める」(= 崩壊の危機に至る)事になるため、そこで主人公と和解するという選択肢はなかなか取れない。 場合によっては「」ケースも多い。 最初は真っ当な忠告から始まるが、やがて些細な嫌がらせとなり、やがては 笑えない悪意となってエスカレートして、最終的には主人公の周囲に 時に主人公の生活権をも脅かし、その周囲に死者や自殺者も出かねない 甚大な被害を巻き起こす。 最終的には主人公が物語内で目覚めさせて鍛え上げた才能や、あるいは主人公が築き上げた人脈によって敗れ去るとともに、主人公やその周囲に対して巻き起こした害悪を糾弾されて 破滅に向かう(没落・逮捕・自殺・殺人など、社会的に生きていけない立場に追い込まれる)ことになる。 時と場合によっては 一族の没落や自分についてきた者たちもろともに破滅するなど、本人のみに留まらない逆ベクトルでの甚大な被害を生み出す場合もある。 逆に最後の最期で主人公側に救いの手を差し伸べられ、辛うじて命だけは長らえる(あるいは)ようなパターンもないでもない。 (当然ながら逆にのために、その手を振り払い、自ら理解して破滅を選ぶというパターンもある) 新世代の悪役令嬢 しかし、近年では、に代表される小説サイトでメイン主人公扱いされる事も多くなったキャラクター類型であり、同様の文脈の作品が増える事で「 悪役令嬢もの」としてテンプレ化およびジャンル化に至っている。 その中でもジャンルを引っ張る旗艦作品として有名になったのが『 謙虚堅実 』だろうか。 こちらはとの複合ジャンルだが、「謙虚」がブレイクした事によりなろうでの悪役令嬢物が増え始めた。 ただし同作以前にも有名な悪役令嬢作品が存在しなかった訳ではなく、『悪役令嬢後宮物語』『結構ハードな乙女ゲーの世界』『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです』等が挙げられる。 後発のなろう作品として『 はめふら 』や『公爵令嬢の嗜み』『起きたら20年後なんですけど! 』『お前みたいなヒロインがいてたまるか!』『』等がある。 基本的な世界観は、中世ヨーロッパの文明レベルを基準としたファンタジー世界の封建貴族社会が中心 上述の出例では、はめふら・公爵令嬢の嗜み・20年後・庶民に嫁ぎたい!! 、などがこのタイプ だが、あえて現代社会など異なる時代背景や非ファンタジータイプ 上述の出例では、謙虚堅実・お前みたいな、などがこのタイプ の作品も散見される。 また、悪役令嬢物は同時に「」物であるパターンも多く、「婚約破棄を言い渡された悪役令嬢を主人公に据えた逆転劇」という展開が人気パターンの一つとなっている。 一方で、いわゆる上述の「悪役令嬢の試練に耐える、純朴でけなげな主人公」という「古典少女向け作品の伝統的テンプレ」に対する「アンチテンプレ」の側面を持つことから、作品によっては恋愛による達成譚 男女の協力による成功を是とする物語 やを 全面否定する 恋愛否定 としての要素も強くなりやすいジャンルである。 「悪役令嬢を糾弾した周囲の人間」や「悪役令嬢を追い落として幸せになった正ヒロイン」を、悪役令嬢が逆に追い落とす事で良い気になる、と言うパターンが多く見られ、こういった要素は非常に好き嫌いが分かれる(そうでない作品も当然存在するが)。 特にでこのジャンルを取り扱う場合は、原作者や原作ファンを不快にさせないよう注意が必要だろう。 新世代悪役令嬢のプロットテンプレート 前提• 現代日本の女学生やOLが好きな乙女ゲーや少女マンガの世界に転生。 ただし正ヒロインではなく正ヒロインを虐めた挙げ句最後に悪事が露見して破滅する意地悪お嬢様に転生。 正ヒロイン虐めを理由に婚約者とその取り巻きから断罪を受け、婚約破棄され、当然と言っていいのか婚約者は正ヒロインにとられる、という一連の事象が運命づけられている。 だが実は正ヒロインには様々な問題 後述 があり、一方の攻略対象達も様々な理由 正ヒロインの立ち回りがガチで悪魔的に上手だったり、あるいは惚れた弱みだったりなど から、それになかなか気付けない。 たとえ気付いたとしても、その時には別の要因 家族や家業を質に取られていたり、社会的立場が危うくなって正ヒロインの味方をした方が有利になれたり のために正ヒロインの味方をする事になる せざるを得なくなる 場合もある。 そうでなくとも悪役令嬢側は「悪役補正」 世界に刻まれ定められているとされる物語のプロットシナリオ・本人の力の及ばない前世代からの因果・運命の強制力・悪役令嬢の友人や取り巻きが誤った忖度をしてヒロインをいじめて連帯責任やいじめの首謀者に祭り上げられる、など が働いて、不当ではあるが客観的には自身が疑われるに足る間の悪さを発揮してしまう。 断罪を華麗に(あるいは泥臭く、ないしは紙一重のギリギリで)かわした後は実家の権力財力と現代日本 前世 の知識を生かして大活躍。 あるいはその回避に疲れた結果、隠居やスローライフに方向転換したがることもある。 断罪や破滅回避ないしは最悪の結末を回避したのちの活躍などにおける行動過程で、実は、この世界には「原典本編では明かされていなかった 原典のファンが本来なら知る事の無い 」「作品企画過程で没にされていたはずの設定の残滓」「ifルート」「隠しキャラ」などが存在していたと発覚する事がある。 当初の婚約者より良い恋人をゲット!あるいは悪役令嬢としてのマイナス面が消えたことで関係は改善して婚約破棄に至らずにハッピーエンド!• 逆に正ヒロインやその取り巻き達は破滅して• 世界観として、特権階級の貴族は、権力という大きな力を与えられ、その恩恵で経済的・財政的に恵まれて裕福な生活を享受できる一方で、与えられた権力で個人の力では不可能な大業を果たして力無き人々を守るようにと義務を課せられ、それに相応しい振る舞いをもって役割 課せられた義務 を果たすことを求められる 貴族の役割、ノブレスオブリージュなど という、一般階級には縁がない制約 いわゆる贅沢な悩み にスポットが当たりやすい。 庶民感覚が強い正ヒロインから見て、不可解で不合理に思われがちな礼節や冷淡に見える振舞いに対し、元々貴族として求められる振る舞いと役割を理解している令嬢が語ることにより令嬢側の正しさを読者に伝え、証明させるため。 もちろん、作品毎に細部は異なる。 以下は一例。 本編開始時期• 原作開始の数年前。 この場合は破滅の未来を回避しようと周囲との人間関係改善に行動する。 (はめふら・庶民に嫁ぎたい!! ・謙虚堅実・お前みたいな、などがこのタイプ)• 原作の舞台となる貴族学園入学時。 婚約者から婚約破棄されて破滅した瞬間。 すでに破滅後なので楽隠居の為に努力する。 嗜み・20年後、などがこのタイプ 悪役令嬢自身• 前世の記憶を取り戻すまでは本当に性格の悪い意地悪お嬢様だったが、前世の記憶を取り戻したことにより人格が前世ベースに変貌し、周囲の環境を改善しようと奔走する。 このパターンでは上記の本編開始時期によって意地悪お嬢様だった時期が左右される。 特に幼い頃に記憶が戻るパターンでは、原作に相当する時期の頃には既に善良な令嬢になっていることも多い。 言動がキツイだけで実は善良(を果たすよう口うるさかったり、礼儀にこだわる様を婚約者に疎まれていただけなど)• ただしこのパターンは異世界転生ではない方が多い(転生前から令嬢でないと辻褄があわないため)。 腹黒な正ヒロイン(後述)に嵌められただけで実は善良。 悪役令嬢の能力• 令嬢自身の地位と能力のみ。 転生者でなく生粋の令嬢である場合、高貴な立ち振る舞いと地位、そして、きちんと現実 関係者間の利害関係や国際感覚・政治情勢 に立脚した実効性のあるによるを武器とすることになる。 転生前の現代知識+令嬢教育のみで、特殊能力等は無し。 悪役令嬢物では現代日本の料理やお菓子等を今世で再現するなど、現代知識を生かした行動は世界に大きく影響しない些細であることが多い。 ただし、破滅後に楽隠居するパターンでは自身の周りの環境を内政チートのように現代風に整えるものもある。 また、現代知識の中には「ゲームの知識=攻略対象の抱える悩みやトラウマ、この世界の行く末(エンディング)、世界の秘密()」が含まれる事も多い。 逆にゲーム完全クリア前に転生してしまって知識が中途半端な場合や、隠しルートや続編の追加キャラクターを知らないというケースもある。 領地持ちの家の悪役令嬢であった場合は「学園 王都 では高飛車な人を人とも思わぬ令嬢だと思われているが、、」という設定が付与される事も多い。 特に原作開始数年前覚醒のパターンの作品では「前世の平民感覚 貧乏舌や貧乏性・勤労癖 が抜けきらず、平民の暮らしが恋しくて」という理由で上記の行動 お忍びで街歩き に出て庶民に慕われる、というケースもみられる。 こうした事情のため悪役令嬢の破滅後に領地の人々が「ウチのお嬢にナニしてくれてやがる!」と激怒して、領民たちの中で悪役令嬢に対して恩のある有能な人物が、彼女の手足となって逆転劇のために働き戦ってくれる(そうして集まってくれた人の中に令嬢の運命の人がいる)というケースもある。 新世代前の「従来の悪役令嬢」の結末が、下手をすれば悪役令嬢本人のみならず親兄弟一族郎党縁者領民、老若男女死者赤子胎児に至るまで処罰に及ぶ過酷なものになりやすいのは、この可能性を潰すためのものでもある• 神や魔王とも張り合えるチート能力(があるゲーム世界に転生した場合は、前世でのの結果と言う理由が多い)。 中には「ゲームのジャンルを間違えてないか」「 前提となる原典の物語内容と 変わってないか」と言うに行っているものもある。 ただし素で正ヒロインより強いと「悪役令嬢って設定いらないじゃん」となるので少数派ではある。 というか時にこのケースに対しては「廃課金するほど強くなるのは正ヒロインの方では?」とツッ込まれる事もあるが、その辺は「キャラクターというガワ 操作キャラ ではなく、プレイヤーとして鍛え上げられた魂 中身 そのものに 努力 廃課金 の成果が刻み込まれる」という説明が成される事も多い。 中にはうっかり使うと、文字通り屍山血河か瓦礫の山を築き上げてしまうため、日常では役に立たず使い道がないものだ、として敢えて本人が能力を使わ え ない理由付けとするものもある。 上出例で言うと『庶民に嫁ぎたい!! 』が、このタイプ 正ヒロイン• 実は腹黒で。 悪役令嬢と同じく転生者であることが多く、原作知識を利用して逆ハーレムを狙おうとする(が、原作と違う展開に困惑する)。 (下記のバリエーション作品「婚約者が悪役で困ってます」がこのタイプ)• 転生者の場合、世界そのものを VRゲーム、周囲の人々を、あくまでも「キャラクター 」としてしか見る事が出来ずに相手にも感情や人格がある事を認めず、きちんとした人間関係を構築する事なく、結果として周囲から扱いされて自滅に向かうケースもある。 また、特に悪役令嬢側と同じように原作知識を持つ転生正ヒロインの場合、様々な理由から たとえば悪役令嬢の前世以上の原典ヘビーユーザーであるケースや、より踏み込んだ場合には「実は正ヒロインの正体は原典の原作者本人」というケースも、まれに見られる 原作に関する知識が悪役令嬢 主人公側 を完全に上回っている、という場合がある。 転生者でない場合や「優等生の良い子」でも単に頭なバカだったり()実効性の全くない理想 だけの正論しか言えずに、政治に対しては無力・無能のために悪い大臣やに良いように操られてしまったりで、ミクロ視点においては良い事をしていてもマクロ視点においては傾国としかいえない因子を持つ娘だったりする。 例に出すと「貧民対策によって国家予算を開放しバラマキ政策を実行して 城下 都会 の民たちには聖女として敬われるが、対象が都市部に限定されて地方まで効果が波及せず、地方、特に辺境地などはバラマキの煽りで重税にあえぐ羽目になり、おまけにバラマキ政策のために軍事予算まで削ってしまって国軍・騎士団の弱体化を招き、隣国に侵略の口実を与えて戦争を喚起させてしまい、 地方の民には悪女として恨まれる」など。 ちなみにこの「正ヒロインの施策のしわ寄せを食らって恨む地方の民」が、悪役令嬢の家が守るべき領地の民だったりする事もある• 実は正ヒロインは敵対国や国内の革命勢力あるいは王家の政敵より、内部から王家や国家を喰い破るために送られただった、という場合もある。 嗜み・20年後、などがこのタイプ このケースでは上述の「裏設定パターン」「ボツ設定残滓パターン」の合わせ技で明示される事もある。 また、このケースではハニトラ要因だった正ヒロインには、その自覚が無い 正ヒロインを学園や王宮に送り込んだ者、すなわち原典となる作品内ではや設定のみの存在であったはずの人物が、黒幕として言葉巧みに正ヒロインを操っていた というケースもある。 原作通りの良い娘。 なので善人となった悪役令嬢とは親友になる事も多い。 中には原作の攻略対象そっちのけで悪役令嬢と親密になるケースもある。 ただし「聖なる力に目覚めた」等の理由で平民ながらも貴族社会に放り込まれた結果、貴族社会の常識とは外れた行動を取り、虐めの標的になるケースもある。 この場合でも「転生前は平民だった」悪役令嬢と親友になる事が少なくない。 原作のヒロインの友人やクラスメイトなど別のキャラクターも転生者だった場合、この人物が原作知識を利用して本来のヒロインの立ち位置を乗っ取って上記の腹黒ポジションで立ち回り、脇役に追いやられてしまった本来の善良な正ヒロインを悪役令嬢が助けるという、正ヒロインを善良にしたまま(悪役令嬢以外の)腹黒ヒロインも登場させると言う変則的なパターンもある。 悪役令嬢と同じく転生者だが、悪人ではない。 この場合は気弱だったり、正ヒロインなんて荷が重い役は嫌だ等の理由で、原作で本来行うはずの行動に消極的な場合もあり、転生者仲間である悪役令嬢が頼られたり振り回される場合もある。 せっかく悪役令嬢が原作よりも良い方向に変えていたはずの世界を、原作知識によって「原作通り」に元通りにする(悪い方向に捻じ曲げようとする)パターンもある。 優等生ヒロインが良かれと思ってやったり、腹黒ヒロインがエゴで行ったり、原作との差異を絶対に許さない原作至上主義の持ち主といったパターンがあるが、いずれにしても悪役令嬢にとっては迷惑な行為である。 攻略対象• 画面越しでは見えなかった腹黒さやバカさが露呈する(もしくは、に)。 そして正ヒロインと共に悪役令嬢を糾弾して、共に破滅する。 上述した正ヒロイン腹黒タイプの作品では、顔だけがとりえで、正ヒロインの腹黒具合をマトモに見抜けないバカ揃い、というパターンも多い。 正ヒロインハニトラタイプの作品では攻略対象の中に諜報部に繋がりの深い人物も含まれ、この人物が正ヒロインにガッツリ篭絡される事で視点が色眼鏡と化し、本来は国防のために必要な諜報活動や情報防護活動を怠ったりする、あまつさえ正ヒロインに対して無自覚に様々な機密情報を流しまくり「俺ってこんな情報も扱ってすげえだろ」とドヤ顔する(そして正ヒロインにおだれられて自尊心をくすぐられ、さらに深みにハマる)というパターンもある。 原作通りの性格だが悪役令嬢の性格が変わったことで悪役令嬢に本当の好意を持つようになり、正ヒロインへの興味が薄れる。 この派生として、原作で彼に好かれるはずだった正ヒロインも悪役令嬢を慕っており、大好きな悪役令嬢を取られまいと、正ヒロインと攻略対象の間で火花が散るパターンもある。 逆に悪役令嬢の方が非常に鈍感だったり、本来結ばれるべき正ヒロインの存在を知るが故に一歩引いてしまいなかなか結ばれないケースもある。 原作通りの性格だが正ヒロインも転生者だったために振り回される。 原作では過去に悪役令嬢に虐められたなどで恨みを抱いていたが、悪役令嬢が恨まれるフラグを回避した(虐めないどころか虐めから守った)ことで逆に悪役令嬢に好意を持つ。 実は彼も転生者で悪役令嬢と共にこの世界で生きるための協力関係となる。 原作に攻略対象が複数いる場合、悪役令嬢が攻略対象の一人に好かれる一方で、正ヒロインも別の攻略対象と恋人同士になり、悪役令嬢とも良き友人関係を築く。 このパターンでは悪役令嬢・正ヒロイン共に幸せなカップルとなり、ダブルデートになる場合もある。 バリエーション• 悪役令嬢本人ではなく、その周囲の や名も出ないに転生して、悪役令嬢を更生させる事で「巻き込まれ破滅」の回避を目指すパターンの作品もある。 例としては『』や『婚約者が悪役で困ってます』『転生しまして、現在は侍女でございます。 』など。 あるいは悪役令嬢のファンである主人公が正ヒロインに転生して悪役令嬢に接近する『』みたいなパターンもある。 転生した悪役令嬢の破滅回避の奮闘を 巻き込まれた非転生者の立場から語る作品も存在する。 例としては『』『僕は婚約破棄なんてしませんからね』などが挙げられる。 主人公はあくまでもゲームのプレイヤーでありながら何故かゲーム内の登場人物に話しかけることが出来るようになって、推しキャラである悪役令嬢のハッピーエンドを目指すという変則的な作品もある。 例としては『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』などが挙げられる。 なろう以外の悪役令嬢 先述した作品の影響もあり、なろうの定番ジャンルの一つ「ゲームの世界に異世界転生」と複合した「乙女ゲームの悪役令嬢に転生した」と言うパターンは非常に多い。 が、 実際の乙女ゲームには悪役令嬢なるものは存在しないと言われている。 例えば元祖乙女ゲー『』のはライバルではあっても悪役ではなく、続編では主人公の親友になったと明言されている。 一応、明確な悪役が存在する乙女ゲームとしては『』が存在する。 ただし本作は「美少年誘惑ゲーム」というジャンルであり、ライバルは主人公の攻略キャラを堂々と奪い、バッドエンドは悪役令嬢と攻略キャラのダンスシーンを見せつけられるという典型的な悪役である一方、主人公もそれを阻止するために悪役令嬢の家を没落させる、手紙に涙の痕を偽造する等といった最低な行動を行うため、どっちもどっちである(流石に漫画版の主人公エリカはそこまで外道ではないが)。 また、同作は発売当時それほどメジャーではなく、内容的にも乙女ゲームの中でも極稀なケースと言えるため、これが現在の悪役令嬢ものテンプレの原型になったとは流石に言い難いだろう。 冒頭のように童話・児童文学 少女小説 ・少女漫画においては、おおよそ2000年頃までに見られたキャラクターであり、代表格といえば『小公女』 のや『』のマリア三毛村、『』のなどが上げられる。 他には『』の(ただし偽りの令嬢)等。 一応、現在の漫画やゲームでもライバル的なキャラクターは登場するのだが、なんだかんだで善人であったり、あるいは実は本人に責任の及ばない外的要因 ・・歪んだ家庭環境や・など によってその立場に追い落とされているだったりする場合が多く、また事がほとんどであり、「破滅する」ようなことは少なくなっている(あくまでも少女漫画の話であって、向けは別)。 悪役令嬢とは、現在はなろう系のみで見られる、独自の存在なのである。 『』 『』、。 無原作作品 などは、その一例と言える。 pixivでは、イラストよりも小説で使用されるタグであり、ではpixiv以上に該当タグの付いている小説を発見する事が出来るだろう。 悪役令嬢が主人公の作品 作品の分類 悪役令嬢の設定 転生 現代人が異世界転生した悪役令嬢 過去 破滅(処刑等)で死亡し過去の自分へタイムスリップした悪役令嬢 無し 転生や特別な記憶を持たない普通の悪役令嬢 物語概要 回避 破滅フラグの回避に奔走 事後 破滅後の物語(逆転・スローライフ等) 達成 何らかの目的を達成する(物語本筋から異なる目的など) 物語の舞台となる世界観 現代 現在の地球と同じ近代化された世界(現代の日本など) 中世 中世ヨーロッパなど近代化前の世界 その他 RPG レベルやステータス・装備などRPG的な要素がある。 作品によって様々。 原典世界においてモブキャラである場合は Mを記す。 意見としては• 主人公が好きだった乙女ゲームや少女漫画の世界なのに攻略対象が顔だけが取り柄のバカだったり、正ヒロインが腹黒だったりととても好きになれるような舞台に見えない。 家柄などで正ヒロインより有利な上、個人の能力でも上回っていたりと実質的にはチートヒロイン無双物と化している。 大したことをしていないのにやたら評価されたり、正ヒロインサイドはやることなすこと裏目に出たり周囲から塩対応されたり、肩書きが違うだけで結局は昔の姫巫女ラブ系の一種に過ぎない。 などの事例が見られる。 ただ、こうした批判意見の常ではあるが「きちんとジャンルを理解して行っているとは思えない 全体傾向の一部分のみをかいつまんで行っている 批判」や「まず批判ありきで行っている批判」あるいは「ジャンルそのものが進化しているにも関わらず、ジャンルの初期に出された批判を何も考えずにして持ち出してきた =ジャンルの現状に合ってない 批判」も相当量に混ざっている事もある そうした批判に対しては上記のジャンルテンプレートそのものの中に対応反論となる内容があるケースも少なくない ので、注意を要する。 一方で当然の事ながら、前述の批判がすんなりと当てはまる作品が少なからず存在する事も否定出来ない でないと、そんな定型の批判は出ない。 ただし逆に、こうした批判を織り込んだ上で、その部分をあえて戯画 定型あるいはパターニングされた上でのパロディ 化する事で物語の効果 ・・など として活かしたり、あるいは批判に対応する答えを盛り込んで形にしている作品もあるので「ジャンルを批判したとしても個々の作品の批判には繋がりようもない」事には留意を要する これ自体は、どんなジャンル・どんな作品に対しても、言える事であるが。 関連タグ …性別は異なるが、横暴を傘に着せた典型的な嫌われ役の代表例としてわかりやすい …キャラクターが物語の枠から外れたところで、一個人としてその境遇に思い悩み、行動すると言うコンセプトをもった作品 外部リンク (一部参考にいたしました) 関連記事 親記事.

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乙女ゲームに転生!? 悪役令嬢が主役の漫画おすすめ6選!

悪役令嬢なので

現在放送中の、アニメ版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(以下『はめふら』)が好評だ。 原作はWeb小説で、「一迅社文庫アイリス」から少女小説として出版され、『月刊コミックゼロサム』でコミカライズもされている。 (関連記事:) コミック版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』1巻 女性向け小説で人気のある「悪役令嬢もの」だが、TVアニメに進出したことで性別を超えて認知度も上がり、ジャンル自体への注目が高まっているようだ。 まずはそのジャンルを築いてきた、代表的な作品を振り返ってみよう。 コミック版『悪役令嬢後宮物語』1巻 タイトル自体に「悪役令嬢」を打ち出した『悪役令嬢後宮物語』が2012年。 架空の西洋風世界を舞台に、(いわゆる「現代からの異世界転生」ではなく)「生まれつきの悪人顔のせいで悪役令嬢扱いされてしまう」主人公を登場させた。 商業化の後、コミカライズもされている。 2013年からの『謙虚、堅実をモットーに生きております!』の主人公は「少女漫画の世界の悪役令嬢に転生してしまう」という設定で、「悪役令嬢もの」と「異世界転生もの」が結び付いた人気をWeb上で長く獲得していた。 コミック版『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです』1巻 ちなみに『謙虚、堅実~』より少しだけ発表の早かった『ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです』は乙女ゲーム世界が舞台だが、主人公が転生するのは悪役令嬢ではなく、「ライバル令嬢」という設定。 そして2014年に始まった『はめふら』が「乙女ゲーム世界の悪役令嬢への異世界転生」となるのだが、要するに「Web小説界のお約束が乙女ゲーム転生に持ち込まれた」のであって、「悪役令嬢が乙女ゲーム界のお約束というわけではなかった」というのは重要なポイントである。 コミック版『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』1巻 それから『公爵令嬢の嗜み』(2015年)など、「乙女ゲーム+異世界転生+悪役令嬢もの」が定番化していくが、「乙女ゲーム」や「転生」に縛られない変わり種も出現するようになる。 例えば『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(2018年)は、現実のプレイヤーの立場から乙女ゲーム世界に干渉し、悪役令嬢ヒロインを応援するという「ひねり」が加えられている。 さらに原作小説からのコミカライズではなく、漫画原作で悪役令嬢ものを描く作者も現れている。 そこで今回紹介したいのは、『鬼滅の刃』などと並んで「ピッコマAWARD 2020」()に選ばれたばかりの、『外科医エリーゼ』というWeb発のコミックだ。

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悪役令嬢?小説一覧

悪役令嬢なので

ジャンル 、 小説 著者 山口悟 イラスト 出版社 掲載サイト レーベル 連載期間 2014年7月6日 - 2015年3月23日 刊行期間 2015年8月25日 - 巻数 既刊9巻(2020年4月現在) 漫画 原作・原案など 山口悟 作画 ひだかなみ 出版社 一迅社 掲載誌 レーベル ZERO-SUMコミックス 発表号 2017年10月号 - 発表期間 2017年8月28日 - 巻数 既刊5巻(2020年5月現在) 漫画:乙女ゲームの破滅フラグしかない 悪役令嬢に転生してしまった… 絶体絶命!破滅寸前編 原作・原案など 山口悟 作画 nishi 出版社 一迅社 掲載サイト レーベル ZERO-SUMコミックス 発表期間 2019年11月1日 - 巻数 既刊1巻(2020年5月現在) アニメ 原作 山口悟 監督 井上圭介 シリーズ構成 清水恵 キャラクターデザイン 音楽 、 斎木達彦、、 アニメーション制作 製作 はめふら製作委員会 放送局 、ほか 放送期間 第1期:2020年4月 - 6月 第2期:2021年 - 話数 第1期:全12話 - プロジェクト ・・ ポータル ・・ 『 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(おとめゲームのはめつフラグしかないあくやくれいじょうにてんせいしてしまった)は、山口悟によるの。 2014年7月6日から2015年3月23日まで小説投稿サイト『』にて本編が連載された。 本編の完結後、2015年からより文庫版が刊行されている。 Web版の本編(カタリナ1年生時の上級生卒業パーティーまで)に相当するのは2巻までで、3巻以降は文庫版の書き下ろしである。 2020年にはテレビアニメ化された。 略称は『はめふら』。 2017年からは文庫版のイラストを担当するによるコミカライズ作品が『』にて連載中。 2019年からスピンオフ漫画『 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』がnishiによって『』にて連載中。 2020年6月時点でシリーズ累計300万部。 ストーリー [ ] クラエス公爵家の一人娘である カタリナ・クラエスは、両親に甘やかされて育ったせいで高慢ちきで我侭な性格になっていたが、8歳の時に父に連れられて城に出向いたところ、転んで石に頭をぶつけてしまう。 そこで前世の記憶が蘇り、事故に遭って命を落としたオタク女子だったことや、この世界が事故の日の明け方までプレイしていた乙女ゲーム『 FORTUNE・LOVER』であり、自身はヒロインにいやがらせを行うライバルだったことに気付く。 そんなカタリナの未来は 良くて「国外追放」、最悪「死亡」という破滅ルートしかなく、穏やかな老後を過ごしたい彼女は破滅エンドを回避するために奔走する。 その結果ゲームの舞台となる魔法学園の入学前に、ゲーム内のカタリナと違って他の登場人物とも友人関係を築きあげる。 その縁でゲームのヒロインである マリア・キャンベルとも友人になったカタリナは、ゲーム内のカタリナとは正反対にマリアをいやがらせから守っていくが、カタリナが前世では知ることのなかった「闇の魔力」が関わる事件にマリアと共に巻き込まれてしまう。 夢の中で前世の友人からアドバイスを受けて事件を解決に導いたカタリナは、ゲーム内の最終イベントである上級生の卒業パーティーを無事にクリアし2年生に進級する。 進級後もカタリナ達は闇の魔力が関わる事件に2回巻き込まれ、その過程で子犬の姿をした闇の使い魔を手に入れたカタリナは、使い魔を研究することを名目にして卒業後にマリアと共に魔法省へ就職する。 ところが入省前後に前世の友人が『 FORTUNE・LOVER II』をプレイしている夢を見て、続編の舞台が魔法省であることや、前作で国外追放されたカタリナがマリアに復讐するために戻ってきたこと、そしてカタリナは闇の魔力と狼の使い魔を得たことを知る。 自身の状況がゲーム内のカタリナに近づいていたことを知った彼女はゲームの強制力を感じつつも、マリアの恋路を邪魔することが破滅へ繋がると推測してマリアの恋路を応援することを決める。 その一方で国内では闇の魔力が関わっていると思われる事件が次々に発生しており、カタリナとマリアは魔法省職員としてそれらの事件へ関わることにもなる。 登場人物 [ ] 声の項はテレビアニメ版の。 クラエス公爵家 [ ] カタリナ・クラエス 声 - Power gauge:知力1 体力3 カリスマ5 一部にのみ 魔力1 パワー3 本作の主人公。 名家であるクラエス公爵夫妻の長女。 家族は両親と義弟のキースの四人。 外見は茶色のロングヘアに水色の瞳のやや吊り上がった目を持ち、美人ではあるがマリアやメアリ、ソフィアほど美しくはないと作中で明言されている 本人曰く『悪役顔』。 学力と魔力は並か並より下。 木登りが得意で運動神経は良。 魔力は土。 公爵家の令嬢なので実家の家格は高く、財産もあり、不自由のない生活を送っている。 誕生日は6月24日と公式Twitterで公開されている。 公爵家の一人娘として我侭に育つが、8歳のころに石につまずいて頭をぶつけたことで前世の記憶を思い出し、生前に自分が遊んでいた乙女ゲームの世界の悪役令嬢「カタリナ」に転生したことに気付く。 前世の記憶を思い出したことで、鈍感だが優しく気さくで朗らかな性格 となり、貴族とは思えないような立振る舞いとやさしさで、無自覚に周囲の人を惹きつけていく。 本来ゲーム内のヒロインの攻略対象である人物やそれぞれのルートのライバルキャラ、そしてヒロインまでもを次々とタラシこんでいくことから、周囲からは「天性の人タラシ」とも呼ばれている。 その一方で、破滅を回避して天寿を全うすることを目標としているためか他者との恋愛を意識しておらず、悪役であるカタリナが好かれるはずがないという思い込みから好意に気づかないことが多い。 自らが迎える破滅エンドを回避するべく、土の魔法の訓練として農業を始める、ジオルドへの対抗策として常に自作したオモチャのヘビを持ち歩くなど奮闘する が、傍目には予測不可能な奇行となることが多い。 公爵令嬢としての常識から掛け離れた行為をして周囲の人間を困惑させ、母のミリディアナには度々叱責されている。 農業は後に趣味となり、学園入学後も続けている。 身分や見た目で判断しない性格から学園では「慈悲の聖女」と呼ばれ、愛好会まであるという。 整ってはいるがきつめの容姿のため学校や公の場で見知らぬ男性に声を掛けられることは無い。 前世 前世における本名は不明。 やんちゃで「野猿」とあだ名されるほどの野生児であり、木登りが得意。 中学以来の親友である敦子と出会い、小説やゲームなど内向的な趣味も持つようになる。 敦子の影響で『FORTUNE・LOVER』をプレイし、敦子から攻略情報を教わるが、ネタバレを避けていたため曖昧な部分も多い。 ジオルドルートを攻略した翌朝、家から学校へ向かう途中で事故に遭い死亡する。 家族構成は父と母(声 - )、長兄、次兄(声 - )、祖母(声 - )。 キース・クラエス 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力4 体力3 カリスマ3 魔力5 パワー3 カタリナの義弟。 色気を放つ美少年でヒロインの攻略対象。 家族は義理の両親と義姉のカタリナの四人。 クラエス公爵家の分家にあたるコールマン子爵家の当主と娼婦の間に生まれた息子で、クラエス家に養子として引き取られた。 年齢はカタリナと同い年であるが、誕生日が遅いため「弟」とされている。 青い瞳と色気溢れる美しい顔立ちがカタリナの父・ルイジの若い頃に似ているため、屋敷の使用人をはじめとする周囲の人間から「ルイジが愛人に生ませた隠し子ではないか」と噂されていた。 クラエス家に引き取られる前は娼婦の産んだ子供ということもあり、兄弟たち(声 - )や義理の母親や周りの者から冷たい言葉を浴びさせられており、ゲーム内でもクラエス家に引き取られた後は義母・ミリディアナや義姉・カタリナに冷遇され、この反動で大人に成長した際に愛されることを求めて数々の女性と浮名を流す男になっていた。 本作ではクラエス家に引き取られた後、義姉となったカタリナがキースを孤独にさせまいと積極的に関わってくる。 前の家で兄弟たちに苛めを受けてきたことから、また義姉・カタリナにも苛められるのではないかという恐怖心が先立っていたが、貴族の令嬢が自ら畑を耕したり自分に対して全く壁を作ったりしないない義姉の態度に、当初抱いていた警戒心は徐々に薄れていった。 木登りで落ちたカタリナの下敷きになった際には、本気で自身を心配してくれる義姉に抱きしめられて物心ついてから初めて抱きしめてくれた人だと告白している。 また、幼少期のカタリナの愛情を独占したこともあり、カタリナの周囲の人間の中で、人格形成においてカタリナの影響を最も強く受けた人物となった。 キース本来の気質である真面目で穏やかな性質とカタリナから教えを受けた他者への愛情や心の寄り添い方が上手く融合されて、人を愛する気持ちを理解し、紳士的かつ真面目で優しい性格の青年に成長する。 学業も優秀であり、公爵家の跡取りとして申し分ない実績を上げている。 これは、自分の存在が不安定で、生きる上での目的も目標も見出せずにいた過去に対し、養子に入ってからは本当の意味で自身を無条件に愛してくれる家族を得て、精神が安定して落ち着いて生活できるようになったこと、さらにはカタリナからの愛情を受けて自分が義姉を守れるような立派な男性になりたいという目標ができたことと強く関連している。 年頃になってからはクラエス公爵家の跡取りということもあってか多くの貴族の子女からも想いを寄せられるようになったが、カタリナが「女性には優しく親切に」と言い聞かせて育てたため、女性には奥手な性格になっており、また後述のようにカタリナに対する想いが強い為、特定の婚約者はできずにいる。 自分の心の傷を埋めてくれたカタリナに向ける感情は、今ではただの家族愛ではなく恋愛感情になっている。 ジオルドとカタリナの婚約を破棄させようと義母とともに奮闘している。 義母からはカタリナのお目付役を頼まれたり、実の娘のカタリナ以上の信頼を寄せられるようになり、自ら進んで義姉を守る役割を引き受けている。 魔力は土で、土で作った人形を動かすなどかなり強い魔力を持っている。 ミリディアナ・クラエス 声 - カタリナの母親で、キースの義母。 旧名はミリディアナ・アデスで、クラエス公爵家と対等な身分であるアデス公爵家の次女。 ゲーム内では子供を叱れない気弱な母親だったが、本作ではカタリナの貴族らしからぬ奇行に頭を悩ませているうちに、彼女を厳しく教育する教育ママと化している。 またゲームではキースの隠し子疑惑からルイジと不仲になっていたが、これもカタリナのとりなしにより解消された。 カタリナや自分、クラエス公爵家の名に傷がつくことを恐れており、カタリナが何かやらかすと毎回長時間説教し、大量のマナー教本を押し付けている。 カタリナに厳しいのは貴族としてまともになってほしいからであり、カタリナに対しての母親愛ゆえである。 なお、カタリナの鋭い目つきと悪役顔(夫のルイジいわく、性格の大部分も)は彼女譲りである。 ルイジ・クラエス 声 - クラエス公爵家の現当主。 カタリナの父親で、キースの義父。 若い頃はキースのように色気に溢れた美形であり、独身令嬢から人気だった。 社交的かつ明るい性格で、学問に秀で、身体能力も高かった。 娘のカタリナを溺愛しており、ゲームではそれが原因で傍若無人なカタリナの振る舞いを叱ることができなかったため、カタリナを悪役令嬢にしてしまう一因となる。 またキースの隠し子疑惑から夫婦仲も悪かったが、本編ではカタリナの介入によって妻とも良好な関係を築いている。 一方で貴族らしく振る舞えないカタリナに対して、甘やかしたことを後悔することがしばしばある。 アン・シェリー 声 - Power gauge:知力3 体力3 カリスマ2 魔力なし パワー3 クラエス公爵家にメイドとして仕える女性。 年齢はカタリナの8歳上で、16歳の時に当時8歳だったカタリナの専属メイドになった。 クラエス家の遠縁であるシェリー男爵とそのメイドの間に生まれ、メイドとして仕える前に火事で母親を亡くし、自身も腕にやけどを負っている。 最初は我儘で高慢なカタリナを良く思っていなかったが、カタリナが頭を打って記憶を取り戻した後、彼女の予測不能な行動に困惑しつつも、自分を道具として扱わない所に好感を持つ。 その後もシェリー男爵から結婚の話が来ているが、余り良いとは言えない結婚相手で乗り気でなかった事と、これからもカタリナの傍にいたいという思いから、この話を断っている。 実はカタリナを恋慕している人間を知っている。 トム・ウィズリー 声 - クラエス公爵家に仕える庭師の男性で、使用人の中でも先代当主(ルイジ・クラエスの父)の代から仕えている古株。 口下手で他人と付き合うのが苦手だが、カタリナの身分差を意識せず誰に対しても分け隔てなく接する気さくな人柄に、先代当主の面影を重ねて見ている。 元々は貧しい田舎の村の出身で、物心つく前に奉公に出され各地を転々としてきたが、コミュニケーションが苦手なことからトラブルが絶えなかった。 そんな中クラエス家の先代当主に庭師の腕前を見込まれクラエス家の専属庭師となり当主とも仲良くなるが、当主の死後は無為に日々を過ごすだけになり、早く友の元へ行きたいと願うようになった。 しかしカタリナと出会ったことで生きる希望を取り戻した。 ジョアナ 声 - クラエス公爵家のメイド頭。 商家の三姉妹の三女として生まれたが、姉2人と違い器量が悪く人付き合いの苦手な人物であり、元々きつい顔立ちで、物言いもきつく聞こえてしまうことも災いし、恋人はおろか友達すら満足に作れなかったため、早々に結婚を諦め16歳でクラエス公爵家にメイドとして仕え始める。 それから約10年後にメイド頭へ出世を遂げるが、若年だと舐められないようそれまで以上に厳しく仕事に熱中するようになったことで、気が付けば同僚からも遠巻きにされる存在になっていた。 お菓子作りが得意で、その素朴な味はカタリナの好物でもある。 カタリナは彼女のお菓子を他人にも勧めており、それが結果的に彼女と庭師の男性の縁を取り持ち結婚へと導くことになった。 スティアート王家 [ ] ジオルド・スティアート 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力5 体力4 カリスマ4 魔力4 パワー4 ソルシエ王国の第三王子。 アランの双子の兄。 金髪碧眼の正統派の王子で、ゲームでの攻略対象の一人。 笑顔を絶やさず爽やかな表の顔とは裏腹に、腹黒でドSな性格。 大抵の物事を卒なくこなす一方、退屈な日々を過ごしていたが、8歳の頃にカタリナと衝突して額に怪我を負わせてしまう。 その直前までカタリナを我侭で高慢な令嬢と疎んじていたが、見舞いに訪れた際に額の傷を全く気にしないカタリナに驚き、生まれて初めて自分以外の人間に興味を抱く。 その後、責任を取る形で8歳のカタリナと婚約を交わす。 ゲーム世界ではカタリナに興味を示さず接点を持とうとしなかったが、本作では三日開けずとカタリナに会いに来るようになった。 カタリナの予測不可能な行動の数々に驚きつつ、他の貴族の令嬢たちとは明確に違うと認識し、好意を寄せるようになった。 数年後、傷が消えたからとカタリナが婚約解消を申し出たが、まだ傷は残っていると言い張り、婚約解消はしないと言った。 今では明確にカタリナに恋愛感情を抱いており、初恋の相手であるカタリナを絶対に将来自分の妃にしようとしている。 目下のライバルはカタリナとの一時を必ず邪魔しようとするカタリナの義弟・キースである。 唯一の弱点は。 魔力は火。 アラン・スティアート 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力4 体力4 カリスマ3 魔力4 パワー4 ソルシエ王国の第四王子。 ジオルドの双子の弟。 野性的な風貌を持つ美形で、ゲームでの攻略対象の一人。 幼少の頃は非常に病弱であり、完璧なジオルドと比較され、コンプレックスを抱きながら育つ。 しかし「音楽の神の申し子」と称されるほどの天才的な音楽の才能を持ち、この点に関してはジオルドからも一目置かれているが、コンプレックスから自身がジオルドに勝るものはないと思い込んでいた。 9歳の頃、婚約者のメアリがよく話題にするカタリナに興味を持ち、クラエス家に押しかけて勝負を申し込む。 木登り勝負に負けるも、真っ直ぐな彼女に惹かれていく。 勝負の後、人には向き不向きがあると言われジオルドにも苦手なものがあるとわかり 、兄弟仲は改善していった。 攻略対象の中で唯一、カタリナへの恋愛感情は自覚しておらず、悪ガキ仲間からの延長で悪友という認識だった。 魔力は水。 ジェフリー・スティアート ソルシエ王国の第一王子で、ジオルドとアランの長兄。 銀髪碧眼のアランに比較的似た容姿をしており、適度に気さくでフランクな性格をしていて、遊び人気質にありがちな、どこか抜けた緩い独特な雰囲気を持つ人物。 しかしその実は極度のブラコンであり、執務室に3人の弟達の大型肖像画パネルを飾り、朝昼晩と日々それらに弟達の可愛さに絶叫しながら頬ずりすることを日課としており、彼らが処分した私物をこっそり拝借して蒐集する行為にも手を染めている(自身の婚約者のスザンナには「まごうことなき変態」といわれている)。 王位を継ぐ気は無く、王位継承権をめぐる対立を利用して弟達の害になる者を自分の派閥へ引き込み、彼らを道連れに大自滅を果たして国の将来への禍根を断つ事を目標としている。 イアン・スティアート ソルシエ王国の第二王子で、ジオルドとアランの次兄。 ジオルドに比較的似た容姿をしており、生真面目で杓子定規な人物だが、他人への感情(特に愛情)表現が苦手。 そのためセリーナへの態度もどこか表面的で素っ気ないものが多いが、実際は正式に婚姻を結ぶまで近寄り過ぎないようにしていただけである。 また兄弟にも冷淡だと思われがちであるが、本人には兄弟への親愛の情はある。 ハント侯爵家 [ ] メアリ・ハント 声 - Power gauge:知力4 体力3 カリスマ4 魔力3 パワー2 クラエス公爵家の親戚にあたるハント侯爵家の令嬢(4姉妹の四女)で、アランの婚約者。 赤褐色の髪と瞳が特徴。 しっかりとした強かな令嬢で頭も良く、魔力も高い。 ハント侯爵家の4姉妹の中で唯一後妻の娘であるため、3人の異母姉とは容姿はあまり似ていない。 ゲーム内ではアランに恋い焦がれるも、主人公にアランを潔く譲るアランルートのライバルキャラ。 幼い頃から植物が好きでハント家邸宅の美しい花園をたった一人で作り上げた。 その手腕を見込んだカタリナから農耕の指導を頼み込まれ、不作だったカタリナの畑の栽培環境を見事に改善してみせる。 カタリナからその園芸・農耕スキルを「緑の手」と褒め称えられ、それがきっかけになったのかカタリナを恋慕うようになった。 尤も、本来その言葉はアランが言うはずだったものである。 かつては義姉たちに煙たがられ、気弱でオドオドとした性格だったが、カタリナに相応しい令嬢になろうと努力を積み重ねるにつれて、社交界の華とまで言われるようになった。 今ではカタリナとどこか遠い地方に逃げて二人きりで暮らそうと計画を建てるなどカタリナにぞっこんである。 婚約者のアランに対しての恋愛感情は無く、雑な扱いをすることが多い。 殊更、ジオルドにカタリナを独り占めされないように、アランにジオルドを見張っておくように指示するなど、欲望に忠実かつかなり腹黒い性格になっている。 美少女で、グラマラスな体をしている。 魔力は水。 リリア・ハント 声 - 高田紗希衣 ハント侯爵家の長女で、メアリの異母姉。 年齢はカタリナが9歳の時点で14歳。 蜂蜜色の髪と瞳が特徴で、これはメアリを除く2人の妹(次女〈声 - 〉と三女〈声 - 〉)にも共通している。 アスカルト伯爵家 [ ] ニコル・アスカルト 声 - 、(幼少期) Power gauge:知力5 体力3 カリスマ5 魔力4 パワー3 攻略対象の一人。 伯爵家の長男であり宰相の息子。 黒髪の人形のように美しい見た目を持ち、老若男女問わず魅了する「魅惑の伯爵」。 妹のソフィアを溺愛している。 他人とは違う容姿 後述 をもつ妹を心無い言葉から守ってあげているうちに、周囲の人間から思ってもいない同情をされ、 精神的に疲れ果てていたところを、「二コル様は本当に幸せ者ですわね。 」とカタリナに理解されて、彼女に好意を抱くようになる。 ほかの攻略対象とは違い常識人である故に、カタリナとのこれ以上の関係はあまり望んでいないが、出来るだけ傍にいたいと思っている。 魔力は風。 ソフィア・アスカルト 声 - Power gauge:知力4 体力2 カリスマ3 魔力3 パワー2 ニコルの妹で、ゲーム内ではニコルルートのライバルキャラ。 真っ白な髪と肌、赤い目をもつ絶世の美女。 その容姿から「呪われた子」などと呼ばれ、幼い頃は家に引きこもっていた。 人前に出る練習として出席したお茶会でカタリナと知り合い、共通の趣味であるロマンス小説を通じて友達となった。 屈託なく接してくるカタリナのおかげで性格も明るくなり、自分の容姿を全く気にする様子もないどころか素敵だと褒めてくれたカタリナを慕うようになる。 兄のニコルとも仲が良く、ニコルのカタリナに対する恋愛感情に気づき、カタリナにニコルの良さをアピールしている。 実はカタリナの生前の親友の佐々木敦子が転生した姿。 しかしこのことはカタリナもソフィア本人も気づいていない。 魔力は風。 佐々木 敦子(ささき あつこ) 声 - 水瀬いのり ソフィアの前世で、カタリナの前世と同じ世界(21世紀の日本)で生活をしていた少女。 ソフィアと敦子は別人格として存在しているようである。 親友であるカタリナ(の前世にあたる女子生徒)の事を心から大事に思っており、急死した事に深い後悔の念を抱いていた。 彼女からは「あっちゃん」と慕われていた。 ダン・アスカルト 声 - アスカルト伯爵家の当主で、ニコルとソフィアの父親。 ニコルと同様に黒髪と黒い瞳を持つ美青年。 優秀な人物であるらしく、ソルシエ王国の現国王からは直々に宰相に任命されるほど信頼されている。 娘のソフィアがその外見から周囲に「呪われた子」という中傷を受けても、妻と共に変わらぬ愛情を注いでいる。 ラディア・アスカルト 声 - ダンの妻で、ニコルとソフィアの母親。 淡い金髪と青い瞳を持つ、清楚な雰囲気の美しい女性。 魔法学校 [ ] マリア・キャンベル 声 - Power gauge:知力4 体力3 カリスマ4 魔力5 パワー2 ゲーム『FORTUNE・LOVER』の主人公。 平民でありながら国で希少な光の魔力を持つ。 美少女で、穏やかで謙虚な性格。 お菓子作りが得意。 5歳の頃に光の魔力を発動させ、母(声 - )は貴族との不貞を疑われ笑顔をなくし、父も後ろ指を指されるのを嫌って家に戻らなくなり、同級生からも遠巻きにされるようになった。 いい子にしていれば変わってしまった関係を元に戻せると努力したため、勉強や家事などにおいて非常に優秀である。 しかし「光の魔力を持っているからズルしている」と言われ、魔法学園でもそれは変わらなかった。 他の令嬢から嫌がらせを受けているところをカタリナに助けられ、優秀なのはマリアが努力しているからだと気づいてくれたカタリナから友達にならないかと言われる。 気になる異性もいないらしく、マリア本人はずっとカタリナのそばにいたいとカタリナをとても慕っている様子である。 鮮やかな赤毛と灰色の瞳が特徴で、子犬のような愛らしい雰囲気を持つ美少年。 カタリナより一つ年上の魔法学園二年生で、学問も魔力もトップの成績優秀者であるため、生徒会長に任命されている。 優しくお茶を入れるのが得意で、書類作業もお手の物。 実はゲーム内の隠し攻略キャラであり、本名はラファエル・ウォルト。 元々はディーク侯爵家の当主である父とディーク侯爵家で働いていたメイドの母(声 - )の間に生まれた息子であり、(本物の)シリウス・ディークの異母兄弟である。 父から離れて母子2人で生活していたが、幼い頃に病弱で余命わずかなディーク侯爵の息子・シリウス の意識を、闇の魔法によってラファエルへ移し替えるという侯爵夫人(声 - )の画策に巻き込まれてしまう。 その結果、闇の魔法による儀式の生贄としてラファエルの母親は殺され、ラファエルはシリウスの記憶を植え付けられてしまう。 だが、この魔法は不完全であり、シリウスの記憶をラファエルに植え付けることには成功したものの、意識はラファエルのままだった(本物のシリウスはこの時に他界している)。 そして、母親が殺されたときに禁断の闇の魔力を手に入れてしまい、以後はシリウス・ディークとして生き、自分をシリウスだと思い込んでいる侯爵夫人の目を欺きつつ、復讐の機会をうかがっていた。 亡き母の面影を感じさせるカタリナに心を乱され、闇の魔力で生きながらも永遠に眠る状態にしてしまうが、目が覚めた後にラファエルを責めないカタリナに困惑する。 カタリナに「辛いときはそばにいるわ」という言葉と本当の名前を呼ばれたことで、自分の心を操っていた闇の魔力が浄化された。 その後は学園を去り魔法省で働いている。 カタリナのそばに許される限り一緒にいたいと思っている。 本来の魔力は風。 ジンジャー・タッカー カタリナ達より1歳年下の後輩で、生徒会メンバーの1人。 タッカー男爵家の庶子。 12歳の時に発現した風の魔力こそ相当弱いものの、ここ数十年でトップクラスの学力を修めた秀才であり、ジオルドによれば様々な組織が卒業後に迎え入れる人材として注目するほどの逸材。 フレイ・ランドール カタリナ達より1歳年下の後輩で、生徒会メンバーの1人。 ランドール侯爵家出身。 なんでもはっきり言いがちで敵を作りやすいジンジャーが唯一気軽に話せる相手で、よく2人で行動している。 魔法の才能に秀で国一番の秀才とすら呼ばれる才媛。 その正体は魔法省の上級職員かつ魔法研究者であり、ラファエルの上司。 自身の姿を変化させる変装魔法を得意とし、あらゆる姿で様々な場所に忍び込み情報を収集・敵対勢力を撹乱させる隠密行動や、自身の部署のスポンサーの要望に沿ったマジックアイテムの開発などを行っている。 その魔法研究に一生を捧げる姿勢をジェフリーに見込まれ、彼の婚約者になった。 その一方でデスクワークに関してはほとんどラファエルに丸投げしている。 ランチェスター伯爵家の次男で、魔法省の魔力・魔法研究室の部署長。 真面目な堅物だが、実際は辺境にある名ばかりの伯爵家の出身。 魔法学園卒業後は家族の生活費の為に魔法省に就職するも、今更素の自分を出せずにかなりストレスを抱えており、魔法省の隠し部屋で農作物を育てる時間が唯一の癒し。 女性が苦手であったが、カタリナとは農業という共通の趣味で意気投合し、マリアとも打ち解けている。 マリアと同じ街出身の平民で、魔力こそ持たないもののその知識は他の職員の誰も追随しえないほどの天才。 実家はかなりの貧乏で学校にも満足に通えなかったが、周囲を見返す為に努力を重ねた結果、飛び級を重ね入庁試験で有無を言わさぬ結果を叩き出して魔法省入りした努力家。 そのため当初はカタリナのことを、本人資質による推薦によって魔法省に入って来た上に「貴族の道楽で入職した」と噂されていたことからあまり快く思っていなかったが、実際に出会った彼女の人柄に触れてその認識を覆し、彼女や自分を気にかけてくれたマリアの事を慕うようになる。 元々は異国のスラム出身の孤児で、ソラという名前もそこで出会った男から瞳の色にちなんで付けられた物。 ソルシエ王国の次期王位継承問題でジェフリー派に属していたデービッド・メイスンの命によって魔法の実験体にされ、闇の魔力を得た。 その後バーグ公爵家にルーファス・ブロードという偽名で潜入し、そこでセリーナのコンプレックスを刺激した上で焚き付けてカタリナの誘拐騒動を引き起こし、カタリナの解放と引き換えにジオルドの継承権放棄を求めたが、カタリナに惚れたことで失敗に終わり逮捕される。 その後はラファエルの部下となっている。 魔力は火だがあまり強くなく、正規の教育を受けていないために知性も弱い。 レジーナ 魔法省の職員であることを隠しつつ『港のレストラン』を経営している。 ラーナとは同期で、初めに配属された部署も同じだった。 その他 [ ] セリーナ・バーグ バーグ公爵家の長女で、イアンの婚約者。 心優しく大人しい人物だが、それゆえに個性に弱く影が薄いことがコンプレックス。 トマス・コールマン コールマン子爵家の息子で、キースの異母兄。 傲慢な性格で、幼少期のキースに嫌がらせを繰り返してきた。 キースがクラエス公爵家に引き取られた後も、その傲慢な性格故に上手くいかない事があると周りのせいにして当たり散らしてきた為、いつしか実弟に追い抜かれ、それでも自分の非を認めなかった為に父と弟によって僅かな金銭と粗末な一軒家だけを与えられてコールマン家を追放された。 日に日に貧相になっていく生活の中で、偶然にも公爵家の跡取りとなったキースを見かけ、かつて娼婦の息子として見下していた異母弟の裕福で幸せそうな姿を見てキースへの憎しみが増長、それを闇の魔法の生贄にしようと目論んだサラに利用され、キースを誘拐する。 だが、それに気付いたカタリナ達によりキースを奪還され、闇の魔力の吸収源となった反動で死亡した。 サラ 強い闇の魔力を持つ謎の少女。 キース誘拐事件、森の狸事件、男爵令嬢誘拐事件などに関与し、闇の契約の書を手に入れようとしている。 ポチ カタリナのペットとなった黒い犬。 その正体はサラがキースを実験体にして作り出そうとした闇の使い魔。 マーシャ・キャトリー ジオルドの元婚約者候補だった侯爵令嬢で、婚約者の座を奪ったカタリナを憎んでいる。 セザール・ダル エテェネル王国の現国王王弟。 用語 [ ] FORTUNE・LOVER 本作の舞台となる乙女ゲーム。 平民でありながら希少な光の魔力を発現したために魔法学校に入学することになったマリア・キャンベルが4人の貴族の男子生徒と1年に渡り恋愛劇を繰り広げる。 本来はカタリナ・クラエスはジオルド、キース、逆ハーレムルートでライバルキャラとして登場し、マリアに対し執拗な嫌がらせを仕掛けるが、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡する。 魔法学校卒業後、魔法省に就職したマリアが新たな恋愛劇を繰り広げる。 前作の攻略対象キャラに加え、新たな攻略対象キャラも登場。 本来はカタリナは国外追放後に闇の魔力を会得し、「謎の女」として復讐のために魔法省に潜入しマリアをつけ狙うが、最終的には封印投獄かマリアとの相討ちで死亡する。 ソルシエ王国 本作の舞台となる剣と魔法の国。 スティアート王家が統治する王国で、アスカルト伯爵家の当主ダン・アスカルトが宰相を務めている。 成人年齢は15歳とされており、魔力発現者は貴族平民問わず15歳を迎えた翌年に魔法学園へ入学する。 また、発現するのはほとんどが貴族であり、マリアは実に10年ぶりの平民出身者。 そのため、平民から出た場合は貴族の隠し子と疑われることも少なくない(事実キースとラファエルは貴族の隠し子である)。 またこれとは別に、 闇の魔力が存在しており、精神操作や闇の使い魔の作成・使役などが可能であるが、他の魔法と異なり他者の命を犠牲にして儀式を行うことで後天的に身に付ける物のため、一般的にその存在はほとんど知られていない。 既刊一覧 [ ] 小説 [ ]• 山口悟(著)・(イラスト)『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、〈〉、既刊9巻(2020年4月20日現在)• 2015年8月25日発売、• 2015年9月19日発売、• 2016年2月20日発売、• 2016年7月20日発売、• 2017年5月20日発売、• 2018年3月20日発売、• 2019年7月20日発売、• 2巻以降は、前巻の表紙カバー下のおまけイラストをモチーフとしている。 ( 2020年6月) 2020年4月から6月まで第1期がほかにて放送された。 2021年に第2期が放送予定。 原作でカタリナ以外が語り手となる章の一部は、本編を補完するボイスドラマとして製作会社であるのYouTube公式チャンネルにて公開されている。 アニメ公式ページにて、ボイスドラマ、カタリナ脳内会議、カタリナと学ぼう、10の質問等の動画が公開されている。 また、放送中の一迅社CMとして、カタリナが魔法召喚した農夫「土おじさん」が実際に畑で農作物を育てる実写30秒「カタリナ農場」が流されている。 スタッフ [ ]• 原作 - 山口悟• キャラクター原案 -• 監督 - 井上圭介• シリーズ構成 - 清水恵• キャラクターデザイン・総作画監督 -• プロップデザイン - 澤入祐樹• 美術監督 - 込山明日香• 色彩設計 - 重冨英里• 3Dディレクター - 小笠原努• 撮影監督 - 衛藤英毅• 編集 - 瀧川三智• 音響監督 -• 音楽 - 、、斎木達彦、、• 音楽プロデューサー - 水田大介• 音楽制作 -• 音楽協力 - 、日音• プロデューサー - 西啓、青井宏之、神宮司剛史、諏訪豊• アニメーションプロデューサー - 金子逸人• アニメーション制作 -• 製作 - はめふら製作委員会 主題歌 [ ] 「乙女のルートはひとつじゃない!」 による第1期オープニングテーマ。 作詞はatsuko、編曲はKATSU、作曲は両者の共同による。 サビの直前にのフレーズを用いている。 「BAD END」 による第1期エンディングテーマ。 作詞は、作曲は、作曲および編曲はDJ first。 「君の影、オレンジの空」 angelaによる第1期11話挿入歌。 作詞はatsuko、編曲はKATSU、作曲は両者の共同による。 各話リスト [ ] 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 初放送日 第1期 第1話 前世の記憶を思い出してしまった… 清水恵 井上圭介• 遠藤大輔• 父ルイジはカタリナの思い込みが激しく周りが見えなくなりやすいところは母ミリディアナからの遺伝だと感じており、またクラエス公爵家の庭師であるトムはカタリナの身分差を気にせず誰にでも別け隔てなく接する朗らかで明るい性格にクラエス公爵家の先代当主(カタリナの父方の祖父)の面影を感じている。 破滅フラグを回避するために、困難に直面した時は自分の脳内で「作戦会議」を行っている。 ここでは議長・議員・書記ら数名のカタリナ(アニメ版では議長・弱気・強気・真面目・ハッピーの5人)を招集し、自身の前世の記憶などに基づいて対策を考えるのだが、議論しているのは全員同一人物であるためどこかズレた解決策になってしまう場合が多い。 生徒会メンバー以外で愛好会があるのはカタリナだけである。 6人の攻略対象や他女性陣から想いを寄せられてるため、モテてはいる。 カタリナがキースに関連した自身の破滅フラグを回避する目的以外にも、元々カタリナが前世の頃から「弟か妹ができたら可愛がってあげたい」と思っていた、という事情も関係している。 ゲーム世界では逆にカタリナから「額に傷が残っている」と言われ、渋々婚約を継続していた。 この際にカタリナがオモチャのヘビをジオルドに投げつけ、飛び退くほどに驚かせた。 アニメ版の声優は第11話で初めて公開された(クレジット表記は「あっちゃん)。 敦子は第3話 - 第10話にも登場するが声優は非公開(クレジット表記なし)。 ラファエルとシリウスは見た目がよく似ていた。 小説版第5巻では「光」と誤植されていた。 現在は修正済み。 ルイーズは誤植 出典 [ ]• 2019年7月18日. 2019年7月18日閲覧。 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 ラノベニュースオンライン 2020年6月4日. 2020年6月5日閲覧。 2019年10月20日. 2019年10月20日閲覧。 2020年1月22日. 2020年1月22日閲覧。 2020年3月11日. 2020年3月11日閲覧。 2020年2月19日. 2020年2月19日閲覧。 シリウスの記憶をラファエルに移し替えた時、儀式の実行犯だった黒装束の男(声 - )は口封じのため侯爵夫人によってその場で殺害されており、彼の侯爵夫人への憎悪や復讐心がラファエルに憑依していた。 この男の怨念がラファエルに偽りの記憶を植え付け、彼が侯爵夫人への復讐へと走るように操っていたが、カタリナの言葉をきっかけにラファエルが本物の記憶を取り戻し、復讐を望まなくなったことでこの怨念は消滅した。 同時に、ラファエルは闇の魔力を失った。 2020年6月21日. 2020年6月21日閲覧。 スパイス 2020年3月13日. 2020年3月13日閲覧。 2019年12月31日. 2019年12月31日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年1月23日閲覧。 2020年4月3日. 2020年6月21日閲覧。 2020年6月21日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年3月12日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト. 2020年3月22日閲覧。 外部リンク [ ]• hamehura -.

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